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このページは、Java Edition 1.19.4の開発版をまとめた一覧である。

23w03a

23w03aは、2023年1月18日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた最初のスナップショットである[1]。このスナップショットでは、バグの修正が行われた。

追加要素

コマンドフォーマット

ゲームルール
  • commandModificationBlockLimit〔コマンドによるブロックの最大変更数〕が追加された。
    • /clone/fill/fillbiomeなどのコマンドにおいて、一回の実行で編集できるブロックの最大数を設定できる。デフォルトは32768(2^15)。
/ride
  • プレイヤーを含む特定のエンティティを他のエンティティに騎乗させたり、あるいは騎乗を解除させることができる新コマンド
    • 可能な構文一覧とその説明は以下の通り。
      • ride <target> mount <vehicle>
        • 一体のエンティティ(<target>)を別のエンティティ(<vehicle>)に乗せることができる。
        • この構文は以下の場合において失敗する。
          • vehicleがプレイヤーである場合。
          • targetが既に別のエンティティに騎乗している場合。
          • targetvehicleが同じエンティティである場合。
          • vehicletargetに騎乗している(エンティティが3段以上騎乗している場合は、vehicletargetよりも上に乗っている場合不可)。
      • ride <target> dismount
        • エンティティ(target)を現在騎乗しているエンティティから降ろすことができる。騎乗されているエンティティを指定する必要はない。
        • targetがどのエンティティにも騎乗していない場合に失敗する。

全般

メニュー画面
  • ゲームの初起動時に表示される、アクセシビリティの初期設定画面が追加された。
  • 方向キーのナビゲーションがここでも表示されるようになった。
    • メニュー画面の選択切り替えが、方向キーで出来るようになった。
    • ボタンを選択した状態でスペースキーを押すと、そのボタンを押すことができる。またスライダーを選択した状態でスペースキーおよびエンターキーを押すと、スライダー調節モードに移行して矢印キーでスライダーを動かすことができる。もう一度押すと解除する。
設定
  • アクセシビリティ設定に「Notification Display Time〔通知表示時間〕」が追加された。
  • レシピ解禁や実績達成の通知、字幕やホットバー切り替え時のアイテム名などの表示時間を設定できる。
プロトコル
  • パケットの纏まりを、クライアント側の1ティック内で一気に処理されるように強制するためのネットワークプロトコル要素が追加された。
    • クライエント側のゲームプロトコルに、区切りパケットが追加された。
    • 2つの区切りパケットに挟まれた部分は、同ティック内で処理される。
    • セキュリティ上の問題から、この要素はサーバー方向の送信ではサポートされていない。
タグ
  • 以下のバイオームタグが追加された(コロン以下は包含する要素)。
    • #increased_fire_burnoutbamboo_junglemushroom_fieldsmangrove_swampsnowy_slopesfrozen_peaksjagged_peaksswampおよびjungle
      • これらのバイオームでは炎が早く燃え尽きる。
    • #snow_golem_meltsbadlandsbasalt_deltascrimson_forestdeserteroded_badlandsnether_wastessavannasavanna_plateausoul_sand_valleywarped_forestwindswept_savannaおよびwooded_badlands
      • これらのバイオームではスノウゴーレムが気温によるダメージを受ける。
    • #spawns_snow_foxessnowy_plainsice_spikesfrozen_oceansnowy_taigafrozen_riversnowy_beachfrozen_peaksjagged_peakssnowy_slopesおよびgrove.
      • これらのバイオームでは雪色のキツネがスポーンする。
    • #spawns_white_rabbitssnowy_plainsice_spikesfrozen_oceansnowy_taigafrozen_riversnowy_beachfrozen_peaksjagged_peakssnowy_slopesおよびgrove
      • これらのバイオームでは雪色のウサギがスポーンする。

変更要素

ブロック

  • バイオームタグincreased_fire_burnoutが設定されたバイオームで、より早く燃え尽きるようになった。

Mob

キツネ
  • スポーンするキツネ(通常・雪)の種類が、バイオームタグspawns_snow_foxesによって決定されるようになった。
ウサギ
  • スポーンするウサギ(通常・雪)の種類が、バイオームタグspawns_snow_foxesによって決定されるようになった。
スノウゴーレム
  • スノウゴーレムの気温によるダメージが生じるか否かが、気温ではなくバイオームタグspawns_snow_foxesによって決定されるようになった。
ヴェックス
  • 手が空の時に、個別の攻撃モーションを使用するようになった。

非Mobエンティティ

防具立て
  • 破壊・設置時に、カスタムされた名前を維持するようになった。

コマンドフォーマット

Raw JSONテキストフォーマット
  • translate(被翻訳テキスト)のコンパウンドに新しいフィールドfallbackが追加された。
    • このフィールドは文字列で設定され、翻訳ファイルに対応する翻訳キーが存在しない際にその文字列で置き換える機能を持つ。
    • fallbackが存在しない場合、従来の仕様(翻訳キーをそのまま文字列として表示する)が適用される。
  • translate内に無関係の要素を入力すると、無視されずにエラーとして見なされるようになった。
/clone
  • 複製元、複製先に別のディメンションを指定できるようになった。
  • clone [from <sourceDimension>] <begin> <end> [to <targetDimension>] <destination> ...のように記述する。
    • sourceDimension:複製元のディメンション
    • targetDimension:複製先のディメンション
/data
  • 新しい参照方式としてstringが追加された。これを用いることで、値を文字列として読み込むことができる。以下のような構文で用いる。
    • ... (insert <index>|prepend|append|set|merge) string (block <sourcePos>|entity <source>|storage <source>) [<sourcePath>] [<start>] [<end>]
      • start:文字列として読み込む部分の最初の文字の文字数
      • end:文字列として読み込む部分の最後の文字の文字数
/execute
  • (if|unless)モードにおいて、新しい条件が使用できるようになった。
    • execute if|unless loaded <pos>:指定した座標がブロックとエンティティの双方について完全に読み込まれているかどうかを参照する。
    • execute if|unless dimension <dimension>実行地点が指定されたディメンション内であるかを参照する。
      • pos:参照するブロックの座標
      • dimension:ディメンションのID
  • 新しい下位コマンドonが追加された。これを用いることで、現在対象となっているエンティティとの関係に応じてエンティティを選択できる。
    • 構文:execute on <relation>(<relation>は以下から選択する)
      • attacker:そのエンティティを直近5秒以内に攻撃したエンティティ
      • controller:そのエンティティ捜査しているエンティティ(ボートに乗っている1人目のプレイヤーなど)
      • leasher:そのエンティティをリードで誘導しているエンティティ(フェンスにつながれている場合はリードの結び目が対象となる)
      • owner:そのエンティティの主人であるエンティティ(飼いならすことのできるエンティティのみに適用可能)
      • passengers:そのエンティティに直接騎乗しているエンティティ(そのエンティティにさらに騎乗しているエンティティ以下は対象にならない)
      • target:そのエンティティが現在攻撃対象としているエンティティ
      • vehicle:そのエンティティが現在騎乗しているエンティティ
    • relationがそのエンティティに適合しない(飼いならすことのできないエンティティにownerを使用するなど)か、該当するエンティティがいない場合については、要素無しとして処理される。
/title
  • title timesに対する持続時間をティック以外にも単位tsdを接尾辞として使用することで通常の時間で指定できるようになった。
/weather
  • 変更した天候の持続時間が、特に指定のない場合にゲーム本来の天気サイクルに従うようになった。
  • パラメータdurationが、単位tsdを接尾辞として使用することができるようになった。
    • 何も接尾しないとティックで指定したものとして扱われるようになったため、従来通りに機能させるにはsを設備する必要がある。

全般

データパック
  • バージョンが11に上がった。
メニュー画面
  • すべてのメニュー画面が、上述のようにキーボードで操作可能になった。
設定
  • 自動ジャンプのデフォルトがオフになった。
プロトコル
  • ログインパケットを受け取った際に、クライアント側がチャットの保護状態をリセットするようになった。
タグ
  • #animals_spawnable_onがブロックタグ#goats_spawnable_onに追加された。
  • バイオームタグonly_allows_snow_and_gold_rabbitsspawns_gold_rabbitsに改名された。
UI
  • レシピ本のUI上にある検索アイコンがわずかに移動された。

実験的追加要素

全般

タグ
  • 以下のアイテムタグが追加された(コロン以下は包含する要素)。
    • #noteblock_top_instrumentszombie_headskeleton_skullcreeper_headdragon_headwither_skeleton_skullpiglin_headおよびplayer_head

実験的変更要素

ブロック

Mobの頭
  • スニーク状態でなくても音符ブロックの上に設置できるようになった。

修正

34個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-26678 – 被ダメージ時の画面の揺れが、ダメージを受けた方向を示さなくなった。
  • MC-30403 – エンティティに騎乗してダッシュした状態でそのエンティティから降りても、ダッシュが解除されない。
  • MC-121048 – エンティティの死亡時に、コンバットトラッカー(先頭に関する情報を収集する機構)がとどめの一撃のみを記録している。
  • MC-122595 – コマンド/weatherを用いて持続時間0で天候を設定した場合、指定された時間より長くその天候が持続する。
  • MC-136534 – すべてのコマンドブロックが、ローカル座標を指定された際に自身の向きが南であるとして処理を行う。
  • MC-149144Tab ↹を押しながら他のボタンをクリックすることで、複数のボタンを選択することができてしまう。
  • MC-155433 – 複数種のアイテム(エンティティ)が重なった状態において、ホッパー付きのトロッコがアイテムを回収することができない。
  • MC-165595 – ガーディアンのビームが、特定のlevel.dat内のTimeにおいて描画されない。
  • MC-181832 – コマンド/spreadplayersが、指定したディメンション内においてエンティティを散開することができない。
  • MC-191942 – マルチプレイメニューのボタンが均等に配置されていない。
  • MC-222518 – スケルトンホースおよびゾンビホース、ロバ、ラバの鞍やチェストが古いバージョンのテクスチャに倣っているなどの問題がある。
  • MC-224960 – コマンド/spectate異ディメンション間で作用しない。
  • MC-230678 – 海洋バイオームにおいて、雨が降っているのに大釜を粉雪で満たすことができる場合がある。
  • MC-233893 – 凍った海洋バイオームの温暖部(降雪・凍結の発生しない部分)において、エンティティについた火が雨に打たれても消えない。
  • MC-235260 – 座標(0, 0, 0)において、ホッパーのアイテム交換が遅くなる。
  • MC-247836 – 激流のエンチャントが、凍った海洋バイオームの雨の降っている領域で作用しない。
  • MC-257082 – エンティティに乗った状態およびエリトラを使用している状態でダッシュの操作を行うと、実際にはダッシュが発生しないにもかかわらず速度効果による視野の広がりが発生する。
1.19から
  • MC-252773 – NBTタグinstrumentがない、および他のNBTタグを付与されたヤギの角笛がを吹き鳴らすことができない。
1.19.2から
  • MC-255545 – マグマキューブの影が、その大きさに従って変化しない。
  • MC-255811 – 氷雪バイオームにおいて、実際には雨が降っている領域においてもLevel#isRainingAt(BlockPos)の値が必ずfalseで帰ってくる。
  • MC-256292 – ワールド生成に伴うスポーン以降の周期的なスポーンにおいて、ヤギが草ブロックの上にスポーンすることができない。
  • MC-257755 – いずれのrealmのメンバーにも加入していない状態において、realmメニューの要素がTab ↹キーを用いて選択することができない。
1.19.3から
  • MC-256555 – Camel〔ラクダ〕が、スポーン時の一瞬のみ座った状態で描画される。
  • MC-256576 – 他のプレイヤーが既に乗っている鞍無しのCamelに2人目として騎乗すると、ラクダを操作できてしまう。
  • MC-256838 – Camelの見ている方向が、実際の描画と異なる場合がある。
  • MC-257346 – アイテムを手に持っていない状態のヴェックスの動作が不適切である。
  • MC-257418 – Camelが、ダメージを受けた瞬間のみ座った状態で描画される。
  • MC-257875 – アドベンチャーモードでファイヤーチャージを使ってクリーパーを起爆した際に、ファイヤーチャージが消費されない。
  • MC-258163ClientboundSectionBlocksUpdatePacketのシリアル化が、2^19のブロック状態を処理した後に異常を来す。
  • MC-258173 – 眠っている状態でエンドポータルに入ると、そのベッドが恒久的に塞がれた状態になる。
  • MC-258246 – 「データの遠隔収集」ボタンにのみ、他の設定項目ボタンと異なり末尾に「...」がない。
  • MC-258295 – 職場が近接している際に、村人のAIが誤作動する。
  • MC-258430 – CamelのLastPoseTimeの値が大きいと、プレイヤーの騎乗時にその視点位置が本来の位置を大きく外れてしまう。
  • MC-258953 – メモリ不足を告示する画面のタイトルが、翻訳キーのまま表示されている。

23w04a

23w04aは、2023年1月24日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた2番めのスナップショットである[2]。このスナップショットでは、Smithing Template〔鍛冶型〕の追加および鍛冶システムの刷新とバグの修正が行われた。

追加要素

コマンドフォーマット

/execute
  • サブ関数/execute onで使用できるrelationとして、originが追加された。これを用いると、あるエンティティに対して次の関係にあるエンティティを選択することができる。
    • 発射者:そのエンティティが飛翔体(矢・トライデントなど)であった場合はそれを発射したエンティティが対象となる。
    • 投げた者:そのエンティティがアイテムであった場合は、そのアイテムを投げたエンティティが対象となる。
    • 効果発生源:そのエンティティがエリアエフェクトクラウドであった場合は、これを生じさせたエンティティ(ドラゴンブレスならこれを吐いたドラゴンが、残留ポーションならこれを投げたプレイヤーが)対象となる。
    • 着火者:そのエンティティが着火されたTNTであった場合は、着火したエンティティが対象となる。
    • 召喚者:そのエンティティがヴェックスまたはエヴォーカーの牙であった場合は、これを召喚したエヴォーカーが対象となる。

変更要素

アイテム

全般
  • エンチャントされたアイテム・防具のオーラがより淡くなった。

実験的追加要素

アイテム

Smithing Template〔鍛冶型〕
  • 防具の装飾、またはダイヤモンド製アイテムのネザライトへの強化に使用されるアイテム群の呼称。以下の12種類が存在する。
用途 アイコンと名称 入手方法 複製に必要な
アイテム
ネザライト強化 Netherite Upgrade
〔ネザライト強化用鍛冶型〕
砦の遺跡のチェスト ネザーラック
防具の装飾 Coast Armor Trim 難破船のチェスト 丸石
Dune Armor Trim 砂漠の寺院のチェスト 砂岩
Eye Armor Trim 要塞のチェスト エンドストーン
Rib Armor Trim ネザー要塞のチェスト ネザーラック
Sentry Armor Trim ピリジャーの前哨基地のチェスト 丸石
Snout Armor Trim 砦の遺跡のチェスト ブラックストーン
Spire Armor Trim エンドシティのチェスト プルプァブロック
Tide Armor Trim エルダーガーディアンのドロップ プリズマリン
Vex Armor Trim 森の洋館のチェスト 丸石
Ward Armor Trim 古代都市のチェスト 深層岩の丸石
Wild Armor Trim ジャングルの寺院のチェスト 苔むした丸石
  • 鍛冶台でアイテムを強化・装飾すると消費される。
  • 直接クラフトすることは出来ない為、それぞれ最初の1つ目は構造物のチェストやドロップから入手する必要がある。しかし、2つ目以降は次の方法で複製が可能である。
    • 7つのダイヤモンドを、大釜を作るときの鉄のようにU字に配置する。
    • 真ん中のスロットに、複製したいSmithing Templateに対応する素材を置く。
    • 残った上側中央のスロットに、複製したいSmithing Templateを置く。

ゲームプレイ

鍛冶台の機能
  • 防具・道具のネザライト強化と、防具の装飾の2つの機能を持つようになった。
  • 従来の2つのスロットの横に、Smithing Template用の新しいスロットが追加された。
  • Smithing Templateによって、アイテムに対してどのような操作を行うかが決定されるようになった。
    • これにより、鍛冶の対象となりうるアイテムの種類と、鍛冶に必要な素材が決定される。
  • ネザライト防具・道具への強化には、ネザライトインゴットと強化するアイテムの他にNetherite UpgradeのSmithing Templateが必要になった。

全般

player.dat format
  • HideFlags NBTフィールドに、防具の装飾情報をツールチップ上に表示するかどうかを決定する新しいフラグ(値:128)が追加された。
レシピ
  • ネザライト強化及び防具装飾のレシピ識別子smithing_transformおよびsmithing_trimがそれぞれ追加された。

実験的変更要素

アイテム

防具
  • 各種防具に鍛冶台でさまざまな模様と色の装飾を施せるようになった。
  • ゲームプレイ上においての機能的メリットはなく、純粋な装飾以上の作用はない。染色という独自の装飾方法をもつ皮の防具を除いて、各種のヘルメット、チェストプレート、レギンス、ブーツに施すことができる。
    • アイテムアイコン上では模様は全て同じに表示されるが、装飾の色は反映される。
    • 装飾の模様の名前がツールチップ上に表示される。
  • 防具の装飾には「色」と「模様」の2つの要素があり、これを自由に組み合わせることでさまざまな装飾が可能になる。
    • 「模様」は使用するSmithing Templateによって決定する。
    • 模様の「色」は装飾に使用する素材によって決まる。以下が使用可能な素材の一覧である。
      • アメジストの欠片
      • 銅インゴット
      • ダイヤモンド
      • エメラルド
      • 金インゴット
      • 鉄インゴット
      • ラピスラズリ
      • ネザークォーツ
      • ネザライトインゴット
      • レッドストーンダスト
    • 但し、防具の素材と同じ素材を模様の色として使用することはできない。

全般

鍛冶台
  • 一時的に2つのメニューが併存しており、実験的データパックupdate_1_20の有効・無効によって切り替わる。
    • Smithing Templateを使用しない古いメニューはlegacy_smithingに改名され、防具装飾の実装とともに削除される予定である。
    • Smithing Templateのスロットのある新しいメニューは、smithingと呼ばれる。

修正

4個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-198809 – 爆発耐性のエンチャントを極めて高いレベルで付与すると、爆発によるノックバックが軽減されなくなる。
以前の開発版から
  • MC-259189 – 「ナレーター:利用不可」のボタンが、アクセシビリティの初期設定画面において灰色になっていない。
  • MC-259204 – 全ての角笛が沈思の角笛として表示され、沈思の音色が鳴る。
  • MC-259211 – リソースパック選択画面において、キーボード操作によって現バージョンに対応していないリソースパックを選択することができない。

23w05a

23w05aは2023年2月1日にリリースされたJava Edition 1.19.4の3番目のスナップショットである[3]。このスナップショットでは、ワールド新規作成画面の刷新と防具装飾の対象拡大、バグの修正が行われた。

追加要素

全般

設定
  • アクセシビリティ設定に「Glint Speed〔エンチャントのオーラの速度〕」と「Glint Strength〔エンチャントのオーラの透過度〕」が追加された。
    • それぞれ、エンチャントされたアイテムを覆うオーラの揺らめきの速度と透過度を設定することができる。

変更要素

アイテム

防具エリトラ
  • 既に別の防具・エリトラを装備している状態でも、手に持って使用することで付け替えることができるようになった。

コマンドフォーマット

/effect
  • 効果の持続時間を設定する値として、infiniteが使用できるようになった。
    • Infiniteに設定した場合、効果は時間制限なく持続し、GUI上では持続時間が「∞」と表示される。

全般

ワールド新規作成画面
メニュー画面
  • メニュー画面におけるツールチップの表示方式が変更された。

実験的変更要素

アイテム

Smithing Template〔鍛冶型〕
  • 以下の稀少度「一般的」のArmor Trim Smithing Template〔防具装飾用鍛冶型〕は、構造物のチェストで必ず2つ纏まって出現するようになった。
    • Dune〔砂丘風の装飾〕
    • Coast〔海洋風の装飾〕
    • Wild〔密林風の装飾〕
    • Sentry〔略奪者風の装飾〕
  • Netherite upgrade smithing template〔ネザライト強化用鍛冶型〕の生成率が2倍になった。
  • 要塞の図書室のチェストに、かならず1つEye Armor Trim〔エンダーアイ風の装飾〕のSmithing Templateが生成されるようになった。
  • 森の洋館のチェストでのVex Armor Trim〔ヴェックス風の装飾〕のSmithing Templateの出現率が大幅に上がった。
  • Dune Armor Trimのテクスチャが微調整され、チェストプレート上の模様が数ピクセル分上に移動した。

ゲームプレイ

防具
  • 防具装飾が、革の防具に施せるようになった。
  • その防具の素材と同じ素材で防具装飾を施せるようになった。

全般

データパック
  • trim_material(防具装飾の素材に関するデータ)の各jsonファイルにおいて、override_armor_materialsが定義されるようになった。
    • 防具と同じ素材を用いて装飾するにあたって、通常とは別の色を使用するケースについて管理するためのデータ。
      • キーには別の色を使用する防具の種類、値には使用するカラーパレットという形式で記述される。
  • incompatible_armor_materialtrim_materialで定義されなくなった。
タグ
  • leather_helmetleather_chestplateleather_leggingsおよびleather_bootsがアイテムタグ#trimmable_armorに追加された。

修正

18個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-127749 – マントが小刻みに動いており、その動きが18w03bよりも速くなった。
  • MC-147711 – ドラウンド専用の泳ぐアニメーションがなくなり、ゾンビのものが用いられウようになってしまった。
  • MC-216270 – 防具を持ったまま防具スロットを右クリックして既に着用している防具と付け替えることができなくなった。
1.19から
  • MC-252625 – カエルにNBTタグNoAIを付与すると、走る際のアニメーションを再生する。
  • MC-254074 – カエルがダメージを受けた時に、歩行アニメーションが再生されない。
1.19.2から
  • MC-256650 – カエルのアニメーションにおいて、移動時から停止時の間の切り替えが滑らかでない。
  • MC-257464 – ウーパールーパーの歩行アニメーションが、ゆっくり歩行している際につっかえたようになる。
1.19.3から
  • MC-256479 – Camel〔ラクダ〕がダメージを受けた時に、歩行アニメーションが再生されない。
  • MC-256493 – Camelのアニメーションにおいて、移動時から停止時の間の切り替えが滑らかでない。
  • MC-256664 – CamelにNBTタグNoAIを付与すると、歩行アニメーションを再生する。
Java Edition 1.19.4の開発版から
  • MC-259206 – アクセシビリティ初期設定画面が、英語(米国)以外の言語で表示されない。
以前の開発版から
  • MC-259357 – 一部の言語において、鍛冶台のGUI上の文字が防具立ての背面に描画されてしまっている。
  • MC-259362 – 文字列 item.minecraft.smithing_template.netherite_upgrade.additions_slot_descriptionにおいて、「Netherite」の前に適切な冠詞が抜けている(英語版のみ)。
  • MC-259370 – 要塞の図書室のルートテーブルが、同礼拝室のルートテーブルに置き換わってしまっている。
  • MC-259389 – 新しい鍛冶台のGUIにおいて、その方法では加工ができないことを示す矢印マークのオーバーレイが、従来の鍛冶台のGUIでの位置に表示されてしまう。
  • MC-259399 – 鍛冶台のGUI上の防具立てに装飾後の防具の見た目を示す機能が、ゲームのウィンドウサイズを変更すると機能しなくなる。
  • MC-259418 – NBTタグLastPoseTickに大きい値が設定されたCamelが、23w04aでの修正にも拘わらず依然として奇妙な振る舞いをし、様々な問題を引き起こしている。
  • MC-259420 – パレットに存在しないピクセルが、保存ではなく削除された。

23w06a

23w06aは、2023年2月8日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた4番目のスナップショットである[4]。このスナップショットでは、Display Entity/damageの追加とバグの修正が行われた。

追加要素

非Mobエンティティ

Display Entity〔ディスプレイエンティティ〕
  • Block Display〔ブロックディスプレイ〕、Item Display〔アイテムディスプレイ〕、Text Display〔テキストディスプレイ〕 (それぞれblock_displayitem_displayおよびtext_display)の3種が追加された。ブロックやアイテム、テキストの表示・表現を柔軟に行うための機能を持つ。
    • 当たり判定や物理演算は存在せず、エンティティの位置にブロックやアイテム、テキストを表示する。X、Y軸周りに自由に回転させることが可能であり、エンティティであるので/tpを用いて位置と方向を自由に設定できる。
  • データの種類に以下の2つが追加された。
    • rotation
      • 四元数形式(保存用):4つの数値の配列で成分(x, y, z, w)を表現する。
      • 軸・角度形式:以下のフィールドを持つオブジェクト。
        • axis:回転軸を指定する3次元ベクトル。
        • angle:角度(ラジアン)。
    • transformation:任意のアフィン変換。以下のフィールドを以下の順に持つ。
      • 行列形式:16個の数値の配列。行優先の行列を表現する。
      • 分解形式(保存用):以下のフィールドを持つオブジェクト。
        • translation:3次元ベクトル。
        • left_rotationrotationオブジェクト。
        • scale:拡大率を指定する3次元ベクトル。
        • right_rotationrotationオブジェクト。
  • Display Entityのプロパティの一部は、補間機能によって時間をかけた緩やかな変化を実現することができる。
    • Display Entityは「previous」の値から「current」の値へと滑らかに変化していく。
      • 「interpolated」とマークされたすべてのプロパティは、1つの補間セットの一部である。
      • 補間されたプロパティに対する更新が行われると、補間セットのすべての値が「current」として保存される。
        • /dataの実行では、NBTに存在していたとしてもプロパティの値は変わらず更新としてカウントされない。
        • 更新は1ティックに1回までしかクライアントに同期されないため、1つのコマンド内で複数の更新があっても1回の更新としてカウントされる。
      • 前の「current」の値は「previous」として保存される。
      • 補間機能が有効な場合、エンティティは時間の経過とともに「previous」と「current」の値の間を移行する。
      • 補間の開始(エンティティが完全に「previous」の状態)は、フィールドinterpolation_start(ゲーム内時間、単位はティック)で定義される。
        • -1に設定すると現在のゲーム時間を読み込む。
      • 補間の終了(エンティティが完全に「current」の状態)は、interpolation_start + interpolation_duration(ティック)で定義される。
  • これらのエンティティは以下のフィールドを持つ。
    • transformation:通常のエンティティの位置と回転の位置配置の後にモデルに適用されるtransformation。デフォルトでは同一であり、補完機能を持つ。
    • billboard:描画の際に、プレイヤーの方を向くようにするか否かを設定する。
      • fixed:プレイヤーの位置によって回転しない。
      • vertical:水平方向にのみ回転する。
      • horizontal:俯角仰角方向にのみ回転する。
      • center:中心点を基準に自由に回転する。
    • brightness:このフィールドが存在する場合、明るさレベルを無視して指定の値の明るさで描画する。デフォルトでは省略され、エンティティの位置の明るさに基づいて描画する。2つの下位フィールドを持つ。
      • sky:空からの光の値。0以上15で設定する。
      • block:ブロックからの光の値。0以上15で設定する。
    • view_range:このエンティティが描画される最大距離。実際にはクライアント側の描画距離やエンティティの距離縮小の影響を受ける。デフォルトでは1.0(概ね火の玉と同じ)。
    • shadow_radius:影の大きさ。デフォルトでは0(影無し)であり、補間機能を持つ。
    • shadow_strength:影の濃さ。下のブロックとの距離の関数として影の透明度を決定する。デフォルトは1であり、補間機能を持つ。
    • widthheight:カリングの当たり判定を設定する。当たり判定は垂直方向にy(Y座標)からy+heightまで、水平方向に基準位置からwidth/2だけ広がる。どちらかの値が0に設定されている場合、カリングは無効になる。デフォルトはどちらも0。
    • glow_color_override:発光時の色を設定する。デフォルトは0(チームの色を使用)。
  • これらのDisplay Entity共通のフィールドに加え、各種のDisplay Entityはその機能に対応した独自のフィールドを持つ。
    • Item Display(item_display):1スロット分のアイテムを表示する。NBTタグを編集するか、/itemでItem Displayのスロットinventory.0を編集することで表示するアイテムを変えることができる。
      • item:表示したいアイテムのスタック。インベントリのアイテムと同じフォーマット。
        • 例:{id: "minecraft:dirt", Count: 1}
      • item_display:アイテムの表示形態を変更する(モデルのJSONでdisplayセクションが定義するものと同様)。
        • 取りうる値:none(デフォルト)thirdperson_lefthand(三人称視点・左手)、thirdperson_righthand(三人称視点・右手)、firstperson_lefthand(一人称視点・左手)、firstperson_righthand(一人称視点・右手)、head(頭部に装着)、gui(GUI上)、ground(地面に落ちている状態)、fixed(固定)。
    • Block Display(block_display):ブロック名とブロック状態を指定してブロックを表示する。ブロックの設置によって作成されるとしても、ブロックエンティティは表示しない。
      • block_state: 表示するブロックおよびそのブロック状態。
        • 例:{Name:"minecraft:dirt"}
    • Text Display(text_display):Raw JSONテキストフォーマットで指定したテキストを表示する。
      • text:表示するテキスト。
      • line_width:改行を行う行の幅。なお、テキスト中に「\n」のように表記することで任意の個所でを行うことができる。デフォルトは200。
      • text_opacity:テキストの透過度。デフォルトでは255であり、補間機能を持つ。
      • background:背景の色(アルファチャンネルを持つ)。デフォルトでは0x40000000であり、補間機能を持つ。
      • default_background:trueの場合、テキストの背景色として設定でチャットの背景に使用されている色を流用する。デフォルトではfalse。
      • shadow:テキストに影を表示するか否か。デフォルトではfalse。
      • see_through:テキストがブロックを透過して描画されるかどうか。デフォルトではfalse。
      • alignment:テキストの文字列ぞろえの方向。
        • 取りうる値:center(デフォルト)、leftright

コマンドフォーマット

ゲームルール
  • ツタが周囲のブロックへ伝播するかどうかを決定するdoVinesSpread〔ツタの伝播〕が追加された。
    • デフォルトではtureに設定されている。
/damage
  • エンティティにダメージを与えるための新しいコマンド。以下の構文で使用する。
    • /damage <target> <amount> [<damageType>] [at <location>]
    • /damage <target> <amount> [<damageType>] [by <entity>] [from <cause>]
  • 以下、パラメータの説明
    • target: ダメージを与えるエンティティ
    • amount: 与えるダメージ量
    • damageType: ダメージの種類
      • ダメージの作用の仕方および死亡メッセージに影響する。例えば高レベルの火炎耐性のついたエンティティにon_fire(炎上)ダメージを与えることはできない。
    • location: ダメージ源の場所(非エンティティ由来のダメージについて)。
      • サボテンや爆発したベッドなどの位置といったデータを表現する。ダメージを受けた時の画面の揺れがどの方向に揺れるかなどを決定する。
    • entity: ダメージを与えたエンティティ
      • 死亡メッセージにおいて、何のエンティティから受けたダメージによって死亡したと表示するかなどに影響する。
    • cause: 遠距離武器など間接的なダメージにおいて、そのダメージの本来の原因となったエンティティ。
      • 例えば、スケルトンから撃たれた場合においてはentityは矢でcauseがスケルトンとなる。
/execute
  • サブコマンド/execute summonが追加された。以下の構文で使用する。
    • /execute summon <entity> -> execute
  • このサブコマンドは、エンティティを召喚するとともに(@s)をそのエンティティに設定する機能を持つ。エンティティのセットアップおよびNBTの編集を簡略化する目的がある。

全般

データパック
  • ダメージの種類(警告: DISPLAYTITLE「当Wikiは移転しました。この記事の内容は古くなっている可能性があります。ご了承ください。」が、その前に書かれているDISPLAYTITLE「Java Edition 1.19.4/開発版」を上書きしています。英:Damage Type)が追加された。
    • ゲーム内において、ダメージがどのように処理されるかを決定する。
    • そのダメージの属性、そのダメージに対応する死亡メッセージのデータを含む。
{
	"exhaustion": 0.1,
 	"message_id": "arrow",
	"scaling": "when_caused_by_living_non_player"
}
    • フィールドの説明
      • message_id: このダメージの種類に使用される死亡メッセージ
        • 他の文字列をくっつけて翻訳キーとなる。
      • exhaustion: このダメージによって引き起こされる満腹度消費度の量。
      • scaling: このダメージの種類において、ダメージ量を難易度によって変化するかどうか。取りうる値は以下の通り。
        • never: ダメージ量は常に一定。
        • always: ダメージ量が難易度によって変化する。
        • when_caused_by_living_non_player: プレイヤー以外のエンティティによって発生した場合に限り難易度によってダメージ量が変化する。
      • effects: ダメージを受けた際になんの効果音を鳴らすかを決定する任意のフィールド。取りうる値は以下の通り。
        • hurt: (デフォルト)通常のダメージ音。
        • thorns: 棘の鎧によるダメージ音。
        • drowning: 溺没によるダメージ音。
        • burning: 炎上時のダメージ音。
        • poking: スイートベリーのダメージ音。
        • freezing: 凍傷のダメージ音。
      • death_message_type: 特別な種類の死亡メッセージを使用するかどうかを決定する任意のフィールド。取りうる値は以下の通り。
        • default(デフォルト): 通常の方式で死亡メッセージの翻訳キーを生成する。
        • fall_variants: 落下ダメージによる死亡メッセージを表示する場合。例:death.fell.assist.item
        • intentional_game_design: 「[ゲームの仕様]に殺された」の死亡メッセージを表示する場合。
    • ダメージの種類タグは、様々に異なるダメージ源からのダメージ量がどのようになるかについて様々な側面を管理している。
設定
  • 新しいアクセシビリティ設定「Damage Tilt〔被ダメージ時の画面の揺れ〕」が追加された。
    • 被ダメージ時の画面の揺れの程度を設定できる。
  • キー割り当て画面において、重複している操作がある際にどの操作と重複しているのかを示すツールチップが表示されるようになった。
タグ
  • 以下のダメージタイプタグが追加された(コロン以下は内含要素)。
    • #always_most_significant_fall: out_of_world
    • #always_triggers_silverfish: magic
    • #avoids_guardian_thorns: magic
    • #burns_armor_stands: on_fire
    • #bypasses_armor: on_firein_wallcrammingdrownfly_into_wallgenericwitherdragon_breathfreezestarvefallfreezestalagmitemagicindirect_magicout_of_worldおよびsonic_boom
    • #bypasses_effects: starve
    • #bypasses_enchantments: sonic_boom
    • #bypasses_invulnerability: out_of_world
    • #bypasses_resistance: out_of_world
    • #damages_helmet: falling_anvilfalling_blockおよびfalling_stalactite
    • #ignites_armor_stands: in_fire
    • #is_drowning: drown
    • #is_explosion: fireworksexplosionplayer_explosionおよびbad_respawn_point
    • #is_fall: fallおよびstalagmite
    • #is_fire: in_fireon_firelavahot_floorunattributed_fireballおよびfireball
    • #is_freezing: freeze
    • #is_lightning: lightning_bolt
    • #is_projectile: arrowtridentmob_projectileunattributed_fireballfireballwither_skullおよびthrown
    • #no_anger: mob_attack_no_aggro
    • #no_impact: drown
    • #witch_resistant_to: magicindirect_magicsonic_boomおよびthorns
    • #wither_immune_to: drown
全般
  • プロセス識別子をファイルに書き込むために、引数--pidFileが、専用サーバーのコマンドラインに追加された。

変更要素

ブロック

ジュークボックス
  • Bedrock Editionに合わせて、レコードの再生時に音符のパーティクルが表示されるようになった。
スカルクセンサー

アイテム

  • 盾をオフハンドのスロットに設置したときに、防具装備音が鳴るようになった。

非Mobエンティティ

ホッパー付きトロッコ
  • 開けた時に周囲のピグリンを敵対化させなくなった。

全般

ワールド新規作成
  • タブがCtrl + Tab ↹(順行)およびCtrl + ⇧ Shift + Tab ↹(逆行)で選択切り替えできるようになった。
  • Ctrlタブの番号を同時に押すことで特定のタブを選択できることもできる。
  • 実験的機能を簡単に有効化・無効化できる画面が追加された。
    • 「More...〔その他の設定...〕」タブに表示される。
    • スナップショットに限り、「Game〔ゲーム設定〕」タブにも表示される。
クリエイティブインベントリ
  • 絵画が種類別で「機能的ブロック」のタブに出現するようになった。
    • どの種類が出現するかが規定されている絵画は、ツールチップ上に絵の名前と作者の名前が表示されるようになった。
    • サバイバルでは利用不可の4種類の絵画は、「管理者用アイテムタブ」に追加された。
  • 「材料」タブにファイヤーチャージが追加された。
データパック
  • バージョンが11から12へ上がった。
ゲームイベント
  • 以下のゲームイベントに対してスカルクセンサーが反応するようになった。
    • entity_dismount(エンティティへの騎乗):周波数は6。
    • entity_mount(エンティティから降りる):周波数は7。
設定
  • 英語版において、ボタンの枠の幅の関係上から「Notification Display Time」 「Notification Time」に変更された。
  • ボタンからはみ出るほど長いテキストに、左右にスクロールするアニメーションが適用されるようになった。
プレディケート
  • ダメージの種類に関するプレディケートis_projectileis_explosionbypasses_armorbypasses_invulnerabilitybypasses_magicis_fireis_magicおよびis_lightningが削除された。
  • 新しいtagsの配列が追加された。それぞれ以下のフィールドを持つ。
    • id: ダメージの種類タグのID。
    • expected: そのダメージが対応するプレイディケートに対するタグを持つと想定されるか否か。

修正

44個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-145765 – 設定「テキストの背景」の文字がボタンからはみ出ている。
  • MC-156443 – 一部の言語において、テキストがボタンからはみ出る場合がある。
  • MC-198874 – ホッパーでの使用に反して、ホッパー付きのトロッコのインベントリを開くと周囲のピグリンが敵対する。
  • MC-209622 – スカルクセンサーが、額縁および輝く額縁から発せられる音を検知しない。
  • MC-209896 – スカルクセンサーが、グロウストーンをリスポーンアンカーに充填した時に起動しない。
  • MC-209907 – スカルクセンサーが、リードをフェンスから付け外しした時に起動しない。
  • MC-209929 – スカルクセンサーが、コンポスターにアイテムを使用した時に起動しない。
  • MC-210276 – スカルクセンサーが、耕地を踏み荒らした時に起動しない。
  • MC-210294 – スカルクセンサーが、非生物エンティティに騎乗した時および降りた時に起動しない。
  • MC-210334 – スカルクセンサーが、ヒツジを染色した時に起動しない。
  • MC-210707 – スカルクセンサーが、チェスト付きのボートのチェスト、Raft with Chest〔チェスト付きのイカダ〕、チェスト付きのトロッコのチェストを開いた時に起動しない。
  • MC-210715 – スカルクセンサーが、エンティティへのリード着脱時に起動しない。
  • MC-212501 – スカルクセンサーが、書見台から本を取った時に起動しない。
  • MC-213803 – スカルクセンサーが、洞窟のツタからグロウベリーを収穫した時に起動しない。
  • MC-215767 – スカルクセンサーが、カメが卵を産んだ音を検知しない。
  • MC-233972 – キー割り当て画面において、キーを機能に割り当てる際および複数の機能を同じキーに割り当てた時に、テキストがボタンからはみ出る場合がある。
  • MC-236988 – スカルクセンサーが、洞窟のツタ、ねじれツタ、しだれツタ、コンブの先端にハサミを使用した時に起動しない。
  • MC-237450 – 「シミュレーション距離」のテキストがスライダーの外にはみ出る場合がある。
  • MC-237879 – スカルクセンサーが、村人がコンポスターで仕事をした時に起動しない。
  • MC-249878 – 「サウンド設定」画面において、「デバイス」ボタンからテキストがはみ出る場合がある。
1.19以降
  • MC-251917 – 盾をオフハンドのスロットに配置した際に、装備装着音の再生および字幕の表示がない。
  • MC-251934 – スカルクセンサーが、カエルがカエルの卵を産んだ時に起動しない。
  • MC-252434 – スカルクセンサーが、リードをフェンスに結んだ時に起動しない。
1.19.2以降
  • MC-257558 – スカルクセンサーが、ホッパー付きトロッコのインベントリを開いた時に起動する。
  • MC-257873 – 防具を付け替える際に、2つが同じ種類である場合に装備音が鳴らない。
  • MC-258156 – ハードモードにおいて、ウォーデンが与えるダメージがプレイヤーと諸般のエンティティで異なっている。
1.19.3以降
  • MC-258622 – クリエイティブインベントリにおいて、ファイアーチャージが材料タブに無い。
Java Edition 1.19.4の開発版から
  • MC-259193 – 「Notification Display Time」のテキストがボタン外にはみ出てしまっている。
  • MC-259195 – 他のディメンションにいるエンティティに対して/rideを使用すると、クライアントおよびサーバーにおいて同期ずれを引き起こす。
  • MC-259197 – 被ダメージ時の画面の揺れが設定できないことが、アクセシビリティ的に問題を有する。
  • MC-259221 – 騎乗することのできないエンティティに対して/rideを使用すると、プレイヤーがそのエンティティの場所に移動してしまう。
  • MC-259224 – 盾で攻撃を防いでいるのに、ダメージ時の画面の揺れおよび赤い画面効果が発生する。
  • MC-259227/execute if loaded <pos>だけが常に失敗する。
  • MC-259233 – 値が許容範囲より低い際に表示される引数エラーメッセージに、綴りの統一性上の問題がある。
  • MC-259245/rideでエンダーマンに騎乗した後にエンダーマンと目を合わせると、エンダーマンがテレポートをし続ける。
  • MC-259247 – サブコマンド/execute on ownerを用いて、ウマ、ロバ、ラマ、ラバの主人を対象にすることができない。
  • MC-259360 – 文字列selectWorld.mapFeatures.infoの「Shipwrecks」の後にカンマが欠落している(英語版のみ)。
  • MC-259432 – アイテムテクスチャchestplate_trimのピクセルが1つ足りない。
  • MC-259442 – 金床の2番目のスロットのアイテムに対して、Shiftを押したままのクリックが機能しない。
  • MC-259454 – 砦の遺跡のホグリン小屋のチェストが、砦の遺跡の橋のチェストのルートテーブルを使用している。
  • MC-259468 – 鍛冶台のスロットにおいて、empty_slot_amethyst_shardが表示されない。
以前の開発版から
  • MC-259599 – 束縛の呪いのかかった防具が、ホットバー上の防具と付け替えることで外せてしまう。
  • MC-259635 – 防具装飾の色ironおよびiron_darkerのカラーパレットが左右反転している。
  • MC-259640 – 防具装飾の色ironiron_darkerの、もっとも明るい3色の色が同じになっている。

23w07a

23w07aは、2023年2月15日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた5番目のスナップショットである[5]。このスナップショットでは、Interaction〔接触記録エンティティ〕の追加とバグの修正が行われるとともに、実験的データパックupdate_1_20中でSniffer〔スニッファー〕、Cherry grove〔サクラの林〕の追加とArchaeologyの導入が行われた。

追加要素

非Mobエンティティ

Interaction〔接触記録エンティティ〕
  • 受けたattack(攻撃)と interaction(操作・左クリック)を記録するエンティティ。 不可視でサイズはカスタマイズ可能であり、以下のフィールドを持つ。
    • width:エンティティの当たり判定の幅(デフォルトでは1)。
    • height:エンティティの当たり判定の高さ(デフォルトでは1)。
    • attack:最後の攻撃を記録するアクションオブジェクト(後述)。
    • interaction:最後の操作を記録するアクションオブジェクト(後述)。
    • response:操作を受けた際、プレイヤーの腕の動きや効果音が発生するか否かを決定するブール値。(デフォルトではfalse)。
  • 受けた攻撃や操作のデータを保存するために使用される、アクションオブジェクトが追加された。必ず以下のフィールドを持つ。
    • player:動作を行ったエンティティのUUID(4整数配列で表記)。
    • timestamp:動作を受けた時刻(単位はゲームティック、64ビット倍精度浮動小数点数で保存)
  • このエンティティを用いることで、以下のようなコマンドの用法が可能になる。
    • /execute on attackerを使用して、そのInteraction Entityを最後に攻撃したエンティティをコマンドの対象とする。
    • /execute on targetを使用して、そのInteraction Entityを最後に操作したエンティティをコマンドの対象とする。

ゲームプレイ

進捗
  • 進捗トリガーplayer_interacted_with_entityが追加された。
    • Interaction Entityへの操作を検知する。
  • 進捗トリガーplayer_hurt_entityが追加された。
    • Interaction Entityへの攻撃を検知する。

全般

レシピ
  • Decorated pot〔絵入りの壺〕のレシピの為の新しいレシピ識別子crafting_decorated_potが追加された。
  • フィールドshow_notificationが追加された。
    • ブール値で指定する値であり、このレシピの解禁時に通知を表示するかどうかを決定する。
    • 指定しない場合はデフォルトでtrueを指定したものとして見做す。

変更要素

ブロック

ジュークボックス
  • レコードの再生時に、レベル15のレッドストーン信号を発するようになった。
  • ドロッパーホッパーでレコードを出し入れ出来るようになった。

Mob

ウマの交配
  • ウマおよびこれに準ずるMobを交配したときに、仔の速さ、ジャンプ力が平均値に寄せられなくなった。
    • この変更には、良い親馬を選んで十分な時間と金のニンジンをかければ、ウマの交配によるウマの強化を現実的な範囲で行うことができるようにするという目的がある。

全般

Realms
  • Realmsの画面が、シングルプレイおよびマルチプレイの画面とレイアウトが同じになるように更新された。
レシピ
リソースパック
  • バニラのリソースパックにおいて、言語ファイルen_us内の翻訳が翻訳キーのアルファベット順に並べ替えられた。

実験的追加要素

ブロック

Cherry〔サクラ〕関連のブロック
Pink Petals〔桜色の花びら〕
  • Cherry Grove〔サクラの林〕に自然生成されるブロック。
  • シーピクルスと同様、4つまで一つのブロックの中に設置できる。
  • 骨粉使用すると増やすことができる。
  • 桃色の染料にクラフトできる。
Suspicious Sand〔怪しげな砂〕
  • 砂に似ているが、すこし凸凹しており中に何かが埋まっていそうな見た目をしている。
  • 重力に従って落下し、着地すると消滅してしまう。
  • 砂漠の寺院砂漠の井戸に生成される。
  • Brush〔ブラシ〕で砂を少しずつ払うと、中からPottery Shard〔壺の欠片〕が出てきて普通の砂に戻る。破壊した場合はシルクタッチのツールでもなにもドロップしない。ピストンで動かした場合も同様。
Decorated Pot〔絵入りの壺〕
  • 各面に装飾の入った陶器である。
  • 4つのPottery Shard(種類不問)やレンガをダイヤ形に並べるとクラフト出来る。
    • クラフトに使用した素材によって、各面の模様が決定する。レンガを使用した面は絵が入らない。
  • 非常に壊れやすく、素手以外で破壊すると破片とレンガに砕けてしまう。素手で破壊すればそのままアイテム化する。
Torchflower〔シャグマユリ〕
  • 新しい種類の花。Snifferが発見する種から育てることができる。
    • 耕地で育ち、育ち切ったものを破壊すると花がドロップする。成長途中のものを破壊した場合は種がドロップする。
    • 橙色の染料にクラフト出来る。
    • 植木鉢に植えることができる。

アイテム

Brush〔刷毛〕
  • 糸を3つ、棒を2つ、ツルハシのようにすることでクラフト出来る。
  • Suspicious Sandの砂を払うことができる。
Pottery Shard〔壺の破片〕
  • 絵が描かれている欠片であり、Decoration Potにクラフトできる。
  • Suspicious Sandから発見できる。
スポーンエッグ
  • Snifferのスポーンエッグが追加された。
Torchflower Seeds〔シャグマユリの種〕
  • 新しい種類の種であり、耕地に植えることでTorchflowerに成長する。
  • Snifferが掘り出すことによってのみ入手できる。

Mob

Sniffer〔スニッファー〕
  • 新しい友好Mobであり、Minecraft Live 2022の投票により追加されることとなった古代のMobである。
  • 体力は14♥ × 7である。
  • 自然にはスポーンしない。
  • 飼いならしたり手懐けることは出来ない。
  • 匂いを嗅いで、Torchflower Seedsを探し掘り出す。
  • Torchflower Seedを与えると繁殖できる。
  • 苔ブロックをドロップする。

非Mobエンティティ

ボートおよびチェスト付きのボート
  • Cherryの種類が追加された。

ワールド生成

Cherry Grove〔サクラの林〕
砂漠の寺院

全般

パーティクル
  • Cherry leavesの下に舞う花びらのパーティクルdripping_cherry_leavesfalling_cherry_leavesおよびlanding_cherry_leavesが追加された。
タグ
  • 以下のブロックタグが追加された(コロン以下は内含する要素)。
    • #cherry_logscherry_logcherry_woodstripped_cherry_logおよびstripped_cherry_wood
    • #sniffer_diggable_blockdirtgrass_blockpodzolcoarse_dirtrooted_dirtmoss_blockmudおよびmuddy_mangrove_roots
  • 以下のアイテムタグが追加された(コロン以下は内含する要素)。
    • #cherry_logscherry_logcherry_woodstripped_cherry_logおよびstripped_cherry_wood
    • #decorated_pot_shardsbrickpottery_shard_archerpottery_shard_prizepottery_shard_arms_upおよびpottery_shard_skull
    • #sniffer_foodtorchflower_seeds

実験的変更要素

ゲームプレイ

進捗
  • 「冒険の時間」の達成要件にCherry Groveの踏破が追加された。

全般

タグ
  • アイテムタグ#boats#chest_boats#hanging_signsおよび#signsに対応するCherry製のアイテムが追加された。
  • ブロック・アイテムタグ#wooden_buttons#wooden_doors#wooden_fence_gate#wooden_fences#ceiling_hanging_signs#wooden_pressure_plates#planks#wooden_slabs#wooden_stairsおよび#wooden_trapdoorsにに対応するCherry製のブロック・アイテムが追加された。
  • ブロックタグ#leaves#overworld_natural_logs#logs_that_burn#saplings#standing_signs#wall_hanging_signsおよび#wall_signsにに対応するCherry製のブロックが追加された。
  • バイオームタグ#is_mountaincherry_groveが追加された。
  • ブロックタグ#flowersおよび#mineable/hoecherry_leavesおよびpink_petalsが追加された。
  • ブロックタグ#inside_step_sound_blockspink_petalsが追加された。
  • ブロックタグ#sandsuspicious_sandが追加された。

修正

35個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-16533 – ウマを繁殖させて産まれる個体が、通常のスポーンおよびスポーンエッグからスポーンする個体の属性値を超えない。
  • MC-64522 – 起動中に、サーバーリスト上でサーバーが「古い」と表示される。
  • MC-84633 – リソースパックのバグ:フラグambientocclusionが最上位の親のみを反映する。
  • MC-134448 – ドラウンドのアニメーション上にチラつきが発生する。
  • MC-181412 – ジュークボックスを破壊しても、流れている音楽が止まらない。
  • MC-194080 – エリトラのモデルが、旋回時に詰まったような動きをする。
  • MC-209409 – ネコを座らせると水に沈んでしまう。
  • MC-226729 – ネイティブオペレーションにおけるメモリーリーク。
  • MC-238920 – 魂の焚き火のレシピが、棒を入手するとアンロックされる。
  • MC-248249 – 生成物minecraft:forest_rockが、/placeで配置したときにうまく配置されない。
1.19.3以降
  • MC-256465 – 大人と違って、子供のCamel〔ラクダ〕がボートに乗ることができてしまう。
  • MC-257282 – アレイがプレイヤーに追従するまでにややタイムラグがある。
  • MC-258457 – 存在しないパーティクルが記述されている場合、リソースパックが読み込まれない。
  • MC-258459 – 無効なリソースパックを強制的に読み込むと、クライアント側で無限に読み込みが生じる。
  • MC-258580 – 死亡時にウマやCamelに乗っていた場合に、死亡画面上で「飛行した」としてサーバーからキックされることがある。
  • MC-258624 – タイトル画面の警告が、プレイヤーのリスポーン後も消えない。
  • MC-258697 – コマンドブロックのGUI上の翻訳文字列 translationKey=narration.suggestionに誤りがある。
  • MC-258902 – アドベンチャーモードで書見台を開き、閉じると同期ズレが起きる。
  • MC-258907 – 進捗トリガーplayer_interacted_with_entityが、area_effect_cloudglass_bottleを使用した際に機能しない。
  • MC-259107 – クラフトレシピを開くと、その時にカーソルの下にあったレシピが選択されてしまう。
  • MC-259241 – カメが互いの内部にスポーンし、詰って音を鳴らし続けることがある。
  • MC-259797 – ブーツの下面でZファイティングが起こる。
Java Edition 1.19.4の開発版から
  • MC-259218 – アクセシビリティの初期設定画面が、Minecraftを再起動しても消えない。
  • MC-259240 – キー設定を変更したあと、矢印キーを使って項目の選択切り替えを行うとゲームがクラッシュする。
  • MC-259489 – 実験的データパックの要素を有効化されていないワールドで読み込んだ際の「無効なアイテム」が、レシピ本で燃料欄に表示される。
  • MC-259573 – 爆破耐性のエンチャントが、クリエイティブモードでノックバックを軽減しない。
  • MC-259675 – 移動・回転時に、マントがチラつく。
  • MC-259691 – 泳いでいるドラウンドが、見上げ/下ろしている時にその当たり判定の外側に描画される。
  • MC-259729 – 「落下中のブロック」という文言が死亡メッセージに表示される。
以前の開発版から
  • MC-259796 – クリーパーが爆破前に点滅・膨張しない。
  • MC-259805 – プレイヤーを/rideitem_displayblock_displayおよびtext_displayに騎乗させると、騎乗解除できない。
  • MC-259808 – アレイの翼のアニメーションにおいて、23w06a以降フレームのスキップおよびループが不正に発生している。
  • MC-259816item_displayblock_displaytext_displayが他のエンティティに騎乗すると奇妙な振る舞いをする。
  • MC-259819 – Text Display〔テキストディスプレイ〕のテキストにZファイティングが起こる。
  • MC-259999 – Display Entity〔ディスプレイエンティティ〕に騎乗したエンティティが、再同期するまで視覚的更新が起こらない。

1.19.4 Pre-release 1

1.19.4 Pre-release 1(ランチャー上では1.19.4-pre1)は、2023年2月22日にリリースされた、Java Edition 1.19.4に向けた最初のプレリリースである[6]。このプレリリースでは、ワールド新規作成画面のタブのデザインの変更、/executeの新しいサブコマンドの追加、バグの修正が行われた。

なお、このプレリリースでは23w07aに作成した1.20の実験的要素を含んだワールドを開くことはできない。

追加要素

全般

Realms
  • Realmに関する重要な情報をお知らせする通知機能が追加された。
設定
  • アクセシビリティ設定に「High Contrast〔ハイコントラスト〕」が追加された。
    • 有効化すると、新しいリソースパック「High Contrast〔ハイコントラスト〕」が適用されてUIのコントラストが強調され視認性が向上する。
    • このリソースパックは、リソースパック設定から直接有効化することもできる。
    • 現在は、メニュー画面のコントラストのみに影響する。
タグ
  • 以下のエンティティタグが追加された(コロン以下は包含する要素)。
    • #fall_damage_immuneiron_golemsnow_golemshulkerallaybatbeeblazecatchickenghastphantommagma_cubeocelotparrotおよびwither
      • このエンティティタグに含まれるエンティティは、落下ダメージを受けない。
  • 以下のダメージタイプタグが追加された。
    • #bypasses_cooldown[情報提供依頼]
      • このダメージタイプタグに含まれるダメージタイプは、ダメージを受けた直後の無敵時間を貫通する。

変更要素

ブロック

スカルクセンサー
  • item_interact_finishの周波数が、14から2に変更された。

アイテム

ポーション
  • ポーションの種類の判別しやすさを向上させるため、エンチャントのオーラが掛からなくなった。
全般
  • エンチャントのオーラの濃さが少し従来の濃さに戻った。

コマンドフォーマット

/execute
  • 新しいサブコマンドpositioned overが追加された。コマンドの実行地点をハイトマップ上の最高点になるように変更する。
    • 構文:... positioned over <ハイトマップ> -> execute
      • <ハイトマップ>:特定の条件に従って柱状領域の最高点を検出するハイトマップ。
        • world_surface:空気以外のブロックで検出する。
        • motion_blocking:当たり判定のあるブロックのみで検出する(草や花などは無視される)。
        • motion_blocking_no_leaves:当たり判定のあるブロックから葉を除いて検出する。
        • ocean_floor:当たり判定のあるブロックから液体を除いて検出する。

全般

ワールド新規作成
  • タブのレイアウトが変更された。
    • 従来のボタンのような見た目ではなく、特有の見た目になった。
    • タブが画面中央に揃えられた。
    • タブ内の要素が画面中央上に揃えられた。
設定
  • 「Glint Strength〔オーラの透明度〕」のデフォルト値が75%に変更された。
リソースパック
  • リソースパックのバージョンが12から13に上がった。
  • エンチャントのオーラのテクスチャがエンティティ用(enchanted_glint_entity.png)とアイテム用(enchanted_glint_item.png)の2種類になった。

実験的変更要素

アイテム

Brush〔ブラシ〕
スポーンエッグ
  • Sniffer〔スニッファー〕のスポーンエッグの色が変更された。

全般

レシピ本
  • レンガのみを使用したDecorated Pot〔絵入りの壺〕のレシピが表示されるようになった。

修正

56個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-106484 – 色で判別できないポーションがある。
  • MC-132200 – レッドストーン動力が伝導されている位置にホッパーをコマンドで設置すると、見えないホッパーが発生する。
1.19から
  • MC-253210 – ヤギが落下ダメージでパニック状態になる。
  • MC-253211 – カエルが落下ダメージでパニック状態になる。
1.19.3から
  • MC-256484 – 座っているCamel〔ラクダ〕に好きな食べ物を持って近づいても、立ち上がってプレイヤーを追従しない。
  • MC-256489 – 座っているCamelが、求愛モードになっても立ち上がって互いに近づこうとしない。
  • MC-256731 – Camelの脚力が回復したときのサウンドが、音声設定「友好的生物」のスライダーで調整できない。
  • MC-256861 – Camelが落下ダメージでパニック状態になる。
  • MC-259920 – ゲームイベントITEM_INTERACT_FINISHが他のゲームイベントを上書きし、本来の周波数を発されなくなることがある。
Java Edition 1.19.4の開発版から
  • MC-259192 – サーバー・クライアント両側で、/rideを過剰に早く実行し手動で降りると位置の同期ずれが起きる。
  • MC-259246 – エンダードラゴンに騎乗しているエンティティの位置が高すぎる。
  • MC-259576 – ファントムに騎乗しているエンティティの位置が高すぎる。
  • MC-259613 – エンチャントのオーラが、Glint Strength〔オーラの透明度〕を100%にしていてもほとんど見えないアイテムがある。
  • MC-259630 – Camel、ウマ、ラバに乗ったまま水に入ると激しく跳ねる。
  • MC-259882 – 周囲のMobを倒した時にウーパールーパーがプレイヤーに対して再生能力の効果を付与しなくなり、進捗「友情の癒しパワー!」が達成できなくなった。
  • MC-259893 – ボタン上の長いテキストのスクロールが早すぎる。
  • MC-259917 – 落下ダメージが無効なエンティティに対して、/damageでダメージタイプminecraft:fallのダメージを与えることができる。
  • MC-259918 – テキストのスクロール速度が、アクセシビリティ的問題を抱えている。
以前の開発版から
  • MC-260030data.Mainを開始すると、データ生成のクラッシュが発生する。
  • MC-260033 – Torchflower〔トーチフラワー〕が、怪しげなシチューの作成に使用できない。
  • MC-260035 – ニワトリとオウムがTorchflower Seeds〔トーチフラワーの種〕で誘引できない。
  • MC-260051 – ミツバチの誘引および受粉活動に対して、Pink Petals〔桜色の花びら〕とTorchflowerが機能しない。
  • MC-260059 – Cherry Grove〔サクラの林〕でブタがスポーンしない。
  • MC-260071 – Sniffer〔スニッファー〕の地面を掘るサウンドが、ワールド全体のサウンドイベントに設定されている。
  • MC-260089 – Snifferが落下ダメージでパニック状態になる。
  • MC-260092 – Snifferの当たり判定が小さいために、特定の角度において本来見えるはずのSnifferが描画されない。
  • MC-260098 – Snifferが進捗「二匹ずつ」の達成要件に含まれていない。
  • MC-260102 – Torchflowerが進捗「種だらけの場所」の達成要件に含まれていない。
  • MC-260107 – Sniffersが正しく泳ぐことができず、また水中ではアニメーションが固まってしまう。
  • MC-260109 – Snifferがプレイヤーの方に頭を向けない。
  • MC-260118 – 実験的機能を新規ワールド作成画面以外の場所で無効にすると、データパックの有効化に失敗する。
  • MC-260121 – 音楽を再生しているジュークボックスの上にホッパーを置くと、他のプレイヤーには見えない。
  • MC-260125 – Snifferの頭がたまに消える。
  • MC-260126 – クリエイティブモードにおいてホイールでブロックをクリックしてブロックを入手する機能を成長しきったTorchflowerに使用すると、花ではなく種が手に入る。
  • MC-260149 – Cherry log〔サクラの原木〕が焚き火のクラフトに使用できない。
  • MC-260156 – 種から生長したTorchflowerが破壊されたときのサウンドが、花として設置したもののサウンドと違う。
  • MC-260157 – 既存のスナップショットのサーバーで、/locateでCherry Groveバイオームを捜索することができない上、生成もされない。
  • MC-260168 – 生長中のTorchflowerがブロックタグ#cropsに含まれていない。
  • MC-260171 – Cherry Leaves〔サクラの花〕とPink Petalsがブロックタグ#flowerに含まれていない。
  • MC-260172 – Torchflowerがブロック・アイテムタグ#flowersに含まれていない。
  • MC-260181 – Torchflower seedsがクリエイティブインベントリ上で他の種とまとまっていない。
  • MC-260185 – Pink Petalsが即時に破壊できない。
  • MC-260189 – Cherry Sapling〔サクラの苗木〕がアイテムタグ#saplingsに含まれていない。
  • MC-260191 – Cherry Leavesがアイテムタグ#leavesおよび#complete_find_tree_tutorialに含まれていない。
  • MC-260192 – Cherry LogおよびWood〔サクラの木〕が木炭にクラフトできない。
  • MC-260193 – Cherry LogおよびWoodがかまどで燃料として使用できない。
  • MC-260194 – ワールド新規作成画面が、ワールド作成後にも表示され、フリーズやクラッシュを引き起こす。
  • MC-260195 – Cherry LogおよびWoodが、アイテムタグ#log#logs_that_burnおよび#complete_find_tree_tutorialに含まれていない。
  • MC-260209breaks_decorated_potsが、実験的データパック1.20ではなくバニラのデータパックに含まれている。
  • MC-260210 – Brush〔ブラシ〕が、実験的データパック1.20ではなくバニラのデータパックに含まれている。
  • MC-260223 – Torchflowers seedとTorchflowerの当たり判定が違う。
  • MC-260227 – スーパーフラットのワールドを再生成すると、カスタマイズ設定が失われる。
  • MC-260234 – Snifferが、ブロックに上る際何回もジャンプする。
  • MC-260262 – Cherry Saplingが、実験的データパックの設定がオフになっていても入手できる。
  • MC-260355 – スライムをアイアンゴーレムに騎乗させようとすると、サーバーの処理がクラッシュする。
  • MC-260367 – ガーディアンをコマンドブロックで攻撃すると、クラッシュjava.lang.StackOverflowError: Executing command blockが発生する。

1.19.4 Pre-release 2

1.19.4 Pre-release 2(ランチャー上では1.19.4-pre2)は、2023年2月27日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた2番目のプレリリースである[7]。このプレリリースでは、一部のアイテムのモデルおよびテクスチャの更新と、バグの修正が行われた。

追加要素

全般

タグ
  • 以下のエンティティタグが追加された。
    • #dismounts_underwater
      • camelchickendonkeyhorsellamamulepigravagerspiderstridertrader_llamaおよびzombie_horseを含む。
      • このタグを有するMobは、入水したときに自身に騎乗しているエンティティを強制的に騎乗解除させる。
      • 一方で、イルカなどこのタグを有さないMobは水中でも騎乗することができる。

変更要素

コマンドフォーマット

/damage
/execute
  • ゾンビジョッキーおよびスパイダージョッキーについて、騎乗者がサブコマンドon controllerの対象として機能するようになった。

全般

ワールド新規作成
  • ワールド名の欄にカーソルをかざした際に、ワールドの保存場所がツールチップで表示されるようになった。
設定
  • Telemetry〔データの遠隔収集〕画面において、矢印キーを使って収集データに関する情報の欄をスクロール出来るようになった。

実験的変更要素

ブロック

Cherry Door〔サクラのドア〕
  • テクスチャが変更された。
Cherry Sapling〔サクラの苗木〕・Pink Petals〔桜色の花びら〕
  • テクスチャが変更された。
Decorated Pot〔絵入りの壺〕
  • 壺の口に縁がついた。
  • より複雑なモデルを使用するようになった。

非Mobエンティティ

Cherry Boat with Chest〔チェスト付きのサクラのボート〕
  • テクスチャが変更された。

修正

22個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-137552 – 装填されたクロスボウが、アイテムエンティティおよび額縁に飾られた状態において装填されていない状態で表示される。
  • MC-229293 – ワールド遠方において、破壊したブロックが誤った場所でアイテム化する。
Java Edition 1.19.4の開発版から
  • MC-259208 – ニワトリに騎乗しているゾンビおよびクモに騎乗しているスケルトンが、/execute on controllerで操縦者としてみなされない。
  • MC-259609 – 選択しているボタンおよびスライダーのツールチップが、適切なタイミングで消えない。
  • MC-259831 – 23w06aにおいて、特定のリソースパックの使用時にボタンのUIが壊れる。
  • MC-259839 – ダメージタイプタグbypasses_armorminecraft:freezeが複数回記述されている。
  • MC-259885 – F1を押してUI非表示状態にしたままエンドクレジット画面に移動すると、Minecraft: Java Editionのロゴが正しく表示されない。
  • MC-259961item_displayが一部のNBTタグを反映しない。
  • MC-259979 – ストライダーとブレイズが、/damageを用いて凍結ダメージを与えた際に5倍のダメージを受けない。
  • MC-260066 – 絵入りの壺の上に一部のブロックを設置すると、Zファイティングが発生する。
  • MC-260208interpolation_durationが0以上の値に設定されたスポーンチャンク内のディスプレイエンティティが、ワールド再参加時に見た目がデフォルトに戻る。
  • MC-260268 – 「Telemetry Data Collection〔データの遠隔収集〕」画面で、矢印キーを用いてスクロール出来ない。
  • MC-260324 – Cherry Boat with Chest〔チェスト付きのサクラのボート〕のアイテムのテクスチャに誤配置されたピクセルがある。
  • MC-260335 – 在庫切れした交易に対して、対価のアイテムを十分にスロットに配置した状態で商品のスロットをクリックすると、商品を購入することができてしまう。
  • MC-260364 – Cherry Door〔サクラのドア〕のテクスチャに不整合性がある。
  • MC-260434 – 刷新後のワールド新規作成画面に、ワールドの保存先の情報が表示されなくなった。
以前の開発版から
  • MC-260427 – ボタンの文字がメニューの外側に表示されることがある。
  • MC-260436 – 1.19.4-pre1のアイテムタグに、余分な入力がある。
  • MC-260438 – バンドルのUIにアイテムが表示されない。
  • MC-260443 – 23w07aの実験的ワールドを1.19.4-pre1で読み込もうとした際の画面に、「セーフモードで開くことができる」と書かれているが、「セーフモード」をクリックしても何も起こらない。
  • MC-260445 – ボートおよびRaft〔イカダ〕に乗ったまま1ブロックを登ることができる。
  • MC-260461 – 水棲Mobに水中で騎乗できない。

1.19.4 Pre-release 3

1.19.4 Pre-release 3(ランチャー上では1.19.4-pre3)は、2023年3月1日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた3番目のプレリリースである[8]。このプレリリースでは、ポーションおよび効能付きの矢の色の変更、ダイナミックテクスチャをデバッグの為に出力する機能の追加、バグの修正が行われた、

変更要素

アイテム

ポーション効能付きの矢
  • 以下の種類のポーション(スプラッシュおよび残留を含む)及び効能付きの矢の色が変更された。
    • 耐火
    • 負傷
    • 透明化
    • 跳躍
    • 幸運
    • 暗視
    • 鈍化
    • 俊敏
    • タートルマスター
    • 水中呼吸

全般

デバッグ画面
  • F3 + Sを押すと、screenshots/debug/にダイナミックテクスチャ(地図およびテクスチャアトラスなど)をダンプ(デバッグ目的で画像を出力)するようになった。

実験的変更要素

ブロック

Decorated Pot〔絵入りの壺〕
  • Archer Pottery Shard〔射手の描かれた壺の欠片〕に対応する絵柄のテクスチャが変更された。

アイテム

Archer Pottery Shard
  • テクスチャが変更された。

全般

タグ
  • ブロックタグ#flower_pots内のflower_potpotted_cherry_saplingに変更された。

修正

13個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-148458 – 騎乗可能なMobが、死亡時にノックバックされない。
1.19から
  • MC-250486 – フルスクリーン時の解像度が変更された状態でフルスクリーンを切り替えると、エラーが発生する。
1.19.3から
  • MC-258561 – エンダーマンが、TNTやエンドクリスタル、ウィザーの頭蓋骨による爆発を喰らわずにテレポートしてしまう。
  • MC-259666 – カスタマイズされたテクスチャアトラスを有するリソースパックを再読み込みすると、クライアント側で激しいラグが生じる。
Java Edition 1.19.4の開発版から
  • MC-260277potted_cherry_saplingおよびpotted_torchflowerがブロックタグ#flower_potsに含まれていない。
  • MC-260451 – インベントリに表示される自分に右側を向かせると、外側のスキンの半透明部が正しく描画されなくなる。
  • MC-260456 – まだ色で判別しづらいポーションがある。
  • MC-260470 – エンダーマンがディスペンサーから発射された矢を躱せない。
  • MC-260474 – プレイヤーとMobが死亡時にノックバックされない。
  • MC-260501 – ワールド選択画面上で、旧バージョンのワールドを削除できない。
  • MC-260579 – ダメージタイプavoids_guardian_thornsからthornsを削除した後にガーディアンが自身にダメージを与えると、クラッシュが発生する。
  • MC-260605 – ピグリン及び村人を召喚しているリピートコマンドブロックにより、メモリ使用量が増加し続ける。
以前の開発版から
  • MC-260627 – エンティティを騎乗させたイルカが、滑稽なほどに加速したり全く動けなくなったりする。

1.19.4 Pre-release 4

1.19.4 Pre-release 4(ランチャー上では1.19.4-pre4)は、2023年3月8日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた4番目のプレリリースである[9]。このプレリリースでは、バグの修正が行われた。

追加要素

全般

設定
  • Credits & Attribution...〔クレジットと帰属表示...〕ボタンが追加された。
  • メインメニュー右下の「Copyright Mojang AB. Do not distribute!」を押したときに開く先もクレジットからここに変更された。
タグ
  • 新しいダメージの種類タグbypasses_shieldが追加された。
    • このタグに含まれるダメージの種類は、盾の防御を貫通する。

変更要素

非Mobエンティティ

Display Entity〔ディスプレイエンティティ〕
  • 新規の補間アニメーションが開始する際、現行の補間アニメーションの最終地点ではなく現在のDisplay Entityの状態から次のアニメーションを開始するようになった。

実験的変更要素

ブロック

Cherry Leaves〔サクラの葉〕
  • テクスチャが変更された。
Cherry Sign〔サクラの看板〕
  • テクスチャが変更された。

修正

33個のバグを修正
1.19以前にリリースされたバージョンから
  • MC-172305 – コマンド/clearに返ってくる文章に、常に複数形で表記されている部分がある(英語版のみ)。
  • MC-193497 – 高い草と大きなシダが、エンダーマンが運んでいる状態で正しく描画されない。
  • MC-210816 – シュルカーの弾を破壊した時にスカルクセンサーが作動しない。
  • MC-211071 – コマンド/spreadplayersに返ってくる文章に、常に複数形で表記されている部分がある(英語版のみ)。
1.19.2から
  • MC-255060 – コマンド/functionと/scheduleに返ってくる文章に、常に複数形で表記されている部分がある(英語版のみ)。
  • MC-255087 – コマンド/worldborderに返ってくる文章に、常に複数形で表記されている部分がある(英語版のみ)。
  • MC-256270 – 一部のマルチプレイヤーコマンドに返ってくる文章に、常に複数形で表記されている部分がある(英語版のみ)。
  • MC-257784 – 一部のRealmsに関する文章に、常に複数形で表記されている部分がある(英語版のみ)。
1.19.3から
  • MC-259259 – 敵対Mobが、既により良い防具を着けている時に防具を付け替えることができない。
  • MC-259702 – 被翻訳テキスト「death.attack.hotFloor.player」の文字列の「danger」の前に冠詞が抜けている(英語版のみ)。
  • MC-259714 – ドラゴンブレスに関するメッセージで、「dragon's」と正しく所有格で表されていない(英語版のみ)。
  • MC-259715 – 被翻訳テキスト「death.attack.message_too_long」の文字列の「message」の前に冠詞が抜けている(英語版のみ)。
  • MC-260764 – 右クリックでテキスト欄が選択できてしまう。
  • MC-260765 – パック選択画面で右クリックするとパックが移動する。
  • MC-260774 – チャット設定を変更した後にチャットを入力すると、チャットメッセージの検証失敗によりプレイヤーがサーバー環境からキックされる。
Java Edition 1.19.4の開発版から
  • MC-259603 – 新しいワールド新規作成画面に表示される被翻訳テキスト「selectWorld.gameMode.hardcore.info」の大文字、小文字に誤りがある(英語版のみ)。
  • MC-259610 – ゲームモードの説明文に大文字、小文字の誤りがある(英語版のみ)。
  • MC-259637 – クモのスポーン時のランダム効果の持続時間が、無限ではなく最大整数のままになっている。
  • MC-259792 – 被翻訳テキスト「selectWorld.experimental.message」にカンマが足りない(英語版のみ)。
  • MC-259853 – block_display〔ブロック表示エンティティ〕の補完効果が、剪断時に壊れる。
  • MC-259896 – item_display〔アイテム表示エンティティ〕のデフォルト値が誤っている。
  • MC-260068 – Brush〔ブラシ〕の使用時に字幕が表示されない。
  • MC-260196 – エンティティが、経路探索時にDecorated Pot〔絵入りの壺〕を障害物として認識しない。
  • MC-260214 – エンティティがしばしば経路探索時にDecorated Potの上でくるくると回る。
  • MC-260215水没したDecorated Potの中の水が流れない。
  • MC-260265 – Display Entityに対してライティングが変化しない。
  • MC-260285 – Display Entityに別の変形を適用すると、その前の補完効果を繰り返す。
  • MC-260321 – 遠距離から見たSniffer〔スニッファー〕に多数のZファイティングが発生する。
  • MC-260429 – Cherry Sign〔サクラの看板〕の支柱のテクスチャが、他の看板と一貫性がない。
  • MC-260497 – 村人の交易ボタンが、スライダーに干渉する。
  • MC-260642 – tall_grassとlarge_fernがDisplay Entity上で灰色に表示される。
以前の開発版から
  • MC-260681 – ワールド新規作成画面のUIのクリック音が、本来あるべき音量より大きい。
  • MC-260735 – 落ちてくる金床と鍾乳石を盾で防ぐことができる。

1.19.4 Release Candidate 1

1.19.4 Release Candidate 1(ランチャー上では1.19.4-rc1)は、2023年3月8日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた1番目のリリース候補である[10]。このプレリリースでは、バグの修正が行われた。

変更要素

Display Entity〔ディスプレイエンティティ〕
  • 補間機能が、クライアント側のティックの最初に始まるようになった。
  • フィールドinterpolation_startが、異なる機能を持つstart_interpolationに置き換わった。
    • start_interpolationは、補間機能発動の更新を受け取った次のクライアント側のティックから、補間機能開始までのティック数を指定する。
      • 例えば、これが0に設定されている場合は更新を受け取った次のクライアント側のティックの初めから補間機能が開始される。
    • start_interpolationはエンティティデータに保存されない。
      • /dataを用いてDisplay Entityを動作させる際、補間値が更新されたのにstart_interpolationが変更されたタグの中に含まれていない場合、補間機能は前回の更新から継続して、新しい値で行われる。

修正

1個のバグを修正
以前の開発版から
  • MC-260857 – 最初の変形値を伴って召喚されたDisplay Entity〔ディスプレイエンティティ〕が、指定された変形値ではなくデフォルトの変形値を起点として補間機能を実行する。

1.19.4 Release Candidate 2

1.19.4 Release Candidate 2(ランチャー上では1.19.4-rc2)は、2023年3月10日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた2番目のリリース候補である[11]。このプレリリースでは、致命的問題の修正が行われた。

修正

3個のバグを修正
Java Edition 1.19.4の開発版から
  • MC-260677 – 半透明のテクスチャを使用している進捗のアイコンに誤りがある。
以前の開発版から
  • MC-260878 – ガーディアンが発射物で撃たれた際に、攻撃者に棘のダメージを与える。
  • MC-260881 – GUIやホットバー上で、半透明な3Dモデルが正しく描画されない。

1.19.4 Release Candidate 3

1.19.4 Release Candidate 3(ランチャー上では1.19.4-rc3)は、2023年3月13日にリリースされたJava Edition 1.19.4に向けた3番目のリリース候補である[12]。このプレリリースでは、バグの修正が行われた。

修正

1個のバグを修正
以前の開発版から
  • MC-260901 – ガーディアンが、棘が引っ込んだ状態でも棘のダメージを与えてくる。

注釈・脚注

  1. "Minecraft Snapshot 23w03a" – Minecraft.net、2023年1月18日
  2. "Minecraft Snapshot 23w04a" – Minecraft.net、2023年1月24日
  3. "Minecraft Snapshot 23w05a" – Minecraft.net、2023年2月1日
  4. "Minecraft Snapshot 23w06a" – Minecraft.net、2023年2月8日
  5. "Minecraft Snapshot 23w07a" – Minecraft.net、2023年2月15日
  6. 「Minecraft 1.19.4 Pre-Release 1」 – Minecraft.net、2023年2月22日
  7. 「Minecraft 1.19.4 Pre-Release 2」 – Minecraft.net、2023年2月27日
  8. 「Minecraft 1.19.4 Pre-Release 3」 – Minecraft.net、2023年3月1日
  9. [1]
  10. 「Minecraft 1.19.4 Release Candidate 1」 – Minecraft.net、2023年3月9日
  11. 「Minecraft 1.19.4 Release Candidate 2」 – Minecraft.net、2023年3月9日
  12. 「Minecraft 1.19.4 Release Candidate 3」 – Minecraft.net、2023年3月9日