この記事では、プライベートメッセージを送信するコマンドについて説明しています。全体公開のメッセージ用のコマンドについては「コマンド/say」を、装飾やクリック機能を伴うテキストを送信する為のコマンドについては「コマンド/tellraw」をご覧ください。
1人以上のプレイヤーにプライベートメッセージを送信する。
構文[]
- Java Edition
tell <player> <message>
msg <player> <message>
w <player> <message>
- Bedrock Edition
tell <target: target> <message: message>
msg <target: target> <message: message>
w <target: target> <message: message>
引数[]
JE:<targets>
:エンティティ
BE:target: target
:プレイヤー
- メッセージの送り先のプレイヤーを指定する。
- プレイヤー名、ターゲットセレクターまたはUUID[Java Edition限定]で指定する。また、ターゲットセレクターはプレイヤーを指すものである必要がある。
JE:<message>
:メッセージ
BE:message: message
:メッセージ
- 送信するメッセージの内容を指定する。
- プレーンテキストである必要がある。スペースやターゲットセレクターを含めることができる。 ゲームはテキスト内のセレクターを選択されたエンティティの名前の一覧に置き換える。エンティティが2体の場合では "name1 and name2"と、n体の場合では"name1, name2, ... and namen" となる。 Bedrock Editionでは,
@here
は全てのプレイヤーとして解釈される。
結果[]
コマンド | トリガー | Java Edition | Bedrock Edition |
---|---|---|---|
任意 | 引数が正しく指定されていない | 構文解析不能 | 構文解析不能 |
player: target に指定されたターゲットセレクターがプレイヤーの種類でない | - | 失敗 | |
<targets> あるいはplayer: target に対応するプレイヤーが一人もいない | 失敗 | ||
成功時 |
出力[]
コマンド | エディション | 状況 | 成功回数 | /execute store success ... | /execute store result ... |
---|---|---|---|---|---|
任意 | Java Edition | 失敗時 | 0 | 0 | 0 |
成功時 | 1 | 1 | 送信対象のプレイヤーの人数 | ||
Bedrock Edition | 失敗時 | 0 | N/A | N/A | |
成功時 | 送信対象のプレイヤーの人数 | N/A | N/A |
使用例[]
- Steveだけに「ゲーム開始!」とメッセージを送る:
tell Steve ゲーム開始!
- オンラインのプレイヤー全員に「こんにちは〜」とメッセージを送る:
msg @a こんにちは〜
- 最寄りのプレイヤーに「やぁ、<プレイヤー名>」というメッセージを送る:
w @p やぁ、@p
歴史[]
Java Edition Alpha | |||||
---|---|---|---|---|---|
v1.0.16_02 | /msg 、/tell 、/w が追加された。 | ||||
Java Edition | |||||
1.16.2 | Pre-release 2 | ゲームルールsendCommandFeedback is disabledが無効でもこのコマンドのメッセージが表示されるようになった。[1] | |||
Pocket Edition Alpha | |||||
v0.16.0 | build 1 | /msg 、/tell 、/w が追加された。 |