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訳註
亀甲括弧内の日本語訳は確定したものではありません。今後変更が行われる場合があります。
Minecraft 22w14a
エディション | |
---|---|
種類 |
スナップショット |
リリース日 |
2022年4月6日 |
親バージョン | |
ダウンロード | |
難読化マップ | |
プロトコルバージョン |
dec: 1073741902 |
データバージョン |
3088 |
22w14aは、2022年4月6日にリリースされたJava Edition 1.19に向けた4番目のスナップショットである[1]。このスナップショットでは、粘土が再生可能資源となったほか、Mangrove Tree〔マングローブの木〕、Mangrove Swamp〔マングローブの沼地〕、Echo Shard〔残響の欠片〕 、Recovery Compass〔復帰コンパス〕の追加、そしてAncient City〔古代都市〕やWarden〔ウォーデン〕に関するバグの修正が行われた。
追加要素[]
アイテム[]
- Echo Shard〔残響の欠片〕
- Ancient City〔古代都市〕のチェストに入っている。
- Recovery Compass〔復帰コンパス〕のクラフトに使用できる。
- Recovery Compass〔復帰コンパス〕
- プレイヤーが最後に死亡した場所を指し示すことができる、新しい種類のコンパスである。
- プレイヤーが所持していない場合や、プレイヤーがまだ一度も死んでいない場合、またはプレイヤーが最後に死んだ地点が現在いるディメンションと異なる場合は、コンパスの針はランダムに回転する。
- 1つのコンパスを8つのEcho Shardで囲うことでクラフトできる。
ワールド生成[]
- Mangrove Swamp〔マングローブの沼地〕
- 青緑色(鴨の羽色)の水をした新しい沼地のバイオームであり、ジャングルや砂漠など温かいバイオームの周辺に生成される。
- 新しい種類の木、Mangrove Tree〔マングローブの木〕が生成される。
- 独特な形の根を持つ。
- ハチの巣を伴って生成されることがある。
- Mangrove Propagule〔マングローブのむかご〕から成長する。
- 熱帯種のFrog〔カエル〕やスライムが自然にスポーンするが、一方でヒツジやウシ、ブタやニワトリといったMobはスポーンしない。
- ウィッチの小屋が生成されない。
- 地表は一層のMud〔泥〕に覆われている。
ゲームプレイ[]
- 以下の2つの進捗が追加された。
- 進捗トリガー
item_delivered_to_player
が追加された。- Allayがプレイヤーにアイテムを運んできたときに発動する。状況に対応する以下の値をもつ。
player
:このトリガーを発動させたプレイヤー
- Allayがプレイヤーにアイテムを運んできたときに発動する。状況に対応する以下の値をもつ。
- 進捗トリガー
allay_drop_item_on_block
が追加された。
全般[]
- 以下のブロックタグが追加された(コロン以下はそのタグが含む下位タグおよびブロック)。
#dead_bush_may_place_on
:#sand
、#terracotta
、#dirt
およびmud
#mangrove_logs_can_grow_through
:mud
、muddy_mangrove_roots
、mangrove_roots
、mangrove_leaves
、mangrove_log
およびmangrove_propagule
#mangrove_roots_can_grow_through
:mud
、muddy_mangrove_roots
およびmangrove_roots
- 以下のアイテムタグが追加された(コロン以下はそのタグが含むアイテム)。
#compasses
:compass
およびrecovery_compass
- 以下のエンティティタグが追加された(コロン以下はそのタグが含むエンティティ)。
#frog_food
:slime
およびmagma_cube
.
- 以下のゲームイベントタグが追加された(コロン以下はそのタグが含むゲームイベント)。
#shrieker_can_listen
:sculk_sensor_tendrils_clicking
- 以下の「ネコの種類」のタグが追加された(コロン以下はそのタグが含む種類)。
#default_spawns
:tabby
、black
、red
、siamese
、british
、calico
、persian
、ragdoll
、white
およびjellie
#full_moon_spawns
:#default_spawns
およびall_black
変更要素[]
ブロック[]
- Mud〔泥〕の上におけるようになった。
- Mangrove Propagule〔マングローブのむかご〕
- オークの木ではなく、正しくマングローブの木に成長するようになった。
- Mud〔泥〕
Mob[]
- Frog〔カエル〕
- スライムやマグマキューブを、10の攻撃力を以て実際に倒すようになった。
- Warden〔ウォーデン〕
- プレイヤーに限らず、全ての生きているWardenにぶつかったMobに対して激怒するようになった。
ワールド生成[]
- Ancient City〔古代都市〕
- 既存の子構造物と被っていたので、
small_portal_statue
、intact_horizontal_wall_stairs_upward
、top_piece
、bottom_piece
とその亜種が削除された。 - 以下の構造物が変更された。
- チェスト周辺で発生した振動が必ず下のスカルクセンサーに検知されるように、
city_center_2
の該当箇所のブロックが微調整された。 bottom_1
のレッドストーンランプ用のスカルクセンサーが不足していたので追加された。ice_box_1
の水色と青色のカーペットが灰色のカーペットで置き換えられた。
- チェスト周辺で発生した振動が必ず下のスカルクセンサーに検知されるように、
- チェストの中身が以下のように変更された。
コマンドフォーマット[]
- スライムとマグマキューブのサイズによるドロップアイテムが、サブプレディケートを用いてデータ駆動型になり、ルートテーブルに組み込まれた。
- Frog〔カエル〕の捕食時のドロップアイテムが、コード内に直接書き込むのではなくそのMobの死亡時のルートテーブルに含まれるようになった。
ゲームプレイ[]
- Mangrove swampの踏破が進捗「冒険の時間」の達成に必要になった。
player.location
と全く同様に扱われていたため、進捗トリガーlocation
、slept_in_bed
、hero_of_the_village
およびvoluntary_exile
からフィールドlocation
が削除された。
全般[]
- ネコのエンティティフォーマット内のフィールド
CatType
がvariant
に置き換えられた。- ネコの種類に対するIDが、従来の数字IDではなく文字列によるIDを用いるようになった(例:
5
→minecraft:calico
)。
- ネコの種類に対するIDが、従来の数字IDではなく文字列によるIDを用いるようになった(例:
- プレイヤーの最新の死亡地点のブロックの座標を3つの整数で保存するリスト
pos
とそのディメンションを保存する文字列dimension
を含むフィールドLastDeathLocation
が追加された。
- フィールド
player
、fishing_hook
、lightning_bolt
およびcatType
はtype_specific
に置き換えられた。 type_specific
はフィールドtype
(player
、fishing_hook
、lightning_bolt
またはcat
のいずれか)と、削除されたものと同じフィールドをもつ。- 例
- 従来
"lightning_bolt": { "blocks_set_on_fire": 0 }
- 新
"type_specific": { "type": "lightning", "blocks_set_on_fire": 0 }
catType
は新しいフォーマットに合うように包含され、テクスチャ名ではなくネコの種類名を用いるようになった。
- 従来
"catType": "minecraft:textures/entity/cat/british_shorthair.png"
- 新
"type_specific": { "type": "cat", "variant": "minecraft:british" }
- 新しく
type_specific
が以下の値を取るようになった。frog
にはFrog〔カエル〕の種類(minecraft:warm
、minecraft:temperate
またはminecraft:cold
)に対応したフィールドvariant
が追加された。slime
はスライムとマグマキューブに使用され、size
はスライムの大きさに対応するようになった(最小は1)
- バイオームタグ
#allows_surface_slime_spawns
、#has_closer_water_fog
、#has_structure/mineshaft
、#has_structure/ruined_portal_swamp
、#is_overworld
、#spawns_warm_variant_frogs
および#water_on_map_outlines
にMangrove Swampが追加された。 - ブロックタグ
#ancient_city_center_replaceable
が削除され、その包含物は全てブロックタグ#ancient_city_replaceable
に統合された。 - ゲームイベントタグ
#warden_can_listen
が#warden_events_can_listen
に改名された。sculk_sensor_tendrils_clicking
が削除された。#shrieker_can_listen
が追加された。
修正[]
- 52個のバグを修正
- 1.19以前にリリースされたバージョンから
- MC-207289 – スカルクセンサーに対する羊毛の振動遮蔽効果が、方向によって偏っている。
- MC-207522 – スカルクセンサーがウマの地面を蹴る音に反応しない。
- MC-207635 – 方角によってスカルクセンサーに対する羊毛の遮蔽効果の挙動が異なる。
- MC-209905 – スカルクセンサーが、牛乳をエンティティから貰った時の音に反応しない。
- MC-228533 – スカルクセンサーが、Mobを手懐けた、または手懐けるのに失敗した際の音を検知しない。
- 1.19の開発版から
- MC-249075 – クリエイティブインベントリの「装飾」タブで、Sculk Shrieker〔スカルクシュリーカー〕が他のSculk〔スカルク〕系のブロックと纏められていない。
- MC-249122 –
block.sculk_catalyst.bloom
に字幕が無い。 - MC-249124 –
block.sculk_shrieker.shriek
に現在字幕が無い。 - MC-249254 – Frog〔カエル〕が名前を付けてあるスライム・マグマキューブを捕食した際にその死亡ログが記録されない。
- MC-249255 – Sculk catalyst〔スカルクカタリスト〕が、Frogがスライム・マグマキューブを捕食した際に作動しない。
- MC-249264 – Frogが獲物に近づけず、口も開いていないタイミングでFrog eats〔カエルが捕食する〕のサウンドを鳴らす。
- MC-249384 – Warden〔ウォーデン〕が地面を掘って帰っていく際に、光ブロックやバリアブロック、ストラクチャーヴォイドのパーティクルが発生してしまっている。
- MC-249386 – Wardenの影が、実際の体格に対してあまりにも小さい。
- MC-249387 – Wardenの地面を掘る音が、出現時の音と同じになっている。
- MC-249400 – 液体中のWardenの鉛直方向の動きが異常に早い。
- MC-249401 – Wardenのスポーンエッグが正しくアルファベット順に並んでいない。
- MC-249415 – Wardenは溶岩に耐性があるにも関わらず、溶岩を越えるような目標へのルートを取らない。
- MC-249422 – Wardenに関する字幕で、所有格を表すアポストロフィーが適切に振られていない(英語版のみ)。
- MC-249426 – 怒ったWardenを攻撃したとき、「warden takes notice angrily」〔ウォーデンが怒って気付く〕のサウンドがダメージのサウンドの一番最初に鳴る。
- MC-249430 – クリエイティブモードに移行してもWardenのプレイヤーに対する敵対が消えない。
- MC-249434 – 複数のエンティティに攻撃されると、Wardenが咆哮をずっと上げ続ける。
- MC-249447 – 起動したSculk Shrieker〔スカルクシュリーカー〕から逃げると、Wardenの召喚が失敗することがある。
- MC-249451 – Wardenがスポナー内に表示されない。
- MC-249455 – 怒ったWardenをシリアライズすると、ログに"Not a string"と記録される。
- MC-249473 – 一部のWardenのサウンドがピースフルでも再生されることがある。
- MC-249476 – Wardenが水中にスポーンすることがある。
- MC-249479 – 通常のMobと異なり、Wardenが自分と同じチームに属するエンティティを攻撃する。
- MC-249499 – タグ
silent
を付与して召喚したWardenが、拍動音を鳴らしている。 - MC-249504 – Warden groans angrily〔ウォーデンが怒って唸る〕のサウンドが「敵対的生物」のサウンドとして音量を調整できない。
- MC-249509 – スポナーまたはスポーンエッグでWardenを召喚すると、直後の一瞬だけ描画されない。
- MC-249517 – Wardenにぶつかったプレイヤー以外のエンティティがWardenに検知されない。
- MC-249526 – 何らかのエンティティに騎乗した状態だと、Sculk shriekerの上に乗っても検知されない。
- MC-249530 – Wardenの当たり判定がピースフルで表示されている。
- MC-249531 –
Invulnerable
がtrue(一切のダメージを受けなくなる)のエンティティを攻撃する際、Wardenが永続的に咆哮を上げ続ける。 - MC-249646 – Mobを倒した後、Wardenが執拗に匂いを嗅ぐ。
- MC-249659 – Sculk CatalystとSculk Vein〔スカルクヴェイン〕が、シルクタッチ付きのクワで破壊したときしかドロップしない。
- MC-249674 – ワールドを再読み込みするとWardenが標的を忘れる。
- 以前の開発版から
- MC-249712 – Allayのスポーンする構造物のあるチャックを読み込むとサーバーが落ちゲームが停止する。
- MC-249714 – Allayが死亡する際に、Zファイティングが翼の部分で発生する。
- MC-249720 – Allayの翼が胴体に接続していない。
- MC-249727 – ワールドを再読み込みするとWardenが振動を検知しなくなる。
- MC-249728 – Ancient City〔古代都市〕に溶岩が生成され、構造物内の羊毛が燃えてしまったり、構造物が正しく接地しなかったりする場合がある。
- MC-249729 – Allayの頭部下側でZファイティングが見られる。
- MC-249751 – WardenのテクスチャのUVマップが、一部被っている。
- MC-249758 – Allayの腕の付け根でZファイティングが見られる。
- MC-249761 – Ancient CityのIce Box〔氷の部屋〕のトラップドアがデフォルトで開いたままになっている。
- MC-249764 – Ancient Cityの中央部の二番目のレッドストーンランプ用のスカルクセンサーが無い。
- MC-249768 – Ancient Cityの子構造物entrance_path_5が生成されない。
- MC-249769 – Ancient Cityに使用されていない子構造物がある。
- MC-249780 – Ancient Cityで、土台の必要なブロックが浮いた状態で生成されることがある。
- MC-249816 – 出現中や地面に帰っていく時点のWardenの当たり判定が正しくない。
- MC-249825 – ゲームルール
doMobLoot
がFrogの挙動に反映されていない。
注釈[]
- ↑ "Minecraft Snapshot 22w14a" – Minecraft.net、2022年4月6日