金床の仕組み
ここでは金床の仕組みを解説する。金床の第一の用途はツール、防具、武器の修理を、エンチャントを外さずに行うことだ。また2つのアイテムの合成や、アイテムに独自の名前を付けるためにも用いられる。これらすべては経験レベルが対価として用いられ、加えて幾つかの素材も消費される。金床の基本的な作業は4種になる。
- 原材料を用いての修理 (原材料とは例えば鉄製のツールや鉄製の防具に対しての鉄インゴットの事)。これはそのツールや防具の製作時に付けられていた名前に応じた原材料のみが利用可能となる (例:鉄の剣、革の帽子。ダイヤの剣を名前を変えて「鉄の剣」としても鉄インゴットで修理は出来ない)。チェーンの防具に対しても行え、この場合鉄インゴットでの修理となる。
- エンチャントされていない同種のアイテムと組み合わせての修理。これは耐久度があるものであれば何でも、例えば弓やハサミなどでも行える。
- 前項の拡張となるが、エンチャントされているアイテム同士を組み合わせて、両エンチャントの組み合わさったアイテムを1つ作り出す。これも弓やハサミに対して実行可能だ。
- 金床では修理するだけでなく、アイテムに名前を付けることも可能。
フレーバー要素として以外にも、繰り返し修理する際の費用の節約にも利用できる。
作業費用計算のメカニズム[編集 | ソースを編集]
金床で作業する際の全てのアイテムはそれぞれ経験値が単位の「累積作業費用」と「基礎費用」の二つの要素を持っており、その作業に必要な経験値(作業費用)の計算に使用される。 これら二つの費用は、アイテムが金床内の左側のスロット(作業対象アイテム)か、右側のスロット(作業犠牲アイテム)に位置するかでどちらが計算に使われるかが左右される。計算式は以下の様に表される。
- 作業費用 = 作業対象アイテムの累積作業費用 + 作業犠牲アイテムの基礎費用
累積作業費用はアイテムの「累計作業値」によって決定され、この値は事実上、コストが40を上回らない5が限界である。計算式は以下のとおりである。
- 累積作業費用 = 2累計作業値 - 1
累計作業値 | 累積作業費用 |
---|---|
0 | 0 |
1 | 1 |
2 | 3 |
3 | 7 |
4 | 15 |
5 | 31 |
累計作業値は、名前の変更のみの作業を除いた全ての作業で1づつ加算され、加算の際は、2つあるアイテムのうち、どちらか累計作業値の高い方(同じ場合はその値)から継承される。
基礎費用はアイテムの累積作業費用とエンチャント費用によって決定される。計算式は以下のとおりである。
- 基礎費用 = 累積作業費用 + エンチャント費用1 + エンチャント費用2 +...
上記計算に用いるエンチャント費用は、そのエンチャントが付属している対象がアイテムであるか、エンチャント本であるかによって異なる。詳細は以下の表のとおりである。
剣のエンチャント | |||
---|---|---|---|
名称 | レベル毎費用(アイテム) | レベル毎費用(エンチャント本) | 最大レベル |
ダメージ増加 | 1 | 1 | V |
虫特効 | 2 | 1 | V |
アンデッド特効 | 2 | 1 | V |
ノックバック | 2 | 1 | II |
火属性 | 4 | 2 | II |
ドロップ増加 | 4 | 2 | III |
範囲ダメージ増加 | 4 | 2 | III |
トライデントのエンチャント | |||
---|---|---|---|
名称 | レベル毎費用(アイテム) | レベル毎費用(エンチャント本) | 最大レベル |
水生特効 | 4 | 2 | V |
激流 | 4 | 2 | III |
忠誠 | 1 | 1 | III |
召雷 | 8 | 4 | I |
クロスボウのエンチャント | |||
---|---|---|---|
名称 | レベル毎費用(アイテム) | レベル毎費用(エンチャント本) | 最大レベル |
拡散 | 4 | 2 | I |
貫通 | 1 | 1 | IV |
高速装填 | 2 | 1 | III |
ツールのエンチャント | |||
---|---|---|---|
名称 | レベル毎費用(アイテム) | レベル毎費用(エンチャント本) | 最大レベル |
効率強化 | 1 | 1 | V |
耐久力 | 2 | 1 | III |
修繕 | 4 | 2 | I |
幸運 | 4 | 2 | III |
シルクタッチ | 8 | 4 | I |
釣り竿のエンチャント | |||
---|---|---|---|
名称 | レベル毎費用(アイテム) | レベル毎費用(エンチャント本) | 最大レベル |
宝釣り | 4 | 2 | III |
入れ食い | 4 | 2 | III |
防具のエンチャント | |||
---|---|---|---|
名称 | レベル毎費用(アイテム) | レベル毎費用(エンチャント本) | 最大レベル |
ダメージ軽減 | 1 | 1 | IV |
火炎耐性 | 2 | 1 | IV |
飛び道具耐性 | 2 | 1 | IV |
落下耐性 | 2 | 1 | IV |
爆発耐性 | 4 | 2 | IV |
水中呼吸 | 4 | 2 | III |
水中採掘 | 4 | 2 | I |
水中歩行 | 4 | 2 | III |
棘の鎧 | 8 | 4 | III |
ソウルスピード | 8 | 4 | III |
氷渡り | 4 | 2 | II |
弓のエンチャント | |||
---|---|---|---|
名称 | レベル毎費用(アイテム) | レベル毎費用(エンチャント本) | 最大レベル |
射撃ダメージ増加 | 1 | 1 | V |
パンチ | 4 | 2 | II |
フレイム | 4 | 2 | I |
無限 | 8 | 4 | I |
呪い | |||
---|---|---|---|
名称 | レベル毎費用(アイテム) | レベル毎費用(エンチャント本) | 最大レベル |
束縛の呪い | 8 | 4 | I |
消滅の呪い | 8 | 4 | I |
名称変更[編集 | ソースを編集]
全てのアイテムは名前の変更を行うことが可能である。 名前を変更する際は、最終的にかかる作業コスト + 1の経験値を払う必要がある。前述のとおり、名前の変更のみを行った場合では累計作業値は加算されない。
- スタック可能なアイテムは、一度に複数個をスタックさせて名前を付けることが出来る。費用は変わらず+1の経験値が必要。
- 名前が付けられたスタック可能なアイテムは、元の名前に改名しても通常のアイテムと一緒にスタックさせることは出来ず、名前が付けられたブロックは設置されるとその名前は失われてしまう。
原材料での修理[編集 | ソースを編集]
木材、皮、石、鉄、金、ダイアモンド、ネザーライト製の防具、武器、ツールはそれぞれの原材料と組み合わせることで修理が可能である。修理の際は最低でも1ユニット分の耐久値が減っている必要がある。上記以外にも、カメの甲羅はカメのウロコと、エリトラはファントムの皮膜とそれぞれ同じ要領で修理が可能である。修理には各原材料1つにつき1経験値の費用が加算され、アイテムの最大耐久値の25%を修理する。一度に複数の原材料と組み合わせればその分修理でき、累計作業値も一回分が加算されるのみである。