訳註
亀甲括弧内の日本語訳は確定したものではありません。今後変更が行われる場合があります。
Minecraft 23w16a
エディション | |
---|---|
種類 |
スナップショット |
リリース日 |
2023年4月20日 |
親バージョン | |
ダウンロード | |
難読化マップ | |
プロトコルバージョン |
dec: 1073741955 |
データバージョン |
3449 |
Java Edition 23w16aは、2023年4月20日にリリースされた、Java Edition 1.20に向けた4番目のスナップショットである[1]。このスナップショットでは、バグの修正が行われた。
追加要素[]
コマンドフォーマット[]
/function
コマンドの戻り値を設定することで関数の実行の流れを制御するために使用される新しいコマンド。効果は以下の通り。- 属している関数の実行をこのコマンドの出現時点で停止する。
- その
return
コマンドが含まれる関数を起動した/function
コマンドの戻り値を<value>
に変更する。複雑な条件分岐を持つ関数の末端にこのコマンドを配置して/execute store
で戻り値を保存し、/execute if
を用いてその戻り値を参照することで関数がどの分岐を辿ったかに基づいて異なるコマンドを実行させるなどの用途がある。- なお、
/return
コマンド自身の戻り値も<value>
に等しくなる。
- なお、
- 構文:
/return <value>
value
:戻り値として設定する整数値。
全般[]
- 以下のブロックタグが追加された。コロン以下は包含する要素。
#maintains_farmland
pumpkin_stem
、pumpkin
、attached_pumpkin_stem
、melon_stem
、melon
、attached_melon_stem
、beetroots
、carrots
、potatoes
、torchflower_crop
、torchflower
、pitcher_crop
およびwheat
:- 耕地の上に設置された際に、耕地を土に戻さないブロックが含まれる。
#stone_buttons
:stone_button
およびpolished_blackstone_button
- 以下のアイテムタグが追加された。コロン以下は包含する要素。
- 以下のスプラッシュテキストが追加された。
- This sand is sus
- Remember to brush your... ...teeth
- Has working bookshelves!
- Sniff sniff...
- Place hanging sign here
変更要素[]
ブロック[]
- 磨かれたブラックストーンのボタンが、他のボタンと同じ時間で壊れるようになった。
- スカルクセンサーやスカルクシュリーカーに受け取られる予定の振動は、隣接するチャンクが読み込まれ、ティック処理が行われようになるまで待機するようになった。
- Calibrated Sculk Sensor〔調律されたスカルクセンサー〕
- テクスチャが変更され、中央のアメジストの明るさと引き延ばし率が修正された。
アイテム[]
- Pottery Sherd〔壺の欠片〕
- Pottery ShardからPottery Sherdに改名された。
Mob[]
- Sniffer〔スニッファー〕
- Torchflower Seeds〔トーチフラワーの種〕で誘引できるようになった。
- 浮遊のステータス効果を受けている時には地面を掘ることができなくなった。
- トロッコに乗せることができるようになった。
- Torchflower SeedsやPitcher Pod〔ウツボカズラ〕を植えることができるようになった。
非Mobエンティティ[]
item_display
のアイテムが、防具立てや額縁に飾られたアイテムに施されている変形によりよく合うようにY軸を中心に180度回転された。
ワールド生成[]
- 建物の種類が増えた。
- 砂およびSuspicious Sandが生成されなくなった。
- 砂利と土の量が調整された。
- Suspicious Gravel〔怪しげな砂利〕の量が調整された。
- ルートテーブルが、稀少品と一般的なアイテムの2種類に分割された。
全般[]
- データパックのバージョンが
14
に上がった。
- 進捗トリガー
- 進捗トリガー
recipe_crafted
が追加された。- レシピのクラフト時に起動し、次のパラメータを持つ。
recipe_id
- クラフトされたレシピの名前空間ID。ingredients
- レシピ内で使用されているアイテムスタックに使用されるプレディケートのリスト。- アイテム1スロットにつき、一つのプレディケートを満たすためにしか使用できない。
- 進捗を発動させるには、それぞれのプレディケートが満たされる必要がある。これにより、同じ識別子をもっているが違う素材を使用するレシピ内での分割が可能になる。
- このフィールドは任意であり、指定しない場合はrecipe_idのみによって進捗トリガーを成功させる。
- レシピのクラフト時に起動し、次のパラメータを持つ。
- その他
修正[]
- 29個のバグを修正
- 1.20以前にリリースされたバージョンから
- MC-162253 – 特定のチャンク境界を横断した際に、ラグが急激に発生する。
- MC-169498 – 最上部のサブチャンク(セクション)において、空由来の光度の更新がされない場合がある。
- MC-170010 – 空のライトマップが適切に初期化されていない。
- MC-170012 – ライトマップに初期の空由来の光度が欠けている。
- MC-199752 – 磨かれたブラックストーンのボタンの破壊に、他のボタンより時間がかかる。
- MC-207251 – スカルクセンサーやスカルクシュリーカーが複製時、スーパーフラットのワールドで生成された時、およびカスタマイズした構造物によって生成された際に正しく機能しない。
- MC-249450 – NBTタグを伴って設置されたスカルクシュリーカーが、周囲のスカルクセンサーから信号を受け取らない。
- MC-252786 – SculkSensorBlockEntityとSculkShriekerBlockEntityにおいてVibrationListenersの更新時にリークがある。
- MC-254410 – /setidletimeoutで35791以上の値を設定すると、プレイヤーが即座にサーバーから切断される。
- MC-257178 – Chiseled Bookshelf〔模様入りの本棚〕のレッドストーン関係の振る舞いに、他のレッドストーン回路部品と統一的でない部分がある。
- MC-260038 – Sniffer〔スニッファー〕のアニメーションの一部、例えば匂いを嗅ぐ動作などで、アニメーションが滑らかでない部分がある。
- MC-260219 – Snifferが食事する音が、スタック内の最後のTorchflower Seeds〔トーチフラワーの種〕を与えた際に再生されない。
- MC-260221 – Snifferが、まだ浮遊の効果下で地面を掘ることができる。
- MC-260237 – Snifferが、まだパニック状態中でも古代の植物を嗅ぎ当てようとすることがある。
- MC-260466 – Torchflower〔トーチフラワー〕が生えている耕地を保持しない。
- MC-260849 – Snifferがトロッコに乗れない。
- 1.20の開発版から
- MC-261214 – Calibrated Sculk Sensor〔調律されたスカルクセンサー〕に付いているアメジストが影になっていて、またサイズに関しても十分に引き延ばされていない。
- MC-261286 – 液体の近くを歩くと、石の足音が鳴ることがある。
- MC-261515 – 自身とブロックの間にアイテムが落ちていると、そのブロックにBrush〔ブラシ〕を使用することができない。
- 以前の開発版から
- MC-261605 – スプラッシュテキストの中に、「Java Edition」のロゴの複数文字を覆ってしまうものがある。
- MC-261608 – スカルクセンサーおよびCalibrated Sculk Sensorがクールダウン状態を取らない場合がある。
- MC-261620 – Pitcher Crop〔ウツボカズラ〕のブロック状態
age
を編集するとクラッシュする。 - MC-261625 – ビルトインのリソースパック「プログラマーアート」「ハイコントラスト」が最新のバージョンに対応していない。
- MC-261643 – 村人がTorchflower SeedsやPitcher Podsを拾うことはできるのに植えることはできない。
- MC-261646 – Snifferの産卵の字幕が、「ニワトリが卵を産む」になっている。
- MC-261740 – Snifferが地面を掘っている最中に餌を与えると、しばらく動かない状態で停止した後に、アニメーションを再生せずに再び地面を掘り始める。
- MC-261746 – サウンドイベントのID「block.sniffer.egg_crack」「block.sniffer.egg_hatch」にスペルミスがある。
- MC-261804 – 期限切れの鍵によって、サーバー上でのログインが阻害される場合がある。
- MC-261857 – 「/setblock」「/fill」「/clone」などのコマンドを使用して完全に隔絶した領域で少量のブロックのみを変更しようとすると、クライアント側のカクつきが発生する。
脚注[]
- ↑ "Minecraft Snapshot 23w16a" – Minecraft.net、2023年4月20日