この項目はJava Edition、およびBedrock Edition限定の要素です。
一体のエンティティに対してスコアボードのタグの管理を行う。Java Editionでは、1体のエンティティが所有できるタグの数は1024を超えることができない。
ここで「スコアボードのタグ」とは、詳しくは当該項目を参照されたいが、エンティティのNBTデータ上に任意の文字列を複数保存しておくことのできる機能である。保存した文字列は、ターゲットセレクターでエンティティを絞り込む際の識別子として使用できる。
構文[]
- Java Edition
tag <targets> add <name>
- タグを対象に追加する。
tag <targets> list
- 対象の全てのタグを列挙する。
tag <targets> remove <name>
- 対象からタグを削除する。
- Bedrock Edition
tag <entity: targets> add <name: string>
- タグを対象に追加する。
tag <entity: targets> list
- 対象のすべてのタグを列挙する。
tag <entity: targets> remove <name: string>
- 対象からタグを削除する。
引数[]
- JE:
<targets>
:エンティティ
BE:entity: target
:エンティティ- Java Editionでは、 プレイヤー名、ターゲットセレクターまたはUUIDで指定する。
- コマンドの対象を指定する。
- Bedrock Editionでは、ターゲットセレクター、プレイヤー名、すべてのスコアホルダーを意味する
*
のいずれかでなければならない。
- JE:
<name>
:文字列
BE:name: string
- 対象に追加もしくは削除するタグの名前を指定する。
- 文字列を指定する。Java Editionでは,文字列は単一の単語使用可能文字:
-
,+
,.
,_
、A
-Z
、a
-z
、0
-9
)で指定する(空白を含んではならない)。 Bedrock Editionでは,文字列はスペースを含まない単一の単語か引用符で囲んで指定する。 Bedrock Editionでは、 スペースを含まない1単語かダブルクォーテーションで囲む必要がある。 - Java Editionでは、 有効な文字は大文字小文字のアルファベット、数字、
-
、_
、+
、.
であるがBedrock Editionでは、すべての文字が使用できる。
結果[]
コマンド | トリガー | Java Edition | Bedrock Edition |
---|---|---|---|
任意 | 引数が正しく指定されていない場合 | 構文解析不能 | 構文解析不能 |
<targets> か player: target が1体以上のエンティティに解決できない場合(名前のついたプレイヤーはオンラインでなければならない) | 失敗 | 失敗 | |
/tag ... add ... | 全ての対象となるエンティティが次の条件を1つ以上当てはまる場合:
| ||
/tag ... remove ... | タグを削除されたエンティティが1体もいなかった場合 | ||
/tag ... list ... | タグを持ったエンティティが1体もいなかった場合 | 成功 | |
任意 | 成功時 | タグの追加、列挙、削除を行う。 |
出力[]
コマンド | エディション | 状況 | 成功回数 | /execute store success ... | /execute store result ... |
---|---|---|---|---|---|
任意 | Java Edition | 失敗 | 0 | 0 | 0 |
/tag ... add ... | 成功 | 1 | 1 | 新しくタグを得たエンティティの数 | |
/tag ... remove ... | 成功 | 1 | 1 | タグが削除されたエンティティの数 | |
/tag ... list | 成功 | 1 | 1 | 対象エンティティが所持しているタグの総数 | |
任意 | Bedrock Edition | 失敗 | 0 | N/A | N/A |
成功 | 1 | N/A | N/A |
歴史[]
Java Edition | |||||
---|---|---|---|---|---|
1.13 | 17w45a | /tag が追加された。 | |||
Bedrock Edition | |||||
1.9 | beta 1.9.0.2 | /tag が追加された。 |
関連項目[]
/team