ワイルド・アップデート
Release date |
June 7, 2022 |
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— minecraft.netによるワイルド アップデート |
ワイルド・アップデート(英:The Wild Update)は、にJava Edition 1.19およびBedrock Edition 1.19.0としてリリースされたメジャーアップデートである[1]。このアップデートでは、ディープダークやマングローブの沼地バイオーム、古代都市、さらにアレイ、カエル、オタマジャクシ、ウォーデンといったMobや、新たなバイオームでのみ入手可能なアイテムが追加された。
Java Editionでは、2022年2月17日にリリースされたDeep Dark Experimental Snapshot 1で初めてワイルド・アップデートの要素の一部が実装された。最初のプレリリースがに、最初のリリース候補がにリリースされた。
主要な要素[]
ブロック[]
- 小さいマグマキューブがカエルに食べられた際にドロップする。
- 真珠色、新緑色、黄土色の三種類がある。
- ドロップするフロッグライトの種類はマグマキューブを食べたカエルの種類に依存する。
- 真珠色のフロッグライトは熱帯バイオームのカエル(白色)がマグマキューブを食べた際にドロップする。
- 新緑のフロッグライトは氷雪バイオームのカエル(緑色)がマグマキューブを食べた際にドロップする。
- 黄土色のフロッグライトはデフォルトのカエル(橙色)がマグマキューブを食べた際にドロップする。
- ドロップするフロッグライトの種類はマグマキューブを食べたカエルの種類に依存する。
- サバイバルでは入手不可である。
- カエルを繁殖させると地面に産み付けられる。
- その後すぐにこのブロックからオタマジャクシが孵化する。
- マングローブの木の一部として生成される。
- 装飾ブロックである。
- 沼地やマングローブの沼地バイオームに生成されるマングローブの木の一部として生成される。
- マングローブの板材やマングローブの木にクラフトできる。
- マングローブの木になる。
- マングローブの葉の下に生成される。
- 水中にも陸上にも設置できる。
- マングローブの葉に生成される。
- ミツバチが受粉できる。
- 4つの成長段階がある。
- 装飾ブロックである。
- 水没することができる。
- マングローブの沼地に生成される。
- 土ブロックに対して水入り瓶を使用することで作ることができる。
- 鍾乳石ブロックの上に置くことで時間をかけて脱水し粘土に変化する。
- これにより、Bedrock Editionで粘土が再生可能資源となった(Java Editionでは以前から再生可能であった)。
- 固めた泥4個からクラフトできる。
- 対応するハーフブロック、階段、塀にクラフトできる。
- 泥を含んだマングローブの根の亜種である。
- 泥と小麦からクラフトできる。
- 泥レンガのクラフトに使用できる。
- 古代都市にのみ生成される。
- サバイバルモードでは入手できない。
- 未知なる"興味深い"用途があるとされている[要出典]。
- 採掘でのみ破壊可能だが、破壊にかかる時間が非常に長い。爆発、ウィザー、エンダードラゴンに破壊されない。
- ディープダークバイオームに生成される。
- アニメーションのあるテクスチャを持つ。
- シルクタッチのエンチャントのない道具で破壊すると、経験値オーブをドロップする[3]。
- レッドストーン回路関連の働きを持つ可能性がある[4]。
- スカルクはMobの死骸やスカルクカタリストの下で発光する。
- 多くのスカルクシュリーカーが起動すると、ウォーデンがスポーンする。
- ディープダークバイオームに生成される。
- スカルクと骨のような物質で構成されている[6]。
- レッドストーン回路関連の働きを持つ可能性がある[4]。
- 近くでMobが死ぬと、その場所にスカルクブロックを生成する。生成されるスカルクブロックの量は、死亡したMobが本来落とすはずだった経験値によって決定する[7]。
- そのため、プレイヤーによるキル以外の死因で、死亡時に経験値オーブを落とさなかった場合でも、そのMobが本来落とすはずだった経験値が参照されてスカルクブロックが生成される。
- 発動した際に表面を光が伝播したようなアニメーションが発生する。
- シルクタッチのエンチャントのない道具で破壊すると、経験値オーブをドロップする[3]。
- 光を発する。
- Mobが死亡してスカルクを発生させたときに魂のようなパーティクルを発生させる。
- ディープダークバイオームに生成される。
- スカルクと骨のような物質で構成されている可能性がある。
- 中央に2つ、魂の形をした模様がある。
- 'shriek'(金切り声を上げる)する能力があり、音波のような、環状のパーティクルを発生させる。
- スカルクセンサーによって発動する。
- 発動すると、プレイヤーに"暗闇"のステータス効果を付与する。
- 何度も発動すると、ウォーデンがスポーンする。
- スカルクシュリーカーは自身から48ブロック以内にウォーデンがいない場合のみWウォーデンをスポーンさせることができる。
- ディープダークバイオームで生成される。
- 雪と同様に、ブロックの表面に生成される。
- ヒカリゴケと同様にブロックの表面ならどの方向にも設置できる。
- アニメーションのあるテクスチャを持つ。
- シルクタッチのエンチャントのない道具で破壊すると、何もドロップしない[3]。
- 透明の部分があり、設置されている先のブロックを見ることができる。
- レッドストーン回路関連の働きを持つ可能性がある[4]。
アイテム[]
- ヤギが突進し、木などヤギがスポーンする場所に生成される自然ブロックに激突すると、ドロップする。
- 使用すると、遠くからでも聞こえる大音量を発する。
- 元のヤギによって音色は異なる。
- 音色は8種類存在し、うち4種類は叫ぶヤギ限定である。
- 「沈思」「歌声」「探求」「感覚」「称賛」「号令」「憧憬」「夢想」の8種類である。
- 音色は8種類存在し、うち4種類は叫ぶヤギ限定である。
- ピリジャーの前哨基地にも生成される。
- 元々洞窟と崖での追加が計画されていたものが大規模化により延期され、ワイルド・アップデートで追加された。
- プレイヤーが最後に死亡した地点を指すコンパスである。
- 最後に死亡したディメンションにプレイヤーがいないと、ランダムに回転する。
- コンパス1個を残響の欠片8個で囲んでクラフトする。
- レコード「5」の破片であり、クラフトすることでレコードにできる。
- 古代都市のチェストにのみ生成される。
- マングローブの板材からクラフトされる新たなボートである。
- Samuel Åbergによる新たなレコードであり、タイトルは「5」である。
- レコードの破片9個をクラフトすることでのみ入手できる。
- 曲調は「11」とよく似ている。
Mob[]
- Minecraft Live 2021にて、新しいアップデートで追加されるMobとして投票で優勝した。
- 落ちているアイテムやブロックをプレイヤーの為に見つけてくる。
- 森の洋館の監獄と、ピリジャーの前哨基地の檻にスポーンする。
- オタマジャクシが成長するとカエルになる。
- デフォルト、熱帯、氷雪の3種類の個体が存在する。
- 種類はカエルに成長した時にいたバイオームの気温に依存する。
- スイレンの葉や大きなドリップリーフに飛び乗ろうとする。
- 泳ぐことができる。
- 小さなスライムを食べ、スライムボールを吐き出す。
- 小さなマグマキューブを食べ、フロッグライトを吐き出す。
- カエルの種類によって吐き出すフロッグライトの種類が異なる。
- 真珠色フロッグライトは熱帯バイオームのカエル(白色)がマグマキューブを食べた際にドロップする。
- 新緑色フロッグライトは氷雪バイオームのカエル(緑色)がマグマキューブを食べた際にドロップする。
- 黄土色フロッグライトはデフォルトのカエル(橙色)がマグマキューブを食べた際にドロップする。
- カエルの種類によって吐き出すフロッグライトの種類が異なる。
- オタマジャクシに成長する。
- バケツに入れて運搬できる。
- カエルの種類は、オタマジャクシが成長した場所の気温によって決定される。
- 陸に乗り上げてしまうと"パニック状態"になり、近くの水源を探そうとする。
- 古代都市の内部を含め、新しいディープダークバイオームで(特に多数のスカルクシュリーカーが起動した際に)スポーンする。
- スカルクシュリーカーによってスポーンした場合、地面から"湧き出て"くる。
- 60秒間一切の振動を検知しない場合、地面へと戻っていく。
- 初めての完全に盲目のMobである(コウモリはほとんど超音波のエコーに頼っているが、基本的な視覚は有する)。
- ウォーデンは深淵バイオームでスポーンする唯一のMobである[16]。
- 極めて強力なMobであり、戦わず逃げることを想定されて作られた[17]。
- ウォーデンの胸部には光る核のようなものがあり、暗闇の効果下でもぼんやりと縦に並んだ光として見ることができる。
- 核はアニメーションと共に低い鼓動音を鳴らしており、ウォーデンがプレイヤーに気が付くと、鼓動が早まる。
- 3.5ブロック分の高さがあり、エンダーマンやアイアンゴーレムを越えてゲーム内で最も背が高いMobである[注釈 2][21]。
ワールド生成[]
- ディープダークバイオームに生成される新しい構造物。
- ディープダークバイオームの特徴がすべて仕込まれている。
- 深層岩、玄武岩とこれらを加工したブロック、板材、羊毛から成る[23]。
- ソウルサンド、魂の炎が生成される。
- ろうそくやスケルトンの頭蓋骨が生成される。
- 特有の宝が入ったチェストが生成される[24]。
- チェストの中身は他では手に入れることができないかつ、独特な能力や機能をプレイヤーに与えるものであるといわれている[25]。
- 強化された深層岩で構成されたフレームがある。
- 様々な階層や部屋がある。
- ワールドの最深部に生成される新しいバイオーム。
- 当初は1.17で計画されていたが各アップデートの規模が拡大したことにより、1.18そして1.19へと延期された。
- 水や溶岩の帯水層等が生成されない可能性がある[26]。
- 最も珍しい洞窟バイオームであるが、1つのバイオームの規模が大きく発見は困難ではない[27]。
- 陸地、特に山がちな地形の地下に生成されやすい[28]。
- 深層岩の層であるY=-1~Y=-64でのみ生成される[29]。
- 新しい生成される構造物である古代都市が生成される。
- ウォーデンがスカルクシュリーカーによってスポーンする。
- 全てのスカルク関連のブロックが生成される。
- キノコ島のムーシュルームと同様、スポナーによるスポーンを除いて、ウォーデン以外のMobはスポーンできない[16]。
- 新しい沼地のサブバイオーム。
- マングローブの木以外の木が生成されない。
- 地面には泥が生成される。
- 新しい木の種類。
- マングローブの木から成る。
- マングローブの根から成る根が生成される。
- 葉からはマングローブの芽が垂れ下がっている。
- 沼地で見られる。
非Mobエンティティ[]
- チェスト付きトロッコに似ているが、チェストがトロッコではなくボートに乗っている。
- チェスト付きトロッコと異なり、チェストに加えてプレイヤーが一人乗ることができる。
- 各種の板材からクラフトできる。
ゲームプレイ[]
- 暗闇
- スカルクシュリーカーによって発動されるステータス効果で、プレイヤーの視界が暗くなり、視野が制限される。
- スカルクソウル
- 悲鳴
- スカルクチャージ
- 起動したスカルクカタリストによって発生する。スカルクチャージが発生した場所にはスカルクとスカルクヴェインが生成される。
変更要素[]
ブロック[]
- 泥を鍾乳石ブロックの上に置くことで泥が脱水され、より効率的に粘土を生成できるようになった[30]。
- スカルクシュリーカーを起動させることができるようになった。
- スニークしているプレイヤーであっても、スカルクセンサーの上に直接乗った場合は検出できるようになった。
- ディープダークバイオームに生成されるようになった。
未確認の要素[]
ゲームプレイ[]
トリビア[]
- ウォーデンは初期の開発段階では"Stalker(ストーカー)"と呼ばれていた。模様もかつては皮膚に白い孔が空いたようなものだったが、グロテスク過ぎると見做され変更された[32]。
- ウォーデンが発表された時、Brandon Pearceというものも"wildly different"の一つとして言及された。
- ホタルはゲームで初の2次元で描画されるMobである。
- 投票で敗退した要素(今回はMINECON Live 2019での沼地のアップデート)が追加されるのは今回が初めてである。
- 今アップデートでは泥がブロックとして追加されるが、Minecraft EarthにはMCE:泥(英:Mud)という液体のものも存在する。液体の泥が追加されるかは不明である。
ギャラリー[]
コンセプトアート[]
一部のコンセプトアートは当初洞窟と崖アップデートに実装される予定だったものである。
脚注[]
- ↑ Sofia Dankisによる「The Wild Update is here」 Minecraft.net、2022年6月7日
- ↑ https://youtube.com/watch?v=or1DfXdqu3U&t=821
- ↑ a b c https://youtube.com/watch?v=or1DfXdqu3U&t=318
- ↑ a b c "Caves, Cliffs & Other Updates: How We Make Minecraft - Episode 5" – Minecraft – YouTube、2020年11月27日
- ↑ “New skulk textures and UI file for "darkness effect"” – @netherninja、2021年8月25日
- ↑ “That is actually a bone-like material, not End Stone :)” – @kingbdogz、2020年11月13日
- ↑ “My day: experimenting with Axolotls and Sculk Catalysts... for reasons. How's your day going?” – @kingbdogz、2021年8月4日
- ↑ “This is really cool, but won't be necessary because Sculk Veins (on the edge of growths) can be placed in all directions like Glow Lichen. That means you can find veins on top of anything, including Grimstone Bricks, which is a better approach than a specific block type.” – @kingbdogz、2021年2月18日
- ↑ “Feeling kinda short myself...” – @kingbdogz、2020年10月6日
- ↑ https://reddit.com/r/Minecraft/comments/q81usv/comment/hgmfpl6
- ↑ “They cannot get items from chests either. Only dropped items. You could feasibly use this for item sorting if you make a cool contraption :D” – @kingbdogz、2021年10月12日
- ↑ “Allays are not item duplicators, they pick up items nearby on the floor that are the same item it has been given. So you could give it a dirt block, then it will find dirt blocks that are dropped, collect them, then return and drop them to you or a note block you've set up.” – @kingbdogz、2021年10月12日
- ↑ “Kinda. Wardens have no capability to detect players through vision. It technically has no idea where the player is, a system tells the Warden a general location that the player MIGHT be, not exactly. Only when the Warden suspects a mob enough that it knows their exact position” – @kingbdogz、2021年11月26日
- ↑ “Also currently it sniffs out the mob/player that it is most suspicious of, rather than the nearest mob/player.” – @kingbdogz、2021年11月26日
- ↑ “Wardens will still be able to detect entities that are invisible :)” – @kingbdogz、2020年10月26日
- ↑ a b “1) Deep Dark is the name for now, but like anything names can change. I like it though. 2) Deep Dark is one of the only Overworld biomes where only one type of enemy can spawn: Wardens. So no Zombies, Creepers, etc. 3) That is a mystery for you players to reveal in-game.” – @kingbdogz、2021年6月17日
- ↑ “I'd actually consider it something entirely new. The Warden is a force of nature, not a boss. When a tornado is barreling toward you, you don't try to kill it - you run away! The Warden is exactly the same.” – @kingbdogz、2020年10月3日
- ↑ “It absolutely has some tricks up its sleeves to counter that particular strategy :)” – @kingbdogz、2020年10月26日
- ↑ “When it comes to "cheesing" the Warden with, for example, pillaring a few blocks up, I've made a conscious decision to find design solutions for that without making them break blocks. I think the obvious solution is always destruction, but I think we can make the Warden smarter.” – @kingbdogz、2021年10月17日
- ↑ “In the current build Wardens have 500 health. Wonder if that's too little” – @kingbdogz、2021年10月17日
- ↑ “Looking kinda short there, Iron Golem.” – @kingbdogz、2020年10月6日
- ↑ https://youtube.com/watch?v=w6zLprHHZOk&t=6477
- ↑ https://youtube.com/watch?v=or1DfXdqu3U&t=184s
- ↑ “The point is to have special loot in the chests. We don't want players encouraged to kill the Warden.” – @kingbdogz、2021年2月16日
- ↑ https://youtube.com/watch?v=wi-QS43xDTc&t=2m22s
- ↑ “We're aiming to have no aquifers/lava in the Deep Dark” – @kingbdogz、2021年9月2日
- ↑ “It will likely be the most rare biome out of the 3, but not impossible to find either. And when you find it, it should be a big area.” – @kingbdogz、2021年9月2日
- ↑ “Getting the Deep Dark biome distribution right has been tricky. Generally we're looking to get it deep underneath very continental/mountainous areas, and it will stretch all the way to -64. Looking forward to see how it feels.” – @kingbdogz、2021年9月2日
- ↑ “Also, to clarify, the Deep Dark won't take up all of below y 0. Other biomes like Lush Caves and Dripstone Caves will be able to generate there too, it's just that Deep Dark can only be found below y 0. Grimstone is its natural stone ;)” – @kingbdogz、2021年2月17日
- ↑ 粘土の無限化についてはここを参照されたい
- ↑ “It is much darker in-game I would say, we had to brighten things up a lot for the Live showcase :) But I agree the name "Deep Dark" doesn't really fit the cities - but it does when the Darkness effect creeps in from the Sculk Shriekers and Wardens :D” – @kingbdogz、2021年10月17日
- ↑ "146 - From Modding to Mojang with Kingbdogz // The Spawn Chunks: A Minecraft Podcast" – The Spawn Chunks – YouTube、2021年6月21日