この項目はBedrock Edition、およびMinecraft Education限定の要素です。
プレイヤーにNPCのダイアログを表示したり、そのダイアログを変更したりする。
構文[]
dialogue open <npc: target> <player: target> [sceneName: string]
- NPCをクリックしたときと同様に、対象のNPCのダイアログを対象のプレイヤーに強制的に表示する。
- 特定のシーンを表示することも可能である。
dialogue change <npc: target> <sceneName: string> [player: target]
- 対象のNPCのセリフ、コマンド、名前などを対象となるシーンに応じて変更する。
- これを実行すると、途中のダイアログは強制的に閉じられ最初からになる。
- プレイヤーごとにセリフを変更することができる。対象を指定していない場合は全てのプレイヤーに対してセリフが変更される。
引数[]
<npc: target>:CommandSelector<Actor>
- どのNPCのメニューを表示するか指定する。
minecraft:npcコンポーネントを持つエンティティを指定したターゲットセレクターでなければならない。
<player: target>:CommandSelector<Player>
- NPCのメニューを表示する対象を指定する。プレイヤーの名前またはプレイヤーを指定したターゲットセレクターでなければならない。
openモードでは指定しなければならない。changeモードでは、指定しなかった場合全てのプレイヤーに適用される。
<sceneName: string>:文字列
- ビヘイビアーパック内のダイアログフォルダから、どのシーンを表示するかをプロパティ
scene_tagで指定する。スペースを含まない1単語、もしくはダブルクォーテーションで囲まれた文字列でなければならない。changeモードでは指定しなければならない。changeモードでは、指定しなかった場合最後に表示されたダイアログが使用される。
ダイアログの分岐[]
シーンファイルを使用することで、ダイアログを分岐させることができる。シーンファイルは、有効なビヘイビアーパック ( %localappdata%\Packages\Microsoft.MinecraftUWP_8wekyb3d8bbwe\LocalState\games\com.mojang\development_behavior_packs\<あなたのビヘイビアパックのフォルダ> )のルートディレクトリにある「ダイアログ」フォルダの中にあるjsonファイルに必要な全ての情報が含まれている。
シーンファイルの設定についてはこのドキュメントを参照のこと。
使用例[]
dialogue change @e[type=npc,tag=ducky] ducky_intro @initiator- @inititatorに対して、タグ "ducky" がついたNPCのセリフを "ducky_intro" というシーンに変更する。
dialogue open @e[type=npc,tag=ducky] @p ducky_intro- 一番近いプレイヤーにタグ "ducky" がついたNPCの "ducky_intro" というシーンのダイアログを表示する。
結果[]
| コマンド | トリガー | Bedrock Edition |
|---|---|---|
| 任意 | 引数が正しく指定されていない。 | 失敗 |
npc:targetがNPCではない場合。 | ||
changeモードで、player: targetで指定されたオンラインのプレイヤーがいない場合。 | ||
[sceneName: string]で指定された引数がビヘイビアーパック内のダイアログタグに無い場合。 | ||
| 成功 |
出力[]
| コマンド | エディション | 状況 | 成功回数 |
|---|---|---|---|
| 任意 | Bedrock Edition | 失敗時 | 0 |
| 成功時 | 1 |
歴史[]
| Bedrock Edition | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 1.17.10 | beta 1.17.10.22 | /dialogueが追加された。 | |||