ユーザー:Kyaco11/MCPの導入
目次
概要[編集 | ソースを編集]
MCP(Mod Coder Pack)とは、@SeargeDP氏により開発が主導されている、MinecraftのMOD開発の助けとなるツールです。Minecraftをデコンパイルして得られるJavaソースに対して、変数やクラス、メソッドに適切な名前を付けていくことでソースコードを理解しやすくしてくれます。
導入方法[編集 | ソースを編集]
SeargeDP氏の指示に従ってダウンロードします。
readmeファイルをしっかり読んで指示に従ってください。
導入例[編集 | ソースを編集]
Windows10でMCP940(for Minecraft 1.12)を導入しEclipseで開けるようにする[編集 | ソースを編集]
MCPで作成されるソースコードも、一部の名前が未対応だったり、意味づけを考えると違う名前の方がいいものがあります。それを修正するにあたって、修正作業をEclipseで行えるようにセットアップしました。 筆者の場合JDK、JRE、Eclipseの導入は既に済んでいたいので省略します。
- SeargeDP氏のツイッター自己紹介部分に書いてあるURLからMCPの配布ページを開く
- 配布ページからMCP940.zipをダウンロードして適当なフォルダ(ここではmcp940フォルダ)に解凍する
- 最終的にmcp940フォルダ内にソースコードが作成され、MOD開発も同フォルダ以下で行うことになります。この時点で適当な場所に置いておくといいです。
- "mcp940/docs/README-MCP.txt"を開いてしっかり読む
- mcp940/jars/ 以下に以下のものをコピーしてくる
- "minecraft_server.1.12.jar"
- "%APPDATA%.minecraft"フォルダから"assets"、"libraries"、"versions"の3フォルダ
- "assets"内の"skins"フォルダは削除してもOK(定期削除推奨)
- "versions"内には"1.12"が入っていればいい
- "mcp940/decompile.bat"を実行
- 環境にも依るでしょうが20分くらいかかりました
- mcp940/jars/ 以下に以下のものをコピーしてくる
- ここまでで易読化されたソースコード"mcp940/src"に作成された
- 続けて"mcp940/docs/README-Eclipse.txt"を読む
- Eclipseを開いて"mcp940/eclipse"をワークスペースに指定するだけ
- この時点でエラーが出ていたので修正しておく(図1)。調べていくとJava Build Pathに含まれるライブラリの1つがロードできていないようなので修正する
- パッケージエクスプローラー上のClientで右クリックしPropertiesを開く
- Java Build Path > Libraries とたどっていくと "realms-1.10.16.jar" に赤い×印が表示されている(図2)
- 参照パスを探すと"realms-1.10.16"が存在せず、変わりに"realms-1.10.17"が見つかった。realmsのバージョンアップがあり、MCPが対応していない様子
- 赤い×印のついていた"realms-1.10.16.jar"を選択しEdit...から"realms-1.10.17.jar"に置き換えるとエラーが無くなった
1.12.2のソースコードを用意する[編集 | ソースを編集]
MCP940を元にJava版1.12.2のソースコードを用意する方法を教えてもらいました(Pokechu22/MCP 1.12.2 steps.md)。
私の環境でうまくいかないので、非表示にしました。しばらくしたら修正してるかも?