ピストン(英:Piston)は、レッドストーンパルスを受け取ると、動かせるブロックやエンティティを押すブロックである。
粘着ピストン(英:Sticky Piston)はピストンに似ているが、レッドストーン信号がオフになった時、押したブロックを引くことができるという違いがある。
入手[]
破壊から[]
ピストンはいずれの道具でも同じ効率で破壊でき、必ず自身をドロップする。ただしJava Editionでは、ツルハシが適正ツールとなっておりより早く破壊できる。これはほとんど木で出来ているピストンのヘッドについても同様である[1]。
ブロック | ピストン | |
---|---|---|
硬さ | 1.5 | |
回収道具 | ||
採掘時間[注釈 1] | ||
デフォルト | 2.25 | |
木 | 1.15 | |
石 | 0.6 | |
鉄 | 0.4 | |
ダイヤモンド | 0.3 | |
ネザライト | 0.25 | |
金 | 0.2 |
自然生成から[]
ジャングルの寺院の一部として粘着ピストン3個が生成されるほか、古代都市のアーチの下の部屋にも5つの粘着ピストンが生成される。
クラフトから[]
名前 | 材料 | クラフトのレシピ |
---|---|---|
ピストン | いずれかの板材 + 丸石 + 鉄インゴット + レッドストーンダスト |
|
粘着ピストン | スライムボール + ピストン |
用途[]
ピストンは常にプレイヤーの方向を向いて設置される。動力が送られた時、ピストンの木の面"(ヘッド)"がJava Editionでは瞬時に1ブロック分伸びる。Bedrock Editionでは、動力の送られ方に応じて2ゲームティック(1レッドストーンティックもしくは0.1秒)後もしくは1ゲームティック後にヘッドが伸びる。伸びた時、直線上にある最大12個のブロックを押すことができる。ピストンが伸び縮みする際のサウンドは、ピストンを中心とした31×31×31の立方体内に聞こえる。ヘッドが伸びた経路上にある全てのエンティティはブロックとともに押される。もしエンティティに行き場がなければ、Mobをブロックの内部に押し、Mobの頭の高さを押すブロックが透過ブロックでなかった場合は窒息させる。
ピストンが動力を失うと、単純にヘッドを引いて格納する。伸びる時と同様、Java Editionでは瞬時に格納を開始する。Bedrock Editionでは、動力の送られ方に応じて1レッドストーンティック後もしくは2レッドストーンティック後に格納を開始する。格納開始後、2ゲームティックもしくは1レッドストーンティック(0.1秒)後に格納が完了する。粘着ピストンはヘッドに付いているブロックを引くが、押した可能性のある他のブロックは引かない。
粘着ピストンはヘッド格納時のみブロックを一緒に引く能力を有している。そのため、粘着ブロックのヘッドの隣にあるブロックは別のピストンや粘着ピストンで押すことができる。また、押したブロックが重力によって落下するのを防ぐことはできない。Java Editionでは、プッシュを開始した「直後」はブロックを引かない。これは、ピストンに短いパルス、具体的には3ゲームティックまたは1.5レッドストーンティック(0.15秒、遅延なし)より短いパルスを与えることで実行できる。
スライムブロックを押しているピストンは、ピストンの向いている方向に動かされたエンティティを跳ね返す。加えて、スライムブロックがピストンによって動かされると、隣接(対角線上ではなく)しているプッシュ可能なすべてのブロックもまた動かす。詳細については下の「用途」を参照のこと。
Bedrock Editionでは、壁に設置するブロック(レバーなど)は、ピストンまたは吸着ピストンに設置できる。
破壊[]
ピストンはどのツールでも同じスピードで壊すことができ、常にアイテムとしてドロップする。 Java Editionでは、ツルハシの方が早い。ヘッドはほぼ完全に木でできているにもかかわらず、ヘッドについてもツルハシの方が最適な道具である[2]。
ブロック | ピストン | |
---|---|---|
硬さ | 1.5 | |
採掘時間 | ||
デフォルト | 2.25 |
制限[]
下記のリストにあるものを除き、ピストンはほとんどのブロックを押すことができ、粘着ピストンはほとんどのブロックを引くことができる。粘着ピストンが引くことのできないブロックは、押した後そのままになる。
ピストンは奈落やマップの天井の上にブロックを押すことはできない。また、13個以上のブロックを押すことはできない。どちらの場合も、単純にピストンヘッドが伸びない。
ブロック | 効果 (Java Edition) | 効果 (Bedrock Edition) |
---|---|---|
押すことも引くこともできない。 | ||
実装されていない | 押すことも引くこともできない。 | |
押したり引いたりできる。 | ||
押すと壊れ、アイテムをドロップする。引くことはできない。 | ||
押すことも引くこともできない。これはブロックエンティティを保持するためである。 | 押したり引いたりできる。 | |
押したり引いたりできるが、チェスト同士を結合してラージチェストにすることはできない。 | ||
押したり引いたりできるが、二つに分裂する。 | ||
自身または支えとなるブロックが押したり引いたりされたときに壊れ、アイテムとしてドロップする。 | ||
押されると壊れ、アイテムとしてドロップする。引くことはできない。 | ||
押すことはできるが、引くことはできない。 | ||
押されると壊れ、アイテムとしてドロップする。引くことはできない。 | 押したり引いたりできる。 | |
|
押されると壊れ、アイテムとしてドロップする。引くことはできない。 | |
落下状態のときのみ押すことができる。引くことはできない。 | 押したり引いたりできるが、移動先に支えとなるブロックがないときには重力に従って落下する。 | |
押したり引いたりできるが、移動先に支えとなるブロックがないときには重力に従って落下する。 |
ピストンは「ブロックに取り付けられた」ブロックを動かさない。それらはブロックから外れ、アイテムとしてドロップする。
例外[]
- レール: 移動先にレールを支える固体ブロックがある限りはブロックのまま押したり引いたりできる。無い場合はブロックのまま移動された後にアイテムとしてドロップする。
ピストンへの動力供給[]
様々な方法でピストンに動力を送ることができる。
- レッドストーンワイヤーがピストンに向かって線状になっている場合。Java Editionでは、ワイヤーが自動的にピストンに向かってカーブすることはない。
- 動力を受けているブロックが直接ピストンに隣接する場合。ブロックが受けている動力の強弱は無関係。
- 直接隣接するレッドストーントーチから動力を得られる。
- Java Editionでは、ピストンはその上にある「動力を受けた空間」を含め、上と横にある動力を受けた任意のブロックから動力を受けることができる(粘着ピストンと通常のピストン両方のピストンが上を向いており、ヘッドにレッドストーンブロックが置かれている場合、動力を受けるとピストンは伸びるが、横や後ろから受ける動力がオフになっても格納されない)。しかし、そのピストンはブロックアップデートを受けるまでは伸び縮みしない。この性質は準接続性と呼ばれ、BUD switchの作成に利用できる。
- レッドストーンリピーターで動力を受けてもピストンが動力を伝えることはできない。
- Java Editionでは、上向きのピストンは伸びた状態でなければ、その上のブロックから動力を得ることはできない。
スライムブロック[]
A
|
B
|
|||||
スライムブロックがピストンによって押されたり引かれたりすると、スライムブロックが動く際に隣接ブロックはスライムブロックと同じ方向に動く(スライムブロックに隣接しているブロックがピストンで押せないブロックでない限り)。これらのブロックは、ピストンの前にあるブロックだけでなく他のブロックを押してもよい。例えば、床に置かれているスライムブロックは、自身の下にある床のブロックを動かそうとし、そのブロックの動く方向にある他のブロックも、ピストンで直接押されているかのように動くことになる。 ただし彩釉テラコッタは例外で、隣接するスライムブロックが動いても彩釉テラコッタは動かない。
スライムブロックが別の隣接スライムブロックに動かされた時にも同じことが起こる。例えば、2×2×2のスライムブロックの立方体は、立方体のいずれかのブロックに作用する単体のピストンによって、ひとまとまりとして押したり引いたりできる。
ピストンで動かせないブロックに隣接するスライムブロックは、そのブロックを無視する。しかし、ピストンで動かせるブロックが隣接していても、動かせないブロックによって妨げられている場合、スライムブロックは動きを妨げられる。
スライムブロックは通常のピストンで引くことはできず、また、隣接ブロック(スライムではない)がピストンで移動しても移動しない。
ピストンが動かせるブロックは最大12個という法則はスライムブロックにも適用される。例えば、2×2×3のスライムブロックユニットは、他に動かせるブロックが隣接していない場合にのみ押したり引いたりできる。
ピストンは、スライムブロックで作られた「フック」を使って自身を動かすことはできないが、自己推進型装置は複数のピストンで作ることができる。それに関してはチュートリアル/飛行技術を参照。
関連するテクニカルブロック[]
ピストンヘッド[]
ピストンヘッド(英:Piston Head)/ピストンアーム(英:Piston Arm)は伸びたピストンの第2ブロックとして用いられるテクニカルブロックである。ブロック状態はヘッドが通常のピストンのものなのか粘着ピストンのものなのかを定義する。/setblock
コマンドやデバッグ棒を用いて設置することができるが、適切なピストンの一部でない場合、プレイヤーがデバッグ棒で設置したものでない限りは隣にブロックを置くなどしてブロックティックを受けると消滅する。何もドロップしない。
Java Editionでは、通常のピストンと粘着ピストンのヘッドはブロック状態で区別されている。Bedrock Editionでは、異なるブロックIDが用いられている。
ブロック状態[]
名前 | デフォルト値 | 取り得る値 | 説明 |
---|---|---|---|
facing | north | north south east west | ピストン伸張部の向き |
short | false | true false | trueのとき、アームが通常より4ピクセル短くなっている |
type | normal | normal sticky | ピストンの種類 ・通常のアーム ・粘着ピストンのアーム |
作動中のピストン[]
作動中のピストン(英:Moving Piston)は、ピストンヘッドの一部及び(または)ピストンがグリッドセル内(またはグリッドセル外)に搬入出される1個または2個のブロックの一部(スライムブロックを介して間接的に搬入されるブロック含む)を含む、入手不可能なテクニカルブロックである。 移動するブロックは各グリッドセルの占める割合が異なるため通常のブロックとして保存することはできず、代わりにブロックエンティティとして保存される。
これは、ピストンストロークの終了時に空気・ピストン ヘッド・運ばれたブロックで上書きされるが、編集で設置されピストンが接続されていない場合は無期限に残る。
作動中のピストンは不可視の非固体ブロックである。Java Editionでは、コマンドかTNTでなければ破壊できない。非固体ではあるが、液体は通り抜けることはできない。設置箇所にプレイヤーがブロックを設置することはできない。Mobは透視することができるが、通り抜けることはできない。 プレイヤーの足音から、ゲーム内では石ブロックとして扱われている。
ブロック状態[]
名前 | デフォルト値 | 取り得る値 | 説明 |
---|---|---|---|
extended | false | true false | trueのとき、ピストンに押されている状態である。 |
facing | north | north south east west up down | ピストンに押されている方向を指す |
ブロックエンティティ[]
当該ブロックに関する追加データと関連付けられたブロックエンティティをもつ。
ピストン/BE
サウンド[]
サウンド | 字幕 | 分類 | 説明 | 名前空間ID | 字幕キー | 音量 | ピッチ | 減衰 距離 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブロックが破壊される | ブロック | ブロックを破壊する | block.stone.break | subtitles.block.generic.break | 1.0 | 0.8 | 16 | |
なし[5] | ブロック | 落下ダメージを受ける高さからブロックに落下する | block.stone.fall | なし | 0.5 | 0.75 | 16 | |
ブロックが採掘される | ブロック | ブロックを採掘する | block.stone.hit | subtitles.block.generic.hit | 0.25 | 0.5 | 16 | |
ブロックが置かれる | ブロック | ブロックを設置する | block.stone.place | subtitles.block.generic.place | 1.0 | 0.8 | 16 | |
足音 | ブロック | ブロックの上を歩く | block.stone.step | subtitles.block.generic.footsteps | 0.15 | 1.0 | 16 | |
ピストンが動く | ブロック | ピストンが伸びる | block.piston.extend | subtitles.block.piston.move | ? | (<1) | 16 | |
ピストンが動く | ブロック | ピストンが縮む | block.piston.contract | subtitles.block.piston.move | ? | (<1) | 16 |
技術的情報[]
ID[]
名称 | 名前空間ID | 翻訳キー |
---|---|---|
ピストン | piston | block.minecraft.piston |
粘着ピストン | sticky_piston | block.minecraft.sticky_piston |
ピストンヘッド | piston_head | block.minecraft.piston_head |
作動中のピストン | moving_piston | block.minecraft.moving_piston |
名称 | 名前空間ID |
---|---|
Block entity | piston |
名称 | 名前空間ID | 数値ID | 翻訳キー |
---|---|---|---|
ピストン | piston | 33 | tile.piston.name |
粘着ピストン | sticky_piston | 29 | tile.sticky_piston.name |
ピストンヘッド | pistonarmcollision | 34 | tile.pistonarmcollision.name |
粘着ピストンヘッド | stickypistonarmcollision | 472 | tile.stickypistonarmcollision.name |
動かされているブロック | movingblock | 250 | tile.movingblock.name |
名称 | セーブゲームID |
---|---|
Block entity | PistonArm |
データ値[]
Bedrock Editionでは、ピストンは次のデータ値を用いる。
DV | 向き | 作動中 |
---|---|---|
0 | 下 | いいえ |
1 | 上 | いいえ |
2 | 北 | いいえ |
3 | 南 | いいえ |
4 | 西 | いいえ |
5 | 東 | いいえ |
8 | 下 | はい |
9 | 上 | はい |
10 | 北 | はい |
11 | 南 | はい |
12 | 西 | はい |
13 | 東 | はい |
ブロック状態[]
piston
ブロックと sticky_piston
ブロックは次のデータ状態を用いる。
名前 | デフォルト値 | 取り得る値 | 説明 |
---|---|---|---|
extended | false | true false | trueのとき、ピストンは伸びた状態である |
facing | north | north south east west up down | ピストン伸張部が指している向き プレイヤーを向いている |
実績[]
アイコン | 実績 | ゲーム内での説明 | 実際の条件(異なる場合) | 得られるゲーマースコア | トロフィーの種類(PS) | |
---|---|---|---|---|---|---|
発端 | ピストンで別のピストンを押し、それから元のピストンをそのピストンで引こう。 | — | 20G | シルバー |
歴史[]
具体的な内容は次の通りです:MCPE-38053
Java Edition Classic | |||||
---|---|---|---|---|---|
May 21, 2009 | Notch は、ワイヤからパルスを受信した時に他のブロックを引いたり押したりできるブロックの追加に興味を示した。Notchはブロックを引くものを"Pulley1"、ブロックを押すものを"Pulley2"と呼んでいた。 | ||||
Java Edition Beta | |||||
June 7, 2011 | 開発中のピストンの画像をJebがツイートした。 | ||||
開発中にスクリーンキャプチャされたピストンのテクスチャには、ピストンヘッドを横切る鉄の帯がついていた。この帯はリリース前に削除され、隅と角に鉄の金具を残すのみとなった。 | |||||
1.7 | ピストンと粘着ピストンが追加された。 | ||||
オリジナルのピストンはHippoplatimusによってMinecraftフォーラムに投稿されたMODだった[6]。このバージョンのコードは、ピストンをバニラのMinecraftに実装するのに取り組んでいたJebによって作られた。
| |||||
もうひとりのユーザーであるDiEvAlは、さらにブロックの動きを追跡するタイルエンティティのアイデアを含むコードを個人的に送った[7][8]。 | |||||
しかし、JebにはPocket Editionの仕事があったため、ピストンの実装は遅れ、Beta 1.5でもBeta 1.6でも実装されなかった。最終的に、Pocket EditionがE3で無事公開された時にJebはPC版Minecraftの仕事に戻ってきて、ついにピストンは粘着ピストンと共にBeta 1.7で追加された。 | |||||
ピストンヘッドのテクスチャが全面にあるブロックが2個存在する。 | |||||
インベントリ内で入手すると、ピストンヘッドブロックにはテクスチャと作動中のピストンブロックのテクスチャがある。 | |||||
ピストンはかつてお互いを押し合った時は爆発していた。この仕様が削除された時期は不明である。 | |||||
1.7_01 | 粘着ピストンはブロックを引く時以外はブロックを粘着しなくなった。 | ||||
粘着ピストンと通常のピストンを使ってブロックを複製するというバグがあった。これはBeta1.7.2でも残っていた。 | |||||
1.7.3 | ジャック・オ・ランタンを粘着ピストンの上に設置できなくなった | ||||
ブロックが複製されるバグが修正された。 | |||||
Java Edition | |||||
1.0.0 | Beta 1.9 Prerelease 5 | 草ブロックのテクスチャ変更に合わせ、作動中のピストンブロックのアイテムフォームがのように変更された。 | |||
1.3.1 | 12w22a | 粘着ピストンがジャングルの寺院の内部に自然生成されるようになった。ジャングル寺院ではパズルのメカニズムを構成するのに粘着ピストンが使われている。 | |||
12w27a | エラーが発生しにくいようにピストンがアップデートされた。そのためピストンの動作が遅くなったようにも見える。これはピストンの働きを変更するものでもあったため、リピーターの遅延を伸ばすなどで対応する必要があった。この変更で、ピストンは伸びるのに2レッドストーンティック(4ゲームティック)かかるようになった。素早く縮むのはそのまま。 | ||||
1.7.2 | 13w37a | ブロック34(Piston Head)・ブロック36(Piston Extension)のアイテムフォームが削除された。ワールドに単なるブロックとしてインベントリ内に存在することはできなくなった。 | |||
1.8 | 14w17a | 全ブロックがブロック状態を用いるよう変換されたため、ブロック/データ値の組み合わせ33/6・ 33/7・29/6・29/7(6-sided pistons)が削除された。 | |||
14w18a | スライムブロックは粘着ピストンに接続された時、隣接したブロックを押したり引いたりするようになった。 | ||||
スライムブロックを上に付けたピストンのヘッドが伸びた時、エンティティ(Mob・プレイヤー・アイテム・発射された弓など)を空中に打ち上げるようになった。 | |||||
14w19a | スライムブロックはピストンに設置された時、横方向や下方向にもエンティティを押すことができるようになった。 | ||||
14w32a | ピストンエクステンションブロックからヒットボックスが無くなった。 | ||||
1.9 | 15w49a | 伸びていないピストン・下向きのピストン・上向きのピストンのエクステンションは、逆さの階段や上付きハーフブロックのように上面が固体であるとみなされるようになった。また、ピストンヘッドの格納時にエンティティを引いてしまうというバグも存在していた。 | |||
1.11.1 | 16w50a | ブロックがピストン ヘッド自体を表す場合はtrue、ブロックが押されているブロックを表す場合はfalseとなる piston_extension ブロックエンティティ用の新しいバイトタグ source が追加された。ピストンがエンティティを反対側に移動させるバグが修正された。 | |||
1.12 | 17w16a | 粘着ピストンは彩釉テラコッタを引かず、また、ピストンがスライムブロックを動かした時も、スライムブロックと隣接する彩釉テラコッタは動かなくなった。 | |||
pre3 | 粘着ピストンは彩釉テラコッタを引かず、ピストンがスライムブロックを動かす時も、スライムブロック側面と接する彩釉テラコッタを一切動かさない。 | ||||
1.13 | 17w47a | 作動中のピストンのブロックIDが piston_extension から moving_piston に変更された。
| |||
Java Edition 1.13/平坦化に伴い、数値ID29・33・34・36が削除された。 | |||||
音符ブロックを押すことができるようになった。 | |||||
pre6 | 粘着ピストンが彩釉テラコッタを再度引けるようになった。 | ||||
pre8 | 粘着ピストンが彩釉テラコッタを引けなくなった。 | ||||
1.14 | 18w43a | テクスチャが変更された。 | |||
18w44a | 透過ブロックではなくなった。 | ||||
1.16 | 20w06a | 硬度が1.5に増加する。 | |||
ピストンを壊すのにツルハシがより適した道具となる。 | |||||
Pocket Edition Alpha | |||||
0.15.0 | build 1 | ピストンと吸着ピストンが追加された。 | |||
ピストンと吸着ピストンにはバージョン専用のアニメーションがあり、ブロックエンティティを押す能力がある。 | |||||
? | データ値6・7のピストンと吸着ピストンが異常な外観になった。このブロックがいつ実装されたかは不明で、1.13.0に削除された。 | ||||
Bedrock Edition | |||||
1.10.0 | beta 1.10.0.3 | テクスチャが変更された。 | |||
1.13.0 | ? | 吸着ピストンヘッドは、ブロック状態によって区別されるのではなく、通常のヘッドとは別のブロックになった。名前空間ID stickypistonarmcollision 、数値ID472になった。 | |||
? | ピストン用の movingblock をコマンドで設置できなくなった。 | ||||
Legacy Console Edition | |||||
TU3 | CU1 | 1.0 | Patch 1 | 1.0.1 | ピストンと粘着ピストンが追加された。 |
TU14 | 1.04 | ピストンは伸びるのに2倍の時間(2レッドストーンティックもしくは4ゲームティック)かかるようになった。素早く縮むのはそのまま。 | |||
1.90 | テクスチャが変更された。 | ||||
New Nintendo 3DS Edition | |||||
0.1.0 | ピストンと粘着ピストンが追加された。 |
問題点[]
「ピストン」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。
トリビア[]
- その上に重力の影響を受けるブロック(砂など)がある状態で急速にオンとオフを切り替えると、最終的にピストンがブロックを壊し、アイテムとして拾うことができる。しかし、この方法で壊された砂利は火打石を落とさない。
- Mobはピストンヘッドブロック内にスポーンできる。
- カーペットはピストンエクステンションブロックに敷くことができ、
/setblock
を使って固体ブロックに交換してもカーペットはそのまま残る。 - Bedrock Editionでは、コマンドで設置されたピストンヘッドは不可視の非固体ブロックである。
- ピストンヘッドの伸縮アニメーションはJavaEditionとBedrock Editionとで異なる。
- Bedrock Editionのピストンヘッドの外見は他すべてのバージョンとはわずかに異なる。
- 1ティックパルスが粘着ピストンを短時間作動させた場合、ヘッドが格納されてもブロックは戻らない。[Java Edition限定]
- ピストンがワールドの一番上で上向きに設置されたり、一番下で下向きに設置されたりすると、ヘッドを伸ばすことができない[9]。
- ピストンは、作動している他のピストンを押すことはできない。
moving_piston
は透明で、発光はしない。- 発光ブロックを移動させると、そのブロックが一瞬暗くなるのが見える。不透明ブロックを移動させると、そのブロックを光が通り抜けるのが見られる。
ギャラリー[]
エクステンション(伸びた時に1ブロックの長さがある)がピストンボックス(深さは1ブロックマイナス面の厚さ)の中にどのように収まるかの説明図(Notchによる)[10]。
純粋にピストンとレッドストーンリピーターのみで実装された基礎的な論理回路。左上から時計回りにAND・OR・XOR・NOT。
板ガラスと一緒に使われた粘着ピストンの使用例。
Bedrock Editionでのピストンと粘着ピストン。
関連項目[]
脚注[]
- ↑ MC-171370 – 「Works As Intended(意図通りの挙動)」として解決済み
- ↑ MC-171370 Resolved as "Works as Intended."
- ↑ Java Editionでは、額縁は技術的にはエンティティであり、ブロックではない。Bedrock Editionではブロックである。
- ↑ 絵画は技術的にはエンティティであり、ブロックではない。
- ↑ MC-177082
- ↑ http://www.minecraftforum.net/viewtopic.php?t=247686&f=1032
- ↑ http://www.reddit.com/r/Minecraft/comments/hvkmo/attribution_of_the_piston_mod_in_vanilla_minecraft/
- ↑ http://imageshack.us/photo/my-images/51/jebf.jpg/
- ↑ MC-69876
- ↑ https://twitter.com/notch/status/83513677654929408