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sounds.jsonBedrock Editionではsound_definitions.json)は、サウンドイベントがゲームイベントによって発動した際にどのサウンドファイルを再生するかを定義するファイルである。

このファイルはリソースパックassets/<名前空間>下に格納して使用する。またデフォルトのファイルは.minecraft/assets/objects(Bedrock Editionではassets/resoure_packs/vanilla/sounds)内にファイル名がハッシュ化された状態で保存されており、ハッシュ化されたファイル名は.minecraft/assets/indexes/<バージョン>.jsonに記載されている。

ファイルの記述形式[]

Java Edition[]

このファイルは、以下のJSON構造で指定する。

  • 最上位のオブジェクト。
    • <サウンドイベント名>: サウンドイベント。名前は通常カテゴリで区切られている(例:entity.enderman.stare)。デフォルトのサウンドイベントは後載の表に記載されている。なおサウンドイベントの名前空間をminecraft以外にしたい場合は、その名前空間下にそのサウンドイベントを定義したsounds.jsonファイルを配置する必要がある。
      •  replace: リソースパックでのみ使用される。このサウンドイベントのデフォルトのsounds.jsonにリストされているサウンドを、 soundsに記載したサウンドで置き換える場合はtrue。デフォルトのサウンドリストに記載したサウンドを追加する場合はfalseを指定する。省略可能。未定義の場合、デフォルトはfalseである。
      •  subtitle: 字幕が有効化されている際に表示されるテキストの翻訳キー。任意。
      •  sounds: このサウンドイベントが使用するサウンドファイルのリスト。リスト内のサウンドの1つがランダムに選択され、このサウンドイベントが発動した際に再生される。任意。
        • 使用するサウンドファイルのパス。リソースパックの「名前空間/sounds」以下から記述し、階層の分割文字にはスラッシュを使用する。名前空間のデフォルトは「minecraft」だが、名前空間を前に付けて「:」で区切ることで変更できる。
        • サウンドファイル。このオブジェクトは、サウンドに追加の設定が必要な場合にのみ使用される。
          •  name: 使用するサウンドファイルのパス。リソースパックの「名前空間/sounds」以下から記述し、階層の分割文字にはスラッシュを使用する。名前空間のデフォルトは「minecraft」だが、名前空間を前に付けて「:」で区切ることで変更できる。 typeの値によっては別のサウンドイベントの名前を指す場合もある。
          •  volume: このサウンドが再生される音量。値は0.0から1.0の間の小数。未定義の場合、デフォルトは1.0。
          •  pitch: 指定された値のピッチで再生する。未定義の場合デフォルトは1.0だが、それより高い値や低い値を選択できる。
          •  weight: このサウンドが選択される比重。選択の可能性は、そのサウンドの比重÷全サウンドの比重の和によって決定される。
          •  stream: このサウンドをファイルからストリーミングする場合はtrue。遅延を回避するため、ある程度長い継続時間を持つサウンドの場合は「true」に設定することを強くお勧めする。「music」カテゴリと「record」カテゴリに属するほぼすべてのサウンドが1分以上あるため、これらのカテゴリのすべてのサウンド(音符ブロックのサウンドを除く)に使用されている。任意。未定義の場合、デフォルトはfalse。falseに設定されたサウンドは多数を同時に鳴らすことができるが、trueのサウンドは最大4つまでしか同時に鳴らせない。
          •  attenuation_distance: 距離に基づいた音の低減率を変更する。ポータル、ビーコン、コンジットに使用される。デフォルトは16。
          •  preload: サウンドの再生時ではなく、パックの読込時にこのサウンドを読み込む必要がある場合はtrue。水中の環境音で使用される。デフォルトはfalse。
          •  type: 「sound」と「event」のどちらかを指定する。「sound」の場合は nameをファイル名として解釈するが、「event」の場合は別のサウンドイベントとして解釈し、そのサウンドイベントを再生する。未定義の場合、デフォルトは「sound」。

1.10以前のsounds.jsonの例はこちら
Dinnerboneによる1.10より前の仕様説明についてはこちらを参照のこと。

サウンドイベント[]

サウンドイベントは一つまたは複数のゲームイベントに結び付けられている。特定のサウンドファイルを複数のサウンドイベントから参照させることもできるため、同じサウンドでも使用される場面や属するサウンドカテゴリが異なる場合がある。有効なサウンドイベントの中には、sounds.jsonに記載されていなかったり、ゲーム内イベントに関連付けられていないものもある。ゲーム内イベントがないサウンドイベント(リソースパックを用いて追加したものも普通これに該当する)は、/playsoundでのみ再生できる。全てのデフォルトのサウンドイベント、それらが使用するサウンド、属するカテゴリ、そのイベントで再生される字幕、およびそのサウンドイベントを発生させるゲーム内イベントを次の表に示す。

Java Editionの値

詳細は「Sounds.json/Java Editionの値」を参照
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Bedrock Editionの値

詳細は「Sounds.json/Bedrock Editionの値」を参照
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ブロックのサウンドタイプ[]

ブロックのサウンドタイプとは、ブロックの破壊時、採掘時、設置時、歩行時、およびブロックの上でジャンプ時‌[BE限定]、ブロックの上に着地時‌[BE限定]に再生されるサウンド群である。

なおブロックタグcombination_step_sound_blocksに含まれるブロックは、足音を鳴らす際にその下のブロックの音を音量13、ピッチ45で同時に鳴らす。

一覧[]

歴史[]

Java Edition
1.7.213w42asounds.jsonを追加。
1.915w43b「subtitle」フィールドを追加。
?ほとんどのサウンドのIDを変更。変更前のIDはSounds.json/Java Editionの値/1.9以前を参照。
16w02aサウンドイベントカテゴリ「voice」を追加。
1.10pre2「category」フィールドを削除。[22]
1.1318w10a「preload」フィールドを追加。
Pocket Edition
1.0.0alpha 1.0.4.1sound_definitons.jsonを追加。


  1. a b c d e The first value is used for placing, digging, and hitting, while the second value is used for falling, stepping, jumping, and landing.
  2. a b c d MC-182820 – Repeaters and comparators use wood sounds for placing/breaking despite being made mostly of stone
  3. MC-200482 – Glass and glass type blocks no longer use a slightly higher pitched placement sound as of 1.9
  4. MCPE-84880 – 「When a target block is placed, it plays the grass sound effect」 – 「Works As Intended(意図通りの挙動)」として解決済み
  5. a b MCPE-121664 – Rooted Dirt uses gravel sounds instead of their distinctive sounds
  6. a b MC-248223 – Sounds of large/medium amethyst buds are switched
  7. This is the default category Bedrock Editionでは. These blocks make approximately the same sounds as stone.
  8. a b MCPE-53577 – Bee nest and Beehive plays incorrect placing sounds
  9. a b c d e f g MCPE-74879 – Some Nether Brick variants don't have the new sounds
  10. MC-132811 – 「Sea pickles don't sound "wet" unlike other related blocks」 – 「Works As Intended(意図通りの挙動)」として解決済み
  11. This is the default category Java Editionでは. Some blocks do not produce real sounds or are not solid, but are still in this category.
  12. MCPE-76182 – Coral uses stone sounds
  13. a b MC-239269 – 「Inconsistency: End portals and end gateways use the stone sound for breaking」 – 「Won't Fix(修正しない)」として解決済み
  14. MC-223153 – Block of Raw Copper uses stone sounds instead of copper sounds
  15. a b MC-223331 – Blocks of raw iron and raw gold use stone sounds instead of metal sounds
  16. MC-257454 – 「Twisting vines use same sounds as weeping vines」 – 「Works As Intended(意図通りの挙動)」として解決済み
  17. MCPE-93577 – Vines have the same breaking and placing sounds as twisting vines and weeping vines
  18. MCPE-46675 – Planting beetroot seeds makes a wood placing sound
  19. MCPE-19717 – 「mushroom block breaking sound is incorrect」 – 「Works As Intended(意図通りの挙動)」として解決済み
  20. MC-217628 – Levers use wood sounds rather than stone
  21. a b MC-171366 – Indirect breaking of minecraft:fire or minecraft:soul_fire does not make the "hissing"/"extinguishing" sound
  22. https://twitter.com/Dinnerbone/status/852212485855862784
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