Minecraft 1.19.1
エディション | |
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リリース日 |
2022年7月27日 |
開発版 | |
ダウンロード | |
難読化マップ | |
プロトコルバージョン |
760 |
データバージョン |
3117 |
1.19.1の他の エディション |
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1.19.1は、2022年7月27日にリリースされた、Java Editionのマイナーアップデートである。このマイナーアップデートでは、アレイの複製、プレイヤーチャット通報、チャットの署名状態のインジケータの追加、および不具合の修正が行われた。[1]
当初は2022年6月28日のリリースが計画されていた[2]が延期され、2022年7月27日にリリースされた。[3]
追加要素[]
全般[]
- 安全なチャットシステムで署名がなされていないか、サーバーによって変更が加えられている場合、そのことが示されるようになった。
- 署名が存在しないか無効であるようなメッセージには、「保護されていません」と示される。
- 変更が加えられたメッセージには、「変更されています」と示される。
- 安全なチャットを強制しないサーバーに接続するとき、警告ポップアップが表示される。
- メッセージの信頼状況は、色付きのインジケータおよびアイコンの両方で表示される。
- 色付きのインジケータは常に表示されている。
- アイコンはチャット画面を開いている時のみ表示される。
- アイコンの上にカーソルを乗せると、信頼状況に関する詳細が表示される。
- メッセージが変更されていた場合、変更前のメッセージもツールチップ上に表示される。
- report_button.pngが追加された。チャットの通報に関する3つの新たなアイコンが含まれる。
- chat_tags.pngが追加された。メッセージの信頼状況に関する2つの新たなアイコンが含まれる。
- プレイヤーの一覧で、直近でメッセージを見たプレイヤーが一覧の上部に配置されるようになった。
- 社交設定画面で、チャットで不適切な発言をしたプレイヤーを通報できるようになった。
- 通報では複数のメッセージを選択できる。
- 通報カテゴリの一覧からカテゴリを選択できる。カテゴリは以下の通りである。
- 児童に対する性的搾取・虐待
- 子供に対するわいせつ行為に関する、あるいは助長する発言をする人がいる。
- 名誉毀損・なりすまし・デマ
- 他人の名誉を貶めたり、他人になりすましたり、他人を騙すために虚偽の情報を流布する人がいる。
- 薬物・飲酒
- 違法薬物に関する行為への参加や、未成年の飲酒を助長する人がいる。
- ハラスメント・いじめ
- あなたや他のプレイヤーに恥をかかせたり、攻撃したり、いじめを行う人がいる。これには誰かがあなたや他のプレイヤーに、同意なく何度も連絡を取ろうとする行為や、あなたや他人の個人情報を同意なく投稿する行為(晒し行為)も含まれます。
- ヘイトスピーチ
- あなたや別のプレイヤーを、宗教や人種、性別などの特徴にもとづいて攻撃する人がいる。
- 緊急の危害 - 自傷・自殺行為
- 現実世界において自傷行為や自殺を行う恐れのある、あるいはそれについて話すプレイヤーがいる。
- 緊急の危害 - 他者への危害を及ぼそうとする内容の脅迫
- あなたや他のプレイヤーに、現実世界で危害を加えると脅迫する人がいる。
- 同意なく投稿されたプライバシーに抵触する画像
- プライバシーに抵触するおそれのある画像についての会話や共有、拡散をする人がいる。
- テロ行為・暴力的過激主義
- 政治的、宗教的、思想的、もしくはその他の理由で、テロ行為または暴力的過激派について会話や宣伝、脅迫をおこなう人がいる。
- 児童に対する性的搾取・虐待
- 通報に対するさらなる詳細と情報提供のためにコメントを付け加えることができる。
- 通報されたプレイヤーは、モデレーターによる調査の後、オンラインプレイやRealmsへの参加を禁じられるようになった。
- オンラインプレイを禁じられている場合、開始時に警告画面が表示されるようになった。
- 禁止の理由と期間が表示される。
- ゲームイベント
- 以下のゲームイベントが追加された。
jukebox_play
jukebox_stop_play
- Realms
- Java Realms Profanity Filterでフィルタリングされたメッセージに、黄色い印がつくようになった。
- Realmで、送信したメッセージが1人以上の受信者に完全にフィルタリングされた場合に、送信者に通知されるようになった。
- Technobladeの追悼のため、「Technoblade never dies!」が追加された。
変更要素[]
ブロック[]
- ドロップする経験値が20点から5点に変更された。
Mob[]
- ジュークボックスが音楽を再生している時に踊るようになった。
- 踊っているときにアメジストの欠片を与えるとアレイが「複製」され、別の個体がスポーンするようになった。
- 複製には5分のクールダウンが発生する。
- 元の個体の属性(名前など)は新たな個体には継承されない。
CanDuplicate
タグにより制御可能(デフォルトではtrue
)。
コマンド[]
- 全般
- テキスト要素に対する
run_command
クリックイベントで、直接チャットメッセージが送信されなくなり、メッセージを送信するコマンドも利用できなくなった。/tellraw
を代わりに使う必要がある。
全般[]
- スクロールバーが、ウインドウの右側に移動した。
- メッセージを書いている時に、表示中のメッセージの署名状態が色付きのインジケータで示されるようになった。
- チャットの入力欄の左側や、チャットのプレビューを使っているときはプレビューの左側に表示される。
- 署名付きメッセージは空色のインジケータで示される。
- チャットのプレビューが有効で、プレビューが署名待ちの時は、黄色のインジケータで示される。
- システムのメッセージが、灰色のインジケータで表示されるようになった。
- サーバーに記録された、安全でないメッセージには、
[Not Secure]
タグが先頭につくようになった。 - チャットのメッセージの順序が、暗号論的に検証されるようになった。
- プレイヤーの通報において、メッセージの文脈を確かめるのに用いられる。
chat_types
レジストリに追加されたチャットタイプがプレイヤーのチャットのみに使われるようになり、システムのメッセージには使われなくなった。- チャットタイプから
system
とgame_info
が削除された。
- チャットタイプから
- チャットタイプ
msg_command
が、msg_command_incoming
とmsg_command_outgoing
に分割された。 - チャットタイプ
team_msg_command
が、team_msg_command_incoming
とteam_msg_command_outgoing
に分割された。 - チャットタイプのパラメータ
team_name
が、target
に改名された。- このパラメータは
msg_command_outgoing
で使用される。
- このパラメータは
- チャットタイプが簡略化され、
chat
とnarration
の装飾の定義にのみ要求されるようになった。- オーバーレイがチャットタイプでサポートされなくなった。
- オーバーレイで表示するには、代わりにシステムのメッセージを使う必要がある。
- チャットの入力欄で、送り幅が負か、32より大きいカスタムフォントのグリフが適用されなくなった。
- チャットのプレビュー
- プレビューが署名待ちの時は、背景がわずかに暗くなるようになった。
- 「入力時」モードでは、メッセージがサーバーから変更を受けていなければプレビューを表示しなくなった。
- シングルプレイで有効になり、
/say
のようなセレクタによる置換付きのコマンドを使うときに表示されるようになった。 - ホバーやクリックイベントのプレビューが、不透明の背景で強調されるようになった。
- チャットのスタイル
style
フィールドの省略時の値が、チャットタイプのJSONファイルから無くなった。- game_info.jsonに、省略時の音声読み上げ設定が追加された。
- チャットのプレビューの設定に、メッセージを送ろうとしている時のみプレビューを表示する、「送信時」が追加された。
- メッセージの送信を確認するには、2回目の↵ Enter・↵ Returnの入力が求められる。
- それまでの「オン」は「入力時」に改名された。
- マルチプレイの時、一時停止メニューから社交設定画面を利用できるようになった。
- プロトコル
- カスタムサーバーで、新たなネットワークパケットを介して通常のチャットに独自の自動補完オプションを設定できるようになった。
- カスタムサーバーによって、新たなネットワークパケットを通じてプレイヤーのメッセージを表示させなくできるようになった。
- チャットの記録からメッセージを消去するものではない。
- 専用のサーバーでは、
enforce-secure-profile
がデフォルトで有効になった。
修正[]
- 40個のバグを修正
- 1.19以前にリリースされたバージョンから
- MC-72687 – アクションバーのテキストの影が表示されていない。
- MC-130243 –
/debug stop
のメッセージで、OSの地域設定に依存した数値書式が使われている。 - MC-144043 – 商人のラマが、攻撃対象が死亡した後も唾を吐き続ける。
- MC-146891 – 無職の村人が職業を持てる。
- MC-148149 – Linux上でリンクを開くと、ゲームがクラッシュする。
- MC-149047 – マウスホイールの感度のスライダーのラベルで、OSの地域設定に依存した数値書式が使われている。
- MC-177505 – 治療した村人が、間違った職場ブロックで働く。
- MC-207077 – インベントリに
note
のNBT付きの音符ブロックがある、1.13より前のワールドを読み込むと、クラッシュする。 - MC-211239 – ベッドで睡眠中、コマンド補完の背景ボックスが、「ベッドから出る」ボタンの後ろに描画される。
- MC-220872 – チャット欄のスクロールバーがずれている。
- MC-235614 – データパック内に、存在しないプレディケートへの参照があると、
java.lang.NullPointerException
が発生する。 - MC-252082 – サーバーのリソースパックを読み込む時、1つの読み込みが完了していると、2回再読み込みされる。
- MC-252265 – いくつかのサーバーで、引数
--server
によってjava.lang.NullPointerException
が発生する。
- 1.19から
- MC-249523 – 暗闇のステータス効果がある状態で暗視の効果が付与されると、一瞬だけ空の色が見える。
- MC-249973 – 1.19で、リソースパックの読み込みが大幅に遅くなっている。
- MC-250020 – ゲームルール
mobGriefing
をfalse
に設定していても、アレイがアイテムを拾う。 - MC-250261 – カエルが水流の上に産卵する。
- MC-250267 – カエルが水没したブロックの上に産卵しない。
- MC-252190 – プレイヤーがドロップしたアイテムが振動を生ずるかどうかが、アイテムを投げた瞬間ではなく、アイテムが着地した瞬間のプレイヤーのスニーク状態に依存する。
- MC-252258 – プレイヤーがスニークしていないと、羊毛・カーペットのアイテムが振動を生ずる。
- MC-252327 – ゲームを再開してワールドを削除した後のワールド一覧表示が失敗する。
- MC-252363 – 武装したMobが自然にスポーンするとき、装着時の音が鳴る。
- MC-252439 – 治療した村人の取引が復活しない。
- MC-252508 – Realmsのワールドタイプに翻訳文字列が適用されていない。
- MC-252511 – Blending:Oldのチャンクとの境界にあるBlending:Newのチャンクに、岩盤が生成されない。
- MC-252539 – コマンドでメッセージを送信するとき、サーバーのログに使われる通常のチャットのフォーマットが使われる。
- MC-252546 – 1.18.2と比べて、音声の品質が劣化している。
- MC-252683 – 「Unexpected exception in the selector loop」によりサーバーのラグが発生する。
- MC-252702 – システムの言語設定がアラビア語、ペルシャ語、その他近隣の言語の時、1.19を起動しようとするとクラッシュする。
- MC-252987 – テキスト要素のclickEventにおいて、改行文字'\n'が不正な文字と見なされる。
- MC-253053 – ツールチップが、画面下端で見切れる。
- MC-253055 – リソースパックによって、WeighedSoundEventにサウンドが重複して登録される。
- MC-253214 – ある条件下で、ツールチップの位置がずれる。
- MC-253336 – シード値が-3721742095548798177のワールドでエンダーアイを使うと、ゲームが「クラッシュ」する。
- MC-253402 – 死亡すると同時に、ホットバーのアイテムを⇧ Shift右クリックでチェストに入れると、ゲームがクラッシュする。
- MC-253888 – チャットのプレビューを通じてサーバーから変更を受けたメッセージに署名がなされ、通報可能となる。
- MC-254228 – クライアントのデータジェネレータが、地域設定依存の
String.format
のためにクラッシュする。 - MC-254230 –
/worldborder center
のメッセージで、OSの地域設定に依存した数値書式が使われている。 - MC-254349 – Modサーバーで、機織り機に染料を置くと、クラッシュする。
- MC-254355 – 8より大きい番号のマウスボタンをキー割り当てに使っていると、ゲームを起動した時に1になる。
トリビア[]
- リリース候補の後にプレリリースが公開されたマイナーアップデートは、今回が初めてである。
脚注[]
- ↑ 「Minecraft 1.19.1」 – Minecraft.net、2022年7月27日
- ↑ 「Minecraft 1.19.1 Pre-release 1」 – Minecraft.net、2022年6月21日
- ↑ 「Minecraft 1.19.1」 – Minecraft.net、2022年7月27日