コマンド/kill

kill

必要権限レベル	2 ‌^[JE限定] 1 ‌^[BE限定]
実行制限	チートのみ‌^[BE限定]

プレイヤーやMob、アイテムなどのエンティティを死亡・消滅させる。

構文[]

Java Edition

kill [<targets>]

Bedrock Edition

kill [target: target]

引数[]

JE：<targets>：エンティティ
 BE：target: target：エンティティ

死亡・消滅させる対象を指定する。指定しない場合は、実行者を死亡させる。

プレイヤー名、ターゲットセレクターまたはUUID‌^{[Java Edition限定]}で指定する。

注釈[]

コマンド成功時には、高レベルの耐性や不死のトーテムの効果を貫通して対象のエンティティを死亡・消滅させるとともに、対応する死亡メッセージを表示させる。

このコマンドで死亡したプレイヤーやMobは通常通りアイテムをドロップし、またスライムやマグマキューブは分裂する。

またボートやトロッコ、ドロップしているアイテム、絵画、額縁、防具立て、経験値オーブなどすべての非Mobエンティティも消滅の対象となる。

なおBedrock Editionでは、クリエイティブモードのプレイヤーは死亡しない。

結果[]

コマンド	トリガー	Java Edition	Bedrock Edition
任意	引数が正しく指定されていない場合	構文解析不能	構文解析不能
	コマンドの実行者がエンティティではなく、且つ`<targets>`および`target: target`に対応したエンティティが存在しない場合	失敗	失敗
	`<targets>`および`target: target`に対応するエンティティが存在しない場合	失敗
	対象のエンティティがすべてクリエイティブモードのプレイヤー	成功
	成功時

出力[]

コマンド	エディション	状況	成功回数	`/execute store success ...`	`/execute store result ...`
任意	Java Edition	失敗時	0	0	0
	Java Edition	成功時	1	1	対象となったエンティティの体数
	Bedrock Edition	失敗時	0	N/A	N/A
	Bedrock Edition	成功時	死亡・消滅したエンティティの体数	N/A	N/A

使用例[]

コマンドの実行者を死亡させる：kill @s
「Steve」という名前のプレイヤーを死亡させる：kill Steve
全ての落ちているアイテムを消滅させる：kill @e[type=item]
実行地点から10ブロック以内のエンティティをすべて消滅させる：
- JE: kill @e[distance=..10]
- BE: kill @e[r=10]
プレイヤー以外のすべてのエンティティを死亡・消滅させるkill @e[type=!player]
10ブロック以内のクリーパーを死亡させる：
- JE: kill @e[distance=..10,type=creeper]
- BE: kill @e[r=10,type=creeper]
的に刺さったすべての矢を消滅させる：kill @e[type=arrow,nbt={inBlockState:{Name:"minecraft:target"}}]‌^{[Java Edition限定]}

歴史[]

Java Edition Alpha
v1.2.6		`/kill`が追加された。
Java Edition
1.3.1	12w16a	`/kill`がシングルプレイで使用できるようになった。
		構文解析が厳密になり、`/killme`・`/killed`などコマンド名の後ろに余計な文字が続いている場合に機能しなくなった。但し引数の部分の不正な文字は無視されるため、`/kill playername`の実行時は依然として実行者が死亡する
		`/kill`の作用時に、汎用のダメージではなく防具を貫通する奈落のダメージが使用されるようになった。
		死亡メッセージが「`プレイヤー`はは奈落の底へ落ちた」から「`プレイヤー`は死亡した」に変更された。
		`/kill`の実行時に「Ouch! That looked like it hurt（うわっ！痛そうだったなぁ）」のメッセージが表示されるようになった。
1.6.1	13w24b	`/kill`の作用時に与えられるダメージ量が、1000から3.4×10³⁸に増大した。
1.8	14w02a	引数`(player\|entity)`が追加された。
	14w02a	「Ouch! That looked like it hurt」のメッセージが「`エンティティ`をキルしました」に変更された。
	14w02c	MC-44371を修正すべく、`/kill`の実行時に3.4×10³⁸ポイントの奈落ダメージを与えるのではなく直接エンティティをキルするようになった。
1.13	17w45a	`<target>`が省略不可になった。
1.15	19w38a	`<target>`が省略できるようになった。
1.20	Pre-release 1	使用するダメージの種類が`out_of_world`から`generic_kill`に変更されるとともに、対応する死亡メッセージが「<プレイヤー>は奈落の底へ落ちた」から「<プレイヤー>は殺された」に変更された。
Pocket Edition Alpha
v0.16.0	build 1	`/kill`が追加された。

コマンド