スコアボードに関する様々な設定を行う。
対オブジェクト用コマンド[]
list(一覧を表示)[]
- 構文
scoreboard objectives list
- 説明
- 現在存在するすべてのオブジェクトとその変動条件、表示名を一覧で表示する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... list
スコアボードシステム上ににオブジェクトが一つも存在しない 成功 失敗 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... list
Java Edition 成功時 1 1 スコアボードシステム上に存在したオブジェクトの個数 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 スコアボードシステム上に存在したオブジェクトの個数 N/A N/A
add(オブジェクトを追加)[]
- 構文
scoreboard objectives add <objective> <criteria> [<displayName>]
(Java Edition)scoreboard objectives add <objective: string> dummy [displayName: string]
(Bedrock Edition)- 説明
- 指定のオブジェクト名、変動基準を持つオブジェクトを新規に作成する。必須ではないが、表示名も設定可能である。
- 引数
- JE:
<objective>
:文字列
BE:objective: string
:basic_string- オブジェクトの内部名を指定する。
- 文字列を指定する。Java Editionでは,文字列は単一の単語使用可能文字:
-
,+
,.
,_
、A
-Z
、a
-z
、0
-9
)で指定する(空白を含んではならない)。 Bedrock Editionでは,文字列はスペースを含まない単一の単語か引用符で囲んで指定する。 Bedrock Editionでは、数値ではなくスペースを含まない文字列(使用可能文字:-
、:
、.
、_
、A
-Z
、a
-z
、0
-9
)、または二重引用符で囲んだ文字列で指定する。
- JE:
<criteria>
:変動基準
BE:dummy
- オブジェクトが使用する変動基準の名前空間IDを指定する。
- スコアボードの条件で指定する。 Bedrock Editionでは、現在
dummy
のみが使用できる。
- JE:
<displayName>
:JSONテキスト
BE:displayName: string
:basic_string- オブジェクトの表示名を指定する。指定しない場合は、
<objective>
を指定したものと見做される。 - Java Editionでは、JSONテキストで指定する。Bedrock Editionでは、数値ではなくスペースを含まない文字列(使用可能文字:
-
、:
、.
、_
、A
-Z
、a
-z
、0
-9
)、または二重引用符で囲んだ文字列で指定する。
- オブジェクトの表示名を指定する。指定しない場合は、
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... add ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 <objective>
という内部名のオブジェクトが既に存在する失敗 失敗 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... add ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 実行後に、スコアボードシステム上に存在するオブジェクトの総数 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 1 N/A N/A
remove(オブジェクトを削除)[]
- 構文
scoreboard objectives remove <objective>
(Java Edition)scoreboard objectives remove <objective: string>
(Bedrock Edition)- 説明
- 指定のオブジェクトをスコアボードシステム上から削除する。オブジェクト内のスコアホルダーのスコアも削除され、現在そのオブジェクトが表示されていた場合には画面上からも消去される。
- 引数
- JE:
<objective>
:オブジェクト
BE:objective: string
:basic_string- 削除したいオブジェクトの内部名を指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... remove ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 <objective>
という内部名がオブジェクトが存在しない失敗 失敗 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... remove ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 実行後に、スコアボードシステム上に存在するオブジェクトの総数 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 1 N/A N/A
setdisplay(オブジェクトの表示設定)[]
- 構文
scoreboard objectives setdisplay <slot> [<objective>]
(Java Edition)scoreboard objectives setdisplay <list|sidebar> [objective: string] [ascending|descending]
(Bedrock Edition)scoreboard objectives setdisplay belowname [objective: string]
(Bedrock Edition)- 説明
- 指定のオブジェクトを、指定の表示スロットに表示するよう設定する。オブジェクトを指定しない場合は、その表示スロットを空にする(デフォルトの状態に戻す)。Bedrock Editionでは、スロットが
list
・sidebar
の場合は、スコアホルダーの並べ順を指定するascending|descending
が追加で必要である。 - 引数
- JE:
<slot>
:スコアボードのスロット
BE:list|sidebar|belowname
- オブジェクトを表示する表示スロットを指定する。
- 有効な表示スロットの値は表示スロットを参照。
- JE:
<objective>
:オブジェクト
BE:objective: string
:basic_string- 表示するオブジェクトの内部名を指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- BE:
ascending|descending
- 並び順を指定する。ascendingが昇順、descendingが降順。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... setdisplay ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 ... setdisplay <slot> <objective>
... setdisplay ... [objective: string]<objective>
という内部名のオブジェクトが存在しない失敗 失敗 <objective>
が既に指定のスロットに表示されている成功 ... setdisplay <slot>
... setdisplay <list|sidebar|belowname>指定のスロットが空である 任意 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... setdisplay ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 0 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 1 N/A N/A
modify ... displayautoupdate(表示名自動更新)[]
- 構文
scoreboard objectives modify <オブジェクト> displayautoupdate (true|false)
(Java Edition)- 説明
- 指定のオブジェクト上で、スコアホルダーの表示名の自動更新を行うかどうかを設定する。
- 引数
<オブジェクト>
:オブジェクト- 自動更新の設定を行うオブジェクトを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
<true|false>
:ブール値(論理値)- 自動更新を行う場合はtrue、行わない場合はfalseを指定する。
- ブール値(
true
またはfalse
)を指定する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition ... modify <オブジェクト> ... displayautoupdate ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 <オブジェクト>
という内部名のオブジェクトが存在しない失敗 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... modify <オブジェクト> ... displayautoupdate ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 0
modify ... displayname(表示名変更)[]
- 構文
scoreboard objectives modify <objective> displayname <displayName>
(Java Edition)- 説明
- 指定のオブジェクトの表示名を変更する。
- 引数
<objective>
:オブジェクト- 表示名を変更するオブジェクトの内部名を指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
<displayName>
:JSONテキスト- 新しい表示名を指定する。
- Raw JSONテキストで指定する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition ... modify <objective> displayname ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 <objective>
という内部名のオブジェクトが存在しない失敗 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... modify <objective> displayname ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 0
modify ... numberformat(表示形式変更)[]
- 構文
scoreboard objectives modify <オブジェクト> numberformat [<表示形式>]
(Java Edition)- 説明
- このオブジェクト上のスコアの表示形式を設定する。スコアに対して個別に表示形式が設定されている場合はそちらが優先される。
- 引数
<オブジェクト>
:オブジェクト- 表示形式を設定するオブジェクト。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
<表示形式>
- 適用する表示形式。以下の3形式が使用できる。省略した場合は表示形式をリセットする。
styled <スタイル>
-{"bold": true}
など、装飾内容のみを記述したJSONテキストを用いてスコアを装飾する。fixed <JSONテキスト>
- スコアの代わりに固定で指定のJSONテキストを表示する。blank
- スコアを空白で隠す。
- 適用する表示形式。以下の3形式が使用できる。省略した場合は表示形式をリセットする。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition ... modify <オブジェクト> ... numberformat ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 <オブジェクト>
という内部名のオブジェクトが存在しない失敗 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... modify <オブジェクト> ... numberformat ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 0
modify ... rendertype(描画形式変更)[]
- 構文
scoreboard objectives modify <objective> rendertype (hearts|integer)
(Java Edition)- 説明
- Tab ↹で表示されるプレイヤーリストにおけるスコアの描画形式を、整数か体力のハートかで指定する。
- 引数
<objective>
:オブジェクト- 描画形式を変更するオブジェクトの内部名を指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
hearts|integer
- 描画形式を指定する。heartsが体力のハート、integerが整数。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition ... modify <objective> rendertype ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 <objective>
という内部名のオブジェクトが存在しない失敗 任意 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... modify <objective> displayname ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 0
対プレイヤー用コマンド[]
list(スコア・スコアホルダーの一覧を表示)[]
- 構文
scoreboard players list [<target>]
(Java Edition)scoreboard players list [playername: target]
(Bedrock Edition)- 説明
target
を指定しない場合はスコアボードシステム上に存在するスコアホルダーの一覧を表示する。target
ないしplayername: target
でスコアホルダーを指定した場合は、そのスコアホルダーが持っているスコアをそのスコアが属するオブジェクトを添えて一覧を表示する。- 引数
- JE:
<target>
:スコアホルダー
BE:playername: target
:エンティティ- スコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID [Java Edition限定]エンティティのスコアボードID、 [Bedrock Edition限定]またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。 - Java Editionではスコアホルダーは一体しか指定できず、
*
は機能しない(MC-136858)。Bedrock Editionでは複数のスコアホルダーを指定できる。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... list [<target>]
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 ... list
スコアボードシステム上にスコアホルダーが存在しない 成功 失敗 ... list <targets>
<targets>
に相当するスコアホルダーが存在しない失敗 - ... list [playername: target]
playername: target
に相当するスコアホルダーが一人も存在しない- 失敗 ... list <targets>
... list [playername: target]指定したスコアホルダーが、どのオブジェクトにもスコアを持たない 成功 任意 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... list
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 スコアホルダーの人数 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 スコアホルダーの人数 N/A N/A ... list <targets>
... list [playername: target]Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 指定のスコアホルダーがスコアを持っているオブジェクトの数 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 指定のスコアホルダーがスコアを持っているオブジェクトの数 N/A N/A
get(スコアの値を取得)[]
- 構文
scoreboard players get <target> <objective>
(Java Edition)- 説明
- 指定のオブジェクトにおける指定のプレイヤーのスコアを取得する。
/execute store result ... run scoreboard players get ...
として使用することでスコアボードの値をワールド内の別の要素に保存できる。 - 引数
<target>
:スコアホルダー- スコアを有するスコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。 スコアホルダーは一体しか指定できず、*
は機能しない。
<objective>
:オブジェクト- スコアの在するオブジェクトを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition ... get ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 指定のオブジェクトが存在しない 失敗 <targets>
に相当するスコアホルダーが存在しない指定のスコアホルダーが、指定のオブジェクトにスコアを持っていない 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... get ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 スコアの値
set(スコアの値を設定)[]
- 構文
scoreboard players set <targets> <objective> <score>
(Java Edition)scoreboard players set <player: target> <objective: string> <count: int>
(Bedrock Edition)- 説明
- 指定のオブジェクト下におけるターゲットのスコアを変更・設定する。
- 引数
- JE:
<targets>
:スコアホルダー
BE:player: target
:エンティティ- スコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID [Java Edition限定]エンティティのスコアボードID、 [Bedrock Edition限定]またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
- JE:
<objective>
:オブジェクト
BE:objective: string
:basic_string- オブジェクトを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- JE:
<score>
:32ビット整数
BE:count: int
:32ビット整数- 変更後のスコア。
- 32ビットの整数値で指定する。Java Editionでは,値は-2,147,483,648以上2,147,483,647以下で指定する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... set ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 指定のオブジェクトが存在しない 失敗 失敗 <targets>
かplayer: target
に相当するスコアホルダーが一人も存在しない指定のオブジェクトが閲覧専用である - 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... set ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 スコアホルダーの人数×スコアの値 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 1 N/A N/A
add(スコアを加算)[]
- 構文
scoreboard players add <targets> <objective> <score>
(Java Edition)scoreboard players add <player: target> <objective: string> <count: int>
(Bedrock Edition)- 説明
- 指定のオブジェクトにおける指定のスコアホルダーが持つスコアに、指定の値を加算する。
- 引数
- JE:
<targets>
:スコアホルダー
BE:player: target
:エンティティ- スコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID [Java Edition限定]エンティティのスコアボードID、 [Bedrock Edition限定]またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
- JE:
<objective>
:オブジェクト
BE:objective: string
:basic_string- オブジェクトを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- JE:
<score>
:32ビット整数
BE:count: int
:32ビット整数- 加算量。
- 32ビットの整数値で指定する。Java Editionでは,値は0以上2,147,483,647以下で指定する。 Bedrock Editionでは、負数を設定するとスコアから減算される。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... add ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 指定のオブジェクトが存在しない 失敗 失敗 <targets>
かplayer: target
に相当するスコアホルダーが一人も存在しない指定のオブジェクトが閲覧専用である - 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... add ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 実行後のスコアの値 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 1 N/A N/A
remove(スコアを減算)[]
- 構文
scoreboard players remove <targets> <objective> <score>
(Java Edition)scoreboard players remove <player: target> <objective: string> <count: int>
(Bedrock Edition)- 説明
- 指定のオブジェクト下に置いて指定のターゲットが持つスコアを減算する。
- 引数
- JE:
<targets>
:スコアホルダー
BE:player: target
:エンティティ- スコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID [Java Edition限定]エンティティのスコアボードID、 [Bedrock Edition限定]またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
- JE:
<objective>
:オブジェクト
BE:objective: string
:basic_string- オブジェクトを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- JE:
<score>
:32ビット整数
BE:count: int
:32ビット整数- 減算量。
- 32ビットの整数値で指定する。Java Editionでは,値は0以上2,147,483,647以下で指定する。 Bedrock Editionでは、負の値を指定するとスコアが加算される。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... remove ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 ... remove ...
指定のオブジェクトが存在しない 失敗 失敗 <targets>
かplayer: target
に相当するスコアホルダーが一人も存在しない指定のオブジェクトが閲覧専用である - 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... remove ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 実行後のスコアの値 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 1 N/A N/A
random(スコアをランダムに設定)[]
- 構文
scoreboard players random <player: target> <objective: string> <min: int> <max: int>
(Bedrock Edition)- 説明
- 指定のオブジェクト下において指定のターゲットが持つスコアの値を、所定の値域の範囲内でランダムに設定する。
- 引数
player: target
:WildcardCommandSelector<Actor>- スコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、エンティティのスコアボードID、 またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
objective: string
:basic_string- オブジェクトを指定する。
- 数値ではなくスペースを含まない文字列(使用可能文字:
-
、:
、.
、_
、A
-Z
、a
-z
、0
-9
)、または二重引用符で囲んだ文字列で指定する。
min: int
:intmax: int
:int- 乱数の値域の範囲を最大値と最小値によって指定する。
- 32ビットの整数値で指定する。
- 結果
コマンド トリガー Bedrock Edition ... random ...
引数が正しく指定されていない 失敗 指定のオブジェクトが存在しない player: target
に相当するスコアホルダーが一人も存在しないmax: int
がmin: int
より小さい成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... random ...
Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 1 N/A N/A
reset(スコアをリセット)[]
- 構文
scoreboard players reset <targets> [<objective>]
(Java Edition)scoreboard players reset <player: target> [objective: string]
(Bedrock Edition)- 説明
<objective>
が指定されていれば、ターゲットがそのオブジェクト下にもつスコアを削除する。指定されていなければ、ターゲットが持つすべてのスコアを削除する。ここでスコアを削除するとはスコアの値を0にすることではなく、オブジェクトからそのスコアのデータそのものを削除し、そのオブジェクトがターゲットをこれ以上追跡しなくなることをいう。- Java Editionでは、このコマンドを実行するとプレイヤーがそのオブジェクト下のスコアに対して
/trigger
を使用する権限まで消滅する。 - 引数
- JE:
<targets>
:スコアホルダー
BE:player: target
:エンティティ- スコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID [Java Edition限定]エンティティのスコアボードID、 [Bedrock Edition限定]またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
- JE:
<objective>
:オブジェクト
BE:objective: string
:basic_string- オブジェクトを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... reset ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 <targets>
かplayer: target
に相当するスコアホルダーが一人も存在しない失敗 失敗 ... reset ... [<objective>]
... reset ... [<objective: string>]指定のオブジェクトが存在しない ... reset <player: target>
指定のターゲットの全員が、どのオブジェクト下にもスコアを持たない - ... reset <player: target> [<objective: string>]
指定のターゲット全員が、どのオブジェクト下にもスコアを持たない 任意 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... reset ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 ターゲットの人数 Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 N/A N/A
test(スコアが所定の範囲内か確認)[]
- 構文
scoreboard players test <player: target> <objective: string> <min: wildcard int> [<max: wildcard int>]
(Bedrock Edition)- 説明
- 対象のスコアが最小値と最大値(デフォルトではMAX_INT:21億4748万3647)の間にあるかどうかを検査する。
- 引数
player: target
:WildcardCommandSelector<Actor>- 確認を行う対象のスコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID [Java Edition限定]エンティティのスコアボードID、 [Bedrock Edition限定]またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
objective: string
:basic_string- 検査対象のスコアが格納されているオブジェクトを指定する。
- 数値ではなくスペースを含まない文字列(使用可能文字:
-
、:
、.
、_
、A
-Z
、a
-z
、0
-9
)、または二重引用符で囲んだ文字列で指定する。
min: wildcard int
:CommandWildcardIntmax: wildcard int
:int- 許容範囲の最大値と最小値を指定する。
- 32ビット整数で指定する。
*
を指定すると、min: wildcard int
は-2,147,483,648に、max: wildcard
2,147,483,647に置き換えられる。
- 結果
コマンド トリガー Bedrock Edition ... test ...
引数が正しく指定されていない N/A ... test ...
指定のオブジェクトが存在しない player: target
に相当するスコアホルダーが一人も存在しないmax: int
がmin: int
より小さい成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... test ...
Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 条件を通過したスコアホルダーの数 N/A N/A
enable(/triggerの有効化)[]
- 構文
scoreboard players enable <targets> <objective>
(Java Edition)- 説明
- 対象のプレイヤーが
trigger
コマンドを用いて特定のオブジェクト上の自身のスコアを変更することができるようにする。このコマンドの対象にはプレイヤー以外のエンティティを設定することもできるが、実際にコマンドを実行することができるのはプレイヤーのみである。また指定するオブジェクトはその変動条件がtrigger
でなければならない。 - またこのコマンドの実行時にプレイヤーが指定のオブジェクト下にスコアを持っていなかった場合には、有効化に伴ってスコアが0に設定される。
- 引数
<targets>
:スコアホルダー- スコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
<objective>
:オブジェクト- オブジェクトを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition ... enable ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 <targets>
に相当するスコアホルダーが一人も存在しない失敗 指定のオブジェクトが存在しない オブジェクトの変動基準が trigger
でない。既に対象によるそのオブジェクトの編集が有効化されている。 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... enable ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 新たに有効化された人数
operation(算術処理)[]
- 構文
scoreboard players operation <targets> <targetObjective> <operation> <source> <sourceObjective>
(Java Edition)scoreboard players operation <player: target> <targetObjective: string> <operation: operator> <selector: target> <objective: string>
(Bedrock Edition)- 説明
- 対象のスコアホルダーが対象のオブジェクト下に持つスコアに、指定のスコアホルダーが指定のオブジェクト下に持つスコアを用いて算術処理を加えて値を変更する。
- 引数
- JE:
<targets>
:スコアホルダー
BE:player: target
:エンティティ- 編集対象となるスコアを保有するスコアホルダー。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID [Java Edition限定]エンティティのスコアボードID、 [Bedrock Edition限定]またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
- JE:
<targetObjective>
:オブジェクト
BE:targetObjective: string
:basic_string- 編集対象のスコアを格納しているオブジェクト。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- JE:
<source>
:スコアホルダー
BE:selector: target
:エンティティ- 算術処理に使用するスコアを保有しているスコアホルダー。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID [Java Edition限定]エンティティのスコアボードID、 [Bedrock Edition限定]またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
- JE:
<sourceObjective>
:オブジェクト
BE:objective: string
:basic_string- 算術処理に使用するスコアを格納しているオブジェクト。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
- JE:
<operation>
:算術演算子
BE:operation: operator
:算術演算子- 使用する算術処理の種類。
/scoreboard
の算術演算子で指定する。
有効な値は=
(代入記号)、+=
(加法)、-=
(除法)、*=
(乗法)、/=
(切り捨て除法)%=
(剰余除法)、><
(交換)、<
(最小値選択)、>
(最大値選択)。=
代入:対象のスコアを参照元のスコアに変更する。+=
加法:対象のスコアに参照元のスコアを加算する。-=
減法:対象のスコアから参照元のスコアを減算する。*=
乗法:対象のスコアに参照元のスコアを乗算する。/=
切り捨て除法:対象のスコアを参照元のスコアで除算し、小数部分を切り捨てる。%=
剰余:対象のスコアを参照元のスコアで除算し、剰余部分を使用する。><
入替:対象のスコアと参照元のスコアを入れ替える。<
最小値選択:対象のスコアより参照元のスコアが小さい場合に、対象のスコアに参照元のスコアを代入する。>
最大値選択:対象のスコアより参照元のスコアが大きい場合に、対象のスコアに参照元のスコアを代入する。
><
を除いて、参照元のスコアは変化しない。対象および参照元のスコアホルダーが指定のオブジェクトにスコアを持っていない場合は、値が0であるとみなして処理を行う。参照元が複数いる場合は、指定の操作をすべての参照元のスコアに対して行う。また対象が複数いる場合は、それぞれの対象に対して処理を行う。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition Bedrock Edition ... operation ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 構文解析不能 <targets>
、<source>
あるいはplayer: target
、selector: target
に相当するスコアホルダーが一人も存在しない失敗 失敗 ... operation ...
参照元および対象のオブジェクトが存在しない 指定のオブジェクトが閲覧専用である - 任意 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... operation ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 操作後の対象のスコアの値(対象が複数の場合はその合計) Bedrock Edition 失敗時 0 N/A N/A 成功時 1 N/A N/A
display name(表示名変更)[]
この項目はJava Edition限定の要素です。
- 構文
scoreboard players display name <スコアホルダー> <オブジェクト> [<表示名>]
- 説明
- 指定のスコアホルダーの、指定のオブジェクト上での表示名を設定する。指定のスコアホルダーが指定のオブジェクトにまだスコアを持っていない場合は、スコアの追加も同時に行われる。
- 引数
<スコアホルダー>
:スコアホルダー- 表示名を変更するスコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
<オブジェクト>
:オブジェクト- どのオブジェクト上での表示名を変更するかを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
<表示名>
:JSONテキスト- 新しい表示名を指定する。省略した場合は表示名をリセットする。
- Raw JSONテキストで指定する。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition ... display name ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 <オブジェクト>
という内部名のオブジェクトが存在しない失敗 <スコアホルダー>
に相当するスコアホルダーが存在しない失敗 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... display name ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 表示名が変更されたスコアホルダーの数
display numberformat(表示形式変更)[]
この項目はJava Edition限定の要素です。
- 構文
scoreboard players display numberformat <スコアホルダー> <オブジェクト> [<表示形式>]
- 説明
- 指定のスコアホルダーの、指定のオブジェクト上でのスコアの表示形式を設定する。指定のスコアホルダーが指定のオブジェクトにまだスコアを持っていない場合は、スコアの追加も同時に行われる。
- 引数
<スコアホルダー>
:スコアホルダー- 表示名を変更するスコアホルダーを指定する。
- スコアホルダーを選択する。ターゲットセレクター、プレイヤー名、UUID またはすべてのスコアホルダーを指定する
*
の値をとる。
<オブジェクト>
:オブジェクト- どのオブジェクト上での表示名を変更するかを指定する。
- スコアボードのオブジェクト名で指定する。
<表示形式>
- 適用する表示形式。以下の3形式が使用できる。省略した場合は表示形式をリセットする。
styled <スタイル>
-{"bold": true}
など、装飾内容のみを記述したJSONテキストを用いてスコアを装飾する。fixed <JSONテキスト>
- スコアの代わりに固定で指定のJSONテキストを表示する。blank
- スコアを空白で隠す。
- 適用する表示形式。以下の3形式が使用できる。省略した場合は表示形式をリセットする。
- 結果
コマンド トリガー Java Edition ... display numberformat ...
引数が正しく指定されていない 構文解析不能 <オブジェクト>
という内部名のオブジェクトが存在しない失敗 <スコアホルダー>
に相当するスコアホルダーが存在しない失敗 成功時 - 出力
コマンド エディション 状況 成功回数 /execute store success ...
/execute store result ...
... display numberformat ...
Java Edition 失敗時 0 0 0 成功時 1 1 表示形式が変更されたスコアホルダーの数
歴史[]
Java Edition | |||||
---|---|---|---|---|---|
1.5 | 13w04a | /scoreboard が追加された。 | |||
1.13 | 17w45a | チームに関する機能が/team に分割された。 | |||
pre7 | /scoreboard objectives modify <objectiveName> displayname <displayName> 構文が追加された。 | ||||
pre8 | /scoreboard objectives modify <objectiveName> rendertype hearts が追加され、表示スロットlist においてスコアボートの値をのようにハートとして表示できるようになった。
| ||||
Added /scoreboard objectives modify <objectiveName> rendertype integer が追加された。list における表示をハートから黄色の整数に戻すことができる。 | |||||
オブジェクトの表示名にJSONテキストが使用できるようになった。 | |||||
1.18 | 21w37a | スコアボード名、スコアホルダー名、チーム名の名前の長さの制限がなくなった。 | |||
1.20.3 | 23w46a | 以下の構文が追加された。
| |||
Bedrock Edition | |||||
1.7.0 | beta 1.7.0.2 | /scoreboard が追加された。 |