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この記事では、ディメンションについて説明しています。バイオームについては「ジ・エンド (バイオーム)」を、その他の用法については「エンド (曖昧さ回避)」をご覧ください。
2011-10-13 22.16

プレイヤーがスポーンした黒曜石足場エンドストーンの島、黒曜石の柱。そして、エンダーマン。

End Highlands

エンドの外の島の一部。エンドシティとエンドシップがある。

ジ・エンド(英:The End)、エンド(英:End)はオーバーワールドネザーに次ぐ、Minecraft3つ目のディメンションである。

行き方[]

詳細は「エンドポータル」を参照
Active End Portal

要塞にある起動したエンドポータル。

エンドに行くにはプレイヤーが要塞内のエンドポータルを探し、修復し、入らなければならない。

起動したエンドポータルにプレイヤーが入ることで、エンドに行くことができる。

環境[]

ジ・エンドは1つの大きな島と、それを取り囲む外縁の小さな島々からなり、それら全ては主にエンドストーンで出来ている。中央の島と外縁の島々との間は1000ブロック分の奈落により隔てられている。

星が無いときの空とジ・エンドの奈落は黒一色の固定されたパターンである。ジ・エンドにはネザーと同じように昼夜サイクルが存在せず、明るさは常に薄暗いまま変化しない。

ほとんどのアイテムブロック地上と同じように機能するが、下記の例外がある。

  • ネザーと同じで、ベッド使用しようとすると爆発してが燃え盛るのと同様に、補充したリスポーンアンカー使用しようとすると同じことがおきる。
  • 溶岩はネザーと同様、地上よりも速く流れるが、流れる距離は地上と同様に3ブロックまでである。
    • 水は地上と同じ速さで流れる。
  • ジ・エンドでは初期スポーン地点の設置が出来ないため、コンパスで初期スポーン地点を探すことはできない。
  • 時計は、昼夜サイクルのないジ・エンドでは太陽の位置を定位できず、不規則に動くだけである。
  • ネザーポータルはエンドでは機能しない。(ただし、コマンドを使用すれば設置可能)
  • 炎は岩盤の上では永遠に燃え続けるが、岩盤以外のブロックに自然に燃え移ることは無い。

中央の島[]

プレイヤーは初回は必ず中央の島の、X=100、Y=49、Z=0の黒曜石の足場の上で西(X軸の負の方向)を向いた状態でスポーンする。黒曜石の足場は島の上または内部、あるいはそこから比較的近い場所に生成される。

ジ・エンドに一旦入ると、出るにはエンダードラゴンを倒すか、死ぬかしかない。エンダードラゴンは自然スポーンし、0,0を中心に環状に配置された数々の黒曜石の柱の上を飛び回っている。それぞれの柱の上には1つずつエンドクリスタルがあり、いくつかは鉄格子の檻に守られている。

エンダードラゴンは倒されると爆発し、70レベル分の経験値オーブをドロップし、出口ポータルエンドゲートウェイポータルが生成される。出口ポータルの上にはドラゴンの卵がある。エンダードラゴンを倒した後、4つのエンダークリスタルを出口ポータルの上に置くことで、何度でもドラゴンがリスポーンする。リスポーンしたドラゴンを倒すたびに新たなエンドゲートウェイポータルが生成されるが、その最大数は20である。リスポーンしたドラゴンを倒したときには、卵は現れない。

EnderIslandsRender

中央の島と内側の島の様子。

出口ポータルに入ると、少しして「エンドポエム」とクレジットが表示され、Minecraftを「クリア」したことになるとともに、実績「おしまい。」を獲得する。その後プレイヤーは地上にリスポーンし、エンドに戻るには同じポータルが使用できる。ジ・エンドはプレイヤーが退出したときと同じ状態を保っている。

外縁の島々[]

生成されたエンドゲートウェイポータルに入ると、1000ブロックの奈落を挟んだ向こう側にあるエンド外縁の島々に即座にテレポートする。ゲートウェイポータルと岩盤ブロックとは、高さ1ブロックしか隙間がないので、エンダーパールを投げることによって入るのが最も簡単であるが、水を配置して泳いで入ることもできる。本島から到達する他の手段としては、エリトラを使用する (入手済の場合)、レッドストーン宇宙船を使用する、橋を架けるなどの方法があるが非効率である。Legacy Console Editionでは本島と外縁の島々のそれぞれがバリアで囲まれていたため、ゲートウェイに入るのが唯一の到達手段であった。

外縁の島々は無限に生成され、島の上にはコーラスフルーツを収穫できるコーラスの木がある。

またエンドシティや、さらにその近くにエンドシップが生成されている場合もある。各建造物には戦利品のチェストが生成されていて、特にエンドシップではエリトラドラゴンの頭を含む高価な戦利品が期待できる。

Mob[]

ジ・エンドに自然スポーンするMobは3種類しかいない。エンダーマンはディメンション中どこでもスポーンする。エンダードラゴンは中央の島に一度だけスポーンし、4つのエンドクリスタルをポータルの各辺に設置しておかない限りはリスポーンすることはない。シュルカーは外縁の島々のエンドシティにしかスポーンせず、倒すとリスポーンしない。ボスを含む他のMobはエンドポータルを通してジ・エンドに送ることが出来る。

EndermanFace ShulkerFace EnderdragonFace
エンダーマン シュルカー エンダードラゴン

生成[]

キー
I インベントリのアイテムとして異なるIDを持つ。
D 耐久度を定義するために、アイテムのダメージ領域内を使用する。
S ブロックを完全に定義するためには、保存したゲームのデータ配列から追加データが必要となる。
B インベントリのアイテムを完全に定義するために、アイテムのダメージ領域内に追加データが必要となる。
N インベントリのアイテムの定義に、NBTによる追加データを必要とする。
E 追加データを保存するためにブロックエンティティが必要となる。
赤色 正規の方法では入手できない。/give コマンドを使うか、インベントリエディタを使うことでのみ入手できる。
空色 決して入手することはできない。一部は /setblock または /fill コマンドを使用して設置することができる。
青色 クリエイティブモードのインベントリにのみ存在する。
紫色 クリエイティブモードのブロック選択でのみ存在する。
青緑色 村人と取引するか、クリエイティブモードでのみ入手できる。
緑色 エンチャントされた道具を所持しているか、クリエイティブモードでのみ入手できる。
黄緑色 エンチャントされた道具を所持しているか、/give コマンドを使うか、インベントリエディタを使うことでのみ入手できる。クリエイティブモードのインベントリからは入手できない。
灰色 未使用のデータ。

自然発生するブロック[]

ワールドのシード値から生成されるものが含まれる。

アイコン 10進数 16進数 名前空間ID ブロック
0 0 minecraft:air 空気
Bedrock 7 7 minecraft:bedrock 岩盤
Obsidian 49 31 minecraft:obsidian 黒曜石
End Stone 121 79 minecraft:end_stone エンドストーン
Chorus Plant 199 C7 minecraft:chorus_plant コーラスプラント
Chorus Flower 200 C8 minecraft:chorus_flower コーラスフラワー

自然生成されるブロック[]

自然生成とは、プレイヤーが関わらず自然に新しいブロックを配置するようなイベントの組み合わせを示す。これらのうちいくつかはワールド生成の一部としても生成される可能性がある。

アイコン 10進数 16進数 名前空間ID ブロック
0 0 minecraft:air 空気
Bedrock 7 7 minecraft:bedrock 岩盤
Obsidian 49 31 minecraft:obsidian 黒曜石
Torch 50 32 minecraft:torch 松明 S
Fire 51 33 minecraft:fire
End Portal 119 77 minecraft:end_portal エンドポータル E
Dragon Egg 122 7A minecraft:dragon_egg ドラゴンの卵
End Gateway 209 D1 minecraft:end_gateway エンドゲートウェイ

構造物[]

自然生成されるものと同様だが、オプション「構造物を生成する」を有効にしたときのみ生成されるブロック。

アイコン 10進数 16進数 名前空間ID ブロック
Obsidian 49 31 minecraft:obsidian 黒曜石
Chest 54 36 minecraft:chest チェスト S E
Ender Chest 82 52 minecraft:ender_chest エンダーチェスト S E
Purple Stained Glass 95 5F minecraft:stained_glass Purple色付きガラス S B
Brewing Stand 117 75 minecraft:brewing_stand 醸造台 I S E
End Rod 198 C6 minecraft:end_rod エンドロッド
Purpur Block 201 C9 minecraft:purpur_block プルプァブロック
Purpur Pillar 202 CA minecraft:purpur_pillar プルプァの柱
Purpur Stairs 203 CB minecraft:purpur_stairs プルプァの階段
Purpur Block 204 CC minecraft:purpur_double_slab Purpur Double Slab
Purpur Slab 205 CD minecraft:purpur_slab プルプァのハーフブロック
End Stone Bricks 206 CE minecraft:end_bricks エンドストーンレンガ

技術的な案内[]

エンドは、ワールドセーブの DIM1 サブディレクトリに通常世界と同じ方法で保存されている。

DIM1ディレクトリを削除すると、プレイヤーが行ったすべての変更を含めて、エンドがリセットされる。

実績[]

詳細は「実績」を参照
アイコン 実績 ゲーム内での説明 実際の条件(異なる場合) 得られるゲーマースコア トロフィーの種類(PS)
おしまい?エンドポータルに入ろうエンドポータルに入る。20Gゴールド
おしまいエンダードラゴンを倒そうジ・エンド出口ポータルに入る。40Gブロンズ
お口が臭いですガラスビンにドラゴンの息を集めようドラゴンブレスの瓶をインベントリに持つ。30Gシルバー
おしまい... 再び...エンダードラゴンを再出現させよう30Gシルバー
上からのいい眺めシュルカーの攻撃で50ブロックの高さに上昇しよう。20Gブロンズ

歴史[]

Java Edition Indev
0.312010年1月6日
Indev
「Floating」と呼ばれるマップタイプが追加された。このマップタイプでは、選択されたマップテーマに基づいた地形からなる浮島が生成される。「地表」にあたる部分は岩盤で覆われているため、浮島から落ちると死亡する。このマップタイプは後にInfdevで削除された。
Java Edition Beta
2011年5月19日
Sky Dimension 1
Notchは、当時スカイディメンションとして知られていた、第三のプレイ可能なディメンションの画像をツイートした。オーバーワールドのブロックとMobがあるほか、空もオーバーワールドのものに似ていた。
2011年7月30日Notchはエンダーマンの規則的な名前変更に関してのコメントの中で、ジ・エンドについて初めて言及した。このコメントはエンダーマンをファーランドに合わせて「ファーランダー(Far Lander)」と改名すべきだとMojangに要請してきた数人のユーザーへの返答であり、彼はエンダーマンをファーランダーと改名するよりも、逆にファーランドを「ジ・エンド」と変更する可能性の方が高いと冗談を言った。
2011年10月6日Redditユーザー「cprqwashi」が「ジ・エンダー(the Ender)」という名前で、エンダーマンとエンダードラゴンの故郷である新ディメンションに関するアイデアを投稿した。Noychはすぐに追加情報を提供し、cptqwashiは「100%的確」だとした。[1] しかし、後にそのディメンションの名前は「ジ・エンド」であり、エンダードラゴンは1匹しかいないということが明らかにされた。[2]
2011年10月7日Notchはジ・エンドに関する最初の画像、エンダードラゴンが上を飛んでいる画像をツイートした。
2011年10月10日Notchはジ・エンドと、エンダードラゴンが画面上へ飛んでゆく様子を写した短い映像を公開した。"画面を明るくしたバージョンがこれである"
2011年10月12日スカイディメンションに関する元々の着想が「ジ・エンド」として公式に復活した。
Java Edition
1.0.0Beta 1.9-pre4エンドが追加され、エンドポータルから入ることができた。
エンダードラゴンがポータルの近くにスポーンするとポータルは破壊されるが、枠が破壊されるだけでポータル自体は機能し続ける。シングルプレイのクリエイティブモードで、ポータルフレームブロックを設置することはできなくなった。
1.3.112w23aクリエイティブインベントリエンドポータルフレームが追加された。
12w25aジ・エンドの空が、以前までの複数の色によるノイズから暗い紫色の変化しない画像へと変更された。
2013 Music Updateジ・エンドの環境音トラックが追加された。
1.814w17aジ・エンドのバイオーム名が「スカイ」から「ジ・エンド」に変更された。
1.915w31aサイズの異なる柱の配置が円形に変更された。一番高い柱ではエンダークリスタルの周りに鉄格子がついた。
出口ポータルが、ドラゴンエッグとポータル本体を除いて事前に生成されるようになった。
中央の島とは1000ブロックの溝で隔てられている、無限生成式の外縁の島々が追加された。
エンドシティとエンドシップが外縁の島々に生成されるようになった。
15w32cエンドシップにあったビーコンカボチャに変更された。
15w33cエンドシップの中のカボチャが、Searge 作の本が入ったホッパーに置き換えられた。
15w41aホッパ―及びその中の本がさらに額縁に入ったエリトラに変更された。
16w07bドラゴンとの戦闘中にエンダークリスタルを守っていた鉄格子が削除された。
pre1鉄格子が再追加され、短めの柱の上のクリスタルのみを保護するようになった。
1.1116w39a地図がジ・エンドでも機能するようになった。
島々の各地にランダムに生成される帰還ポータルが追加された。
開発中のJava Edition
1.20.524w03aエンティティがエンドに入った際、その場所が15秒間読み込まれるようになった。
Pocket Edition
1.0build 1ジ・エンドが追加された。
Legacy Console Edition
TU9CU1 1.00 Patch 1ジ・エンドが追加された。黒曜石の柱は螺旋上に生成された。出口ポータルの岩盤製の枠は、ジ・エンドに入った際にすでに生成されたが、エンダードラゴンを倒すまでポータル自体は機能しなかった。
TU14 1.04 ジ・エンドの空が、以前までの複数の色によるノイズから暗い紫色の変化しない画像へと変更された
TU46CU36 1.38 Patch 15出口ポータルが、ドラゴンエッグとポータル本体を除いて事前に生成されるようになった。
中央の島とは1000ブロックの溝で隔てられている、無限生成式の外縁の島々が追加された。
エンドシティとエンドシップが外縁の島々に生成されるようになった。

問題点[]

「ジ・エンド」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。

トリビア[]

エンドサウンドトラックのサンプル。著作権C418

  • エンドは、大量のブロックで満たされた洞窟であるネザーの反対と考えることができる。
  • エンドには、エンドでしか聞こえない独自のサウンドトラックがある。

ギャラリー[]

脚注[]


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