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この記事では、構造物について説明しています。ブロックについては「ネザーポータル (ブロック)」を、自然生成される構造物については「荒廃したポータル」をご覧ください。
ネザーポータル
Nether portal
構成ブロック
既存チャンク
での生成

可、プレイヤーが正しく配置された黒曜石の縁内を火打石と打ち金ファイヤーチャージで着火したとき

ネザーポータル(英:Nether portal)は、オーバーワールドネザーを繋ぐ出入口として機能する人工構造物である。

作成[]

回路図の作成
完全版 最小版

ネザーポータルは黒曜石の縦長の長方形の枠として構築される(最小4×5、最大23×23)。枠の四つ角は必要ないが、ゲームによって作成されたポータルは常にこれを含んでおり、黒曜石を4つ無料・余分に入手できる。採掘した黒曜石を配置したり、溶岩や水を使って鋳造して配置するなど、黒曜石はどのような方法で配置してもよい。ネザーポータルはエンドポータルのように地面と平行な向きには構築できない。

枠を作成したら、枠の中にを置くことで起動する。これにより枠の中に渦巻きのようなポータルブロックが作成される。火打石と打ち金ファイヤーチャージの使用、ガストブレイズの火の玉の衝撃、落雷、ポータルに隣り合う可燃性材料からの自然延焼など、炎はどのような方法で設置してもよい。ネザーポータルはジ・エンドカスタマイズディメンションでは起動できない。

スノウゴーレムアイアンゴーレムの構築と同様、炎は構造物内に最後に設置する必要があり、燃えている不完全な枠に最後の黒曜石ブロックが置かれて完成しても、その時点ではポータルは開かない。

ポータルが使用されると、他のディメンションの範囲内に対応するポータルが存在しない場合は作成される:§ ポータルの検索と作成を参照。 上記の規則には例外もある。オーバーワールドにポータルが生成されてもネザーにポータルが生成されない可能性が稀にあり、死ぬか新しいポータルを作成するかしないとプレイヤーが閉じ込められたままになってしまう。

振る舞い[]

詳細は「ネザーポータル (ブロック)」を参照

オーバーワールドネザーにいるプレイヤーがネザーポータルブロック内に4秒間立つと、プレイヤーは他方のディメンションへと転送される。アニメーションが完了する前にポータルを出ると、プレイヤーはテレポートを中止できる。ただしクリエイティブの場合は待ち時間はなく、プレイヤーはディメンション間をすぐに移動する(プレイヤーがポータル内で終了するまでの間ではなく1ティックの間でサーバーが終了する必要があるため高速ではない)。他方のディメンションの範囲内(約128ブロック)に既に「起動中」のポータルがある場合は、プレイヤーはそのポータルに出現する。そうでない場合は、対応する座標またはその近くにポータルが作成される。ポータルが無効化された場合や、他方のディメンションの対応するポータルが再起動前に使用された場合は、新しいポータルが作成されることがある(範囲内に他の起動したポータルがない場合)。通常の原因は、プレイヤーのネザー側のポータルがガストによって無効化された場合で、プレイヤーはネザーで死に、出現し、オーバーワールド側のポータルを通ってネザーへと再入する。ただし、複数のポータルを使用して黒曜石を増殖もできる。

Mob(ウィザーエンダードラゴンウォーデンを除く)、投げたアイテムなどのほとんどのエンティティがポータルを通過でき、ボートトロッコウマなどは「乗客がいないと」(Mobやプレイヤー)転送できる。貯蔵可能なトロッコや動いているトロッコも通過できる。よって、ディメンション間の鉄道は貨物に限定される。Mobはプレイヤーより「クールダウン」の時間がとても長いため、300ゲームティック(15秒)の間は戻れず、その間にどこかへ行ったり誘導されてポータルから離れたりすることがある。

上のネザーポータルブロックがブロックティックを受け取るとオーバーワールドのポータルの底の枠にゾンビピグリンが出現することがある。ノーマルの難易度ではイージーの二倍、ハードの難易度ではイージーの三倍の頻度で出現する。どのディメンションでも、この方法でネザーポータルから出現するMobはこれだけである。

チャンクの読込[]

エンティティがネザーポータルを通過して転送されるたびに、繋がったポータルがあるチャンクは読込段階30の読込券を取得するため、完全に読み込まれエンティティが処理される。この読込段階は隣接するチャンクにも適用されるが、チャンクごとに低くなる。その結果、完全に読み込まれた「エンティティが処理される」チャンクはさらに8つ増え、読み込まれたチャンクは徐々に少なくなっていく。

これらのチャンクは15秒間読み込まれたままであるが、このタイマーはエンティティがポータルを通過するたびにリセットされる。これを使ってチャンクを恒久的に読込、「チャンク読込機」を作成できる。チャンク読込機を使って作成された恒久的に読み込まれるチャンクにはかなりの遅延が発生する。

オーバーワールドとネザー間のポータル接続[]

ClosestPortal

対応する場所に最も近いポータルにプレイヤーが転送される。

IfNoPortal

範囲内にポータルが見つからなければ最寄りの空間に新しいポータルが生成される。

座標変換[]

ネザーでの水平方向の座標と距離は、オーバーワールドのそれと1:8の比率で比例する。つまり、ネザーで水平方向に1ブロック移動すると、オーバーワールドでは8ブロック分に相当する距離を移動したことになる。Y軸方向にはこの法則が適用されない。したがって、オーバーワールド上のある位置(X,Y,Z)については、ネザーの対応する座標は(floor(X÷8),Y,floor(X÷8))となり、逆に、ネザー上のある位置(X,Y,Z)については、オーバーワールド上の対応する座標は(X×8,Y,Z×8)となる。

これらの変換にはJavaのfloor()メソッドが使用され、引数以下の最大の整数(正の値は切り捨て、負の値は切り上げ)に丸められるため、29.9の座標は29に、-29.9の座標は-30に丸められる。

この変換におけるXとZの座標は、両方とも-29,999,872から29,999,872(以上、以下)の間に制約されており、±3,749,984を超えるXやZ座標でネザーからオーバーワールドに移動する際に影響が出る。

ポータルの検索[]

ゲームはまず最初に、ポータルに衝突し始めるエンティティの座標を処理する。

そして、その座標を上記のように目的地座標に変換する:入口のXとZ座標は、エンティティがネザーにいる場合は8が掛けられ、オーバーワールドにいる場合は8で割られ、Y座標は変更されない。

これらの目的地座標を起点として、ゲームは最寄りの地点(POI)を探す。その地点は、目的地を含むチャンクとマップの完全な高さを中心にオーバーワールドでは17×17チャンク以内、ネザーでは3×3チャンク以内[1]にある。

この目的で起動しているポータルは、下にポータルブロックを他に持たないポータルブロックと定義されため、黒曜石の枠の中で最も低いポータルブロックのみが考慮される。サーバーコマンドを使用して生成され、配置された単一のポータルブロックが有効な場所となる。

候補となるポータルが見つかった場合、新しい座標系(Y座標を含み、一見遠くに見えるポータルが選択されてしまうことがある)の距離で決定された最寄りの場所にポータルが転送される。これはユークリッド距離であり、タクシー距離では無いことに注意。範囲内のポータル間の距離計算は直線距離計算で、Y差を数えて最短経路を選択する。

ポータルの作成[]

検索領域にポータルが存在しない場合、プレイヤーが転送される場合は、ゲームはプレイヤーの目的地座標から水平方向に16ブロック以内(ただし垂直方向には任意の距離)にポータルを配置する最寄りの適切な場所を探すことによってポータルを作成する。有効な場所は、12個のブロックのすべての上に高さ4の空気がある3×4の建築可能なブロックである。十分な空間が利用できる場合、ポータルの向きはランダムである。三次元距離で最も近い有効な位置が常に選ばれる。

最初に回転を試すとそのディメンションの幅が4でない場合、地点の確認が失敗するため、短いディメンションの幅がぴったり3である有効な位置が見つからないことがある。これはバグの可能性が高い。

最初の有効な場所の確認が完全に失敗した場合、それぞれの上に高さ4の空気がある1×4のブロックを探して確認がやり直される。

それも失敗した場合、目標座標にポータルが強制的に作られるが、Yはワールドの高さより70から10以下の間に制限されている(ネザーでは118、オーバーワールドでは246)。このようにしてポータルが強制されると、対象の位置に、上に高さ3の空気がある黒曜石の2×3の土台が作られ、そこにあったものはすべて上書きされる。これにより、地下に空気空間ができたり、空中の高い位置にある場合は小さな土台ができたりする。Bedrock Editionでは、これらの黒曜石ブロックの両側にさらにネザーラックブロックが4つ配置されており、12ブロックの土台となっている。

座標が選択されると、ポータルブロックを含むポータル(常に4×5、角を含む)が目標座標に構築され、邪魔なものはすべて置き換えられる。

ポータルが水中や溶岩の中に強制されると、液体はすぐに生成された空気ブロックに流れ込み、プレイヤーには空気の空間が無くなる。しかし、バグによりこの水はポータルには流れない:液体が空気袋に縦にも横にも流れる場合、縦にしか流れないため、土台の外角にあるブロックが水源ブロックになることはない。

サウンド[]

サウンド字幕分類説明名前空間ID字幕キー音量ピッチ減衰
距離
ポータルが響くブロックランダムblock.portal.ambientsubtitles.block.portal.ambient??10
ポータルの音が激しくなるブロックポータル内に立つblock.portal.triggersubtitles.block.portal.trigger??16
なし[sound 1]環境音テレポート後block.portal.travelなし[sound 1]??16
  1. a b MC-184622

実績[]

進捗[]

詳細は「進捗」を参照
アイコン 進捗 ゲーム内での説明 前提条件 実際の条件(異なる場合) 名前空間ID
Advancement-plain-rawさらなる深みへネザーポータルを作り、着火し、入る アイス・バケツ・チャレンジネザーへ行く。story/enter_the_nether
Advancement-plain-rawネザー夏服を持って来る ネザーへ行く。nether/root
Advancement-fancy-raw亜空間バブルネザーを利用してオーバーワールドでの7kmを移動する ネザーネザーを通じて、オーバーワールド上で7,000ブロック、ネザーでは875ブロック分以上離れた2つの地点間を移動する。nether/fast_travel

動画[]

注意:これらの動画では、ネザーの天井のネザーポータルがオーバーワールドのポータルとつながっていることには言及していない。

歴史[]

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適切な画像を追加した際には、このテンプレートを削除してください。
具体的な内容:a1.2.0予告、Beta 1.9 Pre-4のネザーポータルと、テクスチャアップデートのネザーポータル(ネザーポータルブロック)の間のネザーポータル。
Java Edition Alpha
v1.2.02010年10月4日Notchのブログの張り紙で新しい「地獄の世界」が発表され、ポータルを高速移動に使うことがほのめかされた。
2010年10月22日元々、ガストオーバーワールドのネザーポータル(「ゲート」と呼ばれた)から出現することを目的としていたが、この能力はまだ実装されていない。[2]
2010年10月29日2社のゲーム会社にNotchがハロウィン・アップデートの予告を送った;当時の記事[3][4]には、当時「スリップ」として知られていたものに入るのに使用されていたネザーポータルの使用法が詳述してある。
previewネザーポータルを追加。
v1.2.2aプレイヤーF4を押すことでネザーポータルを作成できるようになった(開発者のテスト機能と推測される)。
v1.2.2bネザーポータルのF4を削除。
Java Edition Beta
1.6?これ以前はマルチプレイヤーサーバーでネザーポータルを作成することはできたが、プレイヤーネザーに転送される機能はないため、マルチプレイヤーサーバーではネザーに行くため改造が必要であった。現在ではネザーポータルはマルチプレイヤーでも機能する。
Java Edition
1.0.0?殴るだけでネザーポータルを粉砕できるようになった。
Beta 1.9 Prerelease 4ネザーポータルが変更され、外観が少し暗くなった。
?溶岩でネザーポータルが無効化できなくなった。どちらもポータルに当たる前に停止し、ポータルが固体ブロックであるかのように動作するが、ポータル内に炎の代わりに水を置くと自動的にポータルが無効化される。
1.2.112w08aクリエイティブプレイヤーは(再び)殴るだけでネザーポータルを粉砕できるようになった。破壊するときにはガラスと同じサウンドを使用する。
?オーバーワールドの高度制限は256に上昇したが、ネザーからのポータルはY=128以上のポータルを見つけられない。
1.3.112w18aネザーポータルを使ってもtravel.oggが再生されなくなった。
12w22aオーバーワールドのネザーポータルからゾンビピッグマンが稀に出現するようになった。
?ネザーからのポータルがオーバーワールドの全高度を検索するようになった。
1.4.212w34aエンティティがポータルを通過するようになった。
12w38aサバイバルモードでネザーポータルに入ったときのネザーポータルの読み込みが速くなりクリエイティブモードではすぐに読み込まれるようになった。
1.7.22013年9月11日Dinnerboneが異なる形をしたもっと大きなネザーポータルの画像を公開し、最下段だけでなく全てのブロックからブロックを点灯できる機能についても言及。[5] 2枚目の画像のポータルの看板と円形の性質はどちらもスターゲイトを参考にしたもので、ジャック・オニール大佐決まり文句が嫌いだとよく言われていた。
13w37aポータルが最下段だけではなくポータル内の全てのブロックから起動できるようになった(枠内にブロックが出現した場合)。
新しいネザーポータル構築規則を追加:ポータルは最小で4×5、最大で23×23まで構築できる。
ネザーポータルが回転を定義するためブロックデータ値(後にブロック状態に変更)を使用するようになった。1.6.4以前に作成された古いポータルは更新時に閉じてしまう傾向がある。
13w41aネザーポータルとが互いに透けて見えるようになった。
1.916w02aネザーポータルが再びtravel.oggを再生するようになった。
15w49aウィザーエンダードラゴンがネザーポータルを通れなくなった。
1.1519w36aオーバーワールドのネザーポータルがネザーディメンションの上半分(128-255)に置かれたポータルに正しく繋がるようになった。
既存のポータルの接続先の検索がチャンクベースになった:検索領域は257×257ブロックではなく17×17チャンク
1.1620w06aネザーポータルの通過がほぼ途切れが無くなった。
20w16a荒廃したポータルを追加。
1.20Pre-release 1転送後にポータルの歪みのアニメーションとポータル起動音が再生されなくなった。
Pocket Edition Alpha
0.12.1build 1ネザーポータルを追加。
ネザーポータルは最小で4×5、最大で23×23まで構築できるようになった。
?ネザーポータルのサウンドJavaに合わせて変更。
Legacy Console Edition
TU1CU1 1.0 Patch 11.0.1ネザーポータルを追加。
TU31CU19 1.22 Patch 3新しいネザーポータル構築規則を追加:4×5から23×23までの任意の長方形。
ネザーにあるネザーポータルが大きい場合は、ガストも通過できる。
ネザーポータルの枠内にブロックがあれば起動するようになった。

問題点[]

「ネザーポータル」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。

ギャラリー[]

トリビア[]

  • ポータルはトンネル状に並べられるが、3つ目のポータルが点灯しているように見えるのは、最初の2つのポータルがガラスの役割をしているからである。6つ以上のポータルが接続されている場合は、ポータルトンネル内では内側のポータルは完全に見えなくなるが、パーティクル効果は全体に表示される。また、これらの接続したポータルは転送までの4秒のカウントダウンを共有しているため、プレイヤーが接続されたポータル内にいる限りは別のディメンションに送られる。
  • プレイヤーは起動しているポータルに立っている間はインベントリやチャット画面は開けず、他のGUI(チェストや村人など)を開くとすぐに閉じてしまう。
  • 2つのポータルが交差している場合、プレイヤーがその交差部分に火をつけると(両方のポータルに一度に火をつける事になる)、X軸内のポータルのみが起動する。他のブロックに火をつけると、そのブロックがある方のポータルが起動する。
  • ネザーポータルを参照するスプラッシュがある。「Slow acting portals!」(ポータルの動きが遅い!)。
  • 飼い慣らしたオウムを肩に乗せた状態でポータルに立つとアニメーションが発生せず、ネザーへテレポートできない。

広報[]

  • レゴのマインクラフトセット:「ネザー」にレゴのネザーポータルが付属
  • 2010年10月29日に、PC Gamerがポータルを建設して使用している様子を掲載した この動画を公開。
  • 2011年4月1日、Think Geekが毎年恒例の偽エイプリルフール商品の一つであるMinecraft USB デスクトップネザーポータルの宣伝のためこの動画を公開。

脚注[]

外部リンク[]


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