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<player>.datは、個々のプレイヤーの状態を保存するためにサーバーによって使用されるファイルである。このフォーマットは、シングルプレイのプレイヤーの状態を保存するlevel.datファイルでも使用される。これは、シングルプレイのプレイヤーと同じ名前の<player>.datファイルをオーバーライドする。これらのファイルはNBTフォーマットで記述される。

NBT の構造

  • ルートタグ。level.datファイルでは、このタグは "Player"と呼ばれる。
    • idCustomName、および CustomNameVisible のタグを除くエンティティのすべてのタグ。
    • HandItemsArmorItemsDropChancesCanPickUpLootPersistenceRequiredLeashed、および Leash のタグを除く Mob のすべてのタグ。
    •  DataVersion: プレイヤーのNBTの構造のバージョン。正式版やスナップショットのリリースごとにバージョンが上がる。
    •  Dimension: プレイヤーが存在するディメンション。-1はネザー、0はオーバーワールド、1はエンドである。 他の値は0と解釈される。
    •  playerGameType: プレイヤーのゲームモード。0はサバイバル、1はクリエイティブ、2はアドベンチャー、そして3はスペクテイターである。
    •  Score: 死亡時に表示されるスコア。
    •  SelectedItemSlot: プレイヤーの選択したホットバーのスロット。
    •  SelectedItem: Slot タグを除き、プレイヤーが現在所持しているアイテムのデータ。
    •  SpawnX: 下記参照
    •  SpawnY: 存在しない可能性がある。このタグはプレイヤーのベッドの座標であり、プレイヤーがこれらの座標でスポーンするための有効なベッドがない状態でリスポーンを試みた場合にのみ削除される。これらのタグは、これらの座標でベッドを壊すことや、プレイヤーの死によっての影響は受けない。
    •  SpawnZ: 上記参照
    •  SpawnForced: 1または0 (true/false) - 存在しない可能性がある。trueであれば、ベッドが見つからなくても上記の座標でスポーンする。
    •  SleepTimer: プレイヤーがベッドにいたティック数。 効果はない。
    •  foodLevel: 満腹度ゲージの値、20が最大。満腹度を参照。
    •  foodExhaustionLevel: 満腹度を参照
    •  foodSaturationLevel: 満腹度を参照
    •  foodTickTimer: 満腹度を参照
    •  XpLevel: 経験値ゲージに表示されるレベル。
    •  XpP: 経験値ゲージの次のレベルまでの進捗率/パーセント。
    •  XpTotal: プレイヤーが収集した経験値の総量。 死亡時のスコアに使用される。
    •  XpSeed: エンチャントテーブルで次のエンチャントを決定するために使われる乱数種。
    •  Inventory: このリストの各compoundタグは、プレイヤーのインベントリのアイテムである(注:インベントリ内が空の場合、リストタイプが予期せぬ値になる可能性がある)。
      • インベントリ内のアイテムには、Slot タグが含まれる。スロットには0〜26の番号が付けられている。
    •  EnderItems: このリストの各compoundタグは、プレイヤーのエンダーチェストのインベントリ内のアイテム27スロット分である(注:チェスト内が空の場合、リストタイプが予期せぬ値になる可能性がある)。
      • インベントリ内のアイテムには、Slot タグが含まれる。スロットには0〜26の番号が付けられている。
    •  abilities: プレイヤーの能力。
      •  walkSpeed: 歩行速度、常に0.1。
      •  flySpeed: 飛行速度、常に0.05。
      •  mayfly: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーが飛べる場合を指す。
      •  flying: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーが飛んでいる場合を指す。
      •  invulnerable: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーが、奈落のダメージを除く全てのダメージの影響を受けない場合(/kill コマンドによるダメージは奈落ダメージと同じ扱い)を指す。
      •  mayBuild: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーがブロックを設置、破壊できる場合を指す。
      •  instabuild: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーがすぐにブロックを破壊することができる場合を指す。
    •  enteredNetherPosition: 省略可能。プレイヤーがネザーに入ったオーバーワールドの座標で、進捗minecraft:nether_travelのトリガーとなる。このタグは、プレイヤーがオーバーワールドのネザーポータルからネザーに入るたびに設定される。ネザーのポータルからオーバーワールドに戻ってもこのタグが消されたり更新されることはない。ポータルを使わずにネザーに入ってもこのタグが更新されることはない。ジ・エンドにポータルを設置してネザーに入った場合に、このタグが除去される[注釈 1]
      •  x: X座標
      •  y: Y座標
      •  z: Z座標
    •  RootVehicle: プレイヤーが乗っているルートエンティティ。
      •  AttachLeast: プレイヤーが乗っているエンティティのUUIDの下位側。
      •  AttachMost: プレイヤーが乗っているエンティティのUUIDの上位側。
      •  Entity: ルートエンティティのNBTデータ。
    •  ShoulderEntityLeft: プレイヤーの左肩にいるエンティティ。 常にオウムのように表示される。
    •  ShoulderEntityRight: プレイヤーの右肩にいるエンティティ。 常にオウムのように表示される。
    •  seenCredits: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーがエンドポータルを介してオーバーワールドに移動した場合を指す。
    •  recipeBook: プレイヤーがロックを解除したレシピを詳述するJSONオブジェクトが含まれている。

アイテムのフォーマット

アイテムのフォーマットは、プレイヤーのインベントリ、エンダーチェスト用のインベントリ、チェストのタイルエンティティ、ドロップアイテムのエンティティ、かまどのタイルエンティティ、醸造台のタイルエンティティ、村人の取引レシピ、といったものに使われる。チェストのように格納されるスロットを特定する必要のあるものではSlotタグが使われる。それ以外の、例えばドロップアイテムなどでは、Slotタグは存在しない。

  • 上位のタグ。
    •  Count:スロットにスタックされたアイテムの数。通常スタックできない道具、防具、トロッコなどもこのタグを含む。0以下のときは空気とみなされる。
    •  Slot:アイテムのあるスロット番号。チェストやプレイヤーのインベントリなど、スロットを必要とする場合のみ使用される。
    •  idアイテム/ブロックID。指定されていない場合、空気とみなされる。
    •  tag: アイテムに関する追加データ。アイテムの種類によってさまざまなタグが存在しており、それぞれの詳細は以降を参照。

共通タグ

耐久度を持つアイテムは、耐久度が減らなくなる状態にできる。加えて、アドベンチャーモード用に、破壊できるブロックを限定することもできる。

  •  tag: 親タグ
    •  Damage耐久値の減耗量。デフォルトは0。
    •  Unbreakable:1か0(true/false)で指定する。trueであれば、そのアイテムは使っても耐久度が減らない。
    •  CanDestroy:このアイテムがアドベンチャーモードで破壊可能なブロックのリスト。
    •  CustomModelDataアイテムのモデルの定義ファイルの overridesの使用条件となるタグである"custom_model_data"の値として使用される。

ブロックタグ

ブロックアイテムは、アドベンチャーモード用に、設置先のブロックを限定することができる。さらに、設置された時のタイルエンティティNBTタグを指定することもできる。

  •  tag: 親タグ
    •  CanPlaceOnアドベンチャーモードでこのブロックを設置可能なブロックを指定する。
    •  BlockEntityTag:ブロックが置かれた時に適用されるブロックエンティティのNBTタグ[1]クリエイティブctrl(Macでは⌘ Cmd)を押しながらブロック選択した時のブロックエンティティのデータを格納するために使われる。
    •  BlockStateTag: 設置した時にブロックに適用されるブロック状態とその値の組をすべて集めたコンパウンド。
      •  Block state key: ブロック状態の値。例:facing: "east"

エンチャント

アイテムがエンチャントを保持するには2つの形態がある。1つは、エンチャントされた道具などであり、この場合はエンチャントがアイテムの振る舞いに効力を及ぼす。もう1つは、エンチャントの本であり、こちらはアイテムの振る舞いに影響しない。この他に、金床の利用ごとに修繕コストを増やすためのRepairCostタグが存在する。

  •  tag: 親タグ
    •  Enchantments: アイテムに付与されたエンチャントのリスト。ここで設定したものはアイテムの振る舞いに影響する。
      • : 各々のエンチャント
        •  id: エンチャントの名前。
        •  lvl: エンチャントのレベル。1はレベル1を表す。
    •  StoredEnchantments: エンチャントの本に格納されたエンチャントのリスト。
      • : それぞれの格納されたエンチャント。Enchantmentsと同じ構造。
    •  RepairCost: 金床で修理/合成/名付けをする時に基礎レベル消費量に加算されるレベル

エンチャントの本以外にStoredEnchantmentsタグを付与しても、その内容はツールチップに表示されない。一方、Enchantmentsタグを付与した場合はその内容がツールチップに表示され、アイテムを光り輝やかせる(例えそのエンチャントが意味のないものだったとしても)。

属性修飾子

あらゆるアイテムに、装備したプレイヤー/モブの属性に影響する修飾子を設定できる。アイテムがバニラのデフォルトの属性修飾子を持つ場合、ここで設定したタグが優先されることに注意(例えば、空のAttributeModifiersを与えたダイヤの剣にはダメージを増加する効果が無くなる)。また、バニラのデフォルトの属性修飾子はこのタグを使わないので、自然に生成されたアイテムにはAttributeModifiersタグが存在しないことに注意。

  •  tag: 親タグ
    •  AttributeModifiers:このアイテムが持つ属性補正値すべてを含むリスト。
      • :個々の補正値に関する情報を含むコンパウンド。
        •  AttributeName:この補正値が作用する属性。
        •  Name:補正値の名称。コマンドの結果として返ってくるメッセージに表示される以外の機能はない。
        •  Slot:どのスロットに配置されたときにこの補正値が所持者であるエンティティに効果を発揮するかを指定する値。「mainhand(利き手)」「offhand(オフハンド)」「feet(足)」「legs(脚)」「chest(胴体)」「head(頭)」のいずれかの値で指定する必要がある。
        •  Operation:補正値の補正形式。詳細は当該項目を参照のこと。
        •  Amount:補正値の補正度合いを指定する値。
        •  UUID:補正値のUUID。四整数形式で記述されており、アイテムの着脱時にどの補正値の効果がエンティティに対して発動・解除したのかを識別するために使用される。バニラで使用される補正値にはそれぞれ固有のUUIDが設定されているが、他のUUIDと被らず、且つUUIDの値の形式を満たしていればどんな値でもよい。

ポーションの効果

ポーションスプラッシュポーション残留ポーション効能付きの矢は、CustomPotionEffectsタグでステータス効果をカスタマイズできる。ステータス効果は複数付与できる。Potionタグがある場合、Potionタグで指定したポーションのデフォルトの効果に、CustomPotionEffectsタグのステータス効果が追加で与えられる。ポーションの色もCustomPotionColorタグで変更できる。

  •  tag: 親タグ
    •  custom_potion_effects: このポーションまたは効能付きの矢が持つカスタムのポーション効果のリスト。
      • それぞれの効果
        •  id: ステータス効果の名前空間ID
        •  amplifier: ステータス効果のレベル。ただしレベル1の値が0となる。負のレベルを設定した場合についてはこちらを参照。省略可能であり、省略した場合レベル1となる。
        •  duration: ティック単位でのステータス効果の持続時間。-1のとき永続となる。省略可能であり、省略した場合1ティックとなる。
        •  ambient: 1 or 0 (true/false) - ステータス効果をビーコンで与えられたものとして扱うかどうか。省略可能であり、デフォルトはfalseである。バグのため、スプラッシュポーションでは効果がない。
        •  show_particles: 1 or 0 (true/false) - ステータス効果がパーティクルを発生するかどうか。省略可能であり、デフォルトはtrueである。バグのため、スプラッシュポーションでは効果がない。
        •  show_icon: 1 or 0 (true/false) - trueならステータス効果のアイコンを表示する。falseなら表示しない。
    •  Potion: バニラのデフォルトの種類のポーションを指定するためのタグ。デフォルトのポーション効果の名前ステータス効果の名前とは異なる。例えば、"即時回復 II"のポーションに対するこのタグの値は"minecraft:strong_healing"である。ポーションないし効能付きの矢の名前はこのタグの内容に応じて付けられ、デフォルトではminecraft:emptyとなって「クラフト不可能な~」の名前を与える。
    •  CustomPotionColor: アイテム自体と、エリアの効果雲、矢、スプラッシュポーションおよび残留ポーションのパーティクルに使われる色。ただし、効果を受けたエンティティが発するパーティクルの色には適用されない。カラーコードの数値は以下の式で計算できる:<<16 + <<8 + 。0x00FFFFFFを超える正の値については最上位バイトが無視され、負の値は白として扱われる。

クロスボウ

クロスボウは装填されたアイテムを記録するためにNBTデータを利用する。

  •  tag: 親タグ
    •  ChargedProjectiles: クロスボウに装填されたアイテム。通常は1エントリだが、拡散のエンチャントが付いている場合は3エントリになる。
      • : 装填されたアイテム
        • すべてのアイテムに共通するタグ
    •  Charged: クロスボウが装填済みかどうか

表示用プロパティ

革の鎧の色や、全てのアイテムにおける表示名と説明文をカスタマイズできる。ツールチップで隠したい情報を設定することもできる。

  •  tag: 親タグ
    •  display: 表示用プロパティ
      •  color: 革の防具の色。ツールチップには、拡張ツールチップ[2]がオフの場合「染色済み」が、そうでなければ16進数での色の値が表示される。カラーコードの数値は以下の式で計算できる:<<16 + <<8 + [3]
      •  Name: アイテム名の表示に使われるJSONテキスト
      •  Lore: アイテムの説明文に使われる文字列のリスト
    •  HideFlags: ツールチップで表示させない情報を指定するビットフィールド。1の位はエンチャント、2の位は属性補正値、4の位は不可壊、8の位は破壊可能なブロック、16の位は設置可能なブロック、32の位は様々な他の情報(ポーション効果、エンチャントの本のエンチャント、記入済みの本の複写段階著者、花火の星のExplosionやロケット花火のFireworks、地図のツールチップなど)、64の位は革の防具の色、128は防具装飾である。対応する位の数が1である場合は非表示になり、0である場合は表示される。10進数では非表示にしたい要素に対応する位の値をすべて足し合わせればよく、例えばエンチャントと属性補正値を非表示にする場合は1+2より3を指定すればよい。すべてを非表示にするには255を指定する。

記入済みの本

本と羽根ペンおよび記入済みの本は、本の内容を保持するためpagesタグを使用している。記入済みの本のみtitleauthorgenerationタグを持つ。

  •  tag: 親タグ
    •  filtered_pages: [要調査]
    •  filtered_title: [要調査]
    •  resolved: 省略可能。作成後最初に本を開いた時にに作成され、1にセットされる。上位のコンポーネントでの確定を行うかどうかを決定するために使用される。
    •  generation: 本の複写段階。0:オリジナル、1:オリジナルのコピー、2:コピーのコピー、3:ボロボロ。1より大きい値を持つ本はコピー不可である。このタグが存在しない場合、オリジナルとして扱われる。通常のゲームプレイで「ボロボロ」になることはないが、「ボロボロ」は「コピーのコピー」と同じ動作になる。
    •  author: 記入済みの本の著者
    •  title: 記入済みの本のタイトル。 Nameが設定されている場合はそちらが優先され、ロックしたチェストの開錠に使うことはできない。
    •  pages: 本のページのリスト

プレイヤーの頭

プレイヤーのはプレイヤー名でスキンと紐付けられている。手に持っている頭にもスキンの変更が適用される。この節では、"owner"はそれが誰の頭かを指し、"holder"はその頭を持っているプレイヤーを指す。

  •  tag: 親タグ
    •  SkullOwner:テクスチャに使用するプレイヤーのユーザー名。現時点のデータを用いて、 SkullOwnerの値に変換される。
    •  SkullOwner: ownerの別の定義。地面に置かれた頭ではOwnerとなることに注意。
      •  Id: ownerのUUID。省略可能。ownerの名前が変わった時に、チャンクロードやholderのログインのタイミングで他のタグを更新するために使われる。
      •  Name: ownerのユーザー名。タグが存在しないか空の場合、Steveの頭として見えるようになる。空でない場合、スキンをキャッシュにダウンロードおよび格納するために使われる。正しいプレイヤー名である必要はないが、空白のみの値は受け付けられない。
      •  Properties
        •  textures
          • : 個々のテクスチャ
            •  Signature: 省略可能
            •  Value: Base64エンコードされたJSONオブジェクト[4]
              •  timestamp: ミリ秒単位のUNIX時間(省略可能)。そのプレイヤーがいつ使用していたスキンを反映するかを決定する。
              •  profileId: ハイフンを除いたプレイヤーのUUID(省略可能)
              •  profileName: プレイヤー名(省略可能)
              •  isPublic: 省略可能
              •  signatureRequired: 省略可能
              •  textures
                •  SKIN
                  •  url: textures.minecraft.net上のプレイヤーのスキンのURL
                  •  metadata
                    •  model:プレイヤーのスキンのモデル。「classic」と「slim」の2種類がある。
                •  CAPE: 省略可能
                  •  url: プレイヤーのマントのURL(サイズが64x32のPNGファイル)
    •  note_block_sound: 音符ブロックの上に設置したときに鳴るサウンドイベント。

花火

花火はその効果に関する情報を保持するためにタグを使用する。

  •  tag: 親タグ
    •  Explosion: 花火の星用のタグ
      •  Flicker: 1 or 0 (true/false) - trueであれば打ち上げた時に爆発後のパチパチという効果(グロウストーンダスト)が得られる。このタグは存在しない場合がある。
      •  Trail: 1 or 0 (true/false) - trueであれば打ち上げた時に爆発後の軌跡を描く効果(ダイヤモンド)が得られる。このタグは存在しない場合がある。
      •  Type: 花火の形。0:小玉、1:大玉、2:星状、3:クリーパー状、4:破裂。他の値は「不明な形状」と表示され[5]、小玉として描画される。
      •  Colors: 花火の爆発の最初の色に対応する整数値の配列。カスタムカラーコードを使った場合、ツールチップでは「カスタム」と表示されるが、打ち上げ時には正しい色で描画される。整数値のフォーマットは表示用プロパティcolorと同じである。
      •  FadeColors: 花火の爆発の褪色に対応する整数値の配列。Colorsと同じフォーマット。このタグは存在しない場合がある。
    •  Fireworks: ロケット花火用のタグ
      •  Flight: 飛翔時間(クラフト時に使った火薬の量)。-128から127の値をとる。
      •  Explosions: この花火によって発生する爆発を表すcompound型のリスト
        • 上で説明している、花火の星のExplosionと同じフォーマット

防具立てとスポーンエッグ

防具立てスポーンエッグは固有のエンティティ情報を持つ。

  •  tag: 親タグ

魚入りバケツ

魚入りバケツは固有のエンティティ情報を持つ。

  •  tag: 親タグ
    •  BucketVariantTag: バケツに入っている熱帯魚の Variantのデータ(サイズ、模様、体色を決定する)。熱帯魚のバケツにのみ適用される。
    •  EntityTag: バケツから出したMobに適用されるエンティティデータ。熱帯魚のデータを含む場合、BucketVariantTagのデータを上書きする。この内容は tag下に直接記述した場合も同様に機能する。

地図

地図の拡大率などが格納される。

  •  tag: 親タグ
    •  map: 地図の番号
    •  map_scale_direction: 地図を拡大する時に内部的に使われ、その後除去される値。クラフト時に地図の拡大率を増加させる量で、常に1。
    •  map_to_lock:1か0(trueかfalse)の値をとるブール値。製図台から取り出した際に地図をロックするべきかどうかを示す値で、内部的に地図のロックが完了したら速やかに削除される。
    •  Decorations: 地図に表示するアイコンのリスト。このタグはワールドがリロードされるまで削除/変更されることがない。
      • 各々のアイコン
        •  id: アイコンに付けられた任意の名前
        •  type: 表示するアイコンの数値ID(アイコンと数値ID一覧
        •  x: アイコンのX座標
        •  z: アイコンのZ座標
        •  rot: アイコンの回転角。0.0から360.0の値を取る。上下逆さまの角度0から始まる時計回り方向の角度。
    •  display
      •  MapColor: 地図のアイテムアイコンにおける模様の色

怪しげなシチュー

怪しげなシチューポーション効果を格納する。

  •  tag: 親タグ

デバッグ棒

デバッグ棒は各々のブロックを変更するためにブロック状態をNBTに格納する。

  •  tag: 親タグ
    •  DebugProperty: デバッグ棒が変更するブロックとその情報のリスト。
      •  Block ID: 変更する状態名。例:"minecraft:oak_fence": "east".

インベントリのスロット番号

NBTエディタで編集する時などに使用するインベントリのスロット番号

歴史

Clock JE3
この節は内容の更新を必要とします。 
この節を更新して、最近のアップデートや新たな情報を反映してください。
詳細:過去の歴史についての記述が大きく不足しています。
Java Edition
1.7.2?ツールにUnbreakableタグが追加された。
1.814w06aツールにCanDestroyが追加された。
アイテムにHideFlagsが追加された。
14w07a全ブロックにBlockEntityTagが追加された。
14w10aHideFlagsに第5ビットが追加された。これはポーション効果を隠すものである。
14w33a全アイテムにSelectedItemが追加された。
1.12pre1プレイヤーにenteredNetherPositionが追加された。これはminecraft:nether_travelのトリガーとなるものである。
1.1318w01aNameタグがテキスト要素になった。
LocNameタグが削除された。LocName:"gui.toTitle"の代わりにName:"{\"translate\":\"gui.toTitle\"}"を使うようになった。
18w21aenchタグがEnchantmentsにリネームされた。
1.1418w43aLoreタグがテキスト要素になった。
19w06aアイテム状態のブロックにBlockStateTagが追加された。
1.16.220w27aAdded Flag 64 to HideFlags to hide "Dyed" on leather armor.[6]

脚注

  1. ブロックエンティティを使用するブロックでなければ、このタグは何の効果もない。
  2. (訳者註)F3 + Hで表示できる「高度な情報」のこと。
  3. 0x00FFFFFFを超える正の値については最上位バイトが無視され、負の値は白として扱われる。
  4. FVbicoとSteven W.d.V.のコメントがMC-51003にある。
  5. (訳者註)1.12までの話。1.13以降は「小玉」と表示される。
  6. MC-49476

注釈

  1. エンドでネザーポータルを作成することはできないので、/setblockなどでポータルを設置した場合のことを言っている。ただし、Java Edition 1.13.2で試した限りでは、エンドのネザーポータルに入ったタイミングではなく、エンドポータルからエンドに入ったタイミングでこのタグが消える。
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