訳註
亀甲括弧内の日本語訳は確定したものではありません。今後変更が行われる場合があります。
Minecraft 22w18a
エディション | |
---|---|
種類 |
スナップショット |
リリース日 |
2022年5月4日 |
親バージョン | |
ダウンロード | |
難読化マップ | |
プロトコルバージョン |
dec: 1073741907 |
データバージョン |
3095 |
22w18aは、2022年5月4日にリリースされた、Java Edition 1.19に向けた9番目のスナップショットである[1]。このスナップショットでは、コマンド/place
の追加、Allay〔アレイ〕に関する微調整、バグの修正が行われた。
追加要素[]
コマンドフォーマット[]
/placefeature
の代替となる、生成物やジグソー、構造物を指定した場所に生成できるコマンドである。以下のような構文で用いる。/place feature <feature> [pos]
/place jigsaw <pool> <start> <depth> [pos]
/place structure <structure> [pos]
feature
:設置したい生成物の名前空間ID。ここ(英語)にその概覧がある。structure
: 設置したい構造物の名前空間ID。pool
: 生成を開始するテンプレートプールの名前空間ID。start
: 起点アンカーとして使用するジグソーの名前空間ID。depth
: 設置に使用されるジグソーの接続個数の最大値。pos
: 設置の起点として使用する場所の座標。省略した場合、~ ~ ~
が指定されたものとして見なされる。
全般[]
- ルートテーブルの関数
set_instrument
が追加された。この関数は楽器系のアイテムに対してタグからランダムに選択されたアイテムタグを設定するためのものであり、以下のパラメータを持つ。options
:楽器に設定するタグをランダムに選択する際のに、その候補を指定するために参照されるタグ。
- 以下のブロックタグが追加された(コロン以下はそのタグに含まれる下位タグまたは要素)。
#snow_layer_can_survive_on
:honey_block
、soul_sand
およびmud
#snow_layer_cannot_survive_on
:ice
、packed_ice
およびbarrier
- 以下の旗の模様タグが追加された(コロン以下はそのタグに含まれる下位タグまたは要素)。
#no_item_required
:square_bottom_left
、square_bottom_right
、square_top_left
、square_top_right
、stripe_bottom
、stripe_top
、stripe_left
、stripe_right
、stripe_center
、stripe_middle
、stripe_downright
、stripe_downleft
、small_stripes
、cross
、straight_cross
、triangle_bottom
、triangle_top
、triangles_bottom
、triangles_top
、diagonal_left
、diagonal_up_right
、diagonal_up_left
、diagonal_right
、circle
、rhombus
、half_vertical
、half_horizontal
、half_vertical_right
、half_horizontal_bottom
、border
、curly_border
、gradient
、gradient_up
およびbricks
- 旗の模様アイテムを必要をしない旗の模様を決定している。
#pattern_item/creeper
:creeper
#pattern_item/flower
:flower
#pattern_item/globe
:globe
#pattern_item/mojang
:mojang
#pattern_item/piglin
:piglin
#pattern_item/skull
:skull
- 以下の楽器タグが追加された(コロン以下はそのタグに含まれる下位タグまたは要素)。
#goat_horns
:#regular_goat_horns
および#screaming_goat_horns
#regular_goat_horns
:ponder_goat_horn
、sing_goat_horn
、seek_goat_horn
およびfeel_goat_horn
screaming_goat_horns
:admire_goat_horn
、call_goat_horn
、yearn_goat_horn
およびdream_goat_horn
変更要素[]
ブロック[]
- Sculk Catalyst〔スカルクカタリスト〕
- 子供のMobなど経験値をドロップしないMobが周囲で死んだときに、Sculk〔スカルク〕を侵食させなくなった。
Mob[]
- Allay〔アレイ〕
- Allayからそのプレイヤーが見えない場合でも、気に入ったプレイヤーに追従するようになった。
- プレイヤーを見失う距離が64ブロックに拡張された。
ゲームプレイ[]
- 進捗「Sneak 100〔抜き足・差し足〕」の達成対象になるブロックとしてプレイヤーの音を検知することのないSculk Shrieker〔スカルクシュリーカー〕が誤って含まれていたが、これが達成条件・進捗の説明文ともに修正された。
- 振動
- 振動を検知できるスカルクセンサー、Sculk Shrieker、Warden〔ウォーデン〕らは、同ティック内に発生した振動については最も早い振動ではなく最も近い振動について反応するようになった。
コマンドフォーマット[]
- 新コマンド
/place
に統合された。
全般[]
- チャットの形式のフォーマットをクライアントに対してサーバーで設定できるようになった。
/say
・/msg
・/teammsg
・/me
のいずれかを用いて送信されたチャットは、全て暗号化署名が施されるようになった。- レジストリ
chat_type
を用いることで、チャットの形式のフォーマットをクライアントに対してサーバーで設定できるようになった。- クライアントはサーバーの参加時にサーバーの設定が施行される。
chat.type.text
や%s says: "%s"
のようなテキストに、翻訳キーや翻訳のフォーマットを設定することもできる。- チャットは同様に設定によって自由に設定した翻訳キーやフォーマットに基づいて読み上げさせることも可能である。
- 全てのメッセージに対して斜体や特定の色で装飾を施すことができる。現時点ではクリックイベントやホバーイベント(Raw JSONテキストフォーマットに詳しい)は利用することができない。
- ルートテーブル関数
set_goat_horn_sound
が削除された。
- 衝撃波のパーティクル
sonic_boom
のテクスチャが変更された。
- ゲームイベントタグ
#vibrations
およびwarden_can_listen
から引数flap
が削除された。
- 全般
- Bundled Java runtimeが17.0.3に更新された。
修正[]
- 31個のバグを修正
- 1.19以前にリリースされたバージョンから
- MC-207935 – 同時に発生するはずの振動が意図したとおりに発動しない。
- MC-232009 – SRVレコード(サービスレコード)が正しく処理されていない。
- MC-249021 – Realmsの招待ボタンとニュースボタンが表示されたり表示されなかったりする。
- 1.19の開発版から
- MC-249129 – Frog〔カエル〕の移動速度が歩行のアニメーションに合わせて変化していない。
- MC-249175 – 複数のSculk Vein〔スカルクヴェイン〕が存在するブロックで、シルクタッチのついたクワを用いて破壊しても1つのSculk Veinしかドロップしない。
- MC-249454 – Sculk Catalyst〔スカルクカタリスト〕が、経験値を落とさない子供のMobが周囲で死んだ場合でもSculk〔スカルク〕を侵食させる。
- MC-249732 – Allay〔アレイ〕が、ワールドを再読み込みすると持っていたアイテムを失う。
- MC-249740 – フェンスに繋いだAllayが、動かなくなりアイテムを拾おうとしなくなる。
- MC-249784 – Ancient City〔古代都市〕が帯水層に水没することがある。
- MC-249857 – Bedrock Editionよりも、Allayのプレイヤーや音符ブロックに対する追従の仕方が緊密でない。
- MC-250139 – 雪がMud〔泥〕の上に設置できる。
- MC-250143 – 進捗"Sneak 100"〔抜き足・差し足〕の説明が誤っている。
- MC-250144 – 進捗"Sneak 100"の達成要件としてSculk Shrieker〔スカルクシュリーカー〕がプレイヤーの音を聞くことのできるブロックとして実情と異なり含まれている。
- MC-250145 – Warden〔ウォーデン〕とFrogのアニメーションが、ゲームのポーズ時に動いている。
- MC-250163 – Wardenが、死亡の最中でも周囲のエンティティを検知している。
- MC-250183 – Wardenが、自爆して死亡したクリーパーに対して咆哮を上げることがある。
- MC-250198 – Wardenが怒りの矛先を向けたMobが特殊な方法で死亡すると、そのMobに対して無限に咆哮を上げ続けるようになる。
- MC-250207 – Wardenが、ワールドから接続落ちしたプレイヤーに対して咆哮を上げ続ける。
- MC-250216 – Wardenが、読み込まれていないチャンクにいるターゲットに対して咆哮を上げることがある。
- MC-250218 – Wardenが、デスポーンしたターゲットに対して咆哮を上げ続ける。
- MC-250244 – Wardenが、ターゲットがネザーポータルやエンドポータル、エンドゲートウェイに入っても咆哮を上げ続ける。
- MC-250245 – Wardenの衝撃波が、プレイヤーが別のディメンションに移動しても命中することがある。
- MC-250292 – Wardenに対して膨大な攻撃、振動、敵を与えるとフリーズすることがある。
- MC-250506 – Mangrove Tree〔マングローブの木〕をY=0以下の高度で育てた際に、Mangrove leaves〔マングローブの葉〕が通常より高い位置に生成される。
- MC-250557 – Allayが、手に持っているアイテムと種類は同じだがNBTタグが一致するスタック(またはその逆)を拾おうとし続ける。
- MC-250864 – ファイル.DS_Storeがデータパック内に存在すると。ワールド生成の設定を読み込むのに失敗する。
- 以前の開発版から
- MC-250926 – クリエイティブインベントリの削除スロットや、全てのクリエイティブインベントリのタブにGoat Horn〔ヤギの角笛〕が存在している。
- MC-250937 – シングルプレイヤー時にユーザーのスキンが読み込まれない。
- MC-250939 – Goat Hornの音色の種類に無効な値が設定されている場合に「
java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException: Index <index> out of bounds for length 8
」と表示されてゲームがクラッシュする。 - MC-250954 – シングルプレイヤー時にプレイヤーに新しいUUIDが割り当てられる。
- MC-250974 – クラッシュ
MinecraftClientHttpException
が、ワールドを開くまたは作成した際に発生する。
脚注[]
- ↑ "Minecraft Snapshot 22w18a" – Minecraft.net、2022年5月4日