Java Edition 1.18およびBedrock Edition 1.18.0以降、オーバーワールドの地形生成がバイオーム生成と切り離されたことで、通常種と地形の違いしかない多くの亜種バイオームが冗長となり、ワールド生成に使用されなくなった。これらのバイオームはJava Editionではゲームから完全に削除されたが、Bedrock Editionでは未使用のまま残存している。
生成[]
Minecraftのバイオームは多層状に生成される。これらの層は、大きさ、河川、変種バイオーム、バイオームのカテゴリなど、Minecraftのバイオームの特定の側面を生成する。
初期段階[]
バイオームの生成は、最初は1~4096の大きさの海に陸地が点在している状態である。このマップを拡大縮小し、追加の陸地を混ぜて海の量を減らし、1~1024の縮尺になるまで2回拡大される。このようにして、陸地と海の比率がほぼ半々になるまで、海の量を減らすように層の追加を繰り返していく。次に、氷雪バイオームのカテゴリを一部の陸地に割り当て、最終的には海が33%、陸地が67%の比率になるように混ぜる。
バイオーム生成のこの段階で、最終的な気候帯が次のように適用される。温帯地域の陸地は、冷帯バイオームや氷雪バイオームに接している場合は、湿潤バイオームと判定される。氷雪地域の陸地は、湿潤の地域や熱帯の地域との境界線上にある場合は、冷帯に割り当てられる。13個のバイオームのうち1個は「特別」とされており、稀なバイオームの一部をバイオーム生成の後期に配置するのに使用される。このマップは1~256の縮尺になるまで2回拡大される。追加の層を適用して、もっと複雑な海岸線を作成し、海岸線の周りに大きな島や湖の地域を作成する。海洋の100区域中1区域を、キノコ島バイオームと、深海に変換された沿岸から遠く離れた海域として割り当てている。
最終的な気候域は以下の通り:海洋31%(うち深海22%、海洋9%)、キノコ島0.07%、乾燥帯13%、温帯22%、冷帯23%、氷雪6%からなる。希少バイオームの地域が全体の4%を占める。
その後、バイオーム生成は3分割される。
バイオームとその亜種の生成[]
バイオーム生成のもう一段階では、ゲーム内で実際のバイオームが生成される。バイオームのカテゴリは以下の用に生成される。一部のバイオームは他のバイオームより確率が高く、より頻繁に生成される。氷雪バイオームには未使用の希少バイオーム亜種があり、そのようなバイオームは通常の氷雪バイオームとして生成される。
- 乾燥帯バイオーム:砂漠(3倍)、サバンナ(2倍)、平原
- 乾燥帯バイオーム(希少):荒野の高原(1/3)、森のある荒野の高原(2/3)(最終マップの0.9%)
- 温帯バイオーム:森林、暗い森、山岳、平原、シラカバの森、沼地
- 温帯バイオーム(希少):ジャングル(最終マップの1.5%)
- 冷帯バイオーム:森林、山岳、タイガ、平原
- 冷帯バイオーム(希少):巨大樹のタイガ(最終マップの1.6%)
- 寒帯バイオーム:雪のツンドラ(3倍)、雪のタイガ(1倍)
竹林がジャングルバイオームの特定の区域を上書きする。
このマップは、Java EditionとBedrock Editionの両方で1~64の縮尺になるまで2回拡大されている。Legacy Console Editionでは、バイオーム生成のこの段階ではマップは全く拡大されない。バイオーム間の移行を滑らかに行うため、一部のバイオームでは以下のように「端バイオーム」が生成される。これらの端バイオームは、丘陵や変異したバイオーム変種を生成することもある:
- 荒野の高原と森のある荒野の高原は全縁に通常の荒野を生成。
- 既存の雪のタイガやタイガに隣接していない場合、巨大樹のタイガは全縁に通常のタイガを生成。
- 砂漠が雪のツンドラに隣接している場合、森のある山を生成。
- 沼地がジャングルに隣接している場合、ジャングルの端を生成。沼地が砂漠、雪原、雪のツンドラ、平原バイオームを生成。
丘陵は変異したバイオームがその後バイオーム生成に統合される。ほとんどのバイオームには「丘陵」の亜種があるが、一部のバイオームは他のバイオームを「丘陵」の亜種として使用している。この段階では、深海の区域に島が生成されることもある:
- 暗い森:平原
- 平原:1/3森のある丘陵、2/3森林
- 雪のツンドラ:雪山
- 海洋:深海
- サバンナ:サバンナ高原
- 深海:1/2平原、1/2森林
- 森のある荒野の高原、荒野の高原:通常の荒野
沼地と通常の荒野は丘陵バイオームを生成しない。海洋には「変異した」亜種はない。ほとんどのバイオームには「変異した」亜種があるが、シラカバの森や山岳バイオームのような固有の「変異した丘陵」の亜種が生成されるバイオームは稀である。その他一部のバイオームは他のある既存のバイオームを「変異した丘陵」の亜種として使用している。湿地帯や雪のタイガのようにバイオームに「変異した丘陵」の亜種がない場合、代わりに通常のバイオームが生成される。
ヒマワリ平原の追加区域は、通常の平原バイオームの1/57を占めるよう、変異バイオーム生成の段階とは別に生成される。
その後マップが拡大・縮小され、海岸線が複雑になり、その後再び拡大・縮小され砂浜が生成される。海岸線と砂浜の生成は以下のようになり、これにより、バイオーム亜種以外のジャングルや荒野の一部の追加の端バイオームも生成される:
- 砂浜は、通常の沼地と通常の荒野バイオーム以外のすべての海岸線に生成。
- 石の海岸は、通常の山岳と森のある山の海岸線に生成。
- 雪の砂浜は、雪のツンドラと雪のタイガ(亜種を含む)の海岸線に生成。
- キノコ島の海岸は、キノコ島バイオームの海岸線に生成。
- 通常の砂漠バイオームは、侵食された荒野を除くすべての荒野バイオームの端に生成。
- ジャングルの端バイオームは、通常の森林や通常のタイガに隣接していない限り、全てのジャングルバイオームの端に生成。
また、ここでは砂利の山と沼地の丘陵が、通常の砂浜バイオームと、通常のジャングルの端に接している沼地の丘陵とジャングルに接している変異したジャングルの端を生成し、生成での独特の仕様が生み出される。
このバイオームマップは1~4の縮尺になるまでさらに2回(4倍に拡大)拡大される。河川生成は通常のバイオームに統合され、海洋気候帯が統合される。
河川と丘陵の生成[]
河川音生成用の複層を乱数生成器として使用し、丘と変異バイオームの区域を生成し、2回拡大して縮尺1~64でのバイオーム生成のバイオーム段階に適用する。アップデート・アクアティックからは、変異バイオームはバイオーム全体に適合しているか、または河川に接するようになった。河川を全体的に生成する別の層は、縮尺1から縮尺4で生成の残りの部分と統合される前に、4回拡大される。
河川は、海洋以外のすべての陸地バイオームで生成される。凍った川は、通常の雪のツンドラで河川の代わりとなる。キノコ島の海岸は、キノコ島のバイオームで河川の代わりに生成される。
海水温層と河川生成層を統合したら、採集層を適用してバイオーム縮尺を1:1にして、Minecraftで使用する最終的なバイオーム生成を行う。
海水温の生成[]
これはアップデート・アクアティック以後のJava Editionのみに適用される。
海洋バイオームは、既存のMinecraftのシードやバイオーム生成を完全に変更しないよう、陸地バイオーム生成とは別の気候帯を生成する。海洋気候帯は1~256の縮尺で始まり、その後6回拡大され、残りのバイオーム生成と統合される。
Java Editionでは、暖かい海が凍った海に接することができないよう、海洋気候帯が設定されている。温暖な海から、ぬるい海、通常の海、冷たい海へと段階的に移動してから、凍った海に到達する。
凍った海や凍った深海が陸地に隣接している場合、通常の冷たい海が生成される。陸地バイオームの隣に暖かい海がある場合は、通常のぬるい海が生成される。暖かい深海は生成されないため、暖かい海は深海を上書きする。
海洋気候帯は、他の陸地バイオームの生成とは異なり、48ビットシードを基にしているため、Java Editionの影シードには、一般的な陸地バイオームがJava Editionの影シードでは同じように生成されているにもかかわらず、全く異なる海洋気候帯が含まれている。
その他の情報[]
また、Java Editionでは、バイオームの形状は64ビットのワールドシードの最初の24ビットのみを使用でき、ワールドシード内のバイオームの形状は0,0から約229ブロックの範囲で繰り返すことがある。バイオーム生成は0,0から231ブロックのところで停止する。しかし、バイオームは拡大縮小される前の縮小された段階で生成され、技術的には整数の繰り上がり点がさらに外に出ているため、バイオーム生成の初期段階では、バイオーム生成がさらに外にのびる可能性があることになる。
Java Editionでは64ビットのシードがあるにもかかわらず、陸地・海洋のバイオーム生成では、バイオーム生成に二次方程式を使用しているため、固有の音マップは263しかない。これは俗に影シードと呼ばれる。この場合、陸地バイオームと一般的な海洋バイオームは一組のシードでは全く同じだが、海洋バイオームの温度、構造、丘陵は影シードで異なる。現在のワールドシードに定数-7379792620528906219を加えることで影シードを見つけられる。影シードはJava Edition限定である。
Bedrock Editionは32ビットシードを使用しておりワールド生成法が異なるため、64ビットワールド生成との共通点は少ない。変異バイオーム、海洋(と島)、希少バイオーム(ジャングル、荒野、キノコ島、巨大樹のタイガ)、氷雪、温帯、乾燥帯バイオーム群の特定のバイオームの位置は、64ビット生成の等価な正の値のシードと何らかの地理的関係を持っている。バイオームの形状は大きく逸脱している。湿潤バイオームと海洋亜種の特定の生成は、Bedrock Editionでは全く異なる。
削除された/未使用のバイオーム[]
荒野[]
荒野の高原[]
荒野の高原(英:Badlands Plateau)は、層状の色付きテラコッタで構成された大きな平らな頂上の丘を特徴としている。高原には海抜20~30ブロック以内まで上昇する急峻な縁があり、すぐに平らになる。表層には枯れ木が点在し、たまに池が生成される。高原の側面には洞窟や廃坑が見られることがある。荒野の高原を流れる川バイオームは急峻な溝を切り開いており狭い峡谷のようになっているため、プレイヤーが注意していないと思わぬ形で落下ダメージを受ける危険性がある。また、荒野の高原バイオームでは渓谷が生成されることもあるため、上記と同様の問題が発生する。
Mobのスポーン確率は荒野と同じ。
変異した荒野の高原[]
変異した荒野の高原(英:Modified Badlands Plateau)は荒野の高原よりも小さな高原とやや厳しい地形を特徴としており、時間をかけて風化した大きな高原が模倣されている。このバイオームが他のバイオームと共有している通常の薄い砂漠の境界に侵食された荒野が取って代わる。変異した荒野の高原は変異したジャングルの端バイオームに次いで2番目に希少なバイオームである。
Mobのスポーン確率は荒野と同じ。
変異した森のある荒野の高原[]
種類 |
乾燥帯 |
---|---|
出現頻度 |
まれ |
気温 |
2.0 |
構造物 地物 地形の特性 |
|
ブロック |
変異した森のある荒野の高原(英:Modified Wooded Badlands Plateau)は変異した荒野の高原と同様、風化した外観を持ち、より不規則な地形を持つ比較的小さな高原が特徴で、最上層に生育するオークの木の数がかなり少なくなっている。このバイオームのみ、他のバイオームとの境界に通常の薄い砂漠ではなく侵食された荒野が形成される。
Mobのスポーン確率は荒野と同じ。
シラカバの森[]
シラカバの森の丘陵[]
シラカバの森の丘陵(英:Birch Forest Hills)は通常のシラカバの森よりも高い地形を特徴としており、他のすべての面ではシラカバの森と同じである。木の大きさや形、葉の色はほとんど同じである。広範囲に広がっているため、かなり一般的である。シラカバの森の丘陵はシラカバの森と同じMobのスポーン確率を使用している。
巨大シラカバの丘陵[]
他の丘陵バイオームと同様、巨大シラカバの丘陵(英:Tall Birch Hills)バイオームは巨大シラカバの森の通常よりも背の高いシラカバの木に加え、より険しく荒れた地形になっている。
巨大シラカバの丘陵はシラカバの森と同じMobのスポーン確率を使用している。
暗い森の丘陵[]
種類 |
温帯 |
---|---|
出現頻度 |
まれ |
気温 |
0.7 |
構造物 地物 地形の特性 |
|
ブロック |
草ブロック |
暗い森の丘陵(英:Dark Forest Hills)は他の丘陵バイオームに比べて急峻であるが、葉っぱの覆いが壊され視界が確保されており、昼間の敵対Mobのスポーンの可能性が減少している。河川の近くで生成された丘陵は崖となり、プレイヤーが水の中に着地しないと落下ダメージを受ける危険性がある。小さな平原バイオームの更地は、暗い森の丘陵バイオームでは生成されない。森の洋館はここでも生成されることがある。
暗い森の丘陵は暗い森と同じMobのスポーン確率を使用する。
暖かい深海[]
暖かい深海(英:Deep Warm Ocean)は暖かい海バイオームに似ているが、サンゴ礁やシーピクルスがなく、水深が2倍である。深海のため海底神殿が生成され、背の高い海草が多く生成される。暖かい海と異なり、フグはスポーンしない。このバイオームは自然生成されないが、適切なアドオン[Bedrock Edition限定]を使用して生成することができる。
Java Editionでは、敵対カテゴリと環境カテゴリは海洋と同じMobのスポーン確率を使用する。その他については:
Mob | スポーン確率 | スポーン数 |
---|---|---|
水生生物カテゴリ | ||
イルカ | 2⁄7 | 1–2 |
イカ | 5⁄7 | 1–4 |
水中環境カテゴリ | ||
熱帯魚 | 25⁄25 | 8 |
Bedrock Editionでは暖かい深海は海洋と同じMobのスポーン確率を使用する。
砂漠[]
砂漠の丘陵[]
砂漠の丘陵(英:Desert Hills)は丘が多いバリエーションで、ゲーム中の他のバイオームにも見られる丘陵バイオームの砂漠版である。砂漠の丘陵は、他の丘陵バイオームと比べてわずかに高い高度まで生成されうる。また、砂漠の他の部分と同様、主に砂と砂岩で構成される。化石、砂漠の寺院、砂漠の井戸以外の構造物はここには生成されず、このため砂漠の丘陵のサバイバルモードでの難易度は全体的に高くなっている。プレイヤーは砂漠の丘陵で砂を掘る際は注意するべきである。というのも、下に支えとなるブロックが無い砂が生成される場合があり、もしそのような砂を掘ってしまった場合、周囲の同様の砂ブロックが全て落下してしまうからだ。砂漠の丘陵は、その元となる砂漠バイオームが荒野バイオームの薄い境界線として生成されている場合、生成されない。
砂漠の丘陵のMobのスポーン確率は、砂漠と同一である。
砂漠の湖[]
珍しい砂漠のバリエーションである砂漠の湖(英:Desert Lakes)は地形全体に水のオアシスを有しているため、貴重な水源としての可能性を秘めている。砂漠の湖の地形はふつうの砂漠の地形よりもわずかに起伏しているが、その起伏は砂漠の丘陵ほどではない。砂漠の湖では化石と砂漠の井戸以外の構造物は生成されない。
砂漠の湖のMobのスポーン確率は、砂漠と同一である。
巨大樹のタイガ[]
巨大トウヒのタイガの丘陵[]
種類 |
冷帯 |
---|---|
出現頻度 |
まれ |
気温 |
0.3 |
構造物 地物 地形の特性 |
|
ブロック |
巨大トウヒのタイガの丘陵(英:Giant Spruce Taiga Hills)は巨大トウヒのタイガのさらに高いものを意図した亜種である。しかしJava Editionでは、地形の高さの計算方法に誤りがある可能性が高いため、巨大トウヒのタイガと巨大トウヒのタイガの丘陵間での地形の違いはなくなっている。具体的には、ゲームが丘陵バイオームを生成する際にsetBaseHeight
とsetHeightVariation
として知られている内部地を使用しているが、これらの値が巨大トウヒのタイガも巨大トウヒのタイガの丘陵も同じであるため、結果的に両者の間に実際の差は生じなくなっている。[1]このバイオームにはオオカミはいない。
Bedrock Editionでは、このバイオームは巨大トウヒのタイガのさらに高いものとして生成されるが、このバイオームでは巨大樹のタイガの丘陵と同じ樹種(巨大トウヒの樹種ではない)が生成されるため、巨大樹のタイガの丘陵と巨大トウヒのタイガの丘陵の間に実際の違いはない(水の色を除き)。
巨大トウヒのタイガの丘陵は巨大トウヒのタイガと同じMobのスポーン確率を使用する。
巨大樹のタイガの丘陵[]
種類 |
冷帯 |
---|---|
出現頻度 |
時々 |
気温 |
0.3 |
構造物 地物 地形の特性 |
|
ブロック |
他のすべての丘陵バイオームのように、巨大樹のタイガの丘陵(英:Giant Tree Taiga Hills)は通常の巨大樹のタイガと比べて高台にある丘の地形を特徴とし、避難所にはあまり適していない地形が作られている。ポドゾル、粗い土、岩の上に生成される。ここではオオカミ、キツネ、ウサギ[JE限定]がスポーンする。
巨大樹のタイガの丘陵は巨大樹のタイガと同じMobのスポーン確率を使用する。
ジャングル[]
竹林の丘[]
種類 |
温帯 |
---|---|
出現頻度 |
まれ |
気温 |
0.95 |
構造物 地物 地形の特性 |
ジャングルの寺院[Java Edition限定]なし[Bedrock EditionおよびMinecraft Education限定] |
ブロック |
竹林の丘(英:Bamboo Jungle Hills)は、通常のジャングルの丘陵のような急な地形とはいえ、竹林に似ている。大量の竹が風景を覆い、ほとんどの草ブロックがポドゾルの塊に置き換えられる。自然生成された木は常に巨木であり、竹林のようにパンダがスポーンすることがある。Java Editionではジャングルの寺院も出現する。
Java Editionでは、敵対カテゴリと環境カテゴリはジャングルの丘陵と同じMobのスポーン確率を使用している。その他については:
Mob | スポーン確率 | スポーン数 |
---|---|---|
友好カテゴリ | ||
ヒツジ | 12⁄140 | 4 |
ブタ | 10⁄140 | 4 |
ニワトリ | 10⁄140 | 4 |
ウシ | 8⁄140 | 4 |
オウム | 10⁄140 | 1 |
パンダ | 80⁄140 | 1–2 |
ニワトリ | 10⁄140 | 4 |
Bedrock Editionでは、竹林と同じMobのスポーン確率を使用している。
ジャングルの丘陵[]
ジャングルの丘陵(英:Jungle Hills)バイオームは森林の丘陵バイオームと同様、急峻な地形を特徴としており、生存を目的とする場合には、すでに困難なジャングルの中でもより困難な亜種となっている。ここではヤマネコ、オウム、パンダがスポーンし、ジャングルの寺院が生成されることがある。
Java Editionでは、環境カテゴリではジャングルと同じMobのスポーン確率を使用している。その他については:
Mob | スポーン確率 | スポーン数 |
---|---|---|
敵対カテゴリ | ||
クモ | 100⁄515 | 4 |
ゾンビ | 95⁄515 | 4 |
村人ゾンビ | 5⁄515 | 1 |
スケルトン | 100⁄515 | 4 |
クリーパー | 100⁄515 | 4 |
スライム[注釈 1] | 100⁄515 | 4 |
エンダーマン | 10⁄515 | 1–4 |
ウィッチ | 5⁄515 | 1 |
友好カテゴリ | ||
ヒツジ | 12⁄63 | 4 |
ブタ | 10⁄63 | 4 |
ニワトリ | 10⁄63 | 4 |
ウシ | 8⁄63 | 4 |
オウム | 10⁄63 | 1 |
パンダ | 1⁄63 | 1–2 |
ニワトリ | 10⁄63 | 4 |
ヤマネコ | 2⁄63 | 1–1 |
- ↑ スライムチャンクでのみスポーンする。
Bedrock Editionでは、ジャングルと同じMobのスポーン確率を使用している。
変異したジャングル[]
珍しい亜種変異したジャングル(英:Modified Jungle)は、ジャングルの丘陵よりも背が高く、急な地形を特徴としている。高さは、厚い葉と組み合わされて地面がほとんど視界に入らなくなっている。オウム、ヤマネコ、パンダがスポーンすることはあるが、ジャングルの寺院は生成されない。
Java Editionでは、敵対カテゴリと環境カテゴリはジャングルの丘陵と同じMobのスポーン確率を使用している。その他については:
Mob | スポーン確率 | スポーン数 |
---|---|---|
友好カテゴリ | ||
ヒツジ | 12⁄60 | 4 |
ブタ | 10⁄60 | 4 |
ニワトリ | 10⁄60 | 4 |
ウシ | 8⁄60 | 4 |
オウム | 10⁄60 | 1 |
ニワトリ | 10⁄60 | 4 |
Bedrock Editionでは、ジャングルと同じMobのスポーン確率を使用している。
変異したジャングルの端[]
極めて稀な変異したジャングルの端(英:Modified Jungle Edge)は厳しい条件のもとでのみ生成され、現在ゲーム内で最も稀少なバイオームであり、オーバーワールドの数百万分の一の面積しか占めていない(稀なキノコ島の海岸バイオームは約千分の一の面積を占める)。変異したジャングルの端が生成されるためには、沼地の丘陵のバイオームがジャングルの端のすぐ外側に生成される必要がある。[2]この結果、薄い通常のジャングルの端が沼地の丘陵に接し、変異したジャングルの端がジャングルに接するという二重の遷移が発生する。ジャングルと沼地の丘陵の両方が稀であり、さらに互いに境界を接して生成することも稀であるため、変異したジャングルの端が生成される条件が満たされるのは極めて稀である。実際に生成される場合には数百ブロックの長さであることが多いが、場合によっては10ブロック以下のこともあり、最小のバイオームの一つである。変異したジャングルの端は、通常のジャングルの端と同様に滑らかな遷移となっており、木の密度が低くなっているのが特徴だが、山が多く、ときどき張り出しが存在する地形である。このバイオームではヤマネコ、オウム、パンダがスポーンすることがあるが、ジャングルの寺院は生成されない。変異したジャングルの端は出現確率が1/1042500である。
変異したジャングルの端はジャングルの端と同じMobのスポーン確率を使用している。
山岳[]
砂利の山+[]
種類 |
冷帯 |
---|---|
出現頻度 |
時々 |
気温 |
0.2 |
ブロック | |
草の色 |
|
葉の色 |
|
水の色 |
砂利の山+(英:Gravelly Mountains+) (コード内では変異した砂利の山(英:Modified Gravelly Mountains)とも)は、旧山岳バイオームの稀少な種類であり、吹きさらしの砂利の丘の前身である砂利の山(英:Gravelly Mountains)とほとんど違いがない[3]。唯一の違いは、砂漠の湖が氷雪バイオームを横切る際に中間に生成される可能性があるという点のみである。
砂利の山+では旧山岳と同じMobが、同じ確率でスポーンする。
山麓[]
山麓(英:Mountain Edge)はJava Edition 1.7.2以前に使用されていたバイオームである。かつてのジャングルの端と同様、他のバイオームとの滑らかな切り替えのために用いられた技術的なバイオームである。吹きさらしの森の前身である森のある山(英:Wooded Mountain)に緩やかな傾斜がついたような見た目をしている。
山麓ではでは旧山岳と同じMobが、同じ確率でスポーンする。
キノコ島の海岸[]
キノコ島の海岸(英:Mushroom Field Shore)は、キノコ島の海岸と河川の両方を表すテクニカルバイオームである。海洋が深海でない限り、川がキノコ島を切り開いた際や、海に接する際に生成される。海洋が深海である場合は、代わりに急峻な崖が生成される。このバイオームの地形は、キノコ島よりもずっと平坦で標高が浅いが、他のすべての点では同等である。埋もれた宝が、時には難破船が生成される。
キノコ島の海岸は、キノコ島と同じMobのスポーン確率を使用する。
荒廃したサバンナの高原[]
種類 |
乾燥帯[Java Edition限定] |
---|---|
出現頻度 |
まれ |
気温 |
1.0 |
ブロック |
荒廃したサバンナの高原(英:Shattered Savanna Plateau)バイオームには、通常の荒廃したサバンナと同様、険しい山や崖、張り出し地形が見られ、探索には細心の注意を要する場所である。一見すると通常の荒廃したサバンナバイオームと同じに見えるが、このバイオームの方が多少緩やかな地形をしている。しかし致命的な落下ダメージを受けてしまうことが多く、水中にない限りリスクの高い場所である。通常の荒廃したサバンナバイオームの特徴である巨大な湖もここには生成されない。
荒廃したサバンナの高原バイオームにおいてのMobのスポーン確率は通常のサバンナバイオームと同じである。
雪山[]
雪山(英:Snowy Mountains)は、ゲーム内において他の丘陵バイオームよりも高く、高度は山岳バイオームに相当する。ただし、不安定な地形の生成は少ない。イグルーや村はこのバイオームで生成されないが、シロクマやストレイはスポーンする。また、山の側に頻繁に洞窟が生成される。
雪のタイガ[]
雪のタイガの丘陵[]
雪のタイガの丘陵(英:Snowy Taiga Hills)は起伏が多く、他の丘のバイオームと同様に不安定な地形である。これらの丘は他の丘のバイオームよりもやや急であり、ここではより生存が困難である。通常の雪のタイガとは異なり、このバイオームではイグルーは発生しない。
雪のタイガの山[]
珍しい雪のタイガの山(英:Snowy Taiga Mountains)は、丘よりもはるかに急な地形を特徴としている。タイガの山と同様、ここではかなり高い標高に達することがあるが、雪のタイガの山は通常のタイガの山よりも高い所に行くことが多い。急な標高のため、このバイオームでは生存が非常に困難である。ここでもイグルーは生成されない。
沼地の丘陵[]
種類 |
温帯 |
---|---|
出現頻度 |
まれ |
気温 |
0.8(既定、沼地内で異なる) |
構造物 地物 地形の特性 |
|
ブロック |
亜種沼地の丘陵(英:Swamp Hills)は、平らな湿地帯の間にそびえ立つ、より丘陵的な地形を特徴とする。これらの丘陵は一般的に他のバイオームの丘陵よりも短いが、低標高の沼地の上にそびえ立つことがある。さらに、沼地の丘陵の浸水地域は沼地の残りの部分よりも低い推進に達する傾向があり、通常の海のように土ではなく砂利の海底になるほど深いこともある。沼地の丘陵にはウィッチの小屋は生成されず[Java Edition限定]、スライムもスポーンしないが、化石は地下に生成される可能性がある。また、沼地の丘陵の浸水域では階層は生成されない。ジャングルに接続されている場合は、変異したジャングルの端バイオームが生成される可能性がある。
沼地の丘陵は沼地と同じMobのスポーン確率を使用する。
タイガ[]
タイガの丘陵[]
種類 |
冷帯 |
---|---|
出現頻度 |
一般的 |
気温 |
0.25 |
構造物 地物 地形の特性 |
村[BE限定] |
ブロック |
ゲーム内の他の丘陵バイオームと同様、タイガの丘陵(英:Taiga Hills)は基本となるタイガバイオームに比べて急な地形を特徴としている。標高が高くなっているため、この亜種では雪が降る可能性が高く、木の上や高い山頂で降ることが多い。このバイオームでは村や前哨基地は生成されない[Java Edition限定]が、オオカミやキツネはスポーンする。
タイガの丘陵はタイガと同じMobのスポーン確率を使用する。
タイガの山[]
珍しい亜種であるタイガの山(英:Taiga Mountains)は、タイガの丘陵よりもずっと急峻で、頂上は頻繁に降雪線を越えている。急峻な地形のため、通常のタイガよりも難易度が高い。丘陵のように村や前哨基地は生成されないが、オオカミやキツネはスポーンする。
タイガの山はタイガと同じMobのスポーン確率を使用する。
森のある丘陵[]
森のある丘陵(英:Wooded Hills)は森林に似ているが、地形は険しく、一般的には不規則で、避難場所としてはあまり適していない。オオカミは丘陵でもスポーンすることがある。
森のある丘陵は森林と同じMobのスポーン確率を使用する。
技術的情報[]
ID[]
名称 | 名前空間ID | 翻訳キー |
---|---|---|
荒野の高原 | badlands_plateau | biome.minecraft.badlands_plateau |
竹林の丘 | bamboo_jungle_hills | biome.minecraft.bamboo_jungle_hills |
シラカバの森の丘陵 | birch_forest_hills | biome.minecraft.birch_forest_hills |
暗い森の丘陵 | dark_forest_hills | biome.minecraft.dark_forest_hills |
暖かい深海 | deep_warm_ocean | biome.minecraft.deep_warm_ocean |
砂漠の丘陵 | desert_hills | biome.minecraft.desert_hills |
砂漠の湖 | desert_lakes | biome.minecraft.desert_lakes |
巨大トウヒのタイガの丘陵 | giant_spruce_taiga_hills | biome.minecraft.giant_spruce_taiga_hills |
巨大樹のタイガの丘陵 | giant_tree_taiga_hills | biome.minecraft.giant_tree_taiga_hills |
砂利の山+ | modified_gravelly_mountains | biome.minecraft.modified_gravelly_mountains |
ジャングルの丘陵 | jungle_hills | biome.minecraft.jungle_hills |
変異した荒野の高原 | modified_badlands_plateau | biome.minecraft.modified_badlands_plateau |
変異したジャングル | modified_jungle | biome.minecraft.modified_jungle |
変異したジャングルの端 | modified_jungle_edge | biome.minecraft.modified_jungle_edge |
変異した森のある荒野の高原 | giant_tree_taiga_hills | biome.minecraft.giant_tree_taiga_hills |
山麓 | mountain_edge | biome.minecraft.mountain_edge |
キノコ島の海岸 | mushroom_field_shore | biome.minecraft.mushroom_field_shore |
荒廃したサバンナの高原 | shattered_savanna_plateau | biome.minecraft.shattered_savanna_plateau |
雪山 | snowy_mountains | biome.minecraft.snowy_mountains |
雪のタイガの丘陵 | snowy_taiga_hills | biome.minecraft.snowy_taiga_hills |
雪のタイガの山 | snowy_taiga_mountains | biome.minecraft.snowy_taiga_mountains |
沼地の丘陵 | swamp_hills | biome.minecraft.swamp_hills |
タイガの丘陵 | taiga_hills | biome.minecraft.taiga_hills |
タイガの山 | taiga_mountains | biome.minecraft.taiga_mountains |
巨大シラカバの丘陵 | tall_birch_hills | biome.minecraft.tall_birch_hills |
森のある丘陵 | wooded_hills | biome.minecraft.wooded_hills |
名称 | 名前空間ID | 翻訳キー |
---|---|---|
[表示名なし] | mesa_plateau | biome.mesa_plateau.name |
[表示名なし] | bamboo_jungle_hills | biome.bamboo_jungle_hills.name |
[表示名なし] | birch_forest_hills | biome.birch_forest_hills.name |
[表示名なし] | roofed_forest_mutated | biome.roofed_forest_mutated.name |
[表示名なし] | deep_warm_ocean | biome.deep_warm_ocean.name |
[表示名なし] | desert_hills | biome.desert_hills.name |
[表示名なし] | desert_mutated | biome.desert_mutated.name |
[表示名なし] | redwood_taiga_hills_mutated | biome.redwood_taiga_hills_mutated.name |
[表示名なし] | mega_taiga_hills | biome.mega_taiga_hills.name |
[表示名なし] | extreme_hills_plus_trees_mutated | biome.extreme_hills_plus_trees_mutated.name |
[表示名なし] | jungle_hills | biome.jungle_hills.name |
[表示名なし] | mesa_plateau_mutated | biome.mesa_plateau_mutated.name |
[表示名なし] | jungle_mutated | biome.jungle_mutated.name |
[表示名なし] | jungle_edge_mutated | biome.jungle_edge_mutated.name |
[表示名なし] | mesa_plateau_stone_mutated | biome.mesa_plateau_stone_mutated.name |
[表示名なし] | extreme_hills_edge | biome.extreme_hills_edge.name |
[表示名なし] | mushroom_island_shore | biome.mushroom_island_shore.name |
[表示名なし] | savanna_plateau_mutated | biome.savanna_plateau_mutated.name |
[表示名なし] | ice_mountains | biome.ice_mountains.name |
[表示名なし] | cold_taiga_hills | biome.cold_taiga_hills.name |
[表示名なし] | cold_taiga_mutated | biome.cold_taiga_mutated.name |
[表示名なし] | swampland_mutated | biome.swampland_mutated.name |
[表示名なし] | taiga_hills | biome.taiga_hills.name |
[表示名なし] | taiga_mutated | biome.taiga_mutated.name |
[表示名なし] | birch_forest_hills_mutated | biome.birch_forest_hills_mutated.name |
[表示名なし] | forest_hills | biome.forest_hills.name |
歴史[]
Java Edition | |||||
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1.7.2 | 13w36a | 山麓が生成されなくなった。 | |||
1.18 | Experimental Snapshot 1 | 地形亜種バイオームの多くが生成されなくなった。 | |||
暖かい深海が生成されるようになった。 | |||||
21w40a | 未使用のバイオームが削除された。 | ||||
21w43a | 暖かい深海が削除された。 | ||||
Bedrock Edition | |||||
1.18.0 | beta 1.18.0.20 | 試験的なゲームプレイが無効でも、暖かい深海が生成されるようになった。 | |||
beta 1.18.0.25 | 暖かい深海が生成されなくなった。 |