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訳註 
亀甲括弧内の日本語訳は確定したものではありません。今後変更が行われる場合があります。
Minecraft 22w46a
22w46a
Java Edition 22w46a
エディション

Java Edition

種類

スナップショット

リリース日

2022年11月16日

親バージョン

1.19.3

ダウンロード

クライアント (.json)
サーバー

難読化マップ

クライアント
サーバー

プロトコルバージョン

 dec: 1073741932
 hex: 4000006C

データバージョン

3210

22w46aは、2022年11月16日にリリースされたJava Edition 1.19.3に向けた5番目のスナップショットである[1]。このスナップショットでは、Piglin Head〔ピグリンの頭〕が実験的データパックupdate_1_20で追加されたほか、コマンド/fillbiome、Telemetry Data Collection〔データの遠隔収集〕画面の追加、テクスチャの表示やデータ収集の仕組みの変更、バグの修正が行われた。

追加要素[]

コマンドフォーマット[]

/fillbiome
  • 指定した直方体領域のバイオームを変更することのできる新しいコマンドである。
    • バイオームはブロックごとに設定されている訳ではないので、指定した領域が完全に正確に変更されるとは限らないので注意。
  • 構文:/fillbiome [<from>] [<to>] [<biome>]
    • from:指定領域の一方の頂点
    • to:指定領域のもう一方の対点
    • biome:設定したバイオーム

全般[]

設定
  • Telemetry Data Collection〔データの遠隔収集〕画面が追加された。
    • 送信されるデータの種類に関する情報が表示される。
    • 送信するデータの程度が「Minimal〔最小〕」「All〔すべて〕」から選択できる。
      • 「Minimal」では、要求されたデータのみを送信する。
      • 「All」では、要求されたデータに加え追加のデータを送信する。
    • デフォルトでは「Minimal」に設定されている。
タグ
  • ブロックタグ#all_signsが追加された。#signsを含む。

変更要素[]

Mob[]

エンダーマンスケルトンウィザースケルトン
  • ネザーにおいて、スポーン条件が明るさレベル11以下から7以下に改定された。これにはポータル式のネザーのMobトラップの効率を下方修正する目的がある。
  • またエンダーマンが所持しているブロックの設定に、ルートテーブルが用いられるようになった。

ゲームプレイ[]

進捗
  • 進捗「この輝きに驚くことなかれ!」の説明文が変更された。
クリエイティブインベントリ
  • Redstone〔レッドストーン〕タブ内の並びが修正された。
  • レールが、Tools & Utilities〔道具と設備〕タブ内でトロッコの隣にも表示されるようになった。

全般[]

ロギング
  • 遠隔収集されたすべてのデータのログが残るようになった。
    • 過去のログは7日後に消去される。
    • これらのログは、ディレクトリlogs/telemetryに保存されている。
      • Telemetry Data Collection〔データの遠隔収集〕画面の「Open My Data〔自分のデータを開く〕」から当該ディレクトリを開くことができる。
リソースパック
  • 読み込みのパフォーマンスを向上する為、ブロックやアイテムのテクスチャはブロック・アイテムモデルとして処理される前に読み込まれるようになった。
    • デフォルトでは、ディレクトリtextures/itemまたはtextures/blockに存在しないテクスチャは自動的には認識されなくなり、読み込みに失敗するようになった。
  • 新しいディレクトリatlasesに、どの画像がテクスチャアトラスに含まれるのかを決定するテクスチャ構成ファイルを持つようになった。このディレクトリには、アトラスを構成するのに使用される以下のJSONファイルが存在する。
    • blocks:ブロックやアイテムに使用されるテクスチャを規定している。
    • banner_patternsbedschestsshield_patternsshulker_boxessigns:一部の特殊なモデルの描画に使用されるテクスチャを規定している。
    • mob_effects:GUI上に表示される、ステータス効果のアイコンに使用されるテクスチャを規定している。
    • paintings:絵画に使用されるテクスチャを規定している。
    • particlesパーティクルに使用されるテクスチャを規定している(ディレクトリparticles内のフィールドtexturesに参照される)。
  • これらのファイルで規定されているテクスチャファイルが複数のリソースパックに及ぶ場合は、パック内にその順で統合される(データパックとタグに関して同じ)。
  • これらファイルの中には、sourcesという名前のリストのみを含むJSONオブジェクトがある。
    • sourcesの中の項目は読み込みの際定義されている順に稼働され、描画の際に各要素に参照されるテクスチャリストに対してテクスチャの削除・追加を行う。
  • ソースの種類
    • directory:ディレクトリ及び下位ディレクトリ内の全てのファイルを全名前空間について一覧にしている。
      • source:パックのディレクトリがリストアップされる。(texturesに関連)
      • prefix:読み込み時にスプライトの名前に前置される文字列。
    • single:単一のファイルを追加する。
      • resource:パック内のリソースの位置(texturesに関連し、.pngは省略)
      • sprite:スプライト名(任意。デフォルトでは、resource
    • filter:与えられたパターンにマッチしたスプライトを削除する。
      • namespacepath:削除するIDのパターン(正規表現。リスト内のエンティティにのみ動作する)。省略された場合は、あらゆる値がマッチするものとして見做される。
    • unstitch:他の画像からの矩型領域のコピー
      • resource:パック内のリソース位置(texturesに関連し、.pngは省略)
      • divisor_xdivisor_y:領域毎に使用するユニットを決定する
      • regions:コピーする領域のリスト
        • sprite:スプライト名
        • xy矩型領域の左上の座標
        • widthheight領域の大きさ
      • x等の値は分割符によって分割され、実際の画像サイズに合わせて倍率が掛けられる。
  • 例:
    • パック内に assets/test/textures/fancy/iridium.pngという名前のファイルがあり、ソースが{"type": "directory", "source": "fancy", "prefix": "custom/"}であるとき、テクスチャはtest:custom/iridiumとして利用できる。
タグ
  • ブロック・アイテムタグ#stripped_logsが削除された。
データの遠隔収集
  • イベントWorldUnloadedが追加され、クライアントのJavaバージョンがWorldLoadedから削除された。
    • このデータの送信は必須である。
    • ゲームモード、クライアントおよびサーバーのMod使用状態、ゲームのバージョンのデータを含む。
    • ワールドのセッション時間(秒およびティック)を計算するのに使用できる。
    • WorldLoadedからのデータはワールドを起動した際、WorldUnloadedからのデータはワールドを閉じた際(タイトル画面に戻るかサーバーから切断された時)に送信される。
  • 任意のイベントが2つ追加された。
    • PerformanceMetrics
      • フレームレート、描画のパフォーマンス、メモリ使用具合、OS、サーバー・クライアントのMod使用状態のデータを含む。
      • ゲームバージョンと合わせることで、Minecraftの新バージョンにおけるパフォーマンスを比較するために使用される。
    • WorldLoadTimes〔ワールド読み込み時間〕
      • ワールドの読み込みに要した総時間(ミリ秒)、新規ワールドか否か、ゲームのバージョンとプラットフォームの詳細を含む。
      • 新しい要素を導入したり、大きな技術的変更を行ったりした際に、読み込み速度にどのような影響があるかを調べるのに使用される。
全般
  • 翻訳ファイル(ja-jp.jsonなど)およびpack.mcmeta上のひらがなや漢字などの非ASCII文字がUnicodeエスケープシーケンスを使用しなくなり、UTF-8でエンコードされるようになった。
  • 例:"block.minecraft.dirt": "\u571f","block.minecraft.dirt": "土",
    (ja-jp.json上のの翻訳を定義している部分)

コマンドフォーマット[]

/execute
  • バイオームの条件をコマンドに組み込めるようになった。
  • 構文:/execute if|unless biome [<座標>] [<バイオーム>]

実験的追加要素[]

Piglin Head〔ピグリンの頭〕
  • ピグリンは、帯電クリーパーの爆発で倒されると頭をドロップするようになった。
  • 設置した状態でレッドストーン動力を受けた時、およびプレイヤーが装備して歩いた時に耳がパタパタする。
タグ
  • ブロックタグ#all_hanging_signsが、今回追加された#all_signsに追加された。

実験的変更要素[]

ブロック[]

Block of Bamboo〔竹ブロック〕・Block of Stripped Bamboo〔表皮を剝いだ竹ブロック〕
  • 上面のテクスチャが変更された。
Bamboo Planks〔竹の板材〕
  • テクスチャが変更され、他の板材と統一的な組み方になった。
Chiseled Bookshelf〔模様入りの本棚〕
  • 中に収納した本を、それぞれのスロットにターゲットを合わせることで自由に取り出せるようになった。
音符ブロック
  • Mobの頭を音符ブロックのに設置した状態で使用するか動力を加えると、そのMobが何もしていない時(アイドル時)に発するサウンドが鳴るようになった。

ゲームプレイ[]

進捗
  • 進捗「二匹ずつ」の達成にCamel〔ラクダ〕の繁殖が要求されるようになった。
  • 輝くイカスミHanging Sign〔吊り看板〕に使用すると、進捗「この輝きに驚くことなかれ!」が達成されるようになった。

修正[]

43個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-121865 – ステータス効果の持続時間を大きい値に設定すると「**:**」と表示されてしまい不明瞭である。
  • MC-147605 – 複数の領域にテキストカーソルが存在する場合がある。
  • MC-151412 – 「サーバー情報の編集」のウィンドウで「サーバー名」の枠が自動で埋まらない。
  • MC-187539 – 他の例に反して、関数タグ#tick#loadの前に実行される。
  • MC-205563 – 粉雪を手に持っているエンダーマンを倒したときに、粉雪入りバケツをドロップする。
  • MC-209621 – 植木鉢を手に持っているエンダーマンを倒したときに、植木鉢も中の植物もドロップしない。
  • MC-221722 – Programmer Art〔プログラマーアート〕のリソースパックを使用しているのに、イカが新しいテクスチャで表示される。
  • MC-222099 – ろうそくが立てられたケーキを持っているエンダーマンを倒したときに、ろうそくもケーキもドロップしない。
  • MC-233042 – ダイレクト接続の画面を開いた時に、サーバーのアドレスの枠が自動で埋まらない。
  • MC-234029 – インベントリを開いた後では、どのキーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234161 – 「ワールドを最適化」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234240 – 「スーパーフラットのカスタマイズ」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234408 – 「ワールドのリセット」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234409 – Realmsの「ワールドの設定」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234572 – Realmsの「サーバーを削除」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234621 – Realmsの「プレイヤーを削除」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234782 – Realmsの「Realmsを閉じる」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234846 – Realmsの「ワールドの切り替え」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-234904 – 「データパック」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-248926 – ゲームルールspectatorsGenerateChunksをFalseに設定して再ログインすると、「地形情報を読み込み中…」の画面でフリーズする
  • MC-249059 – 「地形情報を読み込み中…」が、2秒経たないと閉じない。
1.19から
  • MC-250262 – 死亡時にディメンションを切り替えると、「地形情報を読み込み中…」の画面で固まってしまう。
1.19.2から
  • MC-256308limitセレクタパラメータで「任意」のソートを行うと、早期に検索が停止しない。
1.19.3の開発版から
  • MC-256472 – Camel〔ラクダ〕が進捗「二匹ずつ」の達成要件に含まれていない。
  • MC-256509 – Mobの頭を設置すると、プレイヤーの反対向きを向いてしまう。
  • MC-256510 – Hanging Sign〔吊り看板〕に輝くイカスミを使用しても、進捗「この輝きに驚くなかれ!」が達成されない。
  • MC-256669 – Bamboo Hanging Sign〔竹の吊り看板〕のレシピが、どの樹皮を剝いだ原木を入手しても解除される。
  • MC-256878 – 「チャットの通報の下書きを編集」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-256882 – コウモリが吊り下がった姿勢のまま飛行し、垂直方向の移動も滑らかでない。
  • MC-256935 – 「通報するチャットメッセージを選択」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-256993 – エンドクリスタルにノックバックに関するバグが存在する。
  • MC-257073 – 「実験的要素に関する警告」画面においてTab ↹キーを押してもボタン、スライドバーなど要素間の選択移動が高速にできない。
  • MC-257113 – 1.13以前からのエンダードラゴン、ウィザー、スノウゴーレム、アイアンゴーレムのスポーンエッグが適切に変換されない。
  • MC-257114 – 「空白でランダムシード値」の表示にもかかわらず、「ワールド新規作成」の画面でランダムなシード値が既に入力されている。
  • MC-257188 – 死亡画面において「タイトル画面」のボタンを押してワールドを離れる時に、報告書の下書きが削除されることに対する注意が出ない。
  • MC-257266 – ゲームルールsnowAccumulationHeightが1以上に設定されている時、エンティティが雪を突き抜けてしまう。
以前の開発版から
  • MC-257329 – クリエイティブインベントリの右側のタブのアイコンが適切にそろえられていない。
  • MC-257334 – スタックされたアイテムでは、クリエイティブインベントリのどのタブに属するかのラベルが表示されない。
  • MC-257354 – LANに公開されたワールドのホストによって送信されたメッセージが、安全性が確認されていないメッセージと見なされて報告できない。
  • MC-257355 – 「社交設定」メニューにおいて、与えられたプレイヤーには通報可能なメッセージがないと誤って表示される。
  • MC-257378 – 村人やピグリンがドアを開閉できない。
  • MC-257401 – カエルの歩行アニメーションが、スライムやスライムボールを持ったプレイヤーを追っている時に加速する。
  • MC-257410 – 一時停止メニュー上の「ゲームメニュー」の文字がクリックできる。

脚注[]

  1. "Minecraft Snapshot 22w46a" – Minecraft.net、2022年11月16日
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