<player>.datは、個々のプレイヤーの状態を保存するためにサーバーによって使用されるファイルである。このフォーマットは、シングルプレイのプレイヤーの状態を保存するlevel.datファイルでも使用される。これは、シングルプレイのプレイヤーと同じ名前の<player>.datファイルをオーバーライドする。これらのファイルはNBTフォーマットで記述される。
NBT の構造[]
- ルートタグ。level.datファイルでは、このタグは "Player"と呼ばれる。
- id、CustomName、および CustomNameVisible のタグを除くエンティティの汎用のタグ。
- すべてのエンティティに共通するタグ
- HandItems、ArmorItems、DropChances、CanPickUpLoot、PersistenceRequired、Leashed、および Leash のタグを除くMobの汎用のすべてのタグ。
- すべてのMobに共通するタグ
- abilities: プレイヤーの能力。
- walkSpeed: 歩行速度、常に0.1。
- flySpeed: 飛行速度、常に0.05。
- mayfly: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーが飛べる場合を指す。
- flying: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーが飛んでいる場合を指す。
- invulnerable: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーが、奈落のダメージを除く全てのダメージの影響を受けない場合(
/kill
コマンドによるダメージは奈落ダメージと同じ扱い)を指す。 - mayBuild: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーがブロックを設置、破壊できる場合を指す。
- instabuild: 1または0 (true/false) - true はプレイヤーがすぐにブロックを破壊することができる場合を指す。
- DataVersion: プレイヤーのNBTの構造のバージョン。正式版やスナップショットのリリースごとにバージョンが上がる。
- Dimension: プレイヤーが在するディメンションのID。
- EnderItems: このリストの各compoundタグは、プレイヤーのエンダーチェストのインベントリ内のアイテム27スロット分である(注:チェスト内が空の場合、リストタイプが予期せぬ値になる可能性がある)。
- enteredNetherPosition: 省略可能。プレイヤーがネザーに入ったオーバーワールドの座標で、進捗の
minecraft:nether_travel
のトリガーとなる。このタグは、プレイヤーがオーバーワールドのネザーポータルからネザーに入るたびに設定される。ネザーのポータルからオーバーワールドに戻ってもこのタグが消されたり更新されることはない。ポータルを使わずにネザーに入ってもこのタグが更新されることはない。ジ・エンドにポータルを設置してネザーに入った場合に、このタグが除去される[注釈 1]。- x: X座標
- y: Y座標
- z: Z座標
- foodExhaustionLevel: 満腹度を参照
- foodLevel: 満腹度ゲージの値、20が最大。満腹度を参照。
- foodSaturationLevel: 満腹度を参照
- foodTickTimer: 満腹度を参照
- Inventory: このリストの各compoundタグは、プレイヤーのインベントリのアイテムである(注:インベントリ内が空の場合、リストタイプが予期せぬ値になる可能性がある)。
- LastDeathLocation: プレイヤーが最後に死亡した場所の座標。
- dimension: 死亡場所のディメンション。
- pos: 死亡場所の座標。
- playerGameType: プレイヤーのゲームモード。0はサバイバル、1はクリエイティブ、2はアドベンチャー、そして3はスペクテイターである。
- previousPlayerGameType: プレイヤーのひとつ前のゲームモード。F3+F4のゲームモード切替画面のデフォルト値として使用される。
- recipeBook: プレイヤーがロックを解除したレシピを詳述するJSONオブジェクトが含まれている。
- レシピ本#データ値を参照
- RootVehicle: プレイヤーが乗っている一番下のエンティティ。例えば、ボートにブタを乗せ、その上にプレイヤーが騎乗した場合、ここにはボートが該当する。ボートの
passenger
内にそれより上のエンティティ(プレイヤー以外)が記述されている。- Attach: 一番下のエンティティのUUID。4整数形式で保存されている。
- Entity: 一番下のエンティティのNBTデータ。
- 以下の構造はエンティティフォーマットを参照。
- Score: 死亡時に表示されるスコア。
- seenCredits: 1または0 (true/false) - プレイヤーがエンドポータルを介してオーバーワールドに移動したことがあればtrue。
- SelectedItem: Slot タグを含まない、プレイヤーが現在所持しているアイテムのデータ。
- アイテムフォーマットを参照。
- SelectedItemSlot: プレイヤーの選択したホットバーのスロット。
- ShoulderEntityLeft: プレイヤーの左肩にいるエンティティ。何のエンティティを指定しても、 常にオウムとして表示される。
- エンティティフォーマットを参照
- ShoulderEntityRight: プレイヤーの右肩にいるエンティティ。 何のエンティティを指定しても、 常にオウムとして表示される。
- エンティティフォーマットを参照
- SleepTimer: プレイヤーがベッドにいたティック数。 プレイヤーがベッドに入っていない時は0。ベッドに入るとティックごとに1ずつ増加し、100になると夜がスキップされる。ベッドから出ると即座に100まで増加し、9ティックの間だけ増加が続き、0に戻る。
- SpawnDimension: 存在しない場合がある。プレイヤーのスポーン地点となっているベッド或いはリスポーンアンカーの存在するディメンション。リスポーン位置を設定した際に生成され、リスポーンしようとした際にこの座標に有効なベッド或いはリスポーンアンカーが存在しないことが検出されると削除される。ベッドやリスポーンアンカーを破壊した時点や、プレイヤーが死亡した時点では削除されない。
- SpawnForced: 1または0 (true/false) - 存在しない可能性がある。trueであれば、ベッドが見つからなくても上記の座標でスポーンする。
- SpawnX: 下記参照
- SpawnY: 存在しない場合がある。プレイヤーのスポーン地点となっているベッド或いはリスポーンアンカーの存在する位置。リスポーン位置を設定した際に生成され、リスポーンしようとした際にこの座標に有効なベッド或いはリスポーンアンカーが存在しないことが検出されると削除される。ベッドやリスポーンアンカーを破壊した時点や、プレイヤーが死亡した時点では削除されない。
- SpawnZ: 上記参照
- warden_spawn_tracker: ウォーデンの召喚に関するデータを格納しているコンパウンド。
- cooldown_ticks: 次に
warning_level
が上昇可能になるまでのティック数。レベルが上昇した際に200(10秒)に設定され、1ティックずつ減少する。 - ticks_since_last_warning: 最後に
warning_level
が上がってから経過した時間。1ティックずつ増加し、12000ティック(10分)になるとwarning_level
が1減少させ、0に戻る。 - warning_level: ウォーデンの警戒レベル。0以上3以下の値を取る。3になるとウォーデンがスポーンする。
- cooldown_ticks: 次に
- XpLevel: 経験値ゲージに表示されるレベル。
- XpP: 経験値ゲージの次のレベルまでの進捗率/パーセント。
- XpSeed: エンチャントテーブルで次のエンチャントを決定するために使われる乱数種。
- XpTotal: プレイヤーが収集した経験値の総量。 死亡時のスコアに使用される。
アイテムのフォーマット[]
アイテムのフォーマットは、プレイヤーのインベントリ、エンダーチェスト用のインベントリ、チェストのタイルエンティティ、ドロップアイテムのエンティティ、かまどのタイルエンティティ、醸造台のタイルエンティティ、村人の取引レシピなどに使われる。
- 上位のタグ。
- Count:スロットにスタックされたアイテムの数。通常スタックできない道具、防具、トロッコなどもこのタグを含む。0以下のときは空気とみなされる。
- Slot:アイテムのあるスロット番号。チェストやプレイヤーのインベントリなど、スロットを必要とする場合のみ使用される。
- id:アイテム/ブロックID。指定されていない場合、空気とみなされる。
- tag: アイテムに関する追加データ。アイテムの種類によってさまざまなタグが存在しており、それぞれの詳細は以降を参照。
共通タグ[]
耐久度を持つアイテムは、耐久度が減らなくなる状態にできる。加えて、アドベンチャーモード用に、破壊できるブロックを限定することもできる。
- tag: 親タグ
属性補正値[]
全てのアイテムは、手に持った際および装備した際にプレイヤーやMobの属性値を補正する補正値を設定できる。アイテムがバニラでデフォルトの属性修飾子を持つ場合にも、ここで設定したタグが優先されることに注意(例えば、空のAttributeModifiersを与えたダイヤの剣にはダメージを増加する効果が無くなる)。また、バニラのデフォルトの属性補正値はこのタグを使わないので、自然に生成されたアイテムにはAttributeModifiersタグが存在しないことに注意。
- tag: 親タグ
- AttributeModifiers:このアイテムが持つ属性補正値すべてを含むリスト。
- :個々の補正値に関する情報を含むコンパウンド。
- AttributeName:この補正値が作用する属性。
- Name:補正値の名称。コマンドの結果として返ってくるメッセージに表示される以外の機能はない。
- Slot:どのスロットに配置されたときにこの補正値が所持者であるエンティティに効果を発揮するかを指定する値。「mainhand(利き手)」「offhand(オフハンド)」「feet(足)」「legs(脚)」「chest(胴体)」「head(頭)」のいずれかの値で指定する必要がある。
- Operation:補正値の補正形式。詳細は当該項目を参照のこと。
- Amount:補正値の補正度合いを指定する値。
- UUID:補正値のUUID。四整数形式で記述されており、アイテムの着脱時にどの補正値の効果がエンティティに対して発動・解除したのかを識別するために使用される。バニラで使用される補正値にはそれぞれ固有のUUIDが設定されているが、他のUUIDと被らず、且つUUIDの値の形式を満たしていればどんな値でもよい。
- :個々の補正値に関する情報を含むコンパウンド。
- AttributeModifiers:このアイテムが持つ属性補正値すべてを含むリスト。
ブロックタグ[]
ブロックアイテムは、アドベンチャーモード用に、設置先のブロックを限定することができる。さらに、設置された時のタイルエンティティのNBTタグを指定することもできる。
- tag: 親タグ
- CanPlaceOn:アドベンチャーモードでこのブロックを設置可能なブロックを指定する。
- :破壊できるブロックの名前空間ID、ブロック状態、データタグ。引数
block_predicate
の形で指定する。
- :破壊できるブロックの名前空間ID、ブロック状態、データタグ。引数
- BlockEntityTag:ブロックが置かれた時に適用されるブロックエンティティのNBTタグ[1]。旗や盾、クリエイティブでctrl(Macでは⌘ Cmd)を押しながらブロック選択した時のブロックエンティティのデータを格納するために使われる。
- それぞれのブロックエンティティのタグのフォーマットは、ブロックエンティティフォーマットを参照。ここではx、y、z、idタグは使用しない。
- BlockStateTag: 設置した時にブロックに適用されるブロック状態とその値の組をすべて集めたコンパウンド。
- Block state key: ブロック状態の値。例:
facing: "east"
- Block state key: ブロック状態の値。例:
- CanPlaceOn:アドベンチャーモードでこのブロックを設置可能なブロックを指定する。
表示用プロパティ[]
革の鎧の色や、全てのアイテムにおける表示名と説明文をカスタマイズできる。ツールチップで隠したい情報を設定することもできる。
- tag: 親タグ
- display: 表示用プロパティ
- HideFlags: ツールチップで表示させない情報を指定するビットフィールド。1の位はエンチャント、2の位は属性補正値、4の位は不可壊、8の位は破壊可能なブロック、16の位は設置可能なブロック、32の位は様々な他の情報(ポーション効果、エンチャントの本のエンチャント、記入済みの本の複写段階や著者、花火の星のExplosionやロケット花火のFireworks、地図のツールチップなど)、64の位は革の防具の色、128は防具装飾である。対応する位の数が1である場合は非表示になり、0である場合は表示される。10進数では非表示にしたい要素に対応する位の値をすべて足し合わせればよく、例えばエンチャントと属性補正値を非表示にする場合は1+2より3を指定すればよい。すべてを非表示にするには255を指定する。
エンチャント[]
アイテムがエンチャントを保持するには2つの形態がある。1つはエンチャントされた道具など、エンチャントがアイテムの振る舞いに効力を及ぼす場合である。もう1つは、エンチャントの本などアイテムの振る舞いに影響せず、単にエンチャントを保持する場合である。金床の利用ごとに修繕コストを増やすためのRepairCostタグが存在する。
- tag: 親タグ
エンチャントの本以外にStoredEnchantmentsタグを付与しても、その内容はツールチップに表示されない。一方、Enchantmentsタグを付与した場合は効果の有無にかかわらずその内容がツールチップに表示され、エンチャントのオーラが表示される。
ポーションの効果[]
ポーション、スプラッシュポーション、残留ポーション、効能付きの矢は、custom_potion_effectsタグでステータス効果をカスタマイズできる。ステータス効果は複数付与できる。Potionタグはバニラで醸造できるポーションで使用されるタグで、Potionとcustom_potion_effectsは共存でき、どちらかがもう一方を上書きすることはない。ポーションの色もCustomPotionColorタグで変更できる。
- tag: 親タグ
- custom_potion_effects: このポーションまたは効能付きの矢が持つカスタムのポーション効果のリスト。
- それぞれの効果
- id: ステータス効果の名前空間ID。
- amplifier: ステータス効果のレベル。ただしレベル1の値が0となる。負のレベルを設定した場合についてはこちらを参照。省略可能であり、省略した場合レベル1となる。
- duration: ティック単位でのステータス効果の持続時間。-1のとき永続となる。省略可能であり、省略した場合1ティックとなる。
- ambient: 1 or 0 (true/false) - ステータス効果をビーコンで与えられたものとして扱うかどうか。省略可能であり、デフォルトはfalseである。バグのため、スプラッシュポーションでは効果がない。
- show_particles: 1 or 0 (true/false) - ステータス効果がパーティクルを発生するかどうか。省略可能であり、デフォルトはtrueである。バグのため、スプラッシュポーションでは効果がない。
- show_icon: 1 or 0 (true/false) - trueならステータス効果のアイコンを表示する。falseなら表示しない。
- それぞれの効果
- Potion: バニラのデフォルトの種類のポーションを指定するためのタグ。デフォルトのポーション効果の名前。ステータス効果の名前とは異なる。例えば、"即時回復 II"のポーションに対するこのタグの値は"minecraft:strong_healing"である。ポーションないし効能付きの矢の名前はこのタグの内容に応じて付けられ、デフォルトでは
minecraft:empty
となって「クラフト不可能な~」の名前を与える。 - CustomPotionColor: アイテム自体と、エリアの効果雲、矢、スプラッシュポーションおよび残留ポーションのパーティクルに使われる色。ただし、効果を受けたエンティティが発するパーティクルの色には適用されない。カラーコードの数値は以下の式で計算できる:赤<<16 + 緑<<8 + 青。0x00FFFFFFを超える正の値については最上位バイトが無視され、負の値は白として扱われる。
- custom_potion_effects: このポーションまたは効能付きの矢が持つカスタムのポーション効果のリスト。
防具装飾[]
- tag:親タグ
- Trim:防具装飾のプロパティ
- material:防具装飾の色を決定する素材。
- pattern:防具装飾の模様。
- Trim:防具装飾のプロパティ
防具立て、スポーンエッグ、額縁[]
- tag: 親タグ
- EntityTag: エンティティが作成された時に適用されるエンティティデータ
- エンティティフォーマットを参照
- EntityTag: エンティティが作成された時に適用されるエンティティデータ
本と羽根ペン[]
本と羽根ペンの内容の保存にはNBTフォーマットが使用されている。
- tag: 親タグ。
- pages:本のページのリスト。
- :各ページの内容を記述するJSONテキスト。改行は
\n
と表記するが、コマンドの実行の際にはバックスラッシュを更にエスケープしなければならないので、\\n
と表記する必要がある。
- :各ページの内容を記述するJSONテキスト。改行は
- pages:本のページのリスト。
記入済みの本[]
記入済みの本の内容及び著者等の情報の保存にはNBTフォーマットが使用されている。
- tag: 親タグ
- filtered_pages: [要調査]
- filtered_title: [要調査]
- resolved: 省略可能。作成後最初に本を開いた時にに作成され、1にセットされる。上位のコンポーネントでの確定を行うかどうかを決定するために使用される。
- generation: 本の複写段階。0:オリジナル、1:オリジナルのコピー、2:コピーのコピー、3:ボロボロ。1より大きい値を持つ本はコピー不可である。このタグが存在しない場合、オリジナルとして扱われる。通常のゲームプレイで「ボロボロ」になることはないが、「ボロボロ」は「コピーのコピー」と同じ動作になる。
- author: 記入済みの本の著者
- title: 記入済みの本のタイトル。 Nameが設定されている場合はそちらが優先され、ロックしたチェストの開錠に使うことはできない。
- pages: 本のページのリスト
- 本の1ページ分の情報。JSONテキストで記述される。
Mob入りバケツ[]
Mob入りバケツは中に入っているエンティティのデータの保存のためにNBTデータを使用する。
- tag: 親タグ
- BucketVariantTag: バケツに入っている熱帯魚の Variantのデータ(サイズ、模様、体色を決定する)。熱帯魚のバケツにのみ適用される。
- EntityTag: バケツから出したMobに適用されるエンティティデータ。熱帯魚のデータを含む場合、BucketVariantTagのデータを上書きする。この内容は tag下に直接記述した場合も同様に機能する。
- エンティティフォーマットを参照。
バンドル[]
バンドルは、中味のアイテムのデータを保存するためにNBTデータを使用する。
- tag: 親タグ
- Items: バンドルに入っているアイテムおよびそのデータのリスト
- : 入っているアイテムそれぞれのデータ
- すべてのアイテムに共通するタグ
- : 入っているアイテムそれぞれのデータ
- Items: バンドルに入っているアイテムおよびそのデータのリスト
コンパス[]
コンパスをロードストーンに結び付けて使用する際、コンパスは結びついているロードストーンに関するデータを保存している。
- tag: 親タグ
- LodestoneTracked:省略可能。1か0(trueかfalse)で指定し、ロードストーンに結び付けられているか否かを示す。Falseの場合にも、 LodestoneDimensionと LodestonePosは削除されずロードストーンを指し示し続ける。
- LodestoneDimension:省略可能。コンパスが指し示しているロードストーンの位置するディメンション。
- LodestonePos:省略可能。コンパスが指し示しているロードストーンの座標。ロードストーンが破壊されるとこれのみが削除される。
- X:X座標
- Y:Y座標
- Z:Z座標
クロスボウ[]
クロスボウは装填されたアイテムを記録するためにNBTデータを利用する。
- tag: 親タグ
- ChargedProjectiles: クロスボウに装填されたアイテム。通常は1エントリだが、拡散のエンチャントが付いている場合は3エントリになる。
- : 装填されたアイテム
- すべてのアイテムに共通するタグ
- : 装填されたアイテム
- Charged: クロスボウが装填済みかどうか
- ChargedProjectiles: クロスボウに装填されたアイテム。通常は1エントリだが、拡散のエンチャントが付いている場合は3エントリになる。
デバッグ棒[]
デバッグ棒は各々のブロックを変更するためにブロック状態をNBTに格納する。
- tag: 親タグ
- DebugProperty: デバッグ棒で編集するブロック状態およびその値の組を集めたコンパウンド。
- Block ID: 編集するブロックの状態の名称。例:
"minecraft:oak_fence": "east"
- Block ID: 編集するブロックの状態の名称。例:
- DebugProperty: デバッグ棒で編集するブロック状態およびその値の組を集めたコンパウンド。
花火[]
花火はその効果に関する情報を保持するためにタグを使用する。
- tag: 親タグ
- Explosion: 花火の星用のタグ
- Flicker: 1 or 0 (true/false) - trueであれば打ち上げた時に爆発後のパチパチという効果(グロウストーンダスト)が得られる。このタグは存在しない場合がある。
- Trail: 1 or 0 (true/false) - trueであれば打ち上げた時に爆発後の軌跡を描く効果(ダイヤモンド)が得られる。このタグは存在しない場合がある。
- Type: 花火の形。0:小玉、1:大玉、2:星状、3:クリーパー状、4:破裂。他の値は「不明な形状」と表示され[4]、小玉として描画される。
- Colors: 花火の爆発の最初の色に対応する整数値の配列。カスタムカラーコードを使った場合、ツールチップでは「カスタム」と表示されるが、打ち上げ時には正しい色で描画される。整数値のフォーマットは表示用プロパティのcolorと同じである。
- FadeColors: 花火の爆発の褪色に対応する整数値の配列。Colorsと同じフォーマット。このタグは存在しない場合がある。
- Fireworks: ロケット花火用のタグ
- Flight: 飛翔時間(クラフト時に使った火薬の量)。-128から127の値をとる。
- Explosions: この花火によって発生する爆発を表すcompound型のリスト
- 上で説明している、花火の星のExplosionと同じフォーマット
- Explosion: 花火の星用のタグ
地図[]
地図の拡大率などが格納される。
- tag: 親タグ
- map: 地図の番号
- map_scale_direction: 地図を拡大する時に内部的に使われ、その後除去される値。クラフト時に地図の拡大率を増加させる量で、常に1。
- map_to_lock:1か0(trueかfalse)の値をとるブール値。製図台から取り出した際に地図をロックするべきかどうかを示す値で、内部的に地図のロックが完了したら速やかに削除される。
- Decorations: 地図に表示するアイコンのリスト。このタグはワールドがリロードされるまで削除/変更されることがない。
- 各々のアイコン
- id: アイコンに付けられた任意の名前
- type: 表示するアイコンの数値ID(アイコンと数値ID一覧)
- x: アイコンのX座標
- z: アイコンのZ座標
- rot: アイコンの回転角。0.0から360.0の値を取る。上下逆さまの角度0から始まる時計回り方向の角度。
- 各々のアイコン
- display
- MapColor: 地図のアイテムアイコンにおける模様の色
プレイヤーの頭[]
プレイヤーの頭はプレイヤー名でスキンと紐付けられている。手に持っている頭にもスキンの変更が適用される。この節では、"owner"はそれが誰の頭かを指し、"holder"はその頭を持っているプレイヤーを指す。
- tag: 親タグ
- SkullOwner:テクスチャに使用するプレイヤーのユーザー名。現時点のデータを用いて、 SkullOwnerの値に変換される。
- SkullOwner: ownerの別の定義。地面に置かれた頭では
Owner
となることに注意。- Id: ownerのUUID。省略可能。ownerの名前が変わった時に、チャンクロードやholderのログインのタイミングで他のタグを更新するために使われる。
- Name: ownerのユーザー名。タグが存在しないか空の場合、Steveの頭として見えるようになる。空でない場合、スキンをキャッシュにダウンロードおよび格納するために使われる。正しいプレイヤー名である必要はないが、空白のみの値は受け付けられない。
- Properties
- textures
- : 個々のテクスチャ
- Signature: 省略可能
- Value: Base64エンコードされたJSONオブジェクト[5]。
- timestamp: ミリ秒単位のUNIX時間(省略可能)。そのプレイヤーがいつ使用していたスキンを反映するかを決定する。
- profileId: ハイフンを除いたプレイヤーのUUID(省略可能)
- profileName: プレイヤー名(省略可能)
- isPublic: 省略可能
- signatureRequired: 省略可能
- textures
- SKIN
- url: textures.minecraft.net上のプレイヤーのスキンのURL
- metadata
- model:プレイヤーのスキンのモデル。「classic」と「slim」の2種類がある。
- CAPE: 省略可能
- url: プレイヤーのマントのURL(サイズが64x32のPNGファイル)
- SKIN
- : 個々のテクスチャ
- textures
- note_block_sound: 音符ブロックの上に設置したときに鳴るサウンドイベント。
怪しげなシチュー[]
- tag: 親タグ
- effects: 怪しげなシチューの持つステータス効果
- : 各々のステータス効果を表すCompound型
- id: ステータス効果の名前空間ID。
- duration: ステータス効果の持続時間(ティック単位)。-1のとき永続となる。省略可能であり、デフォルト値は160ティック(8秒)。
- : 各々のステータス効果を表すCompound型
- effects: 怪しげなシチューの持つステータス効果
インベントリのスロット番号[]
歴史[]
Java Edition | |||||
---|---|---|---|---|---|
1.7.2 | ? | ツールにUnbreakable タグが追加された。 | |||
1.8 | 14w06a | ツールにCanDestroy が追加された。
| |||
アイテムにHideFlags が追加された。 | |||||
14w07a | 全ブロックにBlockEntityTag が追加された。 | ||||
14w10a | HideFlags に32が追加され、ポーション効果を隠せるようになった。 | ||||
14w33a | 全アイテムにSelectedItem が追加された。 | ||||
1.12 | pre1 | プレイヤーにenteredNetherPosition が追加された。これはminecraft:nether_travel のトリガーとなるものである。 | |||
1.13 | 18w01a | Name タグがテキスト要素になった。
| |||
LocName タグが削除された。LocName:"gui.toTitle" の代わりにName:"{\"translate\":\"gui.toTitle\"}" を使うようになった。 | |||||
18w21a | ench タグがEnchantments に改名された。 | ||||
1.14 | 18w43a | Lore タグがテキスト要素になった。 | |||
19w06a | アイテム状態のブロックにBlockStateTag が追加された。 | ||||
1.16.2 | 20w27a | HideFlags に64が追加され、革の防具の「染色済み」を非表示にできるようになった[6]。 | |||
1.17.1 | Pre-release 1 | Enchantments[].lvl タグが、0から255に値が丸められたshort型のタグとして読み込まれるようになった[7]。 | |||
1.19 | 22w14a | リカバリーコンパスの追加と共に、LastDeathLocation が追加された。 | |||
1.19.4 | 23w04a | HideFlags に128が追加され、防具装飾を非表示にできるようになった。 | |||
1.20.2 | 23w32a | ポーション、スプラッシュポーション、残留ポーション、および効能付きの矢で使用されるCustomPotionEffects がcustom_potion_effects に改名された。
| |||
怪しげなシチューで使用されるEffects がeffects に、EffectDuration がduration に改名された。また同じく怪しげなシチューで使用されるEffectId はid に改名され、型がint型からstring型に変更された。 |
脚注[]
注釈[]
ヘルプ | |||||||||||||||||
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メニュー画面 |
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開発元 | |||||||||||||||||
ゲームのカスタマイズ | |||||||||||||||||
エディション |
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ゲーム |
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映画 |
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書籍 |
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その他メディア |
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イベント |
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公式商品 |
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その他 |