Minecraft 1.18 Experimental Snapshot 1
エディション | |
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種類 |
実験的スナップショット |
リリース日 |
2021年7月13日 |
親バージョン | |
ダウンロード | |
難読化マップ | |
プロトコルバージョン |
dec: 1073741865 |
データバージョン |
2825 |
1.18 Experimental Snapshot 1は、2021年7月13日にリリースされた、Java Edition 1.18に向けた最初の実験的スナップショットである[1]。新しい地形の生成が導入されており、preview data pack(最新版のみ ここ からダウンロードできる)での要素が実装されている。
追加要素[]
ワールド生成[]
- 大規模に構造が再構成され、以前とは大きく異なる様相を呈している。
- 下方向にY=-59まで伸びるようになった。
- 洞窟は高さによって基調となる石が二種類に異なるようになった。
- 帯水層を含め、地下の様々な深さに生成される水源は海面の高さY=63に影響を受けない。
- 従来の洞窟を発展させ、様々な種類の洞窟が追加された[3]。
- チーズ洞窟、スパゲッティ洞窟、ヌードル洞窟の三種類の新しい洞窟が追加された。
- 従来の山岳とは別の新しい山のバイオームであり、下の5つの下位バイオームに分かれる。
- 従来の鉱石塊とは異なる、特定の鉱石からなる筋状に広がる稀少な地形の特性である。
- 銅鉱石の鉱脈はY=0以上で生成され、花崗岩や銅の原石ブロックが合わせて生成される。
- 鉄鉱石の鉱脈はY=0以上で生成され、凝灰岩や鉄の原石ブロックが合わせて生成される。
技術的情報[]
- 新たにMultinoise(マルチノイズ)とTerrain(地形)の欄が追加された。
変更要素[]
ブロック[]
- クリエイティブインベントリに復活した。
アイテム[]
- クリエイティブインベントリに復活した。
- 再びクラフトできるようになった。
Mob[]
- 繁茂した洞窟にスポーンするようになった。
- 新しい山岳バイオームでスポーンするようになった。[情報提供依頼]
- 全般
ワールド生成[]
- マルチノイズ式バイオーム生成を用いるようになった。
- 地下または丘や山岳の内部にのみ生成されるようになった。
- ツツジの木が繁茂した洞窟の地上に生成されるようになった。
- 自然に生成されるようになった。
- 正常に生成されていない。今後の実験的スナップショットで修正されるだろう[5]。
- 下位バイオーム
- 以下のバイオームは生成されなくなった。
- 森のある丘陵、シラカバの森の丘陵、巨大シラカバの丘陵、タイガの丘陵、タイガの山、砂利の山+、砂漠の丘陵、砂漠の湖、サバンナの高原、荒廃したサバンナの高原、沼地の丘陵、暗い森の丘陵、氷樹、雪山、雪のタイガの丘陵、雪のタイガの山、変異したジャングル、ジャングルの丘陵、竹林の丘、ジャングルの端、変異したジャングルの端、巨大樹のタイガの丘陵、巨大トウヒのタイガの丘陵、侵食された荒野、荒野の高原、変異した荒野の高原、変異した森のある荒野の高原、キノコ島の海岸
- 氷樹と侵食された荒野はJava Edition 1.18 experimental snapshot 2で復活した[5]。
- ジャングルの端はJava Edition 1.18 experimental snapshot 5で復活した。
- 鉱石分布
- 新しい鉱石分布が実装された。以下に1.17からの変更点を記す。
- 全ての鉱石について、従来はある高度の範囲で一定の割合で生成されていた(均一分布)鉱石が、従来のラピスラズリ鉱石と同様、ある高度の範囲内で連続的に分布量が変化するようになった(斜状分布)。ただし、一部の鉱石は従来の均一分布制を併せ持っているなど複数の生成システムをもつ。詳細は以下の通り。
- 石炭鉱石 ・Y=136~256で均一分布
・Y= 0~192で斜状分布(最大Y=96)
- 鉄鉱石 ・Y=128~256で斜状分布(最大Y=256)
・Y=-24~ 57で斜状分布(最大Y=16)
・Y=-64~ 72で均一分布
- 銅鉱石 ・Y= 0~ 96で斜状分布(最大Y=48)
- 金鉱石 ・Y=-64~ 32で斜状分布(最大Y=-16)※荒野の特殊分布は未変更
- レッドストーン鉱石・Y=-64~ 15で均一分布
・Y=-64~-32で斜状分布(最大Y=-64)
- ラピスラズリ鉱石 ・Y=-64~ 64で均一分布
・Y= 32~-32で斜状分布(最大Y=0)
- エメラルド鉱石 ・Y= 0~256で斜状分布(最大Y=256)※山岳バイオームのみ
- ダイヤモンド鉱石 ・Y=-64~ 16で斜状分布(最大Y=-64)
- 全般
全般[]
- 下限はY=-64、上限はY=320となり、縦方向に計384ブロックの領域で建築、冒険を楽しめるようになった。
- これに伴い、奈落でダメージを受ける高度がY=-64からY=-128に変更された。
ギャラリー[]
問題点[]
- このバージョンはバグトラッカーにサポートされていないため、問題点が『無効』として処理されている[7]。
トリビア[]
- 今回実に10年以上振りに、光度に関する敵対Mobのスポーン条件が変更された。「光度7以下」という従来のルールはMinecraftがまだIndevだった頃の2010年2月4日に実装され、スポーン条件が高度によって規定されていたJava Edition Alpha v1.2.0からJava Edition Alpha v1.2.0 02を除いてずっと保持されてきた。
- このスナップショットは初めて「実験的スナップショット(Experimental Snapshot)」という語を用いた開発版であり、通常のスナップショットのアップデートが始まるのは今年の9月ごろになるだろう[1]。
- 今回は2018年のJava Edition 1.13以来初めて地形に変更が加えられ、また地形が完全に構成し直されたのは2013年のJava Edition 1.7.2以来である。
脚注[]
- ↑ a b Henrik Knibergによる「Javaで利用可能な新しいワールド生成の試験」 Minecraft.net、2021年7月13日
- ↑ "Minecraft Snapshot 21w16a" – Minecraft.net、2021年4月21日
- ↑ “あ、変更履歴に書くのを忘れていたんですけど、昔の洞窟の生成方法に種類をいくつか増やしました(幅、高さ、床など)。ただ、一目で分かるようにするんじゃなくて、もう少しノイズ洞窟に馴染ませるようにしました。” – @henrikkniberg、2021年2月25日
- ↑ “「モンスターは完全な暗闇でしか出現しません」に関する追記ですが、これはつまり一般的なモンスター出現が完全な暗闇でしか起こらないということになります(スライムやファントムなど特別な法則を持つMobは例外ですが)。これはブロックの明るさだけに関係していて、日光には関係ありません。” – @_ulraf_
- ↑ a b “試験スナップショットで適切に生成されていないバイオームや生成されないバイオームがあったみたいです。沼地、氷樹、侵食された荒野を再追加しました。あと、雲の高さも調整中です。” – @henrikkniberg、2021年7月15日
- ↑ "Minecraft 1.18 experimental snapshot" – Henrik Kniberg – YouTube、2021年7月13日
- ↑ MC-231984
注釈[]
- ↑ このファイルを .minecraft/versions フォルダに展開する。