Minecraft Wiki
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この記事では、ゲームそのものについて説明しています。Java Editionにおけるデータフォルダについては「.minecraft」を、タイトルに「Minecraft」を使用しているエディションについては「Bedrock Edition」を、その他の用法については「Minecraft (曖昧さ回避)」をご覧ください。
Minecraft
Minecraft horizontal key art
製作
プラットフォーム

Java Edition

  • WindowsmacOSLinux

Bedrock Edition

  • 本対応
  • WindowsChrome OSAndroidiOS
  • iPadOSFire
  • Xbox OnePlayStation 4
  • 後方互換
  • Xbox Series X|SPlayStation 5

Minecraft Education

  • WindowsmacOSChrome OS
  • AndroidiOSiPadOS

China Edition

  • Java Edition
  • Bedrock Edition
  • WindowsAndroidiOS
  • iPadOSmacOS

Minecraft Classic

開発言語
  • Java Java Edition
  • C++[1] Bedrock & Education
  • JavaScript Minecraft Classic
最新バージョン
リリース日
レーティング

Java EditionBedrock EditionMinecraft EducationChina Editionを参照

サイズ

Java EditionBedrock EditionMinecraft EducationChina Editionを参照

ライセンス

利用規約

ソースコードの入手

Java Edition: 部分的に可
Bedrock/Education/China:不可

リンク

Minecraft(マインクラフト)はスウェーデンのゲーム開発者、マルクス・パーション、通称 Notchによって作成された3Dサンドボックスゲームである。現在は、Microsoft社のXbox Game Studiosの一部であるMojang Studiosにより運営されている。

Minecraftでは、1メートル大のブロックで出来た壮大なワールドの中で終わりのない自由な冒険と創造を体験することができる。鉱石を求めて洞窟や地下へ潜ったり、多様なバイオームとそこに眠る新たなアイテム構造物を求め未踏の土地へ旅に出たり、あるいは想像力と集めたブロックを使って思いのままに建物や街を作ったり、敵対的な生物と戦ったり、遊び方はそのプレイヤー次第である。ゲームの目標として別の次元の一つ「ジ・エンド」へ到達してエンダードラゴンを打ち倒すことがあるが、その後もプレイヤーの冒険と創造の探求は限りなく広がっている。マルチプレイではPvPで他プレイヤーと競い合ったり、逆に協力して巨大な作品を作り上げることもできる。カスタマイズ性の高さもその魅力の一つであり、これを利用してゲームの楽しみをさらに広げるさまざまな作品がプレイヤーによって提供されている。

購入方法[]

Java Edition[]

Minecraft: Java EditionWindowsMacLinuxの環境でプレイすることができる。

デモ版[]

Minecraft: Java Editionではデモ版が提供されている。ゲームを実際に購入する前に、自身の環境での動作具合などを確かめる為に一度デモ版をプレイすることが強く推奨される。
デモ版をプレイするには、まずこちらから自身の環境に合ったインストーラーをダウンロードしよう。
ダウンロードしたインストーラを実行してインストールが完了したら、Minecraft Launcherを起動しMicrosoftアカウントでログインしよう。
Minecraftの購入情報はMicrosoftアカウントに紐づけられているので、まだMinecraftを購入していないユーザーには画面下側に「デモ版でプレイ」と表示される。
「デモ版でプレイ」をクリックすると最新版のMinecraftのファイルがダウンロードされ、デモ版が起動する。
デモ版では固定のシード値のワールドでゲーム内の5日(100分)だけプレイができる。少しプレイして動作具合を確認してみよう。デモ版に関する詳細は該当記事を参照。

購入[]

デモ版でのプレイに支障がなければ、実際にMinecraftを購入しよう。
Minecraftは現在Minecraft: Java & Bedrock Edition for PCのセットで販売されている。Windowsでプレイしているなら、Java Editionを購入すると同時にWindows版のBedrock Editionも入手できる。一方のみを購入することはできない。なお既にどちらか片方を入手しているプレイヤーは、もう片方をMinecraft Launcherから無料で入手できる。
Minecraft: Java Edition & Bedrock Edition for PC公式サイトMicrosoft Storeから購入できるほか、家電量販店やAmazon等から引き換えコードを購入することもできる。
公式ページから
  • 公式サイトの購入ページへ行く。
  • 「Deluxue Edition」と「Minecraft」から購入するバージョンを選択し、「チェックアウト」を押す。Deluxue EditionではBedrock Editionで使用できる追加コンテンツを得ることができるが、「Minecraft」でもゲームは問題なくプレイできる。
  • プレイに使用するMicrosoftアカウントでログインする。アカウントを持っていない場合はここで作成できる。
  • ログインが完了すると購入情報の入力画面に移動する。支払情報を入力して「購入」を押すと、ログインしたMincrosoftアカウントでMinecraftが遊べるようになる。
Microsoft Storeから
  • Microsoftストアの販売ページに行くか、Microsoft Storeを起動して「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」を検索する。
  • 「購入」をクリックして購入手続きを行う。
引き換えコード
  • 引き換えコードには「カード版」と「オンラインコード版」があるが、いずれでも問題なくMinecraftを購入できる。
  • Amazonではカード版とオンラインコード版の両方が、家電量販店ではカード版のみが購入できる。
    • オンラインコード版ではAmazonの「アカウント&リスト」から「ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ」からコードを取得できる。カード版では購入したカードの裏面にコードが書かれている。
  • 取得したコードを公式サイトの「コピーを引き換える」から「MINECRAFT: JAVA & BEDROCK EDITION FOR PC を引き換える」の「ENTER CODE」へ入力し送信する。
  • プレイに使用するMicrosoftアカウントでログインする。アカウントを持っていない場合はここで作成できる。
  • 確認手順を進めるとMinecraftが遊べるようになる。
購入したら
購入したアカウントでMinecraft Launcherを再起動するとMinecraftをプレイすることができる。

Bedrock Edition[]

Bedrock Edition は、Google Play ストア(Android・ChromeOS)、App Store (iOS・iPadOS) 、Amazon アプリストア(Amazon Fire)、公式サイト(Windows)、Microsoft Store(WindowsXbox One)、Nintendo eShop (Nintendo Switch)Playstation Store(PS5)からそれぞれ購入することができる。Windows版はMinecraft: Java Editionとのセット販売である。

Legacy Console Edition[]

Legacy Console Edition は、Xbox 360 Marketplace (Xbox 360)、PlayStation 3 Store (PS3)、PlayStation 4 Store (PS4)、PlayStation Vita Store (PSVita)、Nintendo eShop (Wii U) からそれぞれ購入することができる。

Xbox Pass[]

商品を購入する代わりに、コンソール用 Xbox Game Passを購入することでXbox版のBedrock Editionを、PC Game Passを購入することでMinecraftは現在Minecraft: Java & Bedrock Edition for PCを、Xbox Game Pass Ultimateでその両方をそれぞれ使用できる。

Classic[]

Minecraft Classicclassic.minecraft.netで無料でプレイできる。

ゲームプレイ[]

詳細は「ゲームプレイ」を参照
Steve

2種類あるプレイヤーのデフォルトスキンの1つ

Survival

Minecraft の新規ゲーム開始時点のスクリーンショット

プレイヤー[]

詳細は「プレイヤー」を参照

プレイヤーは、ゲーム内の世界でのユーザーの操作対象である。ユーザーがゲームを開始すると、プレイヤーは持ち物が空の状態で、ランダムまたは指定されたシード値により生成された世界に放り込まれる。ボーナスチェストの設定を有効にすると、基本的なアイテムが入ったチェストがプレイヤーの近くに生成される。プレイヤーはハート10個分の体力ゲージを持ち、落下や窒息、溺れ、粉雪の中、溶岩サボテン奈落への落下、敵性 Mob からの攻撃などによりダメージを受ける。体力へのダメージは防具により軽減でき、満腹度が一定以上であれば時間経過で回復させることが可能である。また、難易度がピースフルの場合、体力は徐々に回復する。ピースフルモード以外では、満腹度も体力に関わる要素である。これは時間経過で減少し、ダッシュすることでより速く減少していく。食べ物は満腹度を回復させるが、腐った肉生の鶏肉などは、空腹の効果を受ける可能性がある。難易度によっては、満腹度が下がると体力も減るようになる。

プレイヤーのスキンは Minecraft.net のプロファイルページか、ランチャーから変更することができる。

ブロック[]

詳細は「ブロック」を参照

ブロックは、Minecraft の世界を構成する要素である。ブロックには様々な種類があり、鉱石など自然を表すものもある。他にも、作業台かまどなどのプレイヤーが作ることができるブロックがある。ブロックから資源を採集するには素手か道具を用いる。この際、ブロックとして持ち物になったものは、単なるブロックとして他の場所に設置したり、別のブロックやツールを作製するための材料となる。また、何の役にも立たない資源も存在する。通常のサバイバルでは、岩盤エンドポータルフレームコマンドブロックは破壊不能なブロックである。

採掘[]

詳細は「採掘」を参照
MultipleOreVeins

溶岩のそばにある採掘可能な様々な鉱石

ゲームの名前にもある通り、採掘 (Mining) は Minecraft の主な特徴の1つである。採掘とは、鉱石やその他のものを地下から回収することである。鉱石には石炭レッドストーンダイヤモンドラピスラズリエメラルド、そしてネザーには、古代の残骸(ネザライト)がある。いくつかの便利な道具を作る上で、これらの鉱石が重要となってくる。採掘することによって、地表に穴を掘ったり洞窟を掘り進んだりすることができる。さらに、廃坑でも資源を探すことができる。

クラフト・製錬[]

詳細は「クラフト」および「製錬」を参照
Crafting Table

作業台

クラフトにより、プレイヤーは持ち物のアイテムを使って、新しい道具ブロックを作り出すことができる。新しいバージョンがリリースされるごとに、ブロックやアイテムの制作レシピの拡張がされている。プレイヤーは持ち物画面の内の2×2のマスか、作業台画面の3×3のマスを使うことでクラフトが行える。製錬には燃料を入れたかまどが必要で、鉄鉱石のようなブロックをより便利な形、鉄の原石のような原石よりも便利な形(例えば、鉄インゴット)に加工することができる。

醸造・エンチャント[]

詳細は「醸造」および「エンチャント」を参照
Enchanting-Table

エンチャントテーブルが文字を吸い寄せている

醸造は、醸造台を使って様々な材料と水からポーションを作成することである。ポーションはガラス瓶に入れられ、プレイヤーが消費するか他の Mob に投げることで、作成に使用した材料に応じた効果を発揮する。エンチャントは、エンチャントテーブルを使って防具や道具、武器をよりよいものにすることである。エンチャントテーブルの周りに本棚を設置して、経験値消費することで、より強力なエンチャントを行うこともできる。本棚は15個並べることでエンチャントレベル最大にできる。

Mob[]

詳細は「Mob」を参照
Creeper in forest

昼間のクリーパー

Mob(Mobiles の略)は、マップに生息する動物やその他の生命体のことである。Mob には、近接攻撃をしてくるゾンビや、を持ってを射ってくるスケルトン、高く飛び跳ねて壁を登ってくるクモポーションを使うウィッチ、プレイヤーのそばで爆発するクリーパーなどがいる。稀に見かけるものには、クモに乗ったスケルトンであるスパイダージョッキーや、ニワトリに乗った子供のゾンビであるチキンジョッキー、黒く、背が高く、紫の瞳をしており、見つめると襲い掛かってくるエンダーマン、地下深いところや湿地で出現するスライムなどがいる。ネザーでは、空中を浮遊し、挑発せずとも炸裂する火の玉を吐き出してくるガストや、金の防具を着てたら襲ってこない(例外あり)ピグリン、金の防具関係なしに襲ってくるピグリンブルート、豚肉を落とすホグリン、こちらから攻撃するまで攻撃してこない、金の剣を持つゾンビピグリン、どんなモブでも見境なしに襲ってくるゾンビホグリン、空を飛び火球を放つブレイズスライムに似ているがより高く飛び跳ねるマグマキューブがいる。そして、ジ・エンドにはエンダードラゴンが存在する。また、どの場所においてもウィザーを召喚できる。

プレイヤーへの助けとして温厚な Mob も存在する。ブタウシニワトリヒツジウサギタラフグ熱帯魚イカ発光イカや、手懐けることができる オオカミヤマネコウマロバラマオウムがいる。オオカミはプレイヤーが襲われると敵を攻撃してくれる。ネコ、もしくは手懐けたヤマネコはクリーパーを遠ざけ、落下ダメージを受けない。ウマ、ロバは騎乗することができ、プレイヤーをより早く移動させることができる。オウムは敵性 Mob のサウンドを真似ることができるが、他の手懐けることができる Mob とは異なり実用的ではない。オオカミとヤマネコを除いて、温厚な Mob は倒すと牛肉豚肉鶏肉羊毛タラフグ熱帯魚イカスミ発光するイカスミなどの資源が得られる。

現在、NPC には1種類、村人のみが存在している。村人はに出現し、村の中を移動する。

ネザー[]

詳細は「ネザー」を参照
Nether 'biome'

ネザー

ネザーは Minecraft での別次元の1つであり、通常世界からネザーポータルで行き来することができる。これを Notch は「新しい地獄の世界」と表現している。そのほとんどがネザーラックと溶岩湖で形成されている。ここでは、ゾンビピグリンや、ブレイズガストウィザースケルトンマグマキューブが生息している。

しかし、マイクラ1.16アップデートで新たなバイオームやMobなどが追加された。

ジ・エンド[]

詳細は「ジ・エンド」を参照
The End

ジ・エンド

ジ・エンドは Minecraft での別次元の1つであり、エンダードラゴンとの決戦場である。ジ・エンドへは要塞にあるエンドポータルに入ることで移動することができる。ジ・エンドは、エンドストーンで構成され、エンダーマンが生息している。また、黒曜石の柱とエンダードラゴンを回復するエンドクリスタルが存在する。

マルチプレイ[]

詳細は「サーバー」および「マルチプレイ」を参照
PlayerVersusPlayer

マルチプレイサーバーでのプレイヤー同士の対決 (PvP)

Minecraft のマルチプレイサーバーは、管理者やモデレーターが独自のルールやカスタマイズができるよう開発されている。インターネットで一般的に使われる、迷惑プレイヤーという意味の Griefer という用語は、Minecraft サーバーでは「他のユーザが作った建物を壊したり汚したりするプレイヤー」のことを指す。

Griefer の存在は、多くのサーバー管理者が規則を作る理由である。Mojang サーバーへの改変 (Modification)、さらには Bukkit に代表されるプラグインベースの代替サーバーの開発などの対策をとらせることにもなった。プラグインベースのサーバーのために、プレイヤーが作成した新機能が Minecraft に登場している。例えば貨幣、乗り物、防具、RPG 要素などである。これら要素は通常はプレイヤー側のクライアントプログラムには改変を加える必要は無く、チャットコマンドから利用できる。標準の制御設定では、T でチャット画面が表示できる。

マルチプレイサーバー上での有名な遊び方の1つが Spleef("Grief" の言葉遊び)である。これは、他のプレイヤーの足元のブロックを壊して落下させることを目的とするゲームである。通常は指定された領域内で遊ばれる。

Minecraft Realms[]

詳細は「Realms」を参照

Minecraft Realms は、プレイヤーが独自に個人の Minecraft サーバーを作成、管理することができる公式の有料サーバーである。Mojang によりホストされており、Realms は簡単にすばやくサーバーを作成することができる方法で、インターネット上でサーバーをホストするための予備知識がなくても管理できるようになっている。しかし、Realms は巨大な公開サーバーではなく、友達のグループや家族向けのサーバーである[6]

開発[]

更新履歴」も参照

創世記[]

CaveGame

Cave game

Notch は2009年に TIG Source フォーラムのメンバーと Infiniminer で遊んだ時に Minecraft の着想を得た[7]。他にも Dwarf FortressDungeon Keeper[8]、Notch が過去に作った RubyDung[9] なども影響を与えたと言われている。

Notchface

僕は、シンプルで、壮大なゲームがとても素晴らしいゲームになりやすいことに気づいたんだ。そして、変更したいことや追加したいことの追加と変更を続けたんだよ。

Notchによるminecraft.net[10]

Minecraftの最初の作業を始めた時、Notch は小さなプロジェクトになると考えていた。例えば、Notch が 2009年5月13日に 最初の Minecraft の動画をアップロードした時点ではまだゲームの名前が決まっておらず、単純に "cave game" だと説明されていた[11][12]。翌日、"Minecraft: Order of the Stone" という名前 ("インターネットで最も素晴らしいものの一つ"と言われるOrder of the Stickという名前のウェブ漫画より) がアナウンスされ、わずか後に Order of the Stick と勘違いされないようよりシンプルに "Minecraft" と短い名前に変更された。このゲームは 2009年5月16日に最終的に"early private singleplayer alpha"としてリリースされている[13]

Classic[]

詳細は「Classic」を参照
Classic

Minecraft Classic

Minecraft 0.0.11a はプライベートリリース翌日の2009年5月17日に公開され[14]、翌日IndieGames.com に記事が掲載されている[15]。この段階は、後に Minecraft Classic と呼ばれている[16]。6月には、MinecraftLWJGL (軽量Javaゲームエンジン) を用いるよう書き直された[17]Minecraft Beta で再導入されるまで、Classic 版は唯一のクリエイティブモード、全種類のブロックを使っての建設・破壊が出来る、を備えた Minecraft であった。プレイヤーは各ブロックを無限に使うことが出来た。Classic は今なおシングルプレイ、およびマルチプレイで無料でプレイ可能である。Notch はこれは Minecraft の足跡的なものとして今後も残すとしている。

サバイバルテスト[]

詳細は「Survival Test」を参照

Survival Test (サバイバルテスト) は Classic 版の一部として 2009年9月1日にリリースされ、 現在のサバイバルモードの元となっている。プレイヤーはブロックを採掘し、Mobと相対し、体力ゲージも存在していた。プレイヤーが死ぬとマップは消滅しデータは消去され、新しいマップで最初から始めなくてはならなかった。

Indev[]

詳細は「Indev」を参照
Indev

Indev

Indev ("in development"、開発段階の略) は、コミュニティよりサバイバルテストに実装した新しい機能のフィードバックを受けた後、2009年12月23日にリリースとなった。Indev バージョン 0.31 は minecraft.net/indev で購入者にのみ公開された。 ゲームを開始すると、プレイヤーは木製のプレハブ小屋から開始する仕様であった。

アップデートによりまずClassic版と比べてより複雑でリアルな明かりが導入された。 これ以降、Indev 版ではその後の Minecraft でも使われている基本的な機能を追加するアップデートが行われている。Indev 版の開発期間の間、幾つかのアップデートは主に松明や火などの新しい機能のテストに充てられていた。Indev 版特有のものとして、バイオームや次元に似たレベルタイプという概念があったことがあげられる。たとえば、浮遊島とスカイディメンション、地獄とネザーなどが挙げられる。サバイバルテストの時と同様に、プレイヤーは死んだ時に全てのデータが消える仕様であった。

Infdev[]

詳細は「Infdev」を参照

Infdev (Infinite Development、無限の開発の略) は Minecraft 開発の3段階目として2010年2月27日にリリースされた。ゲームプレイの拡張性を拡大するマップの自動拡張機能の実装、また新しいレシピや3Dの、新しい地形ジェネレター、よりリアルな流体システム、より複雑な洞窟などのアップグレートも含まれていた。しかし、Infdev では Indev にあったいくつかの要素、例えば世界テーマを破棄している。また幾つかの要素、例えば「浮遊島」や「夜のない世界 (Permaday)」などは完全に廃止される結果を招いた。Infdev の主な目的が無限の世界の実装であったので、削除があることは理解できる。またトロッコ鉄道やリスポーンが可能になるなど、幾つかのゲームプレイ機能やアイテムが追加されている。 Alpha 段階へ進んだ2010年6月28日以降、Infdev は Minecraft の公式ウェブサイトに同年9月まで残されていたが、削除後はダウングレードプログラムや .jar ファイルを入手すること以外ではプレイすることは不可能になった。


Alpha[]

詳細は「Alpha」を参照

Alpha は Minecraft の多くの主要機能が実装された状態で 2010年6月28日にリリースされた。サバイバル版マルチプレイが作られ、レッドストーン回路、さらにはボート、新しい音楽、新しい Mob、難易度設定などが追加された。これらのほとんどの機能は "シィークレット・アップデート" にて予告なしに追加されていた。

2010年10月31日に行われたハロウィーン・アップデートバイオームネザー、新しいMob、ブロック、アイテムなどが追加された大規模なアップデートであった。

Alphaでのバイオームの導入は、一部分だけを見れば、Indevの世界テーマの復帰と捕らえることもできる。確かにネザーは世界テーマ「地獄(Hell)」と違いはない。

他のAlphaの再導入物として、マルチプレイがある。Classicクリエイティブのマルチプレイとは異なり、Alphaのマルチプレイはサバイバルにのみ存在する (必然としてサバイバルマルチプレイ(SMP)と呼ばれる)。

Beta[]

詳細は「Beta」を参照

Beta は Minecraft 開発の5段階目であり、正式リリースの前の最終段階である。最初の Beta は2010年12月20日にリリースされた。新しいロゴとランチャー、実績統計天候スムースライティング染料、より多くの植物タイプ(それぞれ2つずつ)、オオカミイカベッド、他にも幾つかの新しいブロックやアイテムなどの機能が追加されていった。

アドベンチャー・アップデートは探検と戦闘、そしてゲームの目的の追加に焦点を当てた大規模アップデートである。追加機能として新しい地形生成プログラム、新しい Mob、ブロック、バイオーム、アイテムがある。生成される構造物は要塞廃坑がある。ゲームプレイ全般の変更点として、クリティカルヒットや経験値を含む戦闘システムの改善、クリエイティブモードの再実装、ジ・エンドへ旅してエンダードラゴンを倒すことでゲームを終わりを迎えることなどがある。

当初はBeta 1.7からの予定であったが、アドベンチャー・アップデートの第一弾はBeta 1.8として2011年9月14日にリリースされた。その前9日から、開発版がMojangにより「リーク」されるようになった[18]。Beta 1.9はリリースされない欠番となったが、1.9プレリリース版を名乗る6つのバージョンがテストとバグ報告のために公開された。10月18日、新機能追加の停止、正式版の公開準備のためのバグ修正に Minecraft 開発の全てを注ぐことが発表された[19]。11月13日には、開発版に効果音を追加する1.8.1アップデートと1.0リリース候補版が公開された[20]

Minecraft 1.0[]

TheEnderdragon

エンドでのエンダードラゴン

詳細は「Minecraft 1.0」を参照

Minecraft の正式版である Minecraft 1.0 は、MineCon 2011開催中の2011年11月18日に公開された。1.0にはBeta 1.8には導入されなかったアドベンチャー・アップデートの数多くの要素が含まれている。最も特筆すべきものは、ジ・エンドでのエンダードラゴンを倒すことで迎えられる、ゲームのエンディングである。Minecraft 1.0 のすべての変更点一覧は 更新履歴を参照の事。

これはMinecraftのバージョンで、新しいプレーヤーには定価(19.95, £16.95, or US$26.95)で請求されるが、Alpha・Betaのプレーヤーは定期的に更新される。リリース後Notchはインタビューで、ゲームのリリースにより評価とレビューが行われることに不安を感じていると述べた。リリース後、このゲームは好評を博し、多くのゲームウェブサイトやファンのレビューで高い評価を受けた。

その後も新しいゲームプレイの機能、新たなモブやバイオームなどについてのアップデートがあった。1.0.0よりの詳しくは Java Edition version historyを参照。

2012年3月1日には1.2.1がリリースされた。ジャングルバイオーム、Mob、チャットの改善が含まれている。 8月1日には1.3.1が、アドベンチャーモード、マルチプレイその他での数多くの改善とともに公開された。 10月25日にはプリティー・スケアリー・アップデートこと1.4.2が、新ボスMob ウィザーなどの新Mob、ブロック、アイテムの追加や改善と共に公開されている。

Java Edition 1.12.2では Better Together UpdateにただMinecraftと名付けられたBedrock Editionと区別するため、Java Editionの副題が付けられた。

2018年10月6日に、Mojang は Java Edition のソースコードの一部(主に Brigadier コマンドエンジンや、Data Fixer Upper)をオープンソース化した。Blaze3Dと呼ばれるゲームのレンダリングエンジンの完全な書き直しについては、オープンソース化が検討されている[21]

機能一覧表[]

以下は、各マイルストーンでどの要素が導入されたかの簡単な要約である。

機能 Pre-Classic Classic Indev Infdev Alpha Beta 正式版
クリエイティブ サバイバルテスト Minecraft 1.0 Minecraft 1.3 Minecraft 1.8 Java Edition 1.14
プレミアムアカウント 不要 必要 フルバージョンとマルチプレイヤーに必要 必要(1.6.1以降)
入手可能性 はい プレミアムのみ
マルチプレイ いいえ はい いいえ v1.0.10以降 はい プレミアムのみ
クラフト いいえ 2010年1月29日以降 はい
インベントリ いいえ 0.0.20a以降 はい
体力 いいえ はい
満腹度 いいえ 1.8 Pre-release以降}} はい
昼夜サイクル いいえ 2010年2月12日以降 はい
無限の大きさのワールド いいえ はい 60,000,000ブロック四方(1.7.2以降)
地図の環境 いいえ はい
洞窟 いいえ はい
バイオーム いいえ v1.2.0 以降 はい
リスポーン地点の設定 いいえ はい いいえ はい
即死 いいえ はい いいえ ハードコア(

1.9 Pre-release 2以降)

ハードコア
Mob rd-132328以降 はい
無限水源 いいえ はい 島マップでのみ はい
レッドストーン回路 いいえ v1.0.1以降 はい
実績統計 いいえ 1.5 以降 はい 1.12以降、実績が進捗に置き換えられた
ネザー いいえ V1.2.0 以降 はい
ジ・エンド いいえ 1.9 Pre-release 4以降 はい
色付き羊毛/布 いいえ 0.0.20a以降 はい いいえ 1.2以降 はい
ダッシュ いいえ 1.8 Pre-release 以降 はい
繁殖 いいえ 1.9 Pre-release 2 以降 はい
ポーション いいえ 1.9 Pre-release 2 以降 はい
エンチャント いいえ 1.9 Pre-release 3以降 はい

Pocket Edition[]

詳細は「Pocket Edition」を参照

Minecraft Pocket Edition が、2011年8月16日に公開された。これはモバイル環境向けにデザインされ、ゲームプレイはClassic版のそれに近いものである。Sony Erricson製Android搭載スマートフォンXperia Play向けのものであった。開発はMojang従業員のAron Nieminenが担当している。Sonyとの独占契約が終了後の2011年10月7日に、タッチスクリーン向けの入力システムを追加して、すべてのAndroid端末向けバージョンが公開された[22][23]。11月16日には、iOS版がリリースされた。

Xbox 360 Edition[]

詳細は「Xbox 360 Edition」を参照

Minecraft: Xbox 360 Editionは2012年5月9日にリリースされた。Xbox 360版はMojangにより2011年6月7日のE3で告知され、リリース日はPlayXBLAのtwitterアカウント経由で3月22日に公表された。Kinectには後日対応予定とされている。

LEGO Minecraft[]

詳細は「LEGO Minecraft」を参照

2011年12月に、Mojangは Minecraft の商品コンセプトをLego Cuusooプログラムに提出した。この提案は早々にユーザーから10,000票を集め、Lego社によるコンセプトレビューへと進んだ[24]。2012年1月24日、Lego Cuusooはコンセプトは受理され、Minecraft ベースのものを開発すると発表した[25]。2月には最初のLEGO Minecraft Micro Worldのセットが公開され、予約が開始された。日本では3月14日に先行販売分の限定100セットが、公式サイトで予約受付された。正式発売は同年夏であるが、国内では一般には販売されていないようである[26]

Mod およびサードパーティー製プログラム[]

Mod API[]

詳細は「プラグインAPI」を参照

Notchは常にMod (ゲーム改造プログラム) のAPIの導入を考えていて、2011年4月26日には正式にそれのサポート計画を公表した。ゲーム中にAPIのプログラムコードは存在していて、メインメニューにも"Mods and Texture Packs"というボタンが、実装されていないにせよあった (1.0でボタンのラベルは"Texture Packs"に変更されている)[27]Minecraft 1.0 リリースの投稿で、Notchは新しいランチャープログラムと共に、Mod APIがやってくるとしていた[28]

2011年12月にJebMinecraft の主席開発者に就任したとき、"there is no way in hell I will be able to add as much content as the whole internet can do"(Hellには、インターネット全体でできる限りのコンテンツを追加できる方法はない)と、Mod APIは彼の最優先事項であると述べている。また彼はBukkitMod Coder Packなど既存のMod開発者と意見交換しているとも話している[29]

テクスチャーパック[]

詳細は「テクスチャーパック」を参照

ゲームでは、テクスチャーパックによる様々なテクスチャー変更が正式対応となっている。これらは決まったファイルやフォルダー構成となっており、ZIPファイル中に格納され、.minecraft フォルダ内ーの texturepack フォルダ内に配置される。テクスチャーパックフォルダーはメインメニューからもアクセス可能である。テクスチャがどれだけ拡張されるかはテクスチャーパック内のファイル数に依る。

非公式Mod[]

詳細は「Mod」を参照

Minecraft の改造は、minecraft.jar内のJavaクラスファイルを置き換えたり追加したりすることで変更を加えることができる。Modは人気のある方法だが、Modが古くなったり、そもそも不完全だったり、他のModと競合したりしてゲームを破壊したとしてもMojangのサポート対象とはならない。幾つかのModはNotchに印象をあたえ、その製作者はAdditional Programming下に位置づけられた。Paul Spoonerの林業編集スクリプト (正確には内蔵されるModではない) や、Hippoplatimus作のPiston Modは、それぞれInfdev (2010-04-13)Beta 1.7で取り込まれたりもしたが、前者は後にInfdev中に削除されている[30][31][32]

サードパーティー製プログラム[]

詳細は「Programs and editors」を参照

Minecraft 向けの数多くのプログラムがある。例えば3Dマップエディターやビュワー、ゲーム改変ソフト、いろいろな情報プログラム (Crafting Recipeなど)、そしてサーバーのラッパープログラム、その他特殊なプログラムなどである。Modと同様、これらもMojangのサポート対象外となる。

プラットフォーム[]

Pocket

Notchと Minecraft Pocket Edition

Xbox 360 Edition

Minecraft: Xbox 360 Edition のパッケージ

コンピューター[]

Minecraft のもともとのプラットフォームであり、最も有名なバージョンでもある。Windows、Mac OS X、Linux上で動作し、ランチャーやブラウザ中で動作する。

コンピューター向けの Minecraft には、Minecraft 4kPC Gamer Minecraft Demo がある。4kは Minecraft の簡易版であり、Notchがコンテストにエントリーさせた他の"4k" Javaゲームと同じスタイルになっている。PC Gamer DemoはBeta 1.3に案内のダイアログを追加した、100分限定のプレイが可能なバージョンである。

Pocket Edition[]

詳細は「Pocket Edition」を参照

Minecraft Pocket Edition は、モバイル環境向けにデザインされた、Classic版に近いゲームプレイのものになっている。数多くのブロックが実装され、WiFiによりLAN内のマルチプレイができる。現時点ではGoogle PlayとiTunes App Storeから入手可能である。

Xbox 360 Edition[]

詳細は「Xbox 360 Edition」を参照

Minecraft: Xbox 360 EditionMinecraft コンピューター版Beta 1.6.6の、Xbox 360への移植版である。開発元である4JStudiosにより継続的に更新され、現在の機能はおおよそコンピューター版1.0に相当するものになっている。ほとんどの面でコンピューター版と同じであるが、いくつか顕著な違いも存在する。Kinect仕様が可能なデザインとなっているが、未だ対応されていない。

Pi Edition[]

詳細は「Pi Edition」を参照

Minecraft: Pi Editon は、Pocket EditionRaspberry Piと呼ばれるシングルボードコンピューター上に移植したバージョンである[33]。完全に無料でダウンロードでき、初級プログラマーの教育向けにゲームコードをユーザーが操作できるようになっており、ScratchやPythonによるコーディングが可能。2016年1月に開発が終了となったが、その後も無料で入手、使用できる。

外部出演[]

Minecraftの文化の人気度により、memesのようなものや、ほかのゲームでの次のような言及もある:

  • Super Meat Boy では、Steve?[34]がロック解除可能なキャラクターとして登場している。ゲーム中では "Mr. Minecraft" という名前で知られる。
  • Battlefield Heroesでは、Royal Minecraft TシャツNational Minecraft Tシャツが2011年7月29∼31日に入手可能だった[35]
  • Team Fortress 2では、Top Notchと呼ばれる帽子があり、箱型の形状をしたNotchのアバターに似ている[36]。Notchだけがこの帽子を持っている。
  • The Elder Scrolls V: SkyrimThe Binding of Isaac では、"Notched Pickaxe"と呼ばれるアイテムがある。このゲームの原作者であるNotch (日本語では「刻み目」とかの意味) と、Minecraft の象徴的なものであるツルハシによるものだと思われる[37][38]
  • ChopLifter HDでは、"Operation Charlie Takedown"と呼ばれるミッションでスティーブニワトリがいる隠れ島がある[39]。スティーブを救うと、ゲーム内の実績のロックが解除される。このゲームでは、スティーブは"Blockhead"と呼ばれている。
  • Quube Twodeeでは、クリーパーの顔があるレベルがある[要出典]
  • PlayStation3ゲームのPixelJunk シューター2(PixelJunk Shooter 2)では、タイトル画面に小さなクリーパーがあり、Shooter 2独自の他の敵にも隠れている[要出典]
  • Family Guy Online, では、ロード画面のセクションの"Did you know?"で"Minecraft!"と表示されることがある[要出典]
  • Borderlands 2では、ゲームの隠されたセクションにMinecraftの石と鉱石ブロックのスタイルを取り入れたブロックがあり、これらは壊すことができる。同じエリアには敵のクリーパーもいる。
  • Torchlight 2では、"Notch's Mine."と呼ばれるエリアがあり、その中では奪略の為クリーパーを殺すことがある。ゲームには、Minecraftの剣と同じグラフィックをした隠された剣もある
  • AwesomenautsPatch 1.13では、キャラクターClunkの新しいスキンとしてCreeper Clunkが追加された。Creeper Clunkを倒すとロックが解除される。[40]
  • 大乱闘スマッシュブラザーズ Special(Super Smash Bros Ultimate)では、DLCファイターとして、スティーブ/アレックス/ゾンビ/エンダーマンが追加された。

脚注[]

  1. https://twitter.com/jeb_/status/122350670648066049
  2. Minecraft coming to Nintendo Wii U - Mojang.com; December 7, 2015
  3. Minecraft: Education Edition has launched! - Mojang.com; November 1, 2016
  4. “Minecraft: China Edition is out! - mc.163.com; August 8, 2017
  5. 「Minecraft on new 3DS!」 – Minecraft.net
  6. https://twitter.com/danfrisk/status/311725356434460672
  7. http://forums.tigsource.com/index.php?topic=6273.0
  8. https://twitter.com/notch/status/76378826137018369
  9. http://notch.tumblr.com/post/227922045/the-origins-of-minecraft
  10. http://www.minecraft.net/game
  11. http://notch.tumblr.com/post/107315028/cave-game-tech-demo
  12. http://www.youtube.com/watch?v=F9t3FREAZ-k
  13. http://notch.tumblr.com/post/108652448/early-private-singleplayer-alpha-coming-very-soon
  14. http://notch.tumblr.com/post/109000107
  15. http://www.indiegames.com/blog/2009/05/browser_game_pick_minecraft_ma.html
  16. http://notch.tumblr.com/post/746938105
  17. http://notch.tumblr.com/post/143020675
  18. https://twitter.com/notch/status/112269453621862401
  19. https://twitter.com/notch/status/126319481160081408
  20. http://www.minecraftforum.net/news/313-
  21. Tom Stoneによる「Programmer's: Play with Minecraft's Inner Workings!」 Minecraft.net、2018年10月6日
  22. http://gaming.icrontic.com/news/mojang-signs-minecraft-deal-with-sony
  23. http://www.minecraftforum.net/news/236-
  24. http://kotaku.com/5878848
  25. http://japanese.engadget.com/2012/01/25/lego-cuusoo-minecraft/
  26. http://news.cnet.com/8301-17938_105-57379791-1
  27. http://notch.tumblr.com/post/4955141617
  28. http://notch.tumblr.com/post/12848184253
  29. http://www.minecraftforum.net/news/344-
  30. http://www.peripheralarbor.com/minecraft/minecraftscriptphotojournal.html
  31. http://notch.tumblr.com/post/506311060
  32. http://www.reddit.com/r/Minecraft/comments/hvkmo
  33. http://www.mojang.com/2012/11/minecraft-is-coming-to-the-raspberry-pi/
  34. http://notch.tumblr.com/post/6825860292157440
  35. http://mojang.com/2011/07/30/collaboration-with-our-neighbors-battlefield-heroes
  36. http://notch.tumblr.com/post/13353738451
  37. http://www.minecraftforum.net/news/316-
  38. http://bindingofisaac.wikia.com/wiki/Notched_pickaxe
  39. http://www.youtube.com/watch?v=xF4bWOu0Hn0
  40. http://imgur.com/a/WzQI3#bm2rLCQ
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