パーティクルを発生させる。
構文[]
- Java Edition
particle <名前> [<パラメーター>] [<位置>] [<偏差>] <速度> <総数> [モード] [<表示者>]
- Bedrock Edition
particle <効果:文字列> <位置: x y z>
引数[]
JE:<名前>
:パーティクル
BE:効果:文字列
:basic_string
- 発生させるパーティクルを指定する。
- Java Editionでは, パーティクルの名前空間IDで指定し、その後ろに特有のパーティクルのパラメータが続く。
dust
には各色の値域が0~1の三原色のパラメータと、サイズを指定する0~1のパラメータが必要である。
例えば/particle dust 1.0 0.5 0.5 1.0
ならサイズが1.0のピンク色のパーティクルが発生する。値をどれか一つでも1以上に設定した場合パーティクルは色が変化し、このとき1以上のパラメータは色の範囲を指定する。block
とfalling_dust
は、対象のブロックを指定するためにnamespaced_ID[block_state=foo]
内にパラメータを組み込む必要があり("foo"には任意の変数を代入する)、またブロック状態は不要な場合省略が可能である。例:/particle block minecraft:grass_block[snowy=true]
item
はパラメータとしてアイテムの名前空間IDが必要である。例:/particle item minecraft:apple
- Bedrock Editionでは、文字列を指定する。また、文字列はスペースを含まない単一の単語か引用符で囲んで指定する。 名前空間を明記したパーティクルのIDで指定する。
JE:<位置>
:3次元座標・ベクトル
BE:位置: x y z
:座標(浮動小数点数)
- パーティクルを発生させる位置を指定する。指定しない場合、デフォルトは実行者の位置となる。
- 浮動小数点数で構成される3次元座標でなければならない。チルダ・キャレット表記法を使用できる。
JE: <偏差>
:3次元座標・ベクトル
- 浮動小数点数で構成される3次元座標でなければならない。チルダ・キャレット表記法を使用できる。
- 位置
<pos>
を中心にして、約8倍した3次元キューボイド体積の大きさを指定する(1 1 1
を使用すると約8×8×8の大きさのキューボイドになる)。 負の値を使用することもできるが、正の値と同じ効果になる(-1 -1 -1
を使用しても8×8×8のキューボイドになる)。生成されたパーティクルはキューボイド上に均等に分布しているわけではなく、ガウス分布を使用しているため、中心部で最も密度の高いパーティクル勾配が得られることに注意。チルダ・キャレット表記法を使用でき、結果の座標は偏差として使用される。
- 例外1:
<名前>
がentity_effect
かambient_entity_effect
の場合、<総数>
を0にすると<偏差>
と<速度>
がRGBE値のようになり、0.0から1.0までの範囲になる。<偏差>
の3つの値は色の赤、緑、青の成分を与え、<速度>
は色を明るくしたり暗くしたりする指数を与え、128がデフォルトとなっている。 - 例外2:
<総数>
が0に設定されている場合、<偏差>
はパーティクルの動作値として動作し、<速度>
は乗数として動作する。<dx>
、<dy>
、<dz>
はそれぞれ<動作:x>
,<動作:y>
、<動作:z>
となる。初めから動作を持たないパーティクルはこの影響を受けない(barrier
など)。 - 例外3:
<名前>
がnote
の場合、<総数>
が0だと<dx>
は色の修飾子として動作し、<速度>
は乗数として動作する。緑から始まり、色相はこれが増加するにつれて後方に移動する。
- 例外1:
- 単精度浮動小数点数を指定する。また、値は0.0以上で指定する。
- パーティクルの速度を指定する。全てのパーティクルでは動作しない(例:
angry_villager
)。
- 32ビットの整数値で指定する。また、値は0以上2,147,483,647以下で指定する。
- 発生させるパーティクル効果の数を指定する。0の場合パーティクルは1つである。
<総数>
を0にするのが有用である理由については<偏差>
の例外を参照。
JE: モード
- 表示モードを指定する:
normal
またはforce
。force
にするとパーティクルが最大256ブロック先からでも見ることができ、最小のパーティクル設定を使用しているプレイヤーがパーティクルを見ることができる。
- プレイヤー名、ターゲットセレクターまたはUUIDで指定する。また、ターゲットセレクターはプレイヤーを指すものである必要がある。
- パーティクルの表示範囲内の全員ではなく、どのプレイヤーがこのパーティクルを表示するかを制御できる。
結果[]
コマンド | トリガー | Java Edition | Bedrock Edition |
---|---|---|---|
任意 | 引数が正しく指定されていない場合 | 解析不可能 | 失敗 |
<対象> が1人以上のオンラインプレイヤーへの解決に失敗した場合 | 失敗 | なし | |
パーティクルを誰も見られない場合 | |||
継いだ場合 | 指定されたパーティクルが発生する。 |
出力[]
コマンド | エディション | 状況 | 成功回数 | /execute store success ... | /execute store result ... |
---|---|---|---|---|---|
任意 | Java Edition | 失敗の場合 | 0 | 0 | 0 |
成功の場合 | 1 | 1 | パーティクルを見られるプレイヤーの数 | ||
Bedrock Edition | 失敗の場合 | 0 | N/A | N/A | |
成功の場合 | 0 | N/A | N/A |
例[]
東の10ブロック先に静止した巨大な爆発パーティクルを作るには:
- Java Edition:
/particle minecraft:explosion_emitter ~10 ~ ~
- Bedrock Edition:
/particle minecraft:huge_explosion_emitter ~10 ~ ~
歴史[]
Java Edition | |||||
---|---|---|---|---|---|
1.8 | 14w04a | /particle を追加。 | |||
14w29a | 引数force を/particle に追加。 | ||||
1.9 | 15w49a | タグプレイヤーと傍系を/particle に追加 | |||
1.13 | 17w47a | /particle のパーティクル名を変更。 | |||
18w03a | 短縮形/particle <名前> <位置> を追加。 | ||||
Pocket Edition | |||||
1.0.5 | alpha 1.0.5.0 | /particle を追加。 | |||
alpha 1.0.5.3 | /particle を削除。 | ||||
Bedrock Edition | |||||
1.8.0 | beta 1.8.0.8 | /particle を再追加。 | |||
1.9.0 | beta 1.9.0.0 | /particle でのパーティクルをいくつか新しく追加。 | |||
1.12.0 | beta 1.12.0.2 | /particle でのパーティクルをいくつか新しく追加。 |