権限レベル(英:Permission level)は、プレイヤーまたはコマンド実行媒体が持つ権限を表すのに用いられる。
例えばBedrock Editionでは、コマンドブロックでコマンド/setmaxplayers
を実行することはできない。これは、このコマンドにはコマンド実行媒体にレベル3の権限が必要であるのに対し、コマンドブロックにはレベル1の権限しかないためである。
効果[]
各権限レベルでは、それより下のレベルで可能なことは全て可能である。
Java Edition[]
- レベル 1(モデレーター) - プレイヤーはスポーン保護を無視してブロックの設置・破壊ができる。
- レベル 2(ゲームマスター) - プレイヤーまたはコマンド実行媒体は、より多くのコマンドを使用でき(コマンドの各記事を参照)、プレイヤーはコマンドブロックを使用できる。
- レベル 3(管理者) - プレイヤーまたはコマンド実行者は、マルチプレイの制御に関するコマンドを使用できる。
- レベル 4(サーバー所有者) - プレイヤーまたはコマンド実行者は、サーバーの管理に関するコマンドを使用できる。
Bedrock Edition[]
- さまざまな権限レベルで対応するコマンドをプレイヤーが使用できる。すべての権限レベルは、前のレベルのコマンドを引き継がれる。
定義[]
Java Edition[]
Java Editionでは、権限レベルにはレベル0、レベル1、レベル2、レベル3、およびレベル4がある。
- コマンドブロックまたはコマンドブロック付きトロッコの権限レベルはレベル2である。
- サーバーのコンソールの権限レベルはレベル4である。
- 関数の権限レベルはレベル2である(ただしserver.propertiesで変更できる)。
- プレイヤーの場合:
- プレイヤーがサーバーのオペレーターである場合、その権限レベルはopsファイルで指定され、デフォルトの値はserver.propertiesで指定できる。
- プレイヤーがシングルプレイのワールドにいる場合、またはLANワールドの所有者であり、チートが有効になっている場合、権限レベルはレベル4である。[要調査]
- プレイヤーがチートの許可がされたLANワールドにいる場合、権限レベルはレベル4である。
- それ以外の場合、権限レベルはレベル0である。
Bedrock Edition[]
Bedrock Editionでは、権限レベルにはレベル0、レベル1、レベル2、レベル3、およびレベル4がある。
- コマンドブロックまたはコマンドブロック付きトロッコの権限レベルはレベル1である。
- サーバーのコンソールの権限レベルはレベル4である。
- アドオンの関数とスクリプトの権限レベルはレベル1である。
- プレイヤーの場合:
- Dedicated Serverでプレイヤーの「Operator Commands」設定が「Player Permission」画面で有効になっている場合、その権限レベルは既定でレベル1である(server.propertiesで変更できる)。
- シングルプレイのワールドまたはLANワールドで、プレイヤーの「Operator Commands」オプションが「Player Permission」画面で有効になっている場合、権限レベルはレベル3である。
- それ以外の場合、プレイヤーの権限レベルはレベル0である。[要調査]
Bedrock Editionでは、権限レベルは、Visitor/Member/Operator/Customを含む一時停止画面、および「Player Permission」画面のレベルとは異なることに注意する。ただし、シングルプレイのワールドのオペレーターは、オペレーターコマンドが有効になっているため、権限レベル3が必要である。同様に、VisitorとMemberの権限レベルはレベル0である。
歴史[]
Java Edition | |||||
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1.14.4 | Pre-Release 4 | 関数が持つ権限レベルを制御する function-permission-level オプションが追加された。 |
問題点[]
「権限レベル」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。
関連項目[]
デモ版 | |||||||
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開発 |
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技術的情報 |
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マルチプレイ | |||||||
ゲームのカスタマイズ |