座標(英:Coordinates)は、ディメンション内の位置を表現する数値である。
ワールドにおける座標
Minecraftのマップ上でのX、Y、Z座標。
上空から見たX軸、Z軸とその方角。一般的表現と異なる部分を赤色で強調してある。
ワールドの座標は3つの数値で構成される絶対座標系(X Y Z)で表記され、各数値はそれぞれ対応する軸の方向での、ワールドの原点からの距離を意味している。
座標の機構
ワールドにおける座標は、原点で交わる3つの軸がなす格子状の空間に基づいて定義される。
- X座標は原点からの東向き(正)または西向き(負)の距離を表す。すなわち経度である。
- Z座標は原点からの南向き(正)または北向き(負)の距離を表す。すなわち緯度であるが、日本における一般的な地図での表記とは南北が逆である。
- Y座標は原点からの上向き(正)または下向き(負)の距離を表す。すなわち高度であり、ワールドの範囲はY=-64~320である。
- 3つの軸の単位長(座標上の"1"にあたる長さ)はブロックの一辺の長さに等しく、現実世界の距離と比較すれば、ブロックの一辺は1メートルに等しい。
原点とはX座標、Z座標が0の点であり、座標(0,0)と見なすこともできる。
Z座標はプレイヤーが原点から南に向かうと増加し、北に向かうと減少する。同様にX座標はプレイヤーが原点から東に向かうと増加し、西に向かうと減少する。そしてY座標はプレイヤーが上昇すると増加、下降すると減少する。
また、エンティティの座標は当たり判定の底面の中心を基準としているので、プレイヤーの座標がY=63であるときにはプレイヤーの足がY=63に存在し、視点のY座標はこのとき64.62である。
ブロックの位置
ブロックの位置は、そのブロックの北西の角の座標で表現される。よって、ブロック内の座標の小数部分を切り捨てることでそのブロックの整数座標が得られる。
Minecraftでは、小数で表現された座標を切り捨てによって「Block Position(ブロックの位置)」と呼ばれる値に変換する必要がある場合がある。
座標の表示方法
XYZ座標、視点の方向、ブロックの位置などのデバッグ情報を表示しているスクリーンショット。
Bedrock Editionでのブロックの位置の表示。
ゲームルールreducedDebugInfo(表示するデバッグ情報を減らす機能)が有効時のデバッグ画面。
Java Editionでは、F3(Mac及び一部のノートパソコンではFn + F3、最新のMacではAlt + Fn + F3)を押すことでデバッグ画面を表示でき、この左上にはプレイヤーの現在の座標、回転角が表示される。/gamerule reducedDebugInfo trueを使用すると無効にすることもできる。
Java Editionでは、F3を押すとデバッグ画面に加えて画面中央に3つの軸の方向を示すクロスヘアが表示される。X軸の正方向が赤、Y軸の正方向が緑、Z軸の正方向が青で表示される(それぞれ東、上、南)。
Bedrock Editionでは、ワールドの設定を変えることでプレイヤーのブロック座標を表示できる。ゲーム設定画面で"Show Coordinates"をオンにするか/gamerule showcoordinates trueを実行することで、画面左上のボックス内に座標が表示される。
相対座標
前述の絶対座標に対し、相対座標もコマンドでよく用いられる。
コマンドでは絶対座標も当然用いることができるが、それぞれの座標はチルダ表記法という、~ΔX ~ΔY ~ΔZのような構文を使うことで相対座標を用いて表すこともできる。~の後ろに続く数値はコマンドの実行された地点からの変位を表し、チルダ単体では変位0を指定したものとして見なされる。
例えば、~10 ~ ~-30では「現在地点から10ブロック東、30ブロック北」を指定したことに、~ ~ ~では現在地そのものを指定したことになる。
相対座標は絶対座標の表記と混ぜて使うことが可能で、例えば/tp ~ 64 ~を実行すると、実行者のX、Z座標はそのままに高度のみを絶対座標でY=64に移動させる。
/executeは~ ~ ~の意味を変え、コマンドの現在位置を更新することができる。
ローカル座標
上記の二つとは別に位置を記述する方法として、キャレット表記法(^ΔXlocal ^ΔYlocal ^ΔZlocal)で書かれたローカル座標がある。
ローカル座標は相対座標と同様に位置をコマンドの実行地点を原点として相対的に記述するが、その座標系の向きが異なる。‸に続く数字は実行したエンティティを中心とする座標系でのXYZ座標であるが、この座標系の軸の方向はそのエンティティの向きによって決定しており、正のXlocalは左を、 正のYlocalは上を、正のZlocalは正面前方を意味する(回転角が0 0のエンティティではワールドの座標軸の向きと同じ)。
別の用語を用いれば、「^Δスウェイ(左右揺れ) ^Δヒーブ(上下揺れ) ^Δサージ(前後揺れ)」とも表現できる。
例えば、/tp ^ ^ ^5はプレイヤーを5ブロック前方にテレポートさせる。180度振り向いてもう一度コマンドを実行すると最初の場所に戻る。
Java Editionでは、F3+Bを押すことですべてのエンティティのZlocal軸の正の方向を、頭の中心から伸びる青い線で表示できる。
ローカル座標は絶対座標と混ぜて使う(例:^ 0 ^, ^ 0 ~1)ことはできず、「ワールド座標とローカル座標は混合できません(^ を用いるか用いないかは統一する必要があります)」という警告が表示され、コマンドは失敗し実行することができない。
コマンドの実行位置、回転、ディメンション、アンカーの変更は、^ ^ ^を使用する際にすべて影響を与える。また、/executeでも、これらに影響を与える。
歴史
| Java Edition Alpha | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| v1.2.3 | デバッグ画面に座標が追加された。 | ||||
| Java Edition | |||||
| 1.13 | 17w50a | ローカル座標を^を使って指定できるようになった。 | |||
| Bedrock Edition | |||||
| ? | 座標の表示がコマンド/gamerule showCoordinatesまたはワールド設定から有効化できるようになり、有効化すると画面左上に表示されるようになった。 | ||||
| 1.8.0 | beta 1.8.0.8 | 座標の表示の有効化のチートの許可が不要になった。 | |||
| Legacy Console Edition | |||||
| TU1 | CU1 | 1.0 | Patch 1 | 1.0.1 | マップの上端に指定されるようになった。 |
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