この項目はJava Edition限定の要素です。
指定した領域を指定したバイオームで上書きする。
構文[]
/fillbiome <from> <to> <biome> [replace <filter>]
- 指定した立方体領域のバイオームを変更する。
replace <filter>
を用いて領域内から特定のバイオーム、および特定のバイオームタグに該当する領域のみに変更を施すこともできる。
- 指定した立方体領域のバイオームを変更する。
引数[]
<from>
:ブロック座標、<to>
:ブロック座標- 上書きしたい直方体の領域の対角同士の座標。
- なお、バイオームはブロック単位ではなく1辺4ブロックの立方体単位で設定されている上、実際のバイオームの境界は自然さの為にそこからさらに補正されているため、指定した領域と実際に変更される領域は正確には一致しないことに注意。
- 整数またはチルダ・キャレット表記法で表記された<x>、<y>、<z>でブロック座標を指定する。
<filter>
:名前空間付ID・タグ- 置換したいバイオームの名前空間IDか、置換したいバイオームを含むバイオームタグ。有効なIDの一覧はバイオーム/IDを、有効なタグの一覧はタグを参照。
- 名前空間IDかタグで指定する。
結果[]
コマンド | トリガー | Java Edition |
---|---|---|
任意 | 引数が正しく指定されていない場合 | 構文解析不能 |
少なくともどちらか一方の座標が読み込まれていない、またはワールドの範囲外の場合 | 失敗 | |
指定された範囲のブロックの大きさがゲームルールcommandModificationBlockLimit の値を超えている場合 | 失敗 | |
成功時 | 指定領域内のバイオームが、指定したバイオームで上書きされる。 |
出力[]
コマンド | エディション | 状況 | 成功回数 | /execute store success ... | /execute store result ... |
---|---|---|---|---|---|
任意 | Java Edition | 失敗時 | 0 | 0 | 0 |
成功時 | 1 | 1 | 設定されたバイオームエントリー(バイオームが設定される単位領域である、1辺4ブロックの立方体)の数 |
例[]
0 0 0
から32 28 32
の領域のバイオームを荒野にする:/fillbiome 0 0 0 32 28 32 minecraft:badlands
0 0 0
から32 28 32
の領域のうち、奈落バイオームである領域を荒野にする:/fillbiome 0 0 0 32 28 32 minecraft:badlands replace minecraft:the_void
0 0 0
から32 28 32
の領域のうち、古代都市が生成される(バイオームタグhas_structure/ancient_city
に含まれる)バイオームである領域を荒野にする:/fillbiome 0 0 0 32 28 32 minecraft:badlands replace #minecraft:has_structure/ancient_city
歴史[]
Java Edition | |||||
---|---|---|---|---|---|
1.19.3 | 22w46a | fillbiome が追加された。 | |||
Pre-release 1 | replace 構文が追加された。 | ||||
1.19.4 | 23w03a | 指定可能な領域のブロック数の上限が32768で固定されず、ゲームルールcommandModificationBlockLimit で設定できるようになった。 |