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clone
必要権限レベル

2

実行制限

なし

指定した領域のブロックを別の領域に複製する。

構文[]

  • Java Edition
clone . . .
clone from <sourceDimension> . . .
  • ... <begin> <end> . . .
    • ... <destination> . . .
    • ... to <targetDimension> <destination> . . .
      • ... [replace|masked] [force|move|normal]
        全てのブロック、あるいは空気以外のブロックを複製する。
      • ... filtered <filter> [force|move|normal]
        <filter>で指定されたブロックのみを複製する。
  • Bedrock Edition
clone <begin: x y z> <end: x y z> <destination: x y z> [maskMode: MaskMode] [cloneMode: CloneMode]
全てのブロック、あるいは空気以外のブロックを複製する。
clone <begin: x y z> <end: x y z> <destination: x y z> filtered <cloneMode: CloneMode> <tileName: Block> <blockStates: block states>
<tileName: Block>で指定されたブロックのみを複製する。

引数[]

JE<sourceDimension>ディメンション
コピー元のディメンションを指定する。省略した場合、現在の実行ディメンションとなる。
ディメンション名前空間IDで指定する。
JE<begin>ブロック座標および<end>ブロック座標
BEbegin: x y zCommandPositionおよびend: x y zCommandPosition
コピー元の領域の、対向する2つの角の座標を指定する。
Java Editionでは,整数またはチルダ・キャレット表記法で表記された<x>、<y>、<z>でブロック座標を指定する。 Bedrock Editionでは,<x>、<y>、<z>の各値は、浮動小数点数またはチルダ・キャレット表記法で表記された3次元座標を指定する。
ブロックの位置は、ブロックの北西下面の頂点の座標となる。このため、各軸の小さい方の座標は領域境界上となるが、大きい方の座標は境界から1ブロック離れた位置になり、コピー元領域のブロック体積は(x - x + 1) × (y - y + 1) × (z - z + 1)になる。例えば、0 0 0 0 0 0は1ブロックの体積となり、0 0 0 1 1 11 1 1 0 0 0は8ブロックの体積となる。
JE<targetDimension>ディメンション
コピー先のディメンションを指定する。省略した場合、現在の実行ディメンションとなる。
ディメンション名前空間IDで指定する。
JE<destination>ブロック座標
BEdestination: x y z座標
コピー先領域の北西下隅(つまり、各軸の最小座標)を指定する。デバッグ画面に表示されるXYZ軸の原点の位置と対照すると分かりやすい。
Java Editionでは,整数またはチルダ・キャレット表記法で表記された<x>、<y>、<z>でブロック座標を指定する。 Bedrock Editionでは,<x>、<y>、<z>の各値は、浮動小数点数またはチルダ・キャレット表記法で表記された3次元座標を指定する。
JEreplace|masked
BEmaskMode: MaskModeenum
コピーされるブロックをどうフィルタリングするかを指定する。以下のいずれかを指定する。
  • replace — 全てコピーする。コピー先のブロックは全てコピー元のブロックで置き換えられる。
  • masked — 空気以外のブロックをコピーする。コピー元で空気ブロックに相当する部分のコピー先ブロックは置き換えられずそのまま残る。
省略した場合、replaceが指定されたものとして扱われる。
JEforce|move|normal
BEcloneMode: CloneModeenum
コピー元の領域をどう扱うかを指定する。以下のいずれかを指定する。
  • force — コピー元とコピー先の領域が重なっていたとしても無理矢理コピーする。
  • move — コピー元をコピー先の領域にコピーし、コピー元があった領域は空気で置き換える。フィルタリングが有効の場合、コピーされたブロックのみ空気で置き換えられる。
  • normal — 移動も置き換えもしない。
省略した場合、normalが指定されたものとして扱われる。
JE<filter>ブロック条件
BEtileName: Block文字列(引用符無し)
filteredモードでコピーするブロックを指定する。
Java Editionでは,ブロック引数(ブロックタグは使用可能)を指定する。 Bedrock Editionでは,ブロックIDを指定する。
BEblockStates: block statesBlockStateCommandParam
コピー対象となるブロックを指定する際のブロック状態を指定する。
["<state1>":<value1>,"<state2>":<value2>,...]のようにブロック状態引数を指定する。例:["old_leaf_type":"birch","persistent_bit":true]

結果[]

コマンドトリガーJava EditionBedrock Edition
任意引数が正しく指定されていない場合 構文解析不能 構文解析不能
少なくともいずれかの座標が読み込まれていない、またはワールドの範囲外の場合 失敗 失敗
指定された範囲のブロックの大きさがゲームルールcommandModificationBlockLimitの値を超えている場合‌ N/A
指定された範囲のブロックの大きさが524288(8チャンク分)を超えている場合‌ N/A 失敗
/clone ... normal ...コピー元領域とコピー先領域が重なっている場合 失敗
/clone ... move ...コピー元領域とコピー先領域が重なっている場合 成功
/clone ... filtered ...コピー元領域に指定されたブロックが1つも存在しない場合 失敗
/clone ... replace ...コピー元領域のブロックが全てバリアブロックである場合[1] 失敗 N/A
/clone ... masked ...コピー元領域に空気でもバリアブロック[1]でもないブロックが1つも存在しない場合
/clone ... filtered ...バリアブロックを指定した場合[1]
/clone ... masked ...コピー元領域に空気でないブロックが1つも存在しない場合 N/A 失敗
任意上記以外の場合 成功 成功

出力[]

コマンドエディション状況成功回数/execute store success .../execute store result ...
任意Java Edition失敗時000
成功時11正常に複製されたブロックの数
Bedrock Edition失敗時0N/AN/A
成功時1N/AN/A

歴史[]

Java Edition
1.814w03a/cloneが追加された。
14w10aforceオプションが追加された。
14w20amoveオプションが追加された。
1.19.423w03a引数dimensionが追加された。
指定可能な領域のブロック数の上限が32768で固定されず、ゲームルールcommandModificationBlockLimitで設定できるようになった。
Pocket Edition Alpha
0.16.0build 1/cloneが追加された。
/cloneforcedモードで使用することはできない。
Bedrock Edition
1.16.210beta 1.16.210.53ブロック状態を指定できるようになった。
beta 1.16.210.57同種のブロックの複製が失敗として扱われなくなった。
1.19.70beta 1.19.70.21引数tileData: intが削除された。

脚注[]

  1. a b c MC-231566

関連項目[]

/fill – ブロックを一括で設置する。
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