このページは、Bedrock Edition 1.18.10の開発版をまとめた一覧である。
beta 1.18.10.20
Beta 1.18.10.20は、2021年11月18日にリリースされたBedrock Edition 1.18.10[1]の最初のベータバージョンである。このバージョンでは、バグ修正とJava Editionとのパリティが行われた。
変更
ブロック
アイテム
Mob
- ウィザーの頭蓋骨のテクスチャが調整され、テクスチャ・アップデートで適用された新しいウィザーの顔になった。
ワールド生成
- ディープスレート
- 従来のY=8からY=0ではなく、Y=0からY=-8の高さで石から置き換えられるようになった。
全般
- 「[this splash text has been delayed until part 2]」のスプラッシュテキストが、「[this splash text is now available]」に変更された。
- 「Don't feed chocolate to parrots!」のスプラッシュテキストが追加された。
修正
- ゲームプレイ
- 食料のクールダウンのビジュアルがHUD上で表示されない問題を修正(MCPE-55206)。
- 海洋及び沼地バイオームの下の荒廃したポータルが、水に浸かった状態で生成されなくなった。
- ゲームルール「TNT Explodes」が無効の場合、'/summon'でスポーンした起爆したTNT火薬が爆発しなくなった(MCPE-49044)。
- サーバーが応答しなくなるのを防ぐため、氷上歩行のエンチャントで凍結する範囲が8ブロックに制限された。
- 農民の村人が8スタック以上のアイテムを拾わないよう変更された(MCPE-123412)。
- 手に持っているマップを画面のアスペクト比に対して補正し、常に画面端に寄って完全に見える状態が維持されるよう修正。
- モンスタースポーナーが設置されたチャンクを再読み込みすると、Mobがスポーンしないことがあった問題を修正(MCPE-142285)。
- 実績「強靭なお腹」が再びアンロックできるようになった(MCPE-146036)。
- ストラクチャーブロックのロード時に、同じエンティティが無限にスポーンする問題を修正(MCPE-137617)。
- とげなどの防具のエンチャントでプレイヤーがダメージを受けなくなった(MCPE-142735)。
- 食料を食べた際に、その効果がきちんと適用されるようになった。
- ブロック
- 端にある水が正しく流れるようになった。
- 避雷針の上に炎を設置できなくなくなった。
- キャンドルの下に設置された壁の幅が正しくなった(MCPE-141156)。
- 砂や砂利などのブロックが落下する際のアニメーションを改善(MCPE-142010)。
- 大きなドリップリーフ、アメジストの芽、アメジストのかたまりがストラクチャーブロックで壊れなくなった。
- アメジストのかたまりは、支えているブロックが壊れた際に正しく壊れるようになった(MCPE-126076)。
- 各種の銅のブロックがネザーで酸化するようになった(MCPE-134954)。
- 大きなドリップリーフを設置できるブロックが粘土ブロック、粗い土、土、耕地、草ブロック、こけブロック、菌糸、ポドゾル、根のついた土のみになった(MCPE-123392)。
- 尖ったドリップストーンがブロックの全面に設置できるようになった。
- グローライカンを設置した際に正しい向きになるよう修正。
- ゲームルール「FireDamag」がfalseに設定されている場合、マグマブロックがダメージを与えなくなった(MCPE-99718)。
- プレイヤーが足場の上でエモートができるようになった(MCPE-147624)。
- プレイヤーがベッドでリスポーンしたり起き上がったりした際、移動に問題が生じることがあった不具合を修正。
- Mob
- 凍った山頂と尖った山頂の村人、ウサギ、キツネは、それぞれ降雪地のバリエーションでスポーンするようになった(MCPE-119561)。
- ヤギが尖った山頂と凍った山頂にスポーンするよう修正(MCPE-146886)。
- 描画
- 飛行しながらベッドに入る際のカメラの不具合を修正(MCPE-117339)。
- 他のディメンションからオーバーワールドに戻った後に光源を破壊すると、ライティングのバグが発生する不具合を修正(MCPE-69037、MCPE-145828)。
- 複数のブロックとアイテムのテクスチャを更新、及びバグを修正し、Bedrock EditionとJava Editionのパリティがされた(MCPE-127539)。
- マーケットプレイス
- コイン購入時に、 ゲームを再起動するまで表示されるコインの量が更新されない不具合を修正。
- ユーザーインタフェース
- ポーズ画面で上にスクロールしたときに、実績ボタンにアクセスできない問題を修正。
- 解像度を変更している場合、"ゲームに招待"ボタンと王冠ボタンに白いボーダーが表示されるようになった。
- マーケットプレイスのサイドバーナビゲーションにあるスクロールコンテンツパネルの高さを修正し、さまざまなデバイスの解像度に対応したスクロールバーが表示されるようになった。
- フレンドに追加した後、プレイヤーのユーザー名の横に「-」が重複して表示される問題を修正(MCPE-105464)。
- ワールド生成
- Realmsでメサと凍った海の生成に一貫性がなかった問題を修正。
- 古いワールドをバージョンアップした際、古いチャンクのY=0からY=4の古い岩盤層がディープスレートに置き換えられるようになった(MCPE-147373)。
- 鍾乳洞で、銅鉱石がディープスレート鉱石としても生成されるようになった(MCPE-144800)。
- バニラパリティ
- 「otherside」の音楽ディスクが、Java Editionと同様に14のレッドストーン信号を発するようになった(MCPE-145751)。
- "Pigstep" の音楽ディスクが、Java Editionと同様に13のレッドストーン信号を発するようになった(MCPE-74030)。
- 弓が揺れるアニメーションが、弓が完全に描写されているときのみ表示されるようになった。
- コマンド
- '/effect'コマンドの不要な変数'empty'が削除された(MCPE-62903)。
- パフォーマンスと安定性
- BDSのクラッシュの原因を特定するログメッセージが追加された(BDS-12751)。
beta 1.18.10.21
Beta 1.18.10.21は、Bedrock Edition 1.18.10の2番目のベータバージョンで、2021年12月9日にリリースされた[2]。このバージョンではバグ修正が行われた。
追加要素
コマンドフォーマット
/loot
- 再追加された。
全般
- 「ワイルド アップデート」のトグルが追加された。
変更
ワールド生成
- 地下最深部の化石に、石炭鉱石ではなくディープスレートダイヤモンド鉱石が生成されるようになった。
試験的
これらの追加要素と変更は、 「ワイルド アップデート」と「ゲームテスト フレームワークを有効にする」の実験トグルをオンにすることで有効になる。
変更
ブロック
- 「通常のMinecraftでの実験」から「ワイルド アップデート」の実験トグルに移行された。
ゲームプレイ
- 暗闇のステータス効果が「通常のMinecraftでの実験」から「ワイルド アップデート」の実験トグルに移行された。
技術的
- ゲームテストフレームワーク
- mojang-minecraft
- ワールド
- プレイヤーがブロックを壊したり設置したりするときに呼び出されるblockBreak、blockPlaceのイベントが追加された。
- BlockExplodeEvent
- destroyedBlockに名称が変更された。
- Player
- startItemCooldown(itemCategory : string, durationTicks : int)のメソッドを追加 - アイテム(e.g., ender_pearl)のクールダウンを開始またはリセットする。
- getItemCooldown(itemCategory : string)のメソッドを追加 - プレイヤーが持っているそのアイテムのクールタイムをティックで返す。クールタイムが存在しないアイテムの場合は0を返す。
- ItemCooldownComponent
- ItemCooldownComponent (item.getComponent("minecraft:cooldown"))が追加された。
- cooldownCategory : string(読み取り専用プロパティ)- そのアイテムのクールダウンカテゴリを表す。
- property cooldownTicks : int(読み取り専用プロパティ)- クールダウンが有効の場合、そのアイテムのクールタイムをティックで表す。
- method startCooldown(player : Player) - クールダウンが有効の場合、プレイヤーが所持する指定されたアイテムのクールダウンを開始またはリセットする。
- ItemType
- getNameメソッドが削除され、読み取り専用のプロパティ.idが追加された。
- ワールド
- mojang-gametest
- Test
- spawnSimulatedPlayerメソッドにAdded gameMode: GameModeparameterが追加された。
- SimulatedPlayer
- destroyBlockからbreakBlockに改名された。
- stopDestroyingBlockからstopBreakingBlockに改名された。
- selectSlotメソッドが削除された。
- selectedSlot : intプロパティを追加 - プレイヤーが現在選択しているホットバーのスロットを取得または設定する。
- Test
修正
- ワールド生成
- 侵食された荒野の土柱の底面が、その下にある洞窟の天井を平らにしなくなった(MCPE-146984)。
- 沼地の下の帯水層にスイレンの葉が生成されなくなった(MCPE-125913)。
- 化石がY=0以下に生成されるようになり、そこでは石炭鉱石の代わりにディープスレートダイヤモンド鉱石が生成されるようになった(MCPE-144065)。
- 洞窟や水中で化石が浮いた状態で生成されなくなった。
- 廃坑が岩盤の層の上に生成されるようになった(MCPE-147575)。
- 洞窟バイオームの装飾がJava Editionと同じ頻度で発生するようになった。
- ゲームプレイ
- 製錬が終わったかまどから期待通りの量のアイテムが出力されるようになった(MCPE-126004)。
- 右クリックを長押しすることでライトブロックの光量を増やせるようになった(MCPE-137647)。
- タッチ入力のデバイスでライトブロックの光量を変えられるようになった。
- 'checkForBlocks'がtrueの場合、テレポート先に障害物があるとテレポートコマンドが成功しなくなった。
- 一人称視点で、オフハンドの盾で防御した際のアニメーションを修正(MCPE-125340)。
- 両手に持った盾で防御した際のアニメーションを修正。
- Mob
- ウーパールーパーの歩行アニメーションが速度に影響されるようになった(MCPE-131322)。
- オオカミがダメージを受けたときに正しく反応するようになった。
- Mobがブロックを飛び越えてアイテムを拾えるようになった。
- アイテムがMobの手に拾われたときに、アイテムのデータが破損しなくなった(MCPE-145034)。
- ユーザーインタフェース
- ゲームパッドのバンパーで動かす際の設定メニューのタブの順番が変更された
- フィードバック画面を含むいくつかの画面で、文章内にスペースが2個続いてる箇所があった問題を修正(MCPE-104037)。
- “購入をMicrosoft Accountに保存する”画面でのスクリーンリーダーの問題を修正。
- バニラパリティ
- 襲撃のボスゲージに"襲撃 - 勝利"と表示され、襲撃の撃破後に花火が上がるようになった(MCPE-51267)。
- Android
- ファイルの保存場所を外部に設定する際に、データが失われる可能性があることを警告する文章が表示されるようになった。
beta 1.18.10.22
Beta 1.18.10.22は、Bedrock Edition 1.18.10の3番目のベータバージョンで、2021年12月9日にリリースされた[3]。このバージョンではJava Editionとの更なるパリティとバグ修正が行われた。品質の問題から、このバージョンはWindows版では利用できない。
変更
ブロック
- GUIのハンマーのテクスチャが変更された。
- テクスチャがからに変更され、テクスチャ・アップデートで変更された黒樫の木材のものと合うようになった。
- カカオの実の
stage0
とstage1
のテクスチャが変更された。
- 側面のテクスチャが変更され、上面のテクスチャとより合うようになった。
- トウヒのドアのモデルが変更され[要検証]、上下のテクスチャが修正された。
- 樫の木のドアと鉄のドアのテクスチャが変更され、水平線が削除された。
- 上面のテクスチャが変更され、側面のテクスチャとより合うようになった。
- 底部のテクスチャが変更され、テクスチャ・アップデートで変更された樫の木材のものと合うようになった。
- 黒樫の丸太の上面のテクスチャが変更された。
- 皮のはがれた黒樫の丸太の側面のテクスチャが変更され、上面のテクスチャの色と合うようになった。
- 青のステンドグラスと赤のステンドグラスのテクスチャが、他の種類の透明度と合うよう変更された。
アイテム
- テクスチャが1ピクセル下に移動された。
Mob
- 茶色のウーパールーパーのテクスチャが変更された。
- フードがテクスチャから削除された。
- 全てのオウムの羽の下部のテクスチャが反転された。
- 再びスノーゴーレムに攻撃するようになった。
Mob以外のエンティティ
- 滑らかな石の輪郭のテクスチャが変更された。
全般
- 全てのAndroid端末に新しいレンダリングエンジン、RenderDragonが採用された。
技術的
- 全般
- サブチャンクのリクエストシステムとパケットの最適化により、ネットワークパケットの送信数が削減された。
- アイテム
- 新たに9つの配置不問レシピのJSONファイルが追加され、ハードコードされた鍛治台の作成レシピが置き換えられた。
- Molang
- 実験的でない is_name_any、is_item_name_any、is_owner_identifier_anyのクエリーが追加された。
修正
- ブロック
- Y=1〜4までに岩盤の層が散在しているワールド(岩盤でないブロックがその層に生成または配置されたものなど)は、岩盤がディープスレートに正しく置き換えられた(MCPE-149251)。
- スニーク中にライトブロックを他のライトブロックの上に設置できるようになった(MCPE-137744)。
- ゲームプレイ
- 製図家の村人と地図を取引する際に発生する可能性のあるクラッシュを修正(MCPE-142388)。
- 食料から得られる効果が20倍の長さになる問題を修正。(MCPE-148553)。
- ハニーボトルが毒の効果を除去しない問題を修正。
- コーラスフルーツを食べた後にプレイヤーがテレポートしない問題を修正。
- プレイヤーがボートで南を向いているときに、視線方向がスナップしなくなった(MCPE-148460)。
- プレイヤーが死亡したとき、カメラが左ではなく右に傾くようになった(MCPE-148604)。
- 溶岩のヒットボックスが溶岩の範囲を越えて届かなくなった。
- グラフィック
- 未舗装路のテクスチャが変更された(MCPE-148568)。
- 'door_oak'のテクスチャファイルの名前が'door_wood'に戻された(MCPE-148502)。
- オウムの頭と羽のテクスチャが戻された(MCPE-148573)。
- Java Editionに合わせて、ビートルートの種とスイカの種のテクスチャが1ピクセル下に移動された(MCPE-148561)。
- Java Editionに合わせて、カカオの実の成長段階0と成長段階1のテクスチャの未使用のピクセルが削除された。
- 防具立ての滑らかな石のテクスチャが更新された(MCPE-148565)。
- 樫のドアと鉄のドアの上部のテクスチャの水平線が削除された(MCPE-148566)。
- Java Editionに合わせてエヴォーカー、ヴィンディケーター、ウィッチのテクスチャからフードが削除された。
- 赤と青のステンドグラスのアルファ値がJava Editioのものと合わせられた。
- 金床の画面のハンマーのアイコンの色調が変更された(MCPE-148575)。
- 製図台の黒樫の木材のテクスチャが更新された(MCPE-148562)。
- 樽の底面のトウヒの木材のテクスチャが更新された。
- 書見台の底面の木材のテクスチャがが更新された(MCPE-148567)。
- 金の防具とダイヤモンドの防具のテクスチャのハイライトの不一致を修正(MCPE-148591)。
- ニンジンの成長段階3のテクスチャのずれていたピクセルが削除された(MCPE-148563)。
- ウーパールーパーの背面のテクスチャが中央に配置された(MCPE-148571)。
- ガラス板の上面のテクスチャがJava Editionの新しいものに更新された(MCPE-148572)。
- 黒樫の丸太の上面のテクスチャが更新された(MCPE-148577)。
- 皮のはがれた黒樫の丸太の側面のテクスチャがJava Editionの新しいものに更新された(MCPE-148576)。
- 果てのクリスタルがプレイヤーの視界から外れると、ビームのレンダリングが止まっていたバグを修正(MCPE-149159)。
- 一部のデバイス上の溺死ゾンビのテクスチャで、RenderDragonがアルファ/透明ピクセルを正しく破棄しない問題を修正。
- Mob
- スライムが再びスノーゴーレムに敵対するようになった(MCPE-146651)。
- ユーザーインタフェース
- 飛行中のインベントリ画面でのプレイヤーのビジュアルが修正された。以前は中心からずれており、インタフェースの項目を隠してしまう可能性があった。
- サーバーが満員の場合、ポーズ画面の「ゲームへ招待」のボタンが正しく無効化されるようになった。
- 技術的
- relative_block_has_all_tags、block_neighbor_has_all_tags、biome_has_all_tagsのクエリーはanyタグではなくallタグを要求するよう修正された。
- ネストされた条件(三項)演算子の解析が左から右ではなく右から左へ進むよう修正された。
beta 1.18.10.24
Beta 1.18.10.24は、Bedrock Edition 1.18.10の4番目のベータバージョンで、2021年12月15日にリリースされた。[4]このバージョンでは試験的なゲームプレイにThe Wild Updateの機能の一部の追加された他、バグ修正が行われた。
追加要素
アイテム
- "Globe"の模様が追加された。
- 現在はサバイバルでは入手不可能である。
試験的
これらの追加要素と変更は、 「ワイルド アップデート」と「ゲームテスト フレームワークを有効にする」の実験トグルをオンにすることで有効になる。
追加要素
ブロック
- 水の上に設置できる非固体ブロックである。
- Frogが交尾した後に産む。
アイテム
- Frogのスポーンエッグが追加された。
- Tadpoleのスポーンエッグが追加された。
- 魚やウーパールーパーと同様、Tadpoleに水バケツを使用することで入手できる。
- 魚やウーパールーパーのものと同様、Tadpoleの輸送に利用できる。
Mob
- 鳴き声を上げたり、跳ねたり、泳いだり、陸を歩いたりすることができる。
- デフォルト、熱帯、降雪地の3種類がある。
- デフォルトのカエルはオレンジ色、熱帯は白色、降雪地は緑色をしている。
- 海藻で繁殖させられる。
- 交尾後、水面にFrog Eggを産む。
- Tadpoleから成長する。
- TadpoleからFrogに成長したバイオームの気温によって種類が変わる。
- 小サイズのスライムを食べる。
- 陸の上では魚のように跳ね、やがて死亡する。
- Frogに成長する。
- 水バケツで捕まえられる。
- Frogの種類は、Tadpoleが成長したバイオームの気温によって変わる。
- 熱帯、温帯、ツンドラの3種類が存在する。
変更
技術的
- ゲームテストフレームワーク
- Dimension
- Dimension:spawnEntitytoでLocationまたはBlockLocationを取得できるようになった
- BlockBreakEvent
- どの種類のブロックが壊れたかを示す「BlockPermutation」プロパティが追加された。
修正
- ゲームプレイ
- プレイヤーが略奪隊の大将から不吉な予感の効果を受けても、パーティクルが表示されなくなった。
- 再び、ベッドで寝ると画面が徐々に暗くなるようになった(MCPE-148504)。
- プレイヤーがスニークしたとき、カメラが位置を補間するようになった(MCPE-148482)。
- 村人
- 村人が在庫切れの状態で取引を行おうとすると、"拒否"の音声を発するようになった(MCPE-113788)。
- レンダリング
- エンダードラゴンが死亡した際、出口ポータルの上に飛来すると見えなくなるバグを修正(MCPE-149119)。
- 安定性とパフォーマンス
- プレイヤーが村の近くに居ると発生する可能性のあるクラッシュを修正。
- ポケットUIを使用している場合、作業台を開いた状態で防具をシフトクリックするとクラッシュすることがある問題を修正(MCPE-144863)。
- ユーザーインタフェース
- サバイバルで防具を装備し、ホットバーでアイテムを選択した際の「アイテムテキスト名」のボックスに適切なパディングが追加された(MCPE-143928)。
- テキストメッセージにボタンのグリフが含まれている場合、テキストの影のオフセットが減少する問題を修正。
- コマンド
- 衝撃吸収を付与されたエンティティが/killコマンドで死亡しない問題を修正(MCPE-142763)。
- ロバやラバのチェストで/replaceitemを使用すると、アイテムが正しいスロットに移動するようになった。
- Education Editionの機能
- ウーパールーパー、ハチ、ボート、ネコ、イルカ、発光するイカ、ヤギ、ホグリン、アイアンゴーレム、ヤマネコ、パンダ、オウム、ブタ、シロクマ、イカ、ストライダー、オオカミ、ゾグリンに風船を付けられるようになった。
beta 1.18.10.26
Beta 1.18.10.26は、Bedrock Edition 1.18.10の5番目のベータバージョンで、2022年1月5日にリリースされた[5]。このバージョンでは主に、新たなコマンドである/damage
の追加、試験的なゲームプレイへのThe Wild Updateの一部機能(主に新ブロックのFroglight)の実装、バグ修正が行われた。
追加要素
コマンドフォーマット
- エンティティにダメージを与えるのに使用できる。
変更
ブロック
- 明るさレベルが10からJava Editionと同じ7に変更された。
Mob
- Java Editionと同じく、残り体力によって亀裂の入り方が変わるようになった。
- Java Editionと同じく、村人を攻撃して人気度が下がったプレイヤーのみを攻撃するようになった。
- Java Editionと同じく、取引中に頭上に表示されるエメラルドのアイコンが削除された。
アイテム
- Java Editionと同じくアイアンゴーレムの回復に使用できるようになった。
ワールド生成
- 木の種類が増えた。
ゲームプレイ
- 肉屋、製図家、司書、行商人の取引内容がJava Editionと同じものに更新された。
試験的
これらの追加要素と変更は、 「ワイルド アップデート」と「ゲームテスト フレームワークを有効にする」の実験トグルをオンにすることで有効になる。
ブロック
- Froglightsが追加された。Ochre、Pearlescent、Verdantの3種類がある。
- 明るさレベル15の光を放つ。
- Frogが小サイズのマグマキューブを食べるとドロップする。
- デフォルトのFrogはOchreのFroglightをドロップする。
- 降雪地のFrogはVerdantのFroglightをドロップする。
- 熱帯のFrogはPearlescentのFroglightをドロップする。
Mob
- サウンドが追加された。
- サウンドが追加された。
- ウーパールーパーの近くでパニックに陥るようになった。
技術的
- ゲームテストフレームワーク
- Entity
- 関数
teleport(location: Location, dimension: Dimension, xRotation (optional): float, yRotation (optional): float)
が追加された。 - 関数
teleportFacing(location: Location, dimension: Dimension, facingLocation: Location)
が追加された。
- 関数
- 非同期関数を使用するGameTestsの状態を登録し、適切に追跡するための
registerAsyncmethod
が追加された。
- Blocks
- 異なる名前空間に属している限り、同じ名前を持つブロックをサポートするようになった。
修正
- 試験的
- FrogとTadpoleが鳴くようになった(MCPE-150742)。
- カエルが慌てる速度が適切になった。
- Frog Eggの上にグローライカンを設置できなくなった。
- 安定性とパフォーマンス
- ワールドから出るとき、チャンク内のエンティティが保存されないことがある問題を修正(MCPE-144208)。
- メサバイオーム周辺の特定のシードとワールドをクラッシュせずに読み込めるようになった(MCPE-149659)。
- バニラパリティ
- アイアンゴーレムが体力の量によって亀裂の入り方が変わるようになった。また、アイアンゴーレムがダメージを受けた場合、鉄の延べ棒を使用して体力を回復できるようになった(MCPE-74081)。
- グローライカンの明るさがJava Editionと同じになった。
- キツネが飛びかかるときに下を向くようになった(MCPE-143664)。
- 村人の頭上に表示されるエメラルドのアイコンが削除された。
- 肉屋、製図家、司書、行商人の取引内容が更新された。
- アイアンゴーレムは、村人を攻撃して人気度が下がったプレイヤーのみを攻撃するようになった。
- アクセシビリティ
- Text-to-speech(TTS)が実験トグルの名称を正しく読み上げるようになった。
- コマンド
- 機能の配置
- 大きなドリップストーンが溶岩の上に浮いた状態で生成されなくなった(MCPE-141131)。
- 尖ったドリップストーンの塊が、高さ1の石筍だけで生成される確率が無くなった(MCPE-148588)。
- 製錬
- 溶鉱炉と燻製器から再び経験値を入手できるようになった(MCPE-150427)。
- ゲームプレイ
- 大きな鍾乳石や石筍の上に尖ったドリップストーンが生成されるようになった(MCPE-128128)。
- 溶岩溜まりが正のY座標でのみ生成されるようになった(MCPE-146459)。
- Y=0に近い溶岩溜まりは石とディープスレートで包まれるようになった。
- サンゴが暖かい海のより深い所にも生成されるようになった(MCPE-147399)。
- 林により多くの種類の木が生成されるようになった(MCPE-148361)。
- VRでのプレイ時にライトブロックの明るさが調整できるよう修正。
- 右クリックを押しながら移動するとライトブロックを連続設置できるよう修正(MCPE-135669)。
- ライトブロックが水中に設置できるようになった(MCPE-148391)。
- 近くに大量のMobが居る場合、ブロックの破壊やチェストの開封、ポータルへの進入が遅れたり、機能しなかったりする問題を修正(MCPE-149214)。
- 草と二段の花が壊れる際のアニメーションが適切になった(MCPE-150786)。
- 花が雪の中にあるとき、爆発によって適切に破壊されるようになった(MCPE-146492)。
- スケルトンホースマンが正しく経路探索するようになった(MCPE-147521)。
- ワールド生成
- 氷山はイグルーの構造をもつ雪ブロックに置き換えられなくなった(MCPE-147690)。
- 山岳の露出した洞窟の水が不均一に生成されなくなった(MCPE-149417)。
- 水が無い状態で帯水層が生成されなくなった(MCPE-146452)。
技術的
- 全般
- "whitelist"の代わりに"allowlist"を使用するように変更された(BDS-14119)。
- JumpToBlockGoal
JumpToBlockGoal
がjumpblockcandidates
を探す際に、上方と下方の同じ距離を正しく検索するようになった。
- アニメーション
- アニメーションコントローラの再帰性チェックで、コントローラの通常の繰り返しの使用が誤って許可されないよう修正。
- ユーザーインタフェース
- リソースパック設定画面の上下矢印ボタンが、ハイライトされると大きくなる不具合を修正(MCPE-147708)。
beta 1.18.10.27
Beta 1.18.10.27はBedrock Edition 1.18.10の6番目のベータバージョンで、2022年1月11日にリリースされた[6]。このバージョンでは主にバグ修正が行われた。
追加要素
全般
- タッチ設定に「スティックの不透明度」の項目が追加された。
変更
アイテム
- アイテムテクスチャが から に変更された。これにより、トウヒ以外のボートのパドルの色がボート本体の色と一致するようになり、ボート内側の縁もより濃くなった。
- 黒樫のボートのアイテムテクスチャもファイル内では変更されているが、ゲーム内に反映されていない[7]。
Mob
- 懐かせていないネコに首ひもを付けられるようになった。
技術的
- 安定性とパフォーマンス
- ティック領域の記憶と読み込み時間が短縮された。
試験的
これらの追加要素と変更は、 「ゲームテスト フレームワークを有効にする」と「試験的機能: Molang」の実験トグルをオンにすることで有効になる。
技術的
- ゲームテストフレームワーク
- 追加された関数
setVelocity(velocity: Vector): bool
- そのエンティティの速度を設定する。 - 追加されたプロパティ
viewVector: Vector
- エンティティが見ている方向をベクトルで表す。 - 追加されたプロパティ
headLocation: Location
- エンティティの頭の位置を表す。 - 追加されたプロパティ
bodyRotation: number
- エンティティの体の回転をフロート(度数)で表す。
- Molang
- ある値が次の値の全てまたはいずれかに一致するかどうかをチェックする
query.all
とquery.any
が追加された。 - ある値が最大値と最小値の間にあるか(含まれているか)をチェックする
in_rangeto
が追加された。 - ある値がminとmaxの間にあるか(含まれているか)をチェックする
query.in_range
が追加された。
修正
- 試験的
- Frogがヤギを食べなくなった(MCPE-151536)。
- ブロック
- チャンクの境界に位置するココアの実が、ワールドの再読み込み時に壊れなくなった(MCPE-67479)。
- ストラクチャーブロックが、複数の向きがあるブロック(グローライカンなど)を正しく変換(回転及びミラーリング)するようになった。
- ゲームプレイ
- 点滅中の観察者が破壊された場合、インベントリ内で点灯状態で表示されないように修正(MCPE-114173)。
- 絵が発光する額縁、看板、旗、たいまつと重なることがある不具合を修正(MCPE-150198)。
- ピリジャーの前哨基地で、ピリジャーとアイアンゴーレムが正しい数でスポーンするようになった(MCPE-141499)。
- 描画
- 長時間乗っていたボートから降りるときに、ボートが消えなくなった(MCPE-108568、MCPE-125388)。
- アイテムテクスチャのボートのパドルが、ボート本体の色と一致するようになった(MCPE-150492)。
- ユーザーインタフェース
- ポケットUI使用時に、インベントリ画面の「構築」タブが正しい色になるようになった(MCPE-90632)。
- ポケットUI使用時に、インベントリスロットが欠落する問題を修正(MCPE-151545)。
- クリエイティブインベントリのインベントリスロットが空白の場合、ワールドへの干渉に問題が発生することがある不具合を修正(MCPE-151506)。
- ワールド生成
- チェストとモンスタースポーナーが構造物に正しく生成されるようになった(MCPE-23416、MCPE-48622、MCPE-97295)。
- アニメーション
- 指定したイベント時間が"animation_length"と等しい場合、アニメーションイベント、効果音イベント、パーティクルイベントが起きないバグを修正。
- "animation_length"が明確に設定されていない場合に起きるアニメーションの長さの計算において、イベント時間が考慮されない問題を修正。
- 全般
- 文字列ではなく数値で宣言されたformat_versionsが正しくパースされない問題を修正。
- 洞窟と崖アップデート以前のベースゲームバージョンをもつテンプレートからフラットワールドを作成する場合に、高度が空中で64ブロックにならなくなった。
beta 1.18.10.28
Beta 1.18.10.28は、Bedrock Edition 1.18.10の7番目のベータバージョンで、2022年1月20日にリリースされた最終版である[8]。このバージョンではバグ修正が行われた。
修正
- パフォーマンスと安定性
- ゲームプレイ中に発生する可能性のあったいくつかのクラッシュを修正。
- ユーザーデータの無い村人のルートテーブルを計算すると、時々クラッシュすることがあった問題を修正。
- パスファインディング
- 一部のマーケットプレイスパックで、「Ranged Attack Goal」を使用してMobを移動させることができない問題を修正。
- ユーザーインタフェース
- Nintendo Switchのタッチ入力で、プレイ画面の終了ボタンが表示されるようになった。
- ストーンカッターのUIで、パターンにカーソルを合わせるとクラッシュする問題を修正。
- 技術的
- ネットワーク経由の送信やディスクへの保存時に、ブロックの名前空間がアイテムスタックの配置・破壊ルールに記録されない問題を修正。
注釈・脚注
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.18.10.20 (Xbox One/Windows 10/Android)」 – feedback.minecraft.net、2021年11月18日
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.18.10.21 (Xbox One/Windows 10/Android)」 – feedback.minecraft.net、2021年12月1日
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.18.10.22 (Xbox One /Android)」 – feedback.minecraft.net、2021年12月9日
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.18.10.24 (Xbox / Windows / Android)」 – feedback.minecraft.net、2021年12月15日
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.18.10.26 (Xbox / Windows / Android)」 – feedback.minecraft.net、2022年1月5日
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.18.10.27 (Xbox / Windows / Android)」 – feedback.minecraft.net、2022年1月11日
- ↑ MCPE-151667
- ↑ 「Minecraft Beta - 1.18.10.28 (Xbox / Windows / Android)」 – feedback.minecraft.net、2022年1月20日