Minecraft Wiki
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訳註 
亀甲括弧内の日本語訳は確定したものではありません。今後変更が行われる場合があります。
Minecraft 23w31a
23w31a
Java Edition 23w31a
エディション

Java Edition

種類

スナップショット

リリース日

2023年8月2日

親バージョン

1.20.2

ダウンロード

クライアント (.json)
サーバー

難読化マップ

クライアント
サーバー

プロトコルバージョン

 dec: 1073741968
 hex: 40000090

データバージョン

3567

Java Edition 23w31aは、2023年8月2日にリリースされた、Java Edition 1.20.2に向けた最初のスナップショットである[1]。このスナップショットでは、実験的データパック内における村人の交易に関する開発の開始と関数コマンドの機能性の拡張、バグの修正が行われた。

追加要素[]

コマンドフォーマット[]

/random
  • 乱数を抽出したり、乱数列を操作することのできるコマンド。
  • 構文:
    • random value|roll <range> [<sequenceId>]
      • 指定の乱数列から指定の範囲内で乱数を抽出する。valueを使用した場合には実行者にのみ乱数が返ってくる。rollを指定した場合には抽出した値がすべてのプレイヤーに公開される。何らかの抽選に使用できる。
    • random reset *|<sequenceId> [<seed>] [<includeWorldSeed>] [<includeSequenceId>]
      • 乱数列をリセットする。
  • 引数:
    • range:整数の範囲を指定する。例:(2以上5以下2..5
      • 範囲の広さは2以上2147483646以下である必要がある。
    • sequenceId:使用・リセットする乱数列。前者の構文では省略可能で、管理者でないプレイヤーも乱数列IDを省略したコマンドなら使用できる。後者の構文で*を指定すると、すべての乱数列をリセットしてデフォルトのパラメータを設定する。
    • seed:リセット後に乱数列が使用するシード値。指定しない場合は乱数列がデフォルトのパラメータに戻る。
    • includeWorldSeed:ブール値(デフォルト:false)。乱数列にシード値を与える際に、ワールドのシード値を組み込むどうか。falseに設定すると、コマンドの実行したワールドに拘わらず乱数列が同様に評価される。
    • includeSequenceId:ブール値(デフォルト:false)。乱数列にシード値を与える際に、乱数列のIDを組み込むかどうか。falseに設定すると、乱数列の名前に拘わらず乱数列が同様に評価される。
  • デフォルトでは、すべての乱数列はそれぞれ0truetrueを指定した場合と同様にシード値が与えられている。

全般[]

属性
  • 新しい属性generic.max_absorption〔衝撃吸収レベルの上限〕が追加された。
    • この属性はgeneric.max_health(最大体力)と類似した振る舞いをしており、最大体力はエンティティのHealth(体力)の上限を定める一方、こちらはAbsorptionAmount衝撃吸収による体力の増加分)の上限を定める。
    • 衝撃吸収の効果は、この属性値とAbsorptionAmountの両方を増加するようになった。
実験的データパック
  • 新しい実験的データパック「Villager Trade Rebalance〔村人の交易の再調整〕」が追加された。
タグ
  • ダメージの種類タグno_knockbackが追加された。
    • このタグに属する種類のダメージからはノックバックが発生しない。
    • バニラでは、イベントによって引き起こされるダメージに使用されている。例えば爆発は個別の仕組みによってノックバックを与えるので、このタグに含まれている。
  • エンティティタグnon_controlling_riderが追加された。
    • このタグに属するエンティティは、自身が騎乗しているエンティティの動きを制御することができない。
    • スライムマグマキューブが含まれている。
  • ブロックタグconcrete_powderが追加された。
  • ブロックタグcamel_sand_step_sound_blocksが追加された。
    • このタグに含まれるブロックは、ラクダが上を歩いた際にentity.camel.step.sound(字幕:ラクダが砂を撒き散らす)のサウンドを発生させる。
    • #sand#concrete_powderが含まれている。

変更要素[]

ブロック[]

バリアブロック
  • クリエイティブモード水没させられるようになった。
    • 他の水没可能なブロックと異なり、ディスペンサーなどの間接的な手段では水没させることはできない。あくまでクリエイティブモードのプレイヤーが直接操作する必要がある。
    • マングローブの根と同様、中に入った水を流出させず保持することができる。
コーラスフラワー
  • 側面および下面に、支えの必要なブロックを接続できなくなった。
スカルクセンサー
  • 以下のサウンドを検知できるようになった。
    • 不死のトーテムの発動(周波数3:minecraft:item_interact_finish
    • ウィッチのポーション飲用音(周波数8:minecraft:drink
    • カメの産卵時の砂を払う音(周波数4:minecraft:entity_action
    • ラクダの座る音、跳躍する音(周波数4:minecraft:entity_action

Mob[]

村人
  • 村人ゾンビから治療した際の値引きが、初めて治療した際にのみ適用されるようになった。
    • これにより、複数回同じ村人をゾンビ化させて治療することで激しい値下げを行わせることができなくなった。
アイアンゴーレム
  • 1.19でスポーン頻度が毎600ティック(30秒)から毎700ティック(35秒)に下げられていたが、これが撤回された。
全般
  • /rideコマンドによって乗せた際の位置ズレが大幅に修正された。

非Mobエンティティ[]

表示エンティティ
  • 表示エンティティのクライアント側での位置と回転( transformationではなく Pos Rotationによって決定される汎用の位置と回転)の更新は、コマンドによる更新を受け取った1ティック後に行われるようになった。
    • 以前のバージョンでは、クライアント側でも更新は変更を受け取ったそのティックに行われて、不均等な動きを引き起こしていた。
    • この新しい仕様は、防具立てやMob、プレイヤーにも適用される。
    • 注:騎乗中の振る舞いは以前のバージョンの儘になっている。
    • サーバーでは従来通り変更を受け取ったそのティックに更新が行われる。
  • 従来の transformationの補間アニメーションに加え、この位置( Pos)と回転( Rotation)の補間アニメーションが利用できるようになった。この補完アニメーションの持続時間は、表示エンティティの新しいフィールドteleport_durationによって決定される。
    • 0では、更新が即座に適用される。
    • 1では、1ティックを掛けて現在の位置から更新後の位置に移動する。
    • それ以上の値では、複数ティックを掛けて移動する。
    • 注:この値は、周期的な位置の更新によるグリッチを防ぐために制限されている。
    • 新しい値は位置と回転にのみ適用され、速度等の他のデータは変更されない。

コマンドフォーマット[]

/execute (if|unless) function ...
  • 新しい/executeのサブコマンド。
    • 関数または関数タグを実行し、その戻り値が以下に示す条件を満した場合に続きを実行する。
    • 構文:execute (if|unless) function <function> ...
    • 引数:<function> - 実行する関数および関数タグ。関数タグを指定した場合は、該当する関数が他の関数の実行結果に拘わらずすべて実行される。
    • 通過条件は次の通り。
      • 少なくとも一つの関数が成功する。
      • かつ、/returnコマンドによって戻り値が与えられている。
      • かつ、与えられた戻り値が0でない。
/return run
  • /returnの新しい構文。
    • 構文:return run <command>
    • 引数:<command> - 実行するコマンド。
    • <command>で指定されたコマンドを実行するさせるとともに自身が属する関数の戻り値として、実行したコマンドの戻り値を使用させる。実行したコマンドが失敗した場合には、関数の戻り値は0となる。
関数
  • 空白以外の文字で構成された文字列(単語)の末尾に\(バックスラッシュ)を記載することで、コマンドを次の行に繋げることができる。
    • 次の行の先頭と最後にある空白は、コマンドを一行に解釈しなおす際に削除される。
関数とマクロ
  • 関数の中で、行の最初の空白以外の文字が$になっている行はマクロ行と見なされ、マクロ行においては$(<変数名>)と記述することで関数の実行の際にそこに変数を代入することができる。
  • マクロを含む関数を実行するために、/functionに以下の新しい構文が追加された。
    • function <id> <compound>
      • <id>は実行する関数のID。
      • <compound>は、<変数名>: <代入値>の形式のキーと値の組を列挙したコンパウンドである。マクロで使用されている変数に代入値を与える。
    • function <id> with <data_source> [<path>]
      • 前者と同様だが、こちらでは代入値を与えるコンパウンドをNBTストレージエンティティブロックエンティティのNBT上から/data getコマンドのように取得することができる。
      • <data_source> - NBTの取得元となる対象。以下の3形式から指定する。
        • block <targetPos> - ブロックエンティティ。<targetPos>にはブロックエンティティの座標が入る。
        • entity <target> - エンティティ。<target>にはプレイヤー名、ターゲットセレクターUUIDが入る。
        • storage <target> - NBTストレージ。<target>には名前空間IDが入る。
      • <path> - 使用するコンパウンドのNBTパス
    • パスで指定されたデータタグは単一のコンパウンドでなければならない。
    • 指定されたコンパウンド内には、マクロで使用されているすべての変数に対して代入値を与えるキー・値の組がただ一つ存在しなければならない。
    • 指定されたコンパウンド内に、マクロで使用されていないキー・値の組があっても構わない。
    • コンパウンドを参照しながら、非マクロ関数を実行しても問題ない。
    • 代入によって構文エラーが発生した場合は、その関数の実行がすべてスキップされる。
    パフォーマンスに関する備考
    • マクロを使用するということは変数の代入の後にコマンドが再解析されることであり、これは前もって構文解析されている関数を実行するよりも高い負荷が予測される。通常のコマンド(マクロ行でない部分)は従来通り前もって構文解析されており、マクロが召喚された際には変数の代入があるコマンドだけが再解析され、ゲームは召喚の際に使用された特定のパラメータのセットの結果をキャッシュしようとする。このため、同じパラメータのセットを複数回召喚する方が別々のパラメータが召喚されるよりも負荷が軽いのであるが、それでも通常の関数よりもはるかに負荷が大きい。なお、参照されたコンパウンド内でもマクロで使用されていないキー・値の組はキャッシュに含まれない。
コマンドの履歴
  • 最新の50個のコマンドが、ゲームの実行中常に保持されるようになった。
    • これにより別のワールドを開いた際にも、前のワールドで使用したコマンドの履歴を使用できるようになった。
    • 通常のチャットの履歴は、従来通りサーバーやワールドを離れると破棄される。
    • 最新のコマンド履歴は、.minecraft/command_history.txtに保存される。
ゲームルール
デバッグ画面
  • F3+Bを押して当たり判定を表示する際に、エンティティを乗せているエンティティには乗者との接続点が黄色く縁どられた四角柱として表示されるようになった。

ワールド生成[]

ダイヤモンド鉱石
  • オーバーワールドの深層岩の層でより高い生成頻度で生成されるようになった。
    • 技術的には、ダイヤモンド鉱石を生成する生成物の一種として-64から-4の範囲に均一分布で生成されるサイズ8のものが追加された。

ゲームプレイ[]

プレイヤー
  • 乗り物に乗っている際にスニーク出来なくなった。

全般[]

リソースパック
  • バージョンが16に上がった。
    • リソースパックの新バージョンへの更新は Slicerによる自動更新ツール を使用することで可能である。
    • GUIのスプライトは従来は一つのシートに纏められていたが、textures/gui/sprites以下に個別のスプライトとして分割されて保存されるようになった(自動更新可能)。詳しくは次項を参照。
    • 名前空間realmsに有ったファイルがminecraftに移動された(自動更新可能)。
    • villager2.pngvillager.pngに改名された(自動更新可能)。
    • icon/trial_availableおよびrealm_status/expires_soonのGUIのスプライトのアニメーションに.mcmetaファイルによる定義方式が使用されるようになり、アニメーションの各フレームの個別のスプライトが一つの画像に纏められた(自動更新可能)。
    • バンドルのツールチップの背景が、nine_slice形式のスプライトとして表示されるようになった。
    • アクセシビリティ、言語、Realmsのニュースのボタンのアイコンが、背景のボタンから分離された。
    • Realmsの招待アイコンが、普通のボタンのテクスチャのオーバーレイとして表示されるようになった。
      • このボタンのハイライトされた状態のテクスチャが削除された。
    • ハイライトされた状態のRealmsの招待番号アイコンのテクスチャが削除された。
    • notification\more.pngの感嘆符が削除された。
GUIのスプライトシート
  • GUIの描画に使用されるスプライトが個別のファイルに分割された。従来は大きいスプライトシートに纏められていた。
    • 例えば従来のwidgets.pngwidgets/button.pngwidgets/button_highlighted.pngに分割された。
  • これにより、各スプライトをリソースパックで更新する際に大きいシート全体を上書きする必要がなくなった。
  • これらのスプライトはtextures/gui/spritesからテクスチャアトラスguiに書き込まれる。
  • 他のテクスチャと同様、GUIのスプライトのアニメーションも.mcmetaファイルを用いて行われるようになった。
    • icon/trial_availablerealm_status/expires_soonがこの方法でアニメーションされるようになった。
  • guiアトラス上のスプライトに対する変形が.mcmetaの新しいセクションguiによって操作されるようになった。
    • スプライトの変形とは例えば、ボタンのテクスチャをボタンの大きさに従って変形する等の操作である。
    • guiの中にはscalingフィールドが存在し、その中には以下のフィールドが必要である。
      • type: 操作形式の種類。stretch(デフォルト)、tilenine_sliceから選択する。
      • stretchの場合、スプライトが要求された大きさまでそのまま拡大される。
        • 追加フィールドは存在しない。
      • tileの場合、要求された範囲に左上を起点としてスプライトを繰り返し並べて配置する。また以下の追加フィールドを持つ。
        • width: このスプライト一つ分の画面上における横方向の大きさ。ピクセル数で指定する。
        • height: このスプライト一つ分の画面上における縦方向の大きさ。ピクセル数で指定する。
      • nine_sliceの場合スプライトを井の字状に分割する。そうすると角のピースが4つ、辺の部分が4つ、中央部分が1つに分割される。これを要求された範囲の角、辺、内側の部分にそれぞれ並べていく。以下の追加フィールドを持つ。
        • width: このスプライト一つ分の画面上における横方向の大きさ。ピクセル数で指定する。分割後の小片ではなく、分割前の画像の大きさが画面上で何ピクセルに相当するかを指定する必要がある。
        • height: このスプライト一つ分の画面上における縦方向の大きさ。ピクセル数で指定する。分割後の小片ではなく、分割前の画像の大きさが画面上で何ピクセルに相当するかを指定する必要がある。
        • border:端として切り取る部分の大きさ。ピクセル数で指定する。整数を指定した場合には4方向にそのピクセル数が使用される。4方向別々に設定したい場合はlefttoprightbottomを含むオブジェクトで指定する。
データパック
  • バージョンが16に上がった。
リソースパック・データパック共通
  • 複数のパックバージョンで利用できるようなパックのサポートが導入された。
    • pack.mcmetaファイルにこのパックが対応しているパックバージョンの範囲を指定できるsupported_formatsというフィールド(任意)が追加された。
      • 使用例:16[16, 17]{"min_inclusive": 16, "max_inclusive": 17}
    • supported_formatsがあっても、従来のpack_formatは省略することはできない。
      • これは、23w31a以前のバージョンのゲームがパックを読み込めるようにする為である。これ以前のバージョンではsupported_formatsは無視されるため、pack_formatに従った普通の単バージョン用パックとして認識される。
  • overlaysディレクトリが追加された。
    • このディレクトリには、パックの「通常」の要素を上書きできる下位パックが格納される。
      • このディレクトリ以下の構造は、assetsおよびdataディレクトリを含め普通のパックと同様である。
      • このディレクトリ内の下位パックの内容は、この下位パック自身がクライアントの要求するフォーマットを満たしていれば上位パックの内容を上書きする形で適用される。
      • 下位パックによる上書きでファイルを追加したり上書きすることはできるが、上位パックに存在するファイルを削除することはできない。
        • 例えば下位パックfooが適用されると、その中のfoo/assets/minecraft/textures/bar.pngファイルがassets/minecraft/textures/bar.pngを上書きすることができる。
    • 下位パックのpack.mcmetapack.pngは認識されない。
    • これに伴い、overlaysフィールドがpack.mcmetaファイルに追加された。
      • ここには各下位パックに関するデータのリストであるentriesフィールドが存在する。
      • 各下位パックのデータには以下の2つのフィールドが存在する。
        • formats -その下位パックが対応しているパックバージョンの範囲。
        • directory - 下位パックのディレクトリ(a-z 0-9 - _が使用可能)。
    • 適用の順番はリストの下側から順にであり、リストのより上側のパックが下側のパックの内容を上書きすることができる。
    • こうした下位パックはpack.mcmeta supported_formatsでリソースパック自体は複数のバージョンに対応していると宣言しつつ、特定のバージョンのみに対応しているとして設定した下位パックを用意することで、バージョンに応じた読み込み内容の調整を行うことに利用できる。
server.properties
  • 設定log-ipsが追加された。デフォルトではtrueである。
    • falseに設定すると、プレイヤーがゲームに参加した際にプレイヤーのIPがログに記録されるのを防ぐことができる。
スコアボード
ゲームイベント
  • entity_roarentity_shakeが削除され、entity_actionに置換された。
シンボリックリンクの検証
  • 安全性の向上のため、データパックおよびリソースパック内のシンボリックリンクも検出できるようになった。
    • これは、前回のリリースで追加されたワールドのデータ内のシンボリックリンクの検証を拡大したものである。
    • 許可されていないシンボリックリンクを含むパックをドラッグアンドドロップした場合に、警告が表示されるようになった。
    • さらに、パックの一部として認識できないファイルおよびディレクトリはドラッグアンドの際に(リソースパックフォルダおよびワールドフォルダに)コピーされなくなった。
    • 詳細は こちら も参照。
データの遠隔収集
ネットワークプロトコル
  • よりデータ駆動的な機能に向けた継続的な開発作業の一環として、ネットワークプロトコルに新しく設定フェーズが追加された。
    • 設定フェーズは、ログインフェーズの後(クライアントのアカウントが認証された後)に自動的に開始され、プレイヤーがワールドに参加するまで続く(プレイフェーズ)。
    • クライアントは無期限に設定フェーズに留まることができる
    • サーバーは、プレイフェーズに入ったクライアントに設定フェーズへ戻るよう要求することも可能である。
      • 他のプレイヤーには、こうしたクライアントは接続が切断されたように表示される。
    • 設定フェーズ中のユーザーは、プレイヤーリストに表示されない。
    • 設定フェーズ(プレイフェーズから移動した場合)で可能なアクションは次の通りである。
      • データ駆動型レジストリの設定
      • 有効化された機能の設定
    • 設定フェーズとプレイフェーズのどちらでも可能なアクションは次のとおりである。
      •  サーバーリソースパックの適用
      • タグの更新
      • カスタムパケットの交換
      •  Pingおよびキープアライブパケット
    • サーバーは設定フェーズではリソースパックを処理するようになった。
      • これにより、プレイヤーがプロンプトに答えたりリソースをリロードしたりする際に、ワールド内にいる必要がなくなった。
チャンク送信の最適化
  • チャンクをクライアント側にネットワークを介して送信する際に、一纏めの連続した大容量のバッチで送信しなくなった。
  • 代わりに、利用可能な帯域幅に応じた小さいバッチで送信するようになった。
    • これにより、極めて狭い帯域幅しか割り当てられていないクライアントでタイムアウトが起こらなくなった。
    • 狭い帯域幅しか割り当てられていないクライアントで、一部のチャンクが読み込み中でもワールド内を操作できるようになった。
  • クライアントの描画距離内のチャンクのみが送信されるようになった。

実験的変更要素[]

以下の実験的要素は、ワールド新規作成画面からの「ゲーム設定」⇒「実験的機能」から「Villager Trade Rebalance〔村人の取引の再調整〕」の実験的データパックを「オン」にすることで使用できる。

Mob[]

司書の村人
  • 司書の村人が売るエンチャントの本のエンチャントの種類が変更された。
    • 村のバイオームによって司書が売るエンチャントの種類が異なるようになった。
    • 一部のエンチャントの本は「達人」となった司書からしか購入できない特別なエンチャントに割り当てられ、司書への就職時に初めから取引することはできなくなった。
      • この特別なエンチャントも必ずしも最大レベルの物ではないため、最大レベルのエンチャントを得るにはエンチャントを合成する必要がある。
    • このため、すべてのエンチャントの本を交易できるようにするには7つのバイオームの村人と出会わなければならない。
    • 沼地とジャングルには通常では村は生成されない為、そのバイオームのエンチャントの本を入手するにはそのバイオームで新しく村を作成する必要がある。
    • 釣り竿トライデントクロスボウのエンチャントは取引で手に入らなくなった。
村のバイオームとエンチャントの種類
- 砂漠 ジャングル 平原 サバンナ 雪原 沼地 タイガ
特別なエンチャント 効率強化III 耐久力II  ダメージ軽減III ダメージ増加III シルクタッチ 修繕 幸運II
普通のエンチャント 火炎耐性 落下耐性  パンチ ノックバック 水中採掘 水中歩行 爆発耐性
棘の鎧 飛び道具耐性  アンデッド特効 束縛の呪い ドロップ増加 水中呼吸 火属性
無限 射撃ダメージ増加  虫特効 範囲ダメージ増加 氷渡り 消滅の呪い フレイム
行商人
  • 行商人の取引が全体的に値下げされ、また売ってくれる量が増えた。
  • 以下のアイテムを売ってくれるようになった。
商品 個数 価格
エメラルド
取引可能回数
原木(各種) 8個 1個 4回
鉄のツルハシ
(エンチャント付き)
1本 6~20個
エンチャントの種類による
1回
透明化ポーション 1 5 1回
  • 以下のアイテムをプレイヤーが売れるようになった。
買取品 個数 買取価格
エメラルド
取引可能回数
水入り瓶 1個 1個 1回
水入りバケツ 1個 2個 1回
ミルク入りバケツ 1個 2個 1回
発酵したクモの目 1個 3個 1回
ベイクドポテト 4個 1個 1回
干草の俵 1個 1個 1回

修正[]

96個のバグを修正
1.20以前にリリースされたバージョンから
  • MC-29371 – ボタンやアイコンの中で、カーソルを翳した際に表示されるツールチップが古いものがある。
  • MC-67532 – ホットバーの選択中スロットの一番下の2ピクセルがゲーム内で表示されない。
  • MC-69387/itemコマンドでジュークボックス内のアイテムを置き換えることができない。
  • MC-80876 – 乗り物に乗っているエンティティの位置の変位が常に同じである。
  • MC-85582 – インベントリ内のエンティティモデルの中に、黒い四角の範囲に飛び出してしまうものがある。
  • MC-93320randomTickSpeedが0でも水が凍る。
  • MC-121772 – Mac版で、⇧ Shiftを押している状態だとスクロールができない。
  • MC-122296 – Macの"Magic Mouse"で水平方向のスクロールが機能しない。
  • MC-122547 – バリアブロックが着地時にパーティクルを生じる。
  • MC-140646 – Shiftキーを押してテキストを選択している状態では、テキスト欄がスクロールされない。
  • MC-147766 – 他のキーを押すまでShiftキーを押したままになっていると見なされる。
  • MC-164080 – ガストに騎乗したエンティティは、その一部あるいはすべてがガストの体に埋もれてしまう。
  • MC-181190 – 村人を繰り返しゾンビ化して治療することで割引が重ねて適用される。
  • MC-190815 – シュルカーボックスは開いた状態ではレッドストーン信号を伝導しなくなるが、開閉時に周囲のレッドストーン関連ブロックを更新しない。
  • MC-215768 – スカルクセンサーが、産卵のためにカメが砂を払う振動を検知できない。
  • MC-228420 – サーバーの再参加時、ディメンション間の移動時、リスポーン時にワールドが読み込まれておらず、ブロックを突き抜けて落下してしまう。
  • MC-230732 – Minecraftの値域難易度の設定がサーバー上でワールドを実行中に頭って計算・表示されることがある。
  • MC-232840 – 子供ゾンビの足が、自身の騎乗しているMobの頭を貫いてしまうことがある。
  • MC-237333 – ケーキ、旗、絵画がコーラスフラワーに、本来は支えることができるはずなのに設置できない。
  • MC-242076 – スパイダージョッキーのスケルトンがクモのモデルの内部に座っている。
  • MC-242092 – マグマキューブのテクスチャマップ(magmacube.png)に使用されていないピクセルがある。
  • MC-242395 – ブレイズのテクスチャマップ(blaze.png)に使用されていないピクセルがある。
  • MC-242396 – 防具立てのテクスチャマップ(wood.png)に使用されていないピクセルがある。
  • MC-242397 – ウシ、赤・茶色のムーシュルームのテクスチャマップ(red/brown mooshroom.png、cow.png)に使用されていないピクセルがある。
  • MC-242398 – ヒツジとその羊毛のテクスチャマップ(sheep/sheep_fur.png)に使用されていないピクセルがある。
  • MC-242591 – ラマや行商人のラマのテクスチャマップ(white/gray/creamy/brown.png)に使用されていないピクセルがある。
  • MC-242592 – シロクマのテクスチャマップ(polarbare.png)に使用されていないピクセルがある。
  • MC-249109 – スニッファー、カエル、ヤギ、ラクダが、リードに繋がれている状態ではパニック状態にならない。
  • MC-252231 – 熱帯種のカエルのテクスチャに統一性に欠けるピクセルがある。
  • MC-254100 – アイアンゴーレムのスポーン率が減少した。
  • MC-255967 – 旧バージョンで生成されたチャンクのうちY=0以下に本来ディープダークが生成されうる場所の更新時にディープダークが完全には生成されず、古代都市だけが生成される。
  • MC-256466 – イカダ(エンティティ)がboatと呼称されている。
  • MC-256482 – スカルクセンサーが、ラクダの立ち・座りの振動を検知しない。
  • MC-256485 – 村の内部にスポーンするラクダが、ブロックの内部に埋もれてしまうことがある。
  • MC-256641 – 竹のフェンスやフェンスゲートが作業台のレシピ上で他のフェンスやフェンスゲートと纏められていない。
  • MC-256675 – ラクダの足と座っている時の鞍でZファイティングが生じる。
  • MC-256690 – ラクダの上にブロックが置かれている状態でもラクダが立ち上がろうとする為、目の高さにブロックがあると窒息してしまう。
  • MC-257342 – ラクダに乗ったまま高さ3ブロックのエリアの中に入ると減速する。
  • MC-257431 – 竹のフェンスゲートが使用しているテクスチャに誤りがある。
  • MC-257628 – スカルクセンサーが、ラクダの跳躍時に振動を検知することができない。
  • MC-258379 – 統一性に関する問題:ラクダの耳がプラットフォームにより違う。
  • MC-258620 – ピグリンの物々交換が、120ティックごとではなく、121ティックごとに行われる。
  • MC-259152 – インベントリ上で表示されるスニーク中のプレイヤーのモデルがバージョンによって異なる。。
  • MC-259382 – 無効な模様・装飾素材が設定されている防具を取得しようとすると「Failed to get element」のメッセージが繰り返しログに記録される。.
  • MC-259401 – エンチャントテーブルと鍛冶型のGUIで使用されているラピスラズリのアイコンが互いに異なる。
  • MC-259452 – 子供のラクダの立ち座りの音のピッチが成体の物と同じになっている。
  • MC-259769 – 花火の爆発がエンティティをノックバックしなくなった。
  • MC-259794 – 束縛の呪いのついた防具が、クリエイティブモードであっても別の防具を持って使用した際に装備し変えることができない。
  • MC-260054 – 桜色の花びらの当たり判定が、実物に合っていない。
  • MC-260058ブロックを取得の操作が、模様のない飾り壺で正しく機能しない。
  • MC-260085 – バリアブロックにブラシを使用するとパーティクルが生成される。
  • MC-260096 – 飾り壺にクリエイティブモードのツールチップが表示されない。
  • MC-260485/itemコマンドが模様入りの本棚内のアイテムを削除できない。
  • MC-260490 – デフォルトのサイズでないMobにおける乗者の騎乗位置が低すぎることがある。
  • MC-260604/fillを連続して使用すると、激しい騒音が発生する。
  • MC-260675 – 飾り壺が、設置後の最初のフレームにおいて表示されない。
  • MC-260968 – 音声読み上げにおいて、ワールド選択画面の「実験的」の文字を読み上げない。
  • MC-261123 – アイテム表示エンティティを他のMobに乗せた際に、そのMobのAIによって挙動が破損する場合がある。
  • MC-261182 – 看板の色がワールド上と編集画面上で違って見える。
  • MC-261420 – スカルクセンサーと調律されたスカルクセンサーが、ウィッチがポーションを飲む振動を検知できない。
  • MC-261427 – スカルクセンサーが、不死のトーテムの発動を検知できない。
  • MC-261440 – ウィンドウサイズを変更すると金床でアイテムの名前を変更できなくなる。
  • MC-262132 – レコード「Pigstep」が、クリエイティブインベントリで誤った位置にある。
  • MC-262295 – 歪んだ吊り看板、真紅の吊り看板では、作成材料である樹皮を剥いだ幹が専用のサウンドを有しているにもかかわらず板材のサウンドを使用している。
  • MC-262442 – ラクダを誘引している際のラクダの立ち位置がプレイヤーに少し近すぎる。
  • MC-262620 – ラマや行商人のラマにエンティティが騎乗するためには、他のデフォルトで騎乗可能なMobと違って飼いならされていなければならない。
  • MC-262638 – "Size:0"のNBTを持つスライムおよびマグマキューブが他のMobに騎乗した際の描画位置が低すぎる。
  • MC-262804 – プレイヤーが泳ぐアニメーションが他のプレイヤーにカクついて表示される。
1.20から
  • MC-261369 – 黒い旗を洗っても、普通の黒い旗とスタックすることができない。
  • MC-261411 – すべての鍛冶型が同じ翻訳キーを使用している。
  • MC-261611 – 蝋引きされた看板に対してブロックを設置するとブロックの設置音が鳴らない。
  • MC-261657 – スカルクセンサーの検知範囲が依然として円形であり、同じブロックから発生する振動の振る舞いが異なることがある。
  • MC-261739 – ハーフブロックの隣に置かれた竹のイカダでZファイティングが発生する。
  • MC-261965 – 何も書かれていない看板に対して輝くイカスミを使用しても輝くイカスミは消費されないにも拘らず、この動作によって進捗「この輝きに驚くなかれ!」が達成できてしまう。
  • MC-262108 – カスタムレシピを追加した状態での鍛冶台の振る舞いに問題がある。
  • MC-262436 – クリエイティブモードで飾り壺をインベントリ上でコピーするとNBTデータが引き継がれない。
  • MC-262613 – Mobが一部の騎乗可能なMobを操縦できない。
  • MC-262615 – 他の騎乗可能なMobと異なり、ラクダに乗せたMobがラクダを操縦できるようになるためには鞍を装着させることが必要である。
  • MC-262636 – スライムやマグマキューブが乗っているMobが動くことができなくなるとともに、正しく機能しなくなる。
  • MC-262720 – 桜色の花びらの茎のモデルに誤りがある。
  • MC-262751 – 模様のない飾り壺のNBTの形式が、その入手経路によって異なる。
  • MC-262766 – NBSPが本のタイトルに使用できる不可視文字として設定されているため、空白の名前を持つ本が作成できてしまう。
  • MC-262947 – 進捗「オシャレな鍛冶職人」の達成時に経験値が付与されない。
  • MC-263011 – スニッファーのプレイヤーおよび古代の種の検知範囲が異常に広い。
  • MC-263049 – ラクダが溶岩の中にいると、永久的に跳躍し続ける。
  • MC-263200 – 子供のスニッファーに乗っているエンティティの描画位置が高すぎる。
  • MC-263283 – バージョン1.12.2の構造物を1.20で読み込むと、中の看板のテキストが削除される。
  • MC-263313 – Tabキーを使って最初からRealmsを作成することができない。
  • MC-263322 – ラクダが怪しげな砂の上を歩く際に使用されるサウンドが、「ラクダが砂を撒き散らす」ではなく「ラクダが歩く」のものとなっている。
  • MC-263387 – チャットのスクロールバーが表示されなくなった。
  • MC-263430 – TickingTrackerでメモリーリークが発生している。
1.20.1から
  • MC-263833 – MinecraftはWayland上にウィンドウアイコンをセットできると誤仮定する。
  • MC-263879 – 開いたシュルカーボックスがレッドストーン信号を伝達できるようになっている。
  • MC-264356 – リードに繋がれたスニッファーが、発見した位置を無視して同じ場所を掘り続ける。
  • MC-264467 – GUIのテクスチャ"villager2.png"に使用されていない部分がある。
  • MC-264468 – GUIのテクスチャ"legacy_smithing.png"が、既に使用されていないにも拘らずゲームデータ上に存在する。

脚注[]

  1. "Minecraft Snapshot 23w31a" – Minecraft.net、2023年8月2日
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