初期スポーン地点、別称ワールドのスポーン地点を設定する。
構文[]
- Java Edition
setworldspawn [<pos>] [<angle>]
- Bedrock Edition
setworldspawn [spawnPoint: x y z]
引数[]
JE:<pos>
:ブロック座標
BE:spawnPoint: x y z
:座標(浮動小数点数)
- 初期スポーン地点の座標を指定する。指定しない場合は、コマンドの実行地点を指定したものとして見做される。Bedrock Editionでは、
x
およびz
は値域は±3000万以内でありその範囲外の値は最大値或いは最小値に変換される。y
の値域は-64以上319までであり、範囲外の値は同様に変換される。 - Java Editionでは、整数またはチルダ・キャレット表記法で表記された<x>、<y>、<z>でブロック座標を指定する。
- Bedrock Editionでは、浮動小数点数で構成される3次元座標でなければならない。チルダ・キャレット表記法を使用できる。
- スポーンの際の向きをY軸周りの回転角で指定する。デフォルトは0.0。
- ヨー角(Y方向を軸としたときの回転角)を、浮動小数点数を用いて度単位で指定する。-180.0が真北、-90.0が真東、0.0が真南、90.0が真西であり、179.9は真北からほんの少し西側となる。チルダ表記法を使用することができ、コマンドの実行者のヨー角を基準とする相対値を指定できる。
結果[]
コマンド | トリガー | Java Edition | Bedrock Edition |
---|---|---|---|
任意 | 引数が正しく指定されていない | 構文解析不能 | 構文解析不能 |
成功時 |
出力[]
コマンド | エディション | 状況 | 成功回数 | /execute store success ... | /execute store result ... |
---|---|---|---|---|---|
任意 | Java Edition | 成功時 | 1 | 1 | 1 |
Bedrock Edition | 失敗時 | 0 | N/A | N/A | |
成功時 | 1 | N/A | N/A |
注記[]
初期スポーン地点を設定できるのはオーバーワールド内のみである。Java Editionでは、他のディメンション寺で実行するとコマンド自体は成功したように表示されるが、実際にはスポーン地点は変わっていない。 成功時には、Java Editionではスポーンチャンクも初期スポーン地点の周りに変更される。
初期スポーン地点を変更しても、リスポーン地点ははゲームルールspawnRadius
によってその周囲のランダムな位置になる。スポーン地点を完全に一地点に固定するには、/gamrule spawnRadius 0
を実行する必要がある。
歴史[]
Java Edition | |||||
---|---|---|---|---|---|
1.7.2 | 13w43a | /setworldspawn が追加された。 | |||
1.16.2 | 20w29a | angle でスポーン時の向きを設定できるようになった。 | |||
Pocket Edition Alpha | |||||
v0.16.0 | build 1 | /setworldspawn が追加された。 |