Beta 1.18.0.20は、Bedrock Edition 1.18.0の最初のベータバージョンで、2021年10月6日にリリースされた。[1] このバージョンでは、洞窟と崖の全ての機能が試験的なゲームプレイから移動された他、バグ修正が行われた。
変更[]
ワールド生成[]
- 古い洞窟が地表まで届くようになった。
- 古い洞窟の配置がJava Editionと一致するようになった。
- 山岳
- 小さな山が平坦な丘ではなく、より起伏のある山頂に見えるよう微調整された。
ゲームプレイ[]
- ヴィンディケーターが略奪隊としてスポーンしなくなった。
- 襲撃のボスゲージの表示がピンクから赤に変更された。
- 襲撃でスポーンしたMobは、プレイヤーが遠くへ離れると襲撃の終了後にデスポーンするようになった。
- 村の英雄の効果が、襲撃隊の撃破を手伝ったプレイヤー全員に付与されるようになり、村の外に出ても効果が適用されるようになった。
全般[]
- 古いチャンクと新しいチャンクの接触が改善された。
- 「洞窟と崖」の実験トグルが削除された。
- このトグルに含まれていた全ての機能は、通常のゲームプレイで利用できるようになった。
技術的[]
- アイテムスクリプト
- アイテムスクリプトコンポーネントの第一世代が実装された：
- ItemStack
- ItemStack上のスクリプト可能なItemComponentsにアクセスするための公開されたインタフェース
- hasComponent(componentId: string) - ItemStackにコンポーネント[componentId]がアタッチしている場合にTrueを返す
- getComponent(componentId: string) - そのItemStackにアタッチされているコンポーネントへのハンドルを返し、コンポーネントがまだスクリプトに公開されていない場合は未定義のハンドルを返す
- getComponents() - そのItemStackにアタッチされているすべてのスクリプト対応コンポーネントの配列を返す
- NumberRange
- 最小値と最大値の間のランダムな値を記述するクラス
- Property min - 範囲内の最小値
- Property max - 範囲内の最大値
- next() - 最小値と最大値の間のランダムな値を返す
- アイテムレジストリ
- 全てのアイテムを名前で取得できるアイテムレジストリが追加された
- get(itemId: string) - 与えられたItemTypeが存在する場合、ItemTypeへのハンドルを返す
- スクリプトが有効なアイテムコンポーネント
- minecraft:food
- （読み取り専用）property nutrition - プレイヤーがその食料を食べたときに与えられる栄養の量を表す数値
- （読み取り専用）property saturationModifier - 食料を食べたときに満腹度回復のステータス効果を与えるのに使用される満腹度回復の修飾子
- （読み取り専用）property canAlwaysEat - Trueのとき、プレイヤーはそのアイテムを常に（満腹度が最大でも）食べることができる
- （読み取り専用）property usingConvertsTo - 食べたときに変換されるアイテムの文字列名。空の場合、アイテムは他のものに変換されない
- minecraft:durability
- （読み取り専用）property maxDurability - そのアイテムが壊れるまでに受けられるダメージの量
- （読み取り専用）property damageRange - アイテムの耐久値が減少する可能性を示すNumberRange
- property damage - ItemStackの現在のダメージを取得または設定する
- getDamageChance(unbreaking: number = 0) - 壊れないレベルが与えられた場合に、そのアイテムが damageRangeプロパティを使用してダメージを受ける最大確率を取得する。入力されるunbreakingパラメータは0より大きい必要がある
- minecraft:food
- ItemStack
修正[]
- 洞窟と崖
- 洞窟内で水が浮遊した状態で生成されなくなった。（MCPE-141424）。
- 草地の花が村やその他の構造物のブロックに置き換えられなくなった（MCPE-141378）。
- 凝灰岩の塊がY=0以下に生成されるようになった（MCPE-141452）。
- ディープスレートがY=0以上に生成されなくなった（MCPE-141330）。
- アメジストジオードがワールド生成時に正しいY座標に配置されるようになった（MCPE-141326）。
- 廃坑のトンネルが岩盤を置き換えられなくなった（MCPE-141123）。
- Y=0以下で大きな木が成長しない問題を修正（MCPE-126254）。
- 繁茂した洞窟の一部として小さなドリップリーフが正しく生成されるようになった（MCPE-125799）。
- 安定性とパフォーマンス
- サーバーとクライアントのランタイムブロックIDが異なる場合に、プレイヤーは切断されなくなった。
- オーバーワールドにツタが配置されるのにかかる時間が最適化された。
- アクセシビリティ
- 消えていた「コントローラーの接続が切れました」のスクリーンリーダープロンプトが追加された。
- コマンド
- ある関数の中で'/execute'により呼び出される関数の順序が統一された（MCPE-111849）。
- ゲームプレイ
- ネザーポータルが移動しても場所が更新されなかった場合の、ネザーポータルの位置を修正（MCPE-28765）。
- ゲームルール 'doFireTick'が無効の場合に、炎の下にあるブロックを壊した際に見えない炎のブロックが作成されないよう修正（MCPE-101371）。
- 全般
- 描画距離が推奨値より高いプレイヤーには、推奨値に戻すよう促すメッセージが表示されるようになった。
- 描画距離の初期値と最大値の設定が更新され、パフォーマンスが向上した。
- ゲーム内でサインインした場合に、メニュー画面に戻されることを警告するメッセージが表示されるようになった。
- サブチャンクリクエストのキャッシュ機能が改善され、地形に穴が開いていた問題を修正された。
- バニラのMobを、そのMobがJSONファイルで追加される前のゲームバージョンで描画しようとした際に発生するレンダリングエラーを修正。
- ほとんどのコンテンツエラーと警告が、各ワールドで一回ずつ表示されるようになった（MCPE-135153）。
- 描画
- エンチャントされた飾りカボチャの煌めきが、アイテムスロット全体を覆わなくなった（MCPE-68219）。
- 既存のワールドでトロッコに乗ったまま上を見ると、トロッコの内部が表示されて視界が遮られるバグを修正。
- アイテムのレンダリングが更新され、暗黒界でエンチャントされたアイテムが見えなくなることがなくなった（MCPE-116880）。
- マーケットプレイス
- インターネットに接続されていない、またはセッションの開始に失敗した場合、ストアの更新プロンプトが表示されなくなった。
- Mob
- Mobがトラップドアの上を通れるようになった。
- Mobがたき火の上を歩かなくなった（MCPE-142054）。
- ウーパールーパーが空中に居るときに正しくアニメーションされるようになった（MCPE-131322）。
- スイートベリーの低木が再びキツネ以外のMobにダメージを与えるようになった（MCPE-56142、MCPE-140012）。。
- Mobがスイートベリーの低木を通り抜けようとしなくなった。
- ユーザーインタフェース
- ストラクチャーブロックが現在の高さ制限の中でセーブ・ロードできるようになった（MCPE-122643）。
- 存在しないコンテンツを検索すると、誤って「1件の検索結果」と表示されていた問題を修正。
- 4:3の解像度の画面で、マーケットプレイスのアイテムにテキストの重なりが発生する問題を修正 。
- マルチプレイ中にベッドで寝ると、全てのプレイヤーが寝るのを待つ間、何人のプレイヤーが寝ているかを示すメッセージが表示されるようになった。これはJava Editionとのパリティである。
- 表示距離設定の違いによる視覚的なフィードバックとヒントが改善された。
- バニラパリティ
- 襲撃でスポーンしたMobは、プレイヤーが遠くに離れると襲撃の終了後にデスポーンするようになった。
- 襲撃のボスゲージの表示が紫から赤に変更された（MCPE-46047）。
- ヴィンディケーターが略奪隊としてスポーンしなくなった。
- 村
- 村の英雄の効果が、襲撃隊の撃破を手伝ったプレイヤー全員に付与されるようになり、村の外に出ても効果が適用されるようになった（MCPE-53384）。
脚注[]
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.18.0.20 (Xbox One/Windows 10/Android)」 – feedback.minecraft.net、2021年10月6日
0.1
0.2
0.3
1.2