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この記事では、Java Edition 1.1317w45a)以来の現行のコマンドについて説明しています。それ以前に若干仕様の異なる亜種として存在していたコマンドについては「コマンド/tp/Java Edition 17w45a以前」をご覧ください。
teleport
亜種

/tp

必要権限レベル
  • 2 ‌[JE限定]
  • 1 ‌[BE限定]
実行制限

チートのみ‌[BE限定]

エンティティを指定の場所へテレポートさせる。

大抵のコマンドは既に生成されているチャンクにしか作用できないが、このコマンドは未生成のチャンクにエンティティを転送することができる。転送されたエンティティがプレイヤーであった場合は、転送先のチャンクがその後に生成される。

構文[]

  • Java Edition
teleport <destination>
teleport <targets> <destination>
実行者または指定のエンティティを、特定のエンティティの位置にテレポートさせる。この際、テレポートさせられたエンティティの向きも相手の向きと同じになる。
teleport <location>
実行者を指定の座標にテレポートさせる。この際テレポートさせられたエンティティの向きは実行環境と同じになる。
teleport <targets> <location>
指定のエンティティを指定の座標にテレポートさせる。この際テレポートさせられたエンティティの向きは変化しない。
teleport <targets> <location> <rotation>
teleport <targets> <location> facing <facingLocation>
teleport <targets> <location> facing entity <facingEntity> [<facingAnchor>]
指定のエンティティを指定の座標にテレポートさせ、テレポート後の向きも指定する。
  • Bedrock Edition
teleport <destination: target> [checkForBlocks: Boolean]
teleport <victim: target> <destination: target> [checkForBlocks: Boolean]
実行者または指定のエンティティを、特定のエンティティの位置にテレポートさせる。この際、テレポートさせられたエンティティの向きも相手の向きと同じになる。
teleport <destination: x y z> [checkForBlocks: Boolean]
teleport <victim: target> <destination: x y z> [checkForBlocks: Boolean]
実行者を指定の座標にテレポートさせる。この際テレポートさせられたエンティティの向きは変化しない。
teleport <destination: x y z> [yRot: value] [xRot: value] [checkForBlocks: Boolean]
teleport <destination: x y z> facing <lookAtPosition: x y z> [checkForBlocks: Boolean]
teleport <destination: x y z> facing <lookAtEntity: target> [checkForBlocks: Boolean]
teleport <victim: target> <destination: x y z> [yRot: value] [xRot: value] [checkForBlocks: Boolean]
teleport <victim: target> <destination: x y z> facing <lookAtPosition: x y z> [checkForBlocks: Boolean]
teleport <victim: target> <destination: x y z> facing <lookAtEntity: target> [checkForBlocks: Boolean]
指定のエンティティを指定の座標にテレポートさせ、テレポート後の向きも指定する。

引数[]

JE<targets>エンティティ
BEvictim: targetエンティティ

テレポートさせるエンティティを指定する。省略した場合は実行者が対象となる。
プレイヤー名、ターゲットセレクターまたはUUID[Java Edition限定]で指定する。

JE<location>3次元座標・ベクトル
BEdestination: x y z座標(浮動小数点数)

テレポート先の座標を指定する。相対座標ローカル座標の基準は実行者ではなくテレポートさせられるエンティティの現在位置である。
浮動小数点数で構成される3次元座標でなければならない。チルダ・キャレット表記法を使用できる。

JE<destination>エンティティ
BEdestination: targetエンティティ

テレポート先となるエンティティを指定する。
プレイヤー名、ターゲットセレクターまたはUUID[Java Edition限定]で指定する。Java Editionでは,ターゲットセレクターは単一のものである必要がある。

JE: <rotation>行俯角・水平角
BE: yRot: valueRelativeFloat and <xRot: value>RelativeFloat

テレポート後の向きを指定する。
ヨー角(y方向を軸とした回転角)およびピッチ角(水平方向を軸とした回転角。仰角・俯角のこと)を、倍精度浮動小数点数‌[JE限定]、または単精度浮動小数点数‌[BE限定]を用いて度単位で指定する。
  • 水平方向の回転角(ヨー角)は、-180.0が真北、-90.0が真東、0.0が真南、90.0が真西であり、179.9は真北からほんの少し西側となる。
  • 垂直方向の回転角(ピッチ角)は、-90.0が真上、90.0が、真下となる。
チルダ表記法を使用することができ、コマンドの実行者のヨー角‌[JE限定]、または対象の以前の回転角‌[BE限定]を基準とする相対値を指定できる。

JE<facingLocation>3次元座標・ベクトル
BElookAtPosition: x y z座標(浮動小数点数)

テレポート後にエンティティが向く先の座標を指定する。

JE<facingEntity>エンティティ
BElookAtEntity: targetエンティティ

テレポート後にエンティティが向く先のエンティティを指定する。
プレイヤー名、ターゲットセレクターまたはUUID[Java Edition限定]で指定する。

JE: <facingAnchor>エンティティの位置基準

テレポート後に指定のエンティティの方を向かせるにあたって、そのエンティティの目を向かせるか或は足を向かせるかを指定する。Bedrock Editionでは、常にテレポートさせたエンティティの足が指定のエンティティの足を向く。
eyesまたはfeetの値で指定する。

BE: checkForBlocks: Booleanenum

ブール値(true または false)を指定する。
trueに設定すると、移動先のブロックがそのエンティティが中に存在することのできないブロックでないかを確認したうえでテレポートを行う(移動先のブロックが花などの干渉しないブロックである場合は無視される。足元にブロックが無い場合も特に気にしない)。falseの場合は何も確認せずそのままテレポートを行う。

結果[]

コマンドトリガーJava EditionBedrock Edition
任意引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能
<targets>player: targetに対応するエンティティがワールドに存在しない 失敗 失敗
<destination><facingEntity>destination: targetlookAtEntity: targetに対応するエンティティがワールドに存在しないか、逆に複数存在する。
テレポート先の座標の<x>が<z>区間[-30000000, 30000000)外、または<y>が区間[-20000000, 20000000)外である。 成功
checkForBlocks: Booleanがtrueであり、テレポート先のブロックが塞がれている。 N/A 失敗
成功時

出力[]

コマンドエディション状況成功回数/execute store success .../execute store result ...
任意Java Edition失敗時000
成功時11指定されたエンティティの数
Bedrock Edition失敗時0N/AN/A
/teleport <destination: x y z> ...成功時1N/AN/A
/teleport <victim: target> <destination: x y z> ...成功時テレポートさせられたエンティティの数N/AN/A
/teleport <destination: target> ...成功時2N/AN/A
/teleport <victim: target> <destination: target> ...成功時テレポートさせられたエンティティの数+1N/AN/A

使用例[]

  • 実行者をAliceのところにテレポートさせる: teleport Alice
  • プレイヤー全員を実行者のところにテレポートさせる: teleport @a @s
  • 実行者をx=100、z=100、y座標は現在より3ブロック上の位置へテレポートさせる: teleport 100 ~3 100
  • 最も近いプレイヤーを位置はそのままに10度右に回転させる: execute as @p at @s run teleport @s ~ ~ ~ ~10 ~
  • /executeを介して使用するとディメンション間を行き来することもできる。
    • 座標を変えずネザーへテレポートする
      • execute in minecraft:the_nether run teleport ~ ~ ~[Java Edition限定]
      • execute in nether run teleport ~ ~ ~[Bedrock Edition限定]
    • 全てのプレイヤーをジ・エンドのx=84 y=57 z=79にテレポートさせる
      • execute as @a in minecraft:the_end run teleport 84 57 79[Java Edition限定]
      • execute as @a in the_end run teleport 84 57 79[Bedrock Edition限定]
    • Aliceをオーバーワールドのx=251 y=64 z=-160にテレポートさせる
      • execute as Alice in minecraft:overworld run teleport 251 64 -160[Java Edition限定]
      • execute as Alice in overworld run teleport 251 64 -160[Bedrock Edition限定]

歴史[]

Java Edition
1.10pre1/teleportが追加された。
このコマンドの追加以前から/tpというコマンドがテレポート用のコマンドとして存在していたが、新しく追加されたコマンドの座標の基準がテレポートさせられるエンティティの現在位置であるのに対しこちらのコマンドの座標基準はコマンドの実行者である。
1.1317w45a/tpの仕様が/teleportと同一になり、/teleportの別表記として吸収された。
18w01a引数facingが追加され、テレポート後の向きを特定のエンティティまたは座標を向くように設定できるようになった。
18w02a/teleportが単純化され、他のディメンションにいるエンティティへもテレポートさせることができるようになった。
1.1620w06a/teleportが<x>・<z>[-30000000, 30000000),の範囲外、または<y>が[-20000000, 20000000)の範囲外になる座標へもテレポートさせることができるようになった。
Pocket Edition Alpha
v0.16.0build 1/teleportが追加された。
?facingモードが追加された。
checkForBlocks: Booleanモードが追加された。
Bedrock Edition
?/teleportにおける座標上限が9億9999万9999から3000万に減少した。
座標上限以上の座標を指定してもエラーを吐かなくなった。
1.19.40beta 1.19.40.23「Upcoming Creator Features」の実験的設定から他のディメンションにいるエンティティへもテレポートできるようになった。
1.19.50beta 1.19.50.23他のディメンションへテレポートする機能が通常のゲームプレイで使用できるようになった。
1.19.70beta 1.19.70.20回転の基準がテレポートさせるエンティティではなくコマンドの実行者になった。コマンド内での回転の従来の使用法は、互換性のためテレポートさせるエンティティを基準としたまま使用できる。

es=Comandos/teleport

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