beta 1.16.100.56
エディション | |
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種類 |
ベータ版 |
リリース日 |
Xbox One, Windows 10, Android:2020年9月17日 |
親バージョン | |
プロトコルバージョン |
415 |
Beta 1.16.100.56は、2020年9月17日にリリースされたBedrock Edition 1.16.100の7番目のBetaバージョンである[1]。このアップデートでは、技術的な変更とバグの修正が行われている。
変更要素[]
全般[]
- Add-onとスクリプトエンジン
- ブロックを設置できる場所の条件をプレイヤーが設定できるようにするコンポーネント
minecraft:placement_filter
を追加。 - ブロック記述子に直列化を追加。
- BlockDescriptorに静的関数
anyMatch
が追加され、BlockDescriptorの一覧を比較するようになった:Block*
、BlockLegacy
、またはBlockDescriptor
。 - 2つのBlockDescriptorを比較する関数を追加。
- BlockDescriptor BlockLegacyメンバ変数がBlock*に変更され、繰延ブロック解決中にブロックの状態が設定され、状態が設定されたブロックを取得するようになった。
- 既存のBlock*のjsonの解析をすべて削除。
- ブロック記述子の解析と直列化を検証する単体テストを追加。
- BlockDescriptor同士の比較を検証する単体テストを追加。
- 状態が設定されたブロックのBlockDescriptorからの取得を検証する単体テストを追加。
- 切替「試験的なアドオンの機能」を追加。
- テクニカル
DataDrivenBlockEvents
- 以下のイベント応答の解析と実行への対応を追加:
- イベント応答
set_block_at_pos
を追加。 - 戦利品の出現。
- ブロックの設置。
- イベント応答
- コンポーネント
on_interact trigger
への対応を追加。- トリガーコンポーネント
on_player_placing
への対応を追加。 - 設置状態を取得するため、
cardinal_block_face_placed_on
とcardinal_player_facing
に対するMoLang問い合わせを追加。
- トリガーコンポーネント
- 以下のイベント応答の解析と実行への対応を追加:
DataDrivenBlockModels
- 新しいデータ駆動ブロックテッセレーションパイプラインの一次通過を追加。
- ブロックモデルを描画に使用できるよう、コンポーネント
minecraft:geometry
を追加。 - 既定の単位立方体を描画に使用できるよう、コンポーネント
minecraft:unit_cube
を追加。単位立方体には、環境閉塞や顔の除去などの追加効果がある。 - 形状ファイル内の面と
material_instances
を実際の材料に割り当てられるよう、コンポーネントminecraft:material_instances
を追加。
DataDrivenBlockModels
-SmoothLighting
- 新しいデータ駆動ブロックの滑らかな照明と環境閉塞を修正。
ExecuteCommand
- キーワード
execute_command
のアイテムjsonイベントへの対応を追加。
- キーワード
- アイテム
- ゲーム内でアイテムがどのように修理されるかをデータ駆動する
RepairableItemComponent
を作成。
- ゲーム内でアイテムがどのように修理されるかをデータ駆動する
- アイテム名
- アイテム名をJavaのアイテム名と共通するように改名。[情報提供依頼]
- 輪郭とレイキャスティングに使用する衝突判定を書き換えられる
BlockRaycastComponent
を追加。 - エンティティの衝突に使用する衝突判定を書き換えられる
BlockCollisionComponent
を追加。 - BlockPropertiesを置き換えられる新しい
BlockPropertyComponent
を追加:Unwalkable
、Infiniburn
、PreventsJumping
、Immovable
、BreakOnPush
、OnlyPistonPush
、BreaksWhenHitByArrow
。 - 作成者が設定した時間の範囲でブロックのイベントを起動する
BlockQueuedTickingComponent
を新たに追加。 - ブロックのイベントをランダムに起動する
BlockRandomTickingComponent
を追加。 - ブロックを回転させる回転コンポーネントを追加。このコンポーネントは軸に沿った回転のみ可能である。
CraftingTableComponent
の基本実装を追加。- カスタムで作業台を作成できる。
- 現在は3×3の枠のみに対応している。
- レコード
- ジュークボックスで音楽を再生するレコードをアイテムから作製できるようになった。コンポーネント変数は次の通り:
sound_event
ゲームコード内のサウンドイベントに対応する文字列の値。この文字列は、音楽を再生するためのものでなければならない。「13」「cat」「blocks」「chirp」「far」「mall」「mellohi」「stal」「strad」「ward」「11」「wait」「pigstep」duration
ジュークボックスブロックからパーティクルが出現する時間を決定する浮動値で、サウンドイベントの長さとほぼ一致する。comparator_signal
コンパレーターブロックが使用するアナログ信号の強さを表す整数値。
- ジュークボックスで音楽を再生するレコードをアイテムから作製できるようになった。コンポーネント変数は次の通り:
RunCommand
- 現在のキーワードの追加・削除に加え、キーワードrun_commandのエンティティjsonイベントの対応を追加。
- 以下のコンポーネントが更新され、Block*ではなくBlockDescriptorを解析して使用するようになった:
BlockBreakSensorComponent
、BlockListEventMap
、BreathableComponent
、BreedableComponent
、BuoyancyComponent
、EntityPlacerItemComponent
、PreferredPathComponent
、SeedItemComponentLegacy
。 - 以下の機能が更新され、Block*ではなくBlockDescriptorを解析して使用するようになった:
NoSurfaceOreFeature
、OreFeature
、SingleBlockFeature
。 - 以下の目標定義が更新され、Block*ではなくBlockDescriptorを解析して使用するようになった:
GoalDefinition
、RaidGardenGoal
、VanillaGoalDefinition
。 - 以下の表面コードが更新され、Block*ではなくBlockDescriptorを解析して使用するようになった:
MesaSurfaceAttributes
、SurfaceMaterialAdjustmentAttributes
、SurfaceMaterialAttributes
。 - 以下のテストが更新され、BlockDescriptorを使用するようにコードを更新したことによる変更が反映されるようになった:
BuoyancyComponentServerTests
、FeatureHelperTests
、NoSurfaceOreFeatureTests
、OreFeatureTests
、SingleBlockFeatureTests
。 - 以下の木が更新され、Block*ではなくBlockDescriptorを解析して使用するようになった:
AcaciaTreeCanopy
、AcaciaTreeTrunk
、FallenTreeTrunk
、FancyTreeCanopy
、FancyTreeTrunk
、MegaPineTreeCanopy
、MegaTreeCanopy
、MegaTreeTrunk
、PineTreeCanopy
、RoofedTreeCanopy
、SimpleTreeCanopy
、SimpleTreeTrunk
、SpruceTreeCanopy
、TreeHelper
。
- 図式
allowed_blocks
をuse_on
とdispense_on
に分割。use_on
がエンティティ設置アイテムの使用を許可するブロックを指定するようになった。dispense_on
がエンティティ設置アイテムの発射を許可するブロックを指定するようになった。
修正[]
- パフォーマンスと安定性
- ゲームプレイ中に発生する可能性があったいくつかのクラッシュの修正
- Xbox Oneで起動すると発生したクラッシュの修正
- 実績画面
- プレイ時間が実績画面に正しく表示されるようになった (MCPE-66331)
- テキスト読み上げが有効になっている時に左スティックを押すと概要に焦点を移動できるようになった。
- 実績の一覧と実績達成報酬の入力凡例を更新。
- 実績詳細画面を開くと「Screen」と読み上げられるようになった。
- プレイヤーが持っている報酬の数を計算する方法を修正。
- データを取得した場合には中断後でも実績が表示されるようになった。
- 第一以外のマウスボタンを使用しているとクリック音が鳴らなくなった。
- スクロールする内容がない場合でもスクロールバーが表示される問題を修正。
- ゲームパッドを使用している時の焦点移動に感度を追加。
- 全てのタブからの切り替え時に焦点が保持されていた問題を修正。
- 実績画面から「戻る」マウスボタンへの対応を修正。
- 実績画面から戻る際の拡張ボタンの対応を修正。
- 既にタブが選択されていても、そのタブの入力凡例が開いている状態になっていしまうことがある問題を修正。
- 全般
- 様々な画面でテキスト読み上げができない問題を修正。
/clear
コマンドを使用すると地図がアイテム一覧に含まれない問題を修正。- サインイン画面の外から戻るとサインインボタンが反応しない問題を修正。
- ゲームプレイ
- 石系道具の既定の材料として丸石が表示されていない問題を修正。 (MCPE-71843)
- 襲撃の笛の音の線状減衰が低減され再導入。 (MCPE-85593)
- 額縁を壊して設置する際に正しい効果音が再生されるようになった。 (MCPE-98901)
脚注[]
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.16.100.56 (Xbox One/Windows 10/Android)」 – Minecraft Feedback、2020年9月17日