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Badlands

荒野バイオーム、変異した亜種も見える。

荒野(英:Badlands)は様々な色のテラコッタの丘が特徴の珍しい温暖なバイオームである。荒野バイオームには3種類の亜種がある。

説明[]

荒野バイオームはさまざまな色をした層状のテラコッタの大きな丘を特徴とし、具体的には、赤、橙、黄、白、薄灰、茶、通常のテラコッタが自然生成されることがある。これらの丘は約10~15ブロックの厚さであり、赤い砂から上昇し、下では典型的なの亜種へと変化していく。砂漠と同様、土地全体に頻繁にサボテン枯れ木が発生する。荒野バイオームは温暖な地域のうちパラメータ「Continentalness(大陸性)」の値が大きく「Erosion(侵食)」の値が小さい地域、すなわち内陸の高原や山岳地帯に生成されやすい。

これらのバイオームでは、廃坑がはるかに高い標高で生成され、外に露出していることが多い。支柱の板材フェンスはオークではなくダークオークで作られている。さらに、金鉱石は標高Y=255(通常はY=32)まで、他のバイオームよりもはるかに高い割合で生成されるため、荒野の洞窟は金の入手に適した場所となっている。

荒野バイオームには独特な建材や金鉱石が豊富に存在する一方、友好Mobは存在せず、、水は希少なため、作物の栽培は難しいかもしれない。は森のある荒野の高原の頂上でのみ発生する。

乾燥したバイオームであるため、雨は降らず、落雷も起こらない。ただし荒野を流れる河川は例外であり、降雨落雷が起こることがある。雷雨に伴う空の黒ずみや敵対Mobのスポーンは悪天候の際にも起こる。

テラコッタの生成[]

これらのバイオームの特定のテラコッタ層(帯、層)の色は、特定のワールドの荒野バイオーム全体で同じである。地層の色は、Java Editionでは64ビットのワールドシードの最初の48ビットのみを使って決定される。地層はY軸上で64ブロックごとに繰り返され、特定の地層の標高は1つのバイオームで4ブロックも変化することがある。地層の標高はZ軸を無視してX軸のみで変化する。これは例えば、白色のテラコッタの層は(X=200, Y=71)と(X=400, Y=72)の線の間に生成され、Zの全ての変化に対応することを意味する。地層が特定のXの値でY高度に飛ぶと、チャンクパターンが記憶されることがある。多くの場合、最上層の色付きテラコッタは通常のテラコッタに置き換えられ、高原の頂上でよくみられる。さらに、Y高度が63以下のテラコッタの最上層は常に橙色である。

Bedrock Editionでは、シードは32ビットのため、同じ同等のシード番号を使っていてもJava Editionと比べると地層はまったく異なる。与えられたワールド・シード内のすべての荒野バイオーム全体でテラコッタの地層が同じであることに変わりはない。特定の地層の標高はランダムに変化するが、数Y層以上はない。

種類[]

通常の荒野バイオームに加えて2つの亜種があり、合計で3種類のバイオームがある。

荒野[]

荒野
Badlands
種類

乾燥帯

出現頻度

時々

気温

2.0

構造物
地物
地形の特性

廃坑

ブロック

赤い砂
テラコッタ
サボテン
枯れ木
金鉱石

空の色


 #6EB1FF

草の色


 #90814D

葉の色


 #9E814D

水の色


 #3F76E4‌[JE限定]

 #4E7F81‌[BE限定]

水中の色


 #050533‌[JE限定]

 #4E7F81‌[BE限定]

通常の荒野バイオームは赤い砂を表土とし、様々な色をしたテラコッタの大きな丘がある。砂とテラコッタは数層下ではや鉱石へと変化していく。砂地にはサボテン枯れ木が点在する。また、尖った地形の山頂地域にも生成され、しばしば雲を超えてY=256に達することもある。

Java Editionでは :

Java Edition
Mobスポーン確率スポーン数
地下水生生物カテゴリ
ヒカリイカ10104–6
友好カテゴリ
Armadillo111–2
敵対カテゴリ
クリーパー1005154
スケルトン1005154
スライム[注釈 1]1005154
クモ1005154
ゾンビ955154
エンダーマン105151–4
ウィッチ55151
村人ゾンビ55151
環境カテゴリ
コウモリ10108
  1. Spawn attempt succeeds only in slime chunks.

Bedrock Editionでは :

Bedrock Edition
Mobスポーン確率スポーン数
敵対カテゴリ
クリーパー1004951
スライム[注釈 1]1004951
クモ1004951
ゾンビ954952–4
スケルトン804951–2
エンダーマン104951–2
ウィッチ54951
村人ゾンビ54952–4
友好カテゴリ
ヒカリイカ10102–4
  1. Spawn attempt succeeds only in slime chunks.

森のある荒野[]

森のある荒野
Wooded Badlands Plateau
種類

乾燥帯

出現頻度

時々

気温

2.0

構造物
地物
地形の特性

廃坑

ブロック

赤い砂
テラコッタ
サボテン
枯れ木

粗い土
オークの原木
オークの葉
金鉱石

草の色


 #90814D

葉の色


 #9E814D

水の色


 #3F76E4‌[JE限定]

 #497F99‌[BE限定]

森のある荒野(英:Wooded Badlands)は上部に木立があるのが特徴。地形の最上層には大きなむらと粗い土があり、その上にオークの木が群生している。ここに生成される草とオークの葉は鈍い緑がかった茶色をしており、干ばつの影響を受けているように見えるほか、自然生成された木はすべて小さいのも特徴である。この亜種は、不毛の荒野では珍しい木材の供給源である。森は標高Y=100以上の地点で生成が開始される。この亜種はノイズパラメータ「Humidity(湿度)」の値が通常の荒野より高い地域に生成されるため、しばしばジャングルと隣接し、地下に繁茂した洞窟が生成されることもある。

Mobのスポーン確率は荒野と同じ。

侵食された荒野[]

侵食された荒野
Eroded Badlands
種類

乾燥帯

出現頻度

まれ

気温

2.0

構造物
地物
地形の特性

むき出しの廃坑

ブロック

赤い砂
テラコッタ
サボテン
枯れ木
金鉱石

草の色


 #90814D

葉の色


 #9E814D

水の色


 #3F76E4‌[JE限定]

 #497F99‌[BE限定]

侵食された荒野(英:Eroded Badlands)は、テラコッタの土柱の独特な形をしていて、バイオームの排水盆地の赤い砂の床からそびえ立つ細い尖塔が特徴である。Bedrock Editionでは、荒野系バイオームで唯一友好Mobがスポーンする場所である。このバイオームは現実世界で一般的に「ビュート」と呼ばれる地形に酷似している。

Java Editionでは、Mobのスポーン確率は荒野と同じ。

Bedrock Editionでは、敵対Mobのスポーン確率は荒野と同じである。その他については:

Mobスポーン確率スポーン数
環境カテゴリ
コウモリ10102
友好カテゴリ
ヒツジ12402–3
ブタ10401–3
ニワトリ10402–4
ウシ8402–3

技術的情報[]

ID[]

Java Edition:

名称名前空間ID翻訳キー
荒野badlandsbiome.minecraft.badlands
森のある荒野wooded_badlandsbiome.minecraft.wooded_badlands
侵食された荒野eroded_badlandsbiome.minecraft.eroded_badlands

Bedrock Edition:

名称名前空間ID数値ID
[表示名なし]mesa37
[表示名なし]mesa_plateau_stone38
[表示名なし]mesa_bryce165

歴史[]

Java Edition
2013年8月2日Jensがメサバイオームの最初の画像をツイートした。彼は冗談めかしく「ディスコの山」と呼んでいた。
1.7.213w36aメサバイオーム、その亜種、その他多くのバイオーム、温度制度を追加。
13w39aメサバイオームとその亜種に赤い砂が生成されるようになった。
1.814w32aメサバイオームとその亜種で赤い砂の下に赤い砂岩が生成されるようになった。
1.1016w20aオークではなくダークオークの板材フェンスを使った廃坑がメサバイオームの地表に生成されるようになった。
メサバイオームでは、メサが海抜15ブロック以上にある場合は、15ブロック以上の深さには堅焼きい粘土が生成されなくなった。
通常はY=32以下に金鉱石の塊が生成されるところ、メサでは標高32~79の間に塊が20個生成されるようになった。
メサの地上にダークオーク廃坑が生成されるようになった。
1.1318w16aメサ高原Fをメサの森の高原に改名。
メサ高原FMを変異したメサの森の高原に改名。
メサ高原Mを変異したメサの高原に改名。
18w19aメサを荒野に改名。
メサの森の高原を森のある荒野の高原に改名。
メサ高原を荒野の高原に改名。
メサ (ブライス)を侵食された荒野に改名。
変異したメサの森の高原を変異した森のある荒野の高原に改名。
変異したメサの高原を変異した荒野の高原に改名。
pre5IDをmesaからbadlandsに変更。
IDをmesa_rockからwooded_badlands_plateauに変更。
IDをmesa_clear_rockからbadlands_plateauに変更。
IDをmutated_mesaからeroded_badlandsに変更。
IDをmutated_mesa_rockからmodified_wooded_badlands_plateauに変更。
IDを mutated_mesa_clear_rockからmodified_badlands_plateauに変更。
1.18Experimental Snapshot 1荒野の高原、変異した荒野の高原、変異した森のある荒野の高原、侵食された荒野が生成されなくなった。
experimental snapshot 2侵食された荒野が再び生成されるようになった。
experimental snapshot 3高原の隣の平地に時折生成されるようになった。
赤い砂が生成される高度の上限が上昇した。
侵食された荒野の土柱が水面に浮いて生成されなくなった。
experimental snapshot 4荒野バイオームが以前より広くなり、「マイクロバイオーム」として生成されにくくなった。
森のある荒野の高原で、草ブロックと粗い土が生成される高度の下限が上昇した。
experimental snapshot 5荒野バイオームが平均的に僅かに小さくなった。
山頂地域に生成されるようになった。
水のが生成されなくなった。
21w40a「森のある荒野の高原」が「森のある荒野」に改名された。
IDwooded_badlands_plateauwooded_badlandsに変更された。
荒野の高原、変異した荒野の高原、変異した森のある荒野の高原が削除された。
21w42a追加の金鉱石がY=255まで生成されるようになった。
1.18.222w03a侵食された荒野が以前よりまとまった大きさで生成されるように微調整された。
22w05a直前のスナップショットでの変更が一時的に撤回された。
1.1922w13a侵食された荒野が、ノイズパラメータ「Weirdness(奇異性)」が正の値である時のみ生成されるようになった。
開発中のJava Edition
1.20.524w03aArmadillo〔アルマジロ〕がスポーンするようになった。
Pocket Edition Alpha
0.9.0build 1メサバイオームとその他多くのバイオームを追加。
0.9.5メサ (ブライス)を追加。
0.10.0build 1メサバイオームのすべての標高に金鉱石が生成されるようになった。
メサの地表に廃坑が生成されるようになった。
Bedrock Edition
1.11.0beta 1.11.0.1メサ高原バイオームがJava Editionのようにより多く生成されるようになった。
Caves & Cliffs (experimental)?侵食された荒野に土柱が生成されなくなり、通常の荒野と区別できなくなった。
beta 1.17.30.23荒野の高原、変異した荒野の高原、変異した森のある荒野の高原、侵食された荒野が生成されなくなった。
beta 1.17.40.20侵食された荒野が再び生成されるようになった。
1.18.0beta 1.18.0.21侵食された荒野に再び土柱が生成されるようになった。
beta 1.18.0.22追加の金鉱石がY=255まで生成されるようになった。
beta 1.18.0.25侵食された荒野で生成される土柱の数が減少し、Java Editionと同等になった。
Legacy Console Edition
TU31CU19 1.22 Patch 31.0.1メサバイオームとその他多くのバイオームを追加。
TU43CU33 1.36 Patch 13オークではなくダークオークの板材フェンスを使った廃坑がメサバイオームの地表に生成されるようになった。
New Nintendo 3DS Edition
0.1.0メサバイオームが追加された。

ギャラリー[]

トリビア[]

  • 通常の廃坑は荒野のバイオームの地下深くでも生成されることがあり、荒野特有の廃坑と交差することもある。
  • 侵食された荒野は、ファーランドの「無」の部分で地形を生成し続ける。他の荒野バイオームは、ほとんどのバイオームと同様、岩盤層まで海である。

関連項目[]

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