このアップデートでの全ての追加・変更に関する情報については「Java Editionガイド/フロストバーン・アップデート」をご覧ください。
フロストバーン・アップデート (Frostburn Update) は、2016年6月8日にリリースされたメジャーアップデートである Minecraft 1.10 の公式名称である。このバージョンでは主に、雪や砂漠のバイオームにスポーンするスケルトン、ゾンビの亜種や、シロクマ、ストラクチャーブロックの機能、自動ジャンプなどが追加が行われた。
このアップデートの公式名称である Frostburn Update は、本バージョンのリリースと同時に発表された[1]。
1.10の開発は1.9(コンバット・アップデート)のリリース直後に開始され、スナップショットは1.9.3および1.9.4が公開された翌週から発表された。
最初のプレリリースは2016年6月2日に、2番目のプレリリースは正式バージョン公開1日前の同月7日にリリースされている。
主な要素[]
詳細は「1.10」を参照
追加要素[]
- 18個のサウンドイベントと2個の環境音が追加された
- 4個のスプラッシュテキストが追加された
- 「自動ジャンプ」の設定項目が追加され、有効にするとプレイヤーの進行方向にブロックがある場合はそれを自動的に飛び越える
fallingdust
のパーティクルが追加された/teleport
のコマンドが追加された- 4個の NBT タグが追加された
FallFlying
、ZombieType
、ParticleParam1
、ParticleParam2
- 5個ブロックが追加された
- 3種の Mob が追加された
- 化石が生成されるようになった
変更要素[]
/tp
コマンドでの Y 座標のテレポート可能範囲が増加された- ワールドの生成方法に細かな調整が行われた
- ストラクチャーブロックが使用できるようになった
- 乗り物に乗りながらでも、エンダーパールの使用やコーラスフルーツを食べることでテレポートできるようになった
- Mob がボートに乗った状態でも、飛び道具を発射できるようになった
- エンダーマンがネザーにスポーンするようになった
- マグマキューブが約2倍の確率でスポーンするようになった
- スケルトンがオフハンドに矢を持つようになり、それを放つようになった
- オオカミがデスポーンしなくなった
トリビア[]
- これまでの直近のメジャーアップデートではスナップショットが20~30ほどリリースされているが、今回のアップデートは史上最もスナップショットが少ないバージョンとなった
- スナップショット初番の16w20aがリリースされてからプレリリース初番の1.10-pre1がリリースされるまでの間隔は、今までの Mojang のリリース周期を一転させるわずか2週間という異常なまでに短いスパンとなった
- 公式に発表されている更新履歴には、いつしか恒例となった「Removed Herobrine」の内容が確認できる