丘でスニークするNotch
溶岩に落ちないようくぼみの上でスニークするプレイヤー
スニーク（英：Sneaking）、忍び歩きとは、スニークキー (標準では⇧ Shift) を押している間、有効になる機能である。スニークは、プレイヤーが1ブロック以上の高さから落下することを防ぎ、外側へ向かって水平に空いているスペースの上に建築していく時にとても役に立つ。しかし、ブロックの端を超えているのにスニークボタンを離すと、プレイヤーは落下してしまう。加えて、スニーク中にブロックの端を越えてジャンプすると、ブロックから降りることが出来る。
スニークは当初クラウチングと呼ばれていた。プレイヤーの当たり判定は通常の立っている高さと変わらない。
効果[]
- 動きは遅くなり、速度は約1.31m/秒である。斜めに動けば若干速く動ける。
- 目の高さが1/8ブロック分下がり、キャラクターが若干腰を曲げる。これは、F5で確認できる。小さな穴に収まることはできない。
- スニーク中は足音が発生しない。
- 縁から外れて歩けない。しかし、地上からの高さが1ブロックちょうどに満たないものの縁 (ハーフブロック、チェスト、ベッドなど) からの落下を防ぐことはできない。チェストの当たり判定が変更されて以降、チェストの下が崖になっていたとしても落下してしまう。これはチェストとその隣のブロックとには極薄いが高さに違いがあるためである。
- マルチプレイで他のプレイヤーは、スニークしているプレイヤーから5ブロック以内にいない限り、固体ブロック越しにその名前を見ることができない。
- マルチプレイでは、自分のプレイヤー名が通常よりも若干暗く表示される。
- はしごやツタの上では滑り落ちなくなる。これははしごの横木やつるに掴まっているような印象を与える。採掘速度は1/5に遅くなる。
スニークは、次のように効果を与えない場面がある。
- Mobがプレイヤーに気づく時。通常信じられているのとはことなり、Mobとプレイヤーとの関係には全く関与しない。
- ジャンプする時。スニークしているときでも、上下どちらのブロックの高さにもジャンプできる。しかし、対気速度はスニーク中とジャンプ中では遅くなり、また、普通に落下ダメージを受けることを注意しなくてはいけない。
- 作物が破壊されるのと同時に、耕地が土へと戻る時。
スニーク操作[]
Macintoshでは、スニークキーは⮸ Caps Lockへと変更され、プレイヤーは歩行とスニークをボタンで切り替えることができるので、ボタンを押し続けなくてもスニークできる。Windowsでも、スニークキーを押しながらAltを押すことでこれが可能になる。これは一時的にゲームをフリーズさせるが、ゲームを再開するには両方のキーを離してからAltをもう一度押してから離す。通常歩行に戻るには、スニークキーをもう一度押してから離す。チャットキーを押したり、かまどや作業台、ディスペンサーを使ったりするように、インベントリーやメニューを開けば歩行状態に戻る。この方法は、ウインドウモードでも全画面モードでも使用できる。(備考：これは歩行とジャンプのようなほかのコマンドにも当てはまる。)
また、スニークキーとチャットキーが厳密に同時に押されると、プレイヤーはチャットでかがんだ状態になる。チャットが起動するときマウスは離されるため、この方法はプレイヤーから隠れたままで会話したいときに非常に有効である。
Xbox 360 Editionでは、(標準設定では) 右アナログスティックを押すことでスニークするしないをトグル切り替え出来る。
歴史[]
| Java Edition Classic | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| May 18, 2009 | TIGSourceフォーラムでスニーク機能が初めて提案された。 | ||||
| Java Edition Alpha | |||||
| v1.1.1 | スニーク機能が追加された。 | ||||
| v1.2.3_05 | マルチプレイで、他のプレイヤーがスニークしているのが見えるようになった。スニーク中のプレイヤーの名前は近距離でのみ薄く表示されるようになり、固体ブロック越しに表示されなくなった。 | ||||
| スニーク中に再生されなかった足音が、スニークの解除時に急に再生されなくなった。 | |||||
| Java Edition Beta | |||||
| 1.4 | はしごでスニークすることで、プレイヤーの位置を固定する機能が追加された。 | ||||
| 1.6 | Test Build 3 | 0.5mの高さの坂を、スニークしながら登り降り出来るようになった。 | |||
| Java Edition | |||||
| 1.3.1 | ? | ブロックの端に到達してすぐにスニークを解除しても、ブロックの端から落下しなくなった。 | |||
| 1.4.6 | 12w49a | 作業台やディスペンサーなどのブロックに、スニーク中にレッドストーンダストやレバーのようなアイテムを設置することが出来るようになった。 | |||
| 1.6.1 | 13w16a | スニークをすることで、ボート、ウマ、トロッコなどから降りられるようになった。 | |||
| ? | スニークをした時にプレイヤーの腕の位置が変わるようになった。 | ||||
| 1.8 | 14w06a | スニーク時のカメラのスムーズトランジションが無くなった。 | |||
| 1.9 | 15w42a | スニークしているプレイヤーの当たり判定の高さが1.8ブロックから1.65ブロックに変更された。 | |||
| 15w49a | スニークで疲労度が0.005/m増加するようになり、0.01/mから減少した。 | ||||
| 1.11 | 16w32a | スニークで疲労度が増加しなくなった。 | |||
| 16w44a | 5⁄8ブロック以上の高さからの落下が防がれるようになった（ハーフブロックより高い）。以前は1ブロック以上だった。 | ||||
| 1.13 | 18w07c | スニーク時のカメラのスムーズトランジションが再び導入された。 | |||
| 1.14 | 19w12a | スニーク中のプレイヤーの当たり判定の高さが1.5ブロックになった。 | |||
| 19w14a | 高さが1.5ブロック以上かつ1.8ブロック未満の空間に入ると、スニーク時の姿勢をとるようになった。 | ||||
| Pre-Release 1 | 高さが1.5ブロック以上かつ1.8ブロック未満の空間に入ると、実際にスニーク状態に移行するようになった。 | ||||
| 1.15 | 19w41a | アクセシビリティ設定から、スニーク操作を「固定」と「切り替え」のどちらかに設定できるようになった。 | |||
| 1.20 （実験的） | 23w03a | スニークしなくても、Mobの頭を音符ブロックの上に設置できるようになった。 | |||
| Pocket Edition Alpha | |||||
| v0.5.0 | Xperia PLAY限定でスニーク機能が追加された。 | ||||
| v0.12.1 | build 1 | 全てのデバイスでスニーク機能が追加された。 | |||
| v0.15.0 | build 1 | ウマ、ロバ、ラバのインベントリにスニークでアクセスできるようになった。 | |||
| スニークで動物から降りられるようになった。 | |||||
| v0.16.0 | build 1 | 下方向に飛行する際にスニークの姿勢をとるようになった。 | |||
| Pocket Edition | |||||
| 1.1.0 | alpha 1.1.0.0 | ラマのインベントリにスニークでアクセスできるようになった。 | |||
| Bedrock Edition | |||||
| 1.2.0 | beta 1.2.0.2 | スニークで防具立ての姿勢を変えられるようになった。 | |||
| 1.10.0 | beta 1.10.0.3 | スニークで盾を使用できるようになった。 | |||
| 開発中のBedrock Edition | |||||
| 1.19.60 | beta 1.19.60.25 | スニークしなくても、Mobの頭を音符ブロックの上に設置できるようになった。 | |||
| 1.19.70 | beta 1.19.70.20 | スニーク中のプレイヤーの当たり判定の高さが1.5ブロックになった。 | |||
| 高さが1.5ブロック以上かつ1.8ブロック未満の空間に入ると、スニーク状態に移行するようになった。 | |||||
| Legacy Console Edition | |||||
| TU1 | CU1 | 1.00 | Patch 1 | スニーク機能が追加された。 | |
問題点[]
「スニーク」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。
トリビア[]
- クリエイティブモードでは、飛行中スニークボタンとジャンプボタンを同時に押したままにすると、その高さに静止する。
- Bedrock Editionでは、プレイヤーが下方向に飛行するとスニーク状態となり、チェストやかまどなどのユーティリティにブロックを設置できるようになる。Java Editionでは、下方向に飛行してもスニーク状態にはならないが、使用操作でユーティリティブロックとやり取りできない。
- Bedrock Editionでは、ブロックの隣の空気に向かってブロックを設置することで橋渡しできるが、これはスニーク状態に関わらず可能である。[1]
- Java Editionでは、このような橋渡しを行うには（通常スニークで）ブロックの端に移動し後ろを向いてブロックを設置する必要がある。
- ダッシュ中にスニーク状態に移行すると、通常のスニークより高速にスニークできる。[2]