体力値 |
20 × 10 |
---|---|
攻撃力 |
イージー:4 |
大きさ |
高さ: |
スポーン条件 |
オーバーワールドの明るさレベル7以下の場所かつ、プレイヤーがゲーム内で3日間寝ていないとき |
名前空間ID* |
phantom |
“ |
|
„ | |
— Jens Bergensten[1] |
ファントム(英:Phantom)は、ゲーム内で3日間以上寝ていないプレイヤーに攻撃を行う、飛行するアンデッドで敵対的な Mob である。
スポーン[]
ファントムは夜、もしくは雷雨時のオーバーワールドに、ゲーム内時間で3日間以上ベッドに入っていないプレイヤーの上空にスポーンする。ベッドに入っていない時間が長くなるほど、ファントムがスポーンする確率は高まる。
ファントムは、プレイヤーの高度が海面以上であり、頭上に光を遮るブロックが存在しない場合にスポーンする(例えば、葉の不透明度は2であるためスポーンしないが、ガラスは不透明度が0であるためスポーンする)。
これらの条件を満たした時、1–6体のファントムが、最大9ブロックのマンハッタン距離でプレイヤーの頭上20–34ブロックに、60–70秒毎にスポーンする。ファントムのスポーン確率は x-3⁄x(x は、プレイヤーが最後にベッドに入ってから夜になった回数)で計算される。このため、4日目のスポーン確率は 1⁄4、5日目のスポーン確率は 2⁄5、6日目のスポーン確率は 3⁄6 (1⁄2) のようになる。
ファントムは、敵対的 Mob のスポーン上限に数えられるが、ファントム自身はその上限を無視してスポーンする。これは、スポーンの仕組みがワールドのプレイヤーの位置に基づいているため、通常の Mob のスポーンのような、プレイヤーの付近のブロックをランダムに抽選することは行われないからである。
ドロップ[]
ファントムは、以下のアイテムをドロップする:
- ファントムの皮膜(0–1個)、プレイヤーもしくは飼いならしたオオカミに倒されたとき。ドロップ増加のエンチャントにより、この個数を増加させることができる
- 経験値オーブ 5ポイント、プレイヤーもしくは飼いならしたオオカミに倒されたとき
振る舞い[]
ファントムは一定の y 座標で円形に低空飛行し、その際に黒色の煙が残る。ファントムの索敵範囲は非常に広く、プレイヤーを攻撃するために、急降下や急上昇することがある。この際に停止したりダメージを受けた場合、ファントムは元の高度へと戻る。水上にいる時、ファントムは時折水中へ潜ることがあるが、水中から引き返すことができないためそのまま溺死してしまう。
ファントムは、水中でもその影響を受けずに通常の速度で移動でき、溺れることはない。[Java Edition限定]
ファントムが透明化のステータス効果を受けると、体は見えなくなるが、目と灰色の煙のパーティクルだけは見えたままになる。
ファントムは、ネコから16ブロックの距離を取ろうとする。
アンデッド[]
ファントムは他のアンデッドの Mob と同様に、即時回復でダメージを受け、即時ダメージで回復する。また、毒や再生能力、ウィザーの効果は受けない。
データ値[]
ファントムは、自身に関連するプロパティと Mob に共通のプロパティを含むエンティティデータを持つ。エンティティ ID は phantom
である。
- エンティティデータ
- すべてのMobに共通するタグ
- AX: ファントムが攻撃を行っていない場合に、座標 (X,Y,Z) = (
AX
,AY
,AZ
) を中心として円形に飛行する。ファントムが急降下した後に上昇する際に、ターゲットのプレイヤーの上の座標へ再設定される。座標が設定されていない場合、スポーン地点が設定される。 - AY:
AX
を参照 - AZ:
AX
を参照 - Size: ファントムのサイズ、0が最小で、1高くごとに大きくなる。ファントムは常に20 × 10 HPであり、6+
Size
のダメージを与える。自然にスポーンするのは0のみである。
進捗[]
アイコン | 進捗 | ゲーム内での説明 | 前提条件 | 実際の条件(異なる場合) | 名前空間ID |
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冒険 | 冒険、探索、戦闘 | — | 任意のエンティティを倒すか、エンティティによって倒される。 | adventure/root
| |
モンスターハンター | 敵対的なモンスターを倒す | 冒険 | 以下の34種(35種[JE 1.21で追加予定])のMobのうちどれかを倒す。
Mob一覧
| adventure/kill_a_mob
| |
おてんば | クロスボウを撃つ | 冒険 | — | adventure/ol_besty
| |
「それ」は侵食する | スカルクカタリストの近くでMobを倒す | モンスターハンター | 以下の70種(72種[JE 1.21で追加予定])のMobのうちどれかスカルクカタリストの近くで倒す。
Mob一覧
| adventure/kill_mob_near_sculk_catalyst
| |
もったいぶった一言 | トライデントを投げつける。 注意:唯一の武器を捨てることは良い考えではありません。 | モンスターハンター | トライデントを投擲し、Mobに命中させる。 | adventure/throw_trident
| |
狙いを定めて | 弓と矢で何かを撃つ | モンスターハンター | 弓かクロスボウを使って、矢、効能付きの矢、または光の矢でエンティティを撃つ。 | adventure/shoot_arrow
| |
モンスター狩りの達人 | すべての種類の敵対的なモンスターを倒す | モンスターハンター | 以下の34種のMobを全て倒す。
Mob一覧
| adventure/kill_all_mobs
| |
一石二鳥 | 矢を貫通させて2体のファントムを倒す | おてんば | 貫通のエンチャントを付与したクロスボウを使い、2体のファントムを倒す。 | adventure/two_birds_one_arrow
| |
クロスボウの達人 | 5種類のMobをクロスボウを使って一度に倒す | おてんば | 注:この進捗は隠し進捗であり、より上位の進捗が達成されていたとしても、この進捗を達成するまでは表示されない。 | adventure/arbalistic
|
歴史[]
2017年11月1日 | YouTube でファントムが初めて現れた(当初は Mob B、The Monster of the Night Skies と呼ばれていた)。 | ||||
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2017年11月14日 | MINECON Earth 2017 にて、コミュニティ投票の選択肢としてファントムが公開された。 | ||||
2017年11月18日 | ファントムが MINECON Earth 2017 での投票に勝利した。 | ||||
Java Edition | |||||
1.13 | 18w07a | ファントムが追加された。ドロップアイテムの実装までの代替として、1–4個の革をドロップしていた。 | |||
18w09a | ジ・エンドにスポーンしなくなった。 | ||||
日中はデスポーンするようになった。 | |||||
18w10a | モデルとテクスチャが変更された。 | ||||
18w10c | アンデッドに分類された。 | ||||
18w10d | 他のアンデッドの Mob と同様に、日光で燃えるようになった。 | ||||
日中でもデスポーンしなくなった。 | |||||
18w14a | ドロップアイテムが、革から0–1個のファントムの皮膜に変更された。 | ||||
18w19a | 翼のアニメーションが変更され、スムーズかつ素早く動くようになった。 | ||||
経験値をドロップするようになった[2]。 | |||||
pre1 | 新たな翼の羽ばたく音が追加された。 | ||||
1.14 | 18w44a | ファントムがネコを怖がるようになった。 | |||
Bedrock Edition | |||||
1.6 | beta 1.6.0.1 | ファントムが追加された。体力は 10、ドロップアイテムは1–4個の革となっていた。[要検証] | |||
beta 1.6.0.5 | 倒した際にファントムの皮膜をドロップするようになった。 | ||||
体力が 10 から 20 × 10 へ引き上げられた。 | |||||
アンデッドに分類された。 | |||||
アンデッドに分類され、直射日光で燃えるようになった。 | |||||
ファントムが溺れるようになった。 | |||||
1.8 | beta 1.8.0.8 | ファントムがネコを怖がるようになった。 | |||
Legacy Console Edition | |||||
TU69 | 1.76 | Patch 38 | ファントムが追加された。 |
問題点[]
「ファントム」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。
トリビア[]
- ファントムは、MINECON Earth で行われた Twitter での視聴者投票で「Mob B」が選ばれた結果、ゲームに追加された Mob である。
- 今現在、ボス Mob を除いてファントムは最も速い Mob であり、秒速20.83ブロックの速度で移動する。
- 18w10a がリリースされる前のある時点ではファントムのテクスチャは赤色であったが、ネザーの Mob のような見た目であった[1]。
- MINECON Earth で紹介されたファントムのコンセプトアートには口が付いていたが、「とてもマペットのように見える」という理由で最終的には無くなった[1]。
- ファントムに使用されているサウンドは、Samuel Åbergの生後6か月の息子の叫び声を録音して加工した音声である。[4]
ギャラリー[]
空中高くで飛行するファントム。両翼から煙のようなパーティクルが見える。
透明化のステータス効果を受けたファントム。
ファントムの翼から発生するパーティクルを見やすくしたアニメーション。
Jasper Boerstra の Twitter に投稿されたファントムの静止画像[5]。