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タグ: ビジュアルエディタ
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{{要更新}}
 
 
{{Entity
 
{{Entity
|image=Enderman.png;Enderman Screaming.png;Enderman Holding.png
+
|image=Enderman.png
  +
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  +
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  +
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  +
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|spawn=全てのディメンションの明るさレベル7以下の場所
 
  +
'''怒り:'''<br>高さ: 3.25 ブロック<br>幅: 0.6 ブロック
|firstver=[[#歴史|歴史]]を参照
 
  +
|spawn= '''オーバーワールド:''' 明るさレベル7以下
|id='''[[JE]]''': 58<br>'''[[BE]]''': 38
 
  +
<br>'''ネザー:''' <br> {{BiomeLink|Nether Wastes}} <br> {{BiomeLink|Warped Forest}} <br> {{BiomeLink|Soul Sand Valley}}
|entityid=enderman
 
  +
<br>'''エンド:'''明るさレベル7以下
|drops=[[#ドロップ|ドロップ]]を参照
 
  +
}} {{About|''[[Minecraft]]''の通常のMob|{{el|Dungeons}}の敵対的なMob|MCD:エンダーマン}}
|exp=5
 
  +
{{要更新}}
|sounds=
 
  +
{{Q|足が長~くて、目が紫色で、宵闇よりも暗い色合いのMobだよ。にらめっこの相手には向いてないんじゃないかな。
'''Idle'''[[ファイル:EnderIdle.mp3|中央]]
 
  +
普段はネザーとジ・エンドにいて、地上ではあまり見かけることはないよ。
'''Hurt'''[[ファイル:EnderHurt.mp3|中央]]
 
  +
このMobと目が遭って、そう易々と生き延びられるプレイヤーはいないんじゃないの。僕は勝ったけどね。|[[Tom Stone]]<ref name="meet-enderman">{{article|meet-enderman|Meet the Enderman|2017/3/20}}</ref>||Tom_Stone_Mojang_avatar.png}}
'''Stare'''[[ファイル:EnderStare.mp3|中央]]
 
'''Teleport'''[[ファイル:EnderTeleport23.mp3|中央]]
 
'''Death'''[[ファイル:EnderDeath.mp3|中央]]
 
}}
 
{{quote|足が長~くて、目が紫色で、宵闇よりも暗い色合いのMobだよ。にらめっこの相手には向いてないんじゃないかな。
 
普段はネザーとジ・エンドで見られ、地上ではあまり見かけることはないでしょう。
 
この Mob と目が遭って、そう易々と生き延びられるプレイヤーは、いないんじゃないの。|[[Tom Stone]]<ref name="meet-enderman">{{article|meet-enderman|Meet the Enderman|2017年3月20日}}</ref>||Tom_Stone_Mojang_avatar.png}}
 
'''エンダーマン''' ('''Enderman''') は、テレポートする能力を持つ、黒色の[[中立的Mob]]である。
 
   
  +
'''エンダーマン'''({{en|Enderman}})は、[[ジ・エンド]]から来た背が高い黒色の[[Mob|中立的Mob]]である。ブロックを持ち上げる能力とテレポート能力を持つ。
== スポーン ==
 
   
  +
== スポーン ==
 
[[ファイル:Purpleenderman.png|400px|サムネイル|オーバーワールドにスポーンしたエンダーマン。]]
 
[[ファイル:Purpleenderman.png|400px|サムネイル|オーバーワールドにスポーンしたエンダーマン。]]
エンダーマンは、明るさレベルが7以下の[[固体ブロック]]の上にスポーンする。
 
   
  +
エンダーマンは明るさレベル7以下で、少なくとも3ブロック分の空間が上にある[[固体ブロック]]の上にスポーンする。すべてのディメンションにスポーンする。
[[オーバーワールド]]では、1~4体の集団でスポーンするが、他の Mob よりもスポーン率は低め。[[ネザー]]では、4体の集団でスポーンすることもあるが、やはりあまりお目にかかれない。[[ジ・エンド]]が本拠地であり、4体ずつスポーンする。
 
   
== ドロップ ==
+
=== Java Edition ===
   
  +
[[ジ・エンド]]では通常4体の集団でスポーンする。[[オーバーワールド]]では1-4体の集団でスポーンするが、スポーン確率は低い。[[ネザー]]では4体の集団でスポーンするが、非常に稀である。
エンダーマンは倒されると、以下のアイテムを落とす。
 
* 0~1の{{ItemLink|エンダーパール}}([[エンチャント#ドロップ増加|ドロップ増加]]のエンチャントで、最大4個まで増加する)
 
* 5個の[[経験値オーブ]](プレイヤーや飼いならされたオオカミに倒された場合)
 
* エンダーマンが持っていたブロック(持てるブロックは[[#ブロックの移動|ブロックの移動]]の節を参照)
 
   
  +
{{IN|JE}}、[[ソウルサンドの谷]]でのスポーン確率がより高くなる。[[ストライダー]]と並び[[歪んだ森]]でスポーンする可能性のあるMob2種のうちのひとつであり、非常に一般的なMobである。[[ネザーの荒地]]でスポーンすることはほとんどなく、[[真紅の森]]・[[玄武岩の三角州]]ではスポーンしない。
== 外観 ==
 
黒い模様を持った外観、長い手足と細長い体をしている。目は紫色をしていて、[[ネザーポータル]]や[[エンダーチェスト]]と同様に、紫のパーティクルを纏っている。[[Mobs#Hostile|攻撃]]時には口を開き体を震わせて、不気味な音を出し、テレポートしながらプレイヤーを襲ってくる。姿が消えた時は後ろにテレポートしている可能性があり、背後から攻撃を受ける可能性がある。
 
   
  +
=== Bedrock Edition ===
公式サイト「MEET THE ENDERMAN」の項で、ジェブによってエンダーマンは、「スレンダーマン (The Slenderman)」という、インターネットミームを出典としたUMA<ref>[http://matome.naver.jp/odai/2135238001426566001 見たものは死ぬ?Slender Man(スレンダーマン)とは - NAVER まとめ]などを参照。</ref>をモデルにしていると公言された。
 
   
  +
[[キノコ島]]・[[キノコ島の海岸]]・[[河川]]・[[凍った川]]・[[凍った海|凍った海(旧)]][[バイオーム]]を除くオーバーワールドで一度に1-2体スポーンする。
== 挙動 ==
 
   
  +
[[真紅の森]]を除き、ネザーでは一度に1体がスポーンする。[[歪んだ森]]ではスポーン確率が上がる。
エンダーマンは他のモブにない、アイテム化されていないブロックを取り去り移動し、テレポートする能力を持っており、かつ[[水]]、[[雨]]に触れるとダメージを受けるという弱点がある<ref>http://www.twitch.tv/realnotch/b/29353761/</ref>。
 
   
  +
[[ジ・エンド]]では4体の集団でスポーンする。
常にペアで出現し、複数スポーンしたエンダーマンのペアが更に入り乱れ、群れを構成しているように見える。
 
   
  +
== ドロップ ==
また、エンダーマンには特殊な「敵対判定」があり、頭や胴体 ([[SSP|シングルプレイ]]では腕の上部も) を見ると、挑発行為と見なし、エンダーマンを見たプレイヤーを攻撃してくる。この「見つめる」判定は、遠く離れた場所に居り、何かの弾みで不幸にも目が合ってしまった場でも発生する可能性があるため、[[バイオーム#平原|平原]]や[[バイオーム#砂漠|砂漠]]のような開けた場所を歩き回る(高所から見下ろす)際は気を付けよう。
 
   
  +
エンダーマンが死ぬと以下のアイテムを落とす。
また、エンダーマンは中立Mobであり、上述された「目を見る」、「攻撃する」といった挑発を受けない限り攻撃はしない。これは挑発ととらえられる手段が違うだけで、[[ゾンビピッグマン]]と同じ振る舞いといえよう。
 
  +
* {{ItemLink|ender pearl}}0–1個 最大数は[[ドロップ増加]]の[[エンチャント]]レベル1ごとに1増加し、ドロップ増加IIIで0-4個
  +
* プレイヤーかペットの[[オオカミ]]に倒された時、経験値{{xp|5}}
  +
* エンダーマンが持っていたブロック([[#ブロックの移動|ブロックの移動]]の節を参照)
   
  +
{{-}}
挑発を受けると、エンダーマンは口を開け怒りに震え、戦闘態勢に入る。また、この状態はゲームを一時停止しても続くので、ポーズ画面を開いたからといって油断することなかれ。
 
  +
== 振る舞い ==
   
  +
{{Q|このMobを攻撃したり(あっさり避けられるけど)、じろじろ見ただけでも(ありゃま)敵対するよ。うっかり見たってだけでも世界中テレポートしてストーカーみたいに追い回して襲ってくるだろうから、ちょっと忠告しておこう。「見ているところを見られないように」。忘れないよう、まぶたの裏にタトゥーを入れておくといいね。これは貸しにしとくよ。|[[Tom Stone]]<ref name="meet-enderman"/>||Tom_Stone_Mojang_avatar.png}}
1.4.2から、この際、うなるような声を発するようになった。この状態で胴体を見つめるとエンダーマンは移動を停止し、近づいて攻撃出来るようになった。ただ、後ろにテレポートするというデメリットがあるので注意を怠らないように。
 
   
  +
エンダーマンは、プレイヤーやMobが攻撃したり、プレイヤーが64ブロック以内からエンダーマンの胴体や頭部を見つめたりして激昂させない限りは敵対しない。怒って敵対すると、口を開き、激しく体を震わせ、叫び声を上げる。見つめられて激昂すると、長い威嚇的な大声を上げる。プレイヤーが目を合わせ続けると、テレポートすることがあるが、逃げることはない。プレイヤーが視線を外すと襲いかかってくる。激昂しているエンダーマンが別のプレイヤーやMobに攻撃された場合、最初にターゲットしていた相手への攻撃をやめる。<ref>{{tweet|notch|113639625364480001|Did some tweaks to the endermen, then ran home. Working on Minecraft again is so much fun!|September 13, 2011}}</ref> [[エンダードラゴン]]からダメージを与えられると、報復しようとする。激昂したエンダーマンは4[[チャンク]]離れたところにいるプレイヤーやMobの場所までテレポートすることもある。
一旦敵対すると追跡をあきらめることはなく、倒されるか水や雨などの外部要素に気をとられるかしない限り、たとえ数百kmの距離であろうと、執拗に後を追いかけてくる。
 
   
  +
ジャンプせずにフルブロックを1つ上ることができる。
敵対しているエンダーマンが突然ワープして姿を眩ました際には要心しよう。怒り状態のまま、遠くにテレポートしただけかもしれないし、近くの閉所に隠れているだけかもしれないし、何かの影響でつっかえて身動きが取れなくなっているだけかもしれない。水にテレポートすることはない。採掘中にエンダーマンを見つけることもあるだろう。なので水入りのバケツを用意しておくことを推奨する。
 
   
  +
エンダーマンは、近接攻撃・[[水]]・[[スプラッシュポーション|スプラッシュ水入り瓶]]・[[雨]]によってダメージを受け、水・雨(毎0.5秒{{hp|1}}ダメージ)やスプラッシュ水入り瓶({{hp|1}}ダメージ)のいずれかによるダメージを受けるとテレポートする。雨に濡れない場所が見つかるまで繰り返しテレポートする。ただし、水の入っている[[大釜]]の中に立ってもダメージを受けない。[[窒息]]・[[炎]]・[[溶岩]]・[[毒]]・[[ウィザー]]効果といった別要因によるダメージを受けてもテレポートする。遠距離攻撃は、発射された[[矢]]などが当たる前にテレポートしてしまうためエンダーマンには無効となる。
エンダーマンは日中になると、テレポートして日の当たらない場所に去ってしまうので、昼間の地上ではあまりお目にかかれない。
 
   
  +
一旦敵対すると追跡をあきらめることはなく、倒されるか水・雨・炎・日光(アンデッドMobのようにダメージを受けることはない)などの外部要因に気をとられるかしない限り、ずっと追いかけてくる。雨や明け方のような時間帯には、[[洞窟]]・[[廃坑]]・[[要塞]]といった地下にテレポートする可能性が高い。プレイヤーの近くにいるエンダーマン(中立または敵対)は、敵対的なMobが近くにいる時と同じように、プレイヤーが夜ベッドで眠るのを妨げる。プレイヤーが既にベッドで眠っている場合、ベッドの上にテレポートしてプレイヤーを倒すことは可能であるが、プレイヤーは眠ったままとなる。
[[クリエイティブモード]]では、見つめても挑発したことにはならないし、エンダーマンは[[ガラス]]などの透過ブロックの向こう側にいるプレイヤーと目が合っても、反応を示さない。
 
   
  +
[[不透明度|透過ブロック]]を通してエンダーマンを見ても激昂させない。プレイヤーが[[カボチャ|くり抜かれたカボチャ]]を頭に装備している場合や[[透明化]]の効果を受けている場合も激昂させない。プレイヤーが[[ボート]]に乗っている場合、通常エンダーマンは激昂しないが、[[トロッコ]]に乗っている場合、角度によっては激昂する可能性がある。[[カボチャ|くり抜かれたカボチャ]]を装備していても攻撃すれば敵対する。エンダーマンを激昂させる視野角はかなり大きい。しかし通常はプレイヤーが地面やエンダーマンの足元を見ながら近づいても怒らない。
万が一[[スケルトン]]や[[エンダードラゴン]]が、プレイヤーを攻撃しているエンダーマンに横から攻撃したなら、プレイヤーへの追跡を止める。これは攻撃者を倒した後も同様である<ref>https://twitter.com/notch/status/113639625364480001</ref>。
 
  +
  +
[[エンダーパール]]使用時に時折スポーンする[[エンダーマイト]]を攻撃する。64ブロックの距離からでもエンダーマイトを発見することができる。
  +
  +
{{in|java}}、エンダーマンが[[透明化]]の効果を受けていても両目が見えている。
   
 
=== テレポート ===
 
=== テレポート ===
エンダーマンがテレポートする時、ネザーポータルが発するような紫色のパーティクルを、移動する軌跡を描くように残してゆく。ただし、ブロックを持ち上げている場合にはこのエフェクトは表示されない。雨や水に接触してもテレポートするが、火が付いている場合は、手当たり次第テレポートするという事はない。
 
   
  +
テレポート時、試行のたびにランダムな目的地が各軸に沿った32ブロック内で選択される(即ち現在位置を中心とした64×64×64の立方体)。その後、選択された目的地から下方向に(距離に関係なく、時には自身をデスポーンしながら)下が[[材料|不透明な材料]]のブロックになるまで探索する。目的地が[[液体]]ではなく上に立つことのできる[[固体ブロック]]であれば、テレポートは成功となる。したがって、エンダーマンのテレポートが成功するには、目的地の上に非固体ブロックが最低3個必要である。エンダーマンは[[水没]]したブロックにテレポートすることはない。例外として、[[材料|不透明な材料]]でできたブロックの上に置かれていない[[カーペット]]・[[スイレンの葉]]・10層以上に積もった[[雪]]がある。というのも、これらの材料は実際には不透明である(動きを妨げる)にもかかわらず、不透明というフラグが立っていないためである。
これにより、エンダーマンは1ブロックの高さを、ジャンプせず乗り越えることができる。テレポート圏は32ブロックの範囲内であることがほとんどだが、非公式スーパーフラットモードのワールドでの調査によれば、同一Y座標ではもっと遠くまで移動できると思われる。
 
  +
  +
エンダーマンは水などのダメージを受けると常にテレポートを試みる。大半の近接攻撃は成功するが、通常はその直後に攻撃者の数ブロック後ろにテレポートする。プレイヤーから直接攻撃を受けた場合、口を開けないことがある。{{in|java}}通常、[[ボート]]か[[トロッコ]]に乗っていない限り、投射物([[即時ダメージ|負傷]]の[[スプラッシュポーション]]を含む)が当たる前にテレポートするため、遠距離攻撃を受けることはない。しかし、[[再生能力|再生]]のスプラッシュポーション・[[攻撃力上昇|力]]のスプラッシュポーションを含む[[ポーション|正の効果を持つポーション]]の場合はテレポートせず、[[毒のポーション]]の場合もテレポートしない。スプラッシュ水入り瓶は効果範囲内であればエンダーマンに{{hp|1}}ダメージを与える。{{in|je}}、テレポート可能範囲内に有効なブロックが無い場合、あるいは移動不可能な場合は、投射物でダメージを与えることができる。ただし、[[矢]]は弾かれてしまうためダメージを与えることができない。
  +
  +
ダメージを受けてテレポートする時、エンダーマンはテレポートを最大64回試行することができる。下に隠れ場所の無い[[スーパーフラット]]のワールドで雨が降ると、雨が止むか、覆いを発見するか、あるいは死ぬまで必死にマップ上をテレポートする。
  +
  +
[[トロッコ]]・[[ボート]]に乗っている時エンダーマンはテレポートできない。雨や水に触れると繰り返しテレポートしようとするものの、戻ってきてしまう。{{in|bedrock}}このようにはならない。<ref>{{bug|MCPE-31761}} "仕様通り"として解決済み</ref>
   
  +
ダメージを受けない限り、エンダーマンは[[ソウルサンド]]に乗っている間、昼間はテレポートしない。また、足に攻撃を受けた場合や[[オオカミ]]に攻撃された場合も、オオカミは足に向かって攻撃するためテレポートしない。また、プレイヤー以外の他のMobと戦っている時はほとんどテレポートしない。
エンダーマンは[[固体ブロック]]の上にテレポートできるが、水や溶岩の下のブロックには出来ないし、ハーフブロックの上や、3ブロック未満の高さの空間にも同じく出現できない。
 
   
  +
テレポート先でのみサウンドが鳴る。<ref>{{bug|MC-94481}}</ref>
また、エンダーマンは[[トロッコ]]に乗っている場合はテレポートできない<ref>https://mojang.atlassian.net/browse/MC-3866</ref>。しかし弓矢の射撃が当たった場合、トロッコ外へテレポートして即座に戻るだろう。しかし、プレイヤーが射撃でダメージを与える事は出来ず、エンダーマンに弓矢ダメージを与えることが出来る可能性を挙げるとするならば、スケルトンが放った矢であろう。火の点いた矢もエンダーマンには当たらないが、火は引火する<ref>https://mojang.atlassian.net/browse/MC-1240</ref>。同様にトロッコ中のエンダーマンに水が掛かった場合、繰り返しテレポートで脱出しようとするが、即座に戻ってきてしまう。これは水が止まるか、エンダーマンが倒されるまで続く。また家の中にもテレポートしてくる。クリエイティブモードでは、怒ったまま3ブロックの深さにはまってしまい、テレポートで脱出できなくなる。岩盤を通り抜けてのテレポートは出来ず、また自身より小さな空間を通り抜けてのテレポートは出来ない。これは1×2の大きさのガラスを窓にした岩盤ブロックの小部屋に、エンダーマンを閉じ込めてテストした結果である。
 
   
 
=== ブロックの移動 ===
 
=== ブロックの移動 ===
  +
<div style="float:right">{{animate|Enderman (holding Grass Block).png;Enderman (holding Sand).png;Enderman (holding Cactus).png;Enderman (holding TNT).png;Enderman (holding Dandelion).png|180px}}</div>
エンダーマンは下記の種類のブロックを、プレイヤーが設置したものか、自然発生したものかを問わず持ち上げて移動させることができる。持ち上げられるのは、プレイヤーの周辺3ブロック内<!--horizontally and vertically nearby-->にあるブロックだけである。倒した際に、持ち上げていたブロックをドロップする(1.9以降)。
 
   
  +
特定のブロックを拾い上げたり、運んだり、置いたりする固有能力を持っている。エンダーマンを中心とした水平方向に4×4×3の範囲、垂直方向にエンダーマン自身と同じ高さにあるブロックを黙って<ref>{{bug|MC-167370}}</ref>拾い上げる。完全に平らなエリアではブロックを拾うことができない。死ぬと所持しているブロックをアイテムとしてドロップするが、死亡時のアニメーションではブロックを手に持ったままである。<ref>{{bug|MCPE-30144}} – Enderman renders as holding the block (during death animation), even though he already dropped the block, {{bug|MC-135164}}</ref>
エンダーマンは次の種類のブロックのみを持ち上げることが出来る<ref>http://www.reddit.com/r/Minecraft/comments/ko2d4/endermen_nerfed_massively/</ref>。
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
|style="vertical-align:baseline"|
 
{{BlockLink|草ブロック}}<br>
 
{{BlockLink|土}}<br>
 
{{BlockLink|粗い土}}<br>
 
{{BlockLink|ポドゾル}}<br>
 
{{BlockLink|菌糸}}<br>
 
{{BlockLink|砂}}<br>
 
{{BlockLink|赤い砂}}<br>
 
{{BlockLink|砂利}}<br>
 
{{BlockLink|粘土}}<br>
 
{{BlockLink|ネザーラック}}<br>
 
|style="vertical-align:baseline"|
 
{{BlockLink|Allium}}<br>
 
{{BlockLink|Azure Bluet}}<br>
 
{{BlockLink|Blue Orchid}}<br>
 
{{BlockLink|タンポポ}}<br>
 
{{BlockLink|ポピー}}<br>
 
{{BlockLink|Orange Tulip}}<br>
 
{{BlockLink|Red Tulip}}<br>
 
{{BlockLink|Pink Tulip}}<br>
 
{{BlockLink|White Tulip}}<br>
 
{{BlockLink|Oxeye Daisy}}<br>
 
{{BlockLink|茶キノコ}}<br>
 
{{BlockLink|赤キノコ}}
 
   
  +
エンダーマンは次のブロックを拾うことができる。
|style="vertical-align:baseline"|
 
{{BlockLink|id=cactus-side|Cactus|サボテン}}<br>
 
{{BlockLink|id=pumpkin|Pumpkin|カボチャ}}<br>
 
{{BlockLink|id=melon-side|Melon|スイカ}}
 
|style="vertical-align:baseline"|
 
{{BlockLink|id=tnt|TNT|TNT}}
 
|}
 
   
  +
*{{BlockLink|Cactus}}
エンダーマンは[[エンティティ]]、例えば[[ボート]]、[[トロッコ]]、[[TNT|起爆されたTNT]]、そして[[Mob]]などを持ち上げることは出来ない。
 
  +
*{{BlockLink|Clay}}
  +
*{{BlockLink|Coarse Dirt}}
  +
*{{BlockLink|Dirt}}
  +
*{{BlockLink|Flowers|text=花(2ブロック高以外)|link=Flower}}
  +
*{{BlockSprite|Crimson Fungus}}{{BlockSprite|Warped Fungus}} [[キノコ (ネザー)|キノコ]]
  +
*{{BlockSprite|Crimson Fungus}}{{BlockSprite|Warped Roots}} [[根]]
  +
*{{BlockLink|Grass Block}}
  +
*{{BlockLink|Gravel}}
  +
*{{BlockLink|Melon}}
  +
*{{BlockLink|Mushrooms}}
  +
*{{BlockLink|Mycelium}}
  +
*{{BlockSprite|Crimson Nylium}} {{BlockSprite|Warped Nylium}} [[ナイリウム|真紅のナイリウム・歪んだナイリウム]]
  +
*{{BlockLink|Podzol}}
  +
*{{BlockLink|Pumpkin|{{BlockLink|id=Carved Pumpkin|Pumpkins|link=none}}}}
  +
*{{BlockLink|Red Sand}}
  +
*{{BlockLink|Sand}}
  +
*{{BlockLink|TNT}}
  +
など
   
  +
[[データパック]]の <code>minecraft:enderman_holdable</code> [[タグ#ブロック|ブロックタグ]]を編集することでこのリストを変更できる。{{only|java}}
=== 建造物と環境への影響 ===
 
エンダーマンはブロックを移動させる能力を持つため、自然環境やプレイヤーが構築した構造物にダメージをもたらすことがある。フェンスで囲いを作っていても、フェンスのそばに足場となるブロックを置いてしまえば、動物を逃がしてしまう恐れもある。
 
   
  +
ブロックを運んでいる時、エンダーマンを中心とした水平方向に2×2×2の範囲、垂直方向にエンダーマン自身と同じ高さに黙って<ref>{{bug|MC-167369}}</ref>ランダムに設置する(対象位置が[[空気]]であり、その下に空気ではないブロックがあり、所持しているブロックが対象位置に設置可能な場合)。
アップデートされやすいチャンクにエンダーマンが現れると、活動の形跡が残りやすい。砂漠地帯ではブロックを運び、新しい砂の上に置くことによりサボテンを繁殖させる事もできる。
 
   
  +
エンダーマンは壁を破ったり、[[フェンス]]の隣にブロックを設置して越えられるようにしたり、[[レッドストーン]]の回路を壊したり、ブロックの移動や設置によって各種ゴーレムを構築したりすることがある。また、[[TNT]]ブロックを動力源の上に置いた場合、爆発を起こして自滅する可能性もある。これらの行動はいずれも意図的なものではなく、発生した場合は完全な偶然によるものである。
エンダーマンは明るいエリアには出現しないが、暗いエリアから明るい領域に迷い込むかテレポートしてくる恐れもあるため。そのため単に地上を松明などで照らすだけではエンダーマン避けには不十分かもしれないので、地下空間もしっかり整備しておこう。
 
   
  +
<code>carriedBlockState</code> NBTデータを使用して、任意のブロックを持ったエンダーマンを呼び出すことができる。例えば、プレイヤーの現在位置に {{BlockLink|Netherrack}} を手に持つ、AIの無いエンダーマンを呼び出すには次の[[コマンド]]を使用する。
  +
<pre>/summon minecraft:enderman ~ ~ ~ {NoAI:1,carriedBlockState:{Name:"netherrack"}}</pre>
  +
  +
<!--以下は内容としてはチュートリアルに移動するのが妥当であるように考えられるため、仮措置としてコメントアウトします。
 
== 戦略 ==
 
== 戦略 ==
 
===攻撃をひきつける? ===
 
===攻撃をひきつける? ===
133行目: 125行目:
 
また、水の中に敵対状態のプレイヤーがいればエンダーマンは水でダメージを受けようがテレポートで別の場所に移動し、死ぬまで殴りに戻ってくるため、若干カワイソウかも。Minecraft 1.3以前までこうすれば簡単に倒せたのが、水でダメージを受けると中立に戻るようにリプログラムされてしまった。
 
また、水の中に敵対状態のプレイヤーがいればエンダーマンは水でダメージを受けようがテレポートで別の場所に移動し、死ぬまで殴りに戻ってくるため、若干カワイソウかも。Minecraft 1.3以前までこうすれば簡単に倒せたのが、水でダメージを受けると中立に戻るようにリプログラムされてしまった。
   
また、プレイヤーが[[カボチャ]]を頭に装備していた場合、目が合ってもエンダーマンは怒り状態にならないが、一旦敵対すると、カボチャを装備しても大きく距離を取ったり、相手の怒り状態が解除されたりはしない。
+
また、プレイヤーが[[くり抜かれたカボチャ]]を頭に装備していた場合、目が合ってもエンダーマンは怒り状態にならないが、一旦敵対すると、くり抜いたカボチャを装備しても大きく距離を取ったり、相手の怒り状態が解除されたりはしない。
   
 
すぐにでもエンダーマンをエリアから遠ざけたいなら、中立状態であれば[[矢]]、[[雪玉]]、[[卵]]を投げつけ、テレポートさせるのが最も安全でローリスクな方法だ(数ブロック単位の移動は覚悟しなければならないが・・・)。
 
すぐにでもエンダーマンをエリアから遠ざけたいなら、中立状態であれば[[矢]]、[[雪玉]]、[[卵]]を投げつけ、テレポートさせるのが最も安全でローリスクな方法だ(数ブロック単位の移動は覚悟しなければならないが・・・)。
   
頭や胴体にヒットした場合のテレポート確率が35%だが手や脚の下部、下半身<!--upper legs-->ならほぼテレポートしてくれる。テレポートさせられなかった場合、矢は単に弾き返されるだろうが、エンダーマン避けには有用だろう。1.2ではエンダーマンをテレポートさせた矢は一緒にテレポートするが、その後も飛び続ける。
+
頭や胴体にヒットした場合のテレポート確率が35%だが手や脚の下部、下半身ならほぼテレポートしてくれる。テレポートさせられなかった場合、矢は単に弾き返されるだろうが、エンダーマン避けには有用だろう。1.2ではエンダーマンをテレポートさせた矢は一緒にテレポートするが、その後も飛び続ける。
<!--
 
If an Enderman is in the player's house or another area where the player wants it out from, the easiest method to remove it is to shoot it with an [[arrow]], [[snowball]], or [[egg]] while the Enderman is still non-hostile. This causes it to teleport away. An attempted shot to the head or torso lowers the chance of an Enderman teleporting to 35%, but an attempted shot to the arms, lower legs, or upper legs is a guaranteed teleportation. All arrows that do not make the Enderman teleport will simply bounce off. This tactic is quite useful for archers. If an arrow caused an Enderman to teleport in 1.2 the arrow would teleport also, but it would continue flying.
 
-->
 
   
投擲アイテムをケチりたい場合は、エンダーマン避けに[[Water|水]]源を置いて[[Piston|ピストン]]でこの水源を開閉する設備を設けるという手もある。エンダーマンが近くに現れたら、水を流してダメージを与えよ。プレイヤーのそばに近寄るとそのまま水に飛び込み、どこかに飛んでいく。<!--1.2での変更点に追随-->
+
投擲アイテムをケチりたい場合は、エンダーマン避けに[[水]]源を置いて[[ピストン]]でこの水源を開閉する設備を設けるという手もある。エンダーマンが近くに現れたら、水を流してダメージを与えよ。プレイヤーのそばに近寄るとそのまま水に飛び込み、どこかに飛んでいく。
<!--
 
Another good method of getting rid of Endermen inside the player's house is to have a [[water]] source inside it and to use a [[piston]] to open and close this water source. When an Enderman enters the house, the player should open the gate, stand inside the running water, and look at the Enderman. It will come towards the player, teleport away from the water, come back, and eventually die.
 
-->
 
   
 
エンダーマンが水でダメージを受ける性質から、堀を家の周りに設けることは遭遇や攻撃を抑止することに効果があるといえる。水はクリーパーの爆発も防げて一石二鳥だ。ただしテレポートによる進入にだけは注意。拠点の辺り一面を水浸しにすることでも回避できるが、その場合はドアやブロックで内側と外側を区切って浸水を防ごう。
 
エンダーマンが水でダメージを受ける性質から、堀を家の周りに設けることは遭遇や攻撃を抑止することに効果があるといえる。水はクリーパーの爆発も防げて一石二鳥だ。ただしテレポートによる進入にだけは注意。拠点の辺り一面を水浸しにすることでも回避できるが、その場合はドアやブロックで内側と外側を区切って浸水を防ごう。
<!--
 
Because Endermen take damage from water, building a moat is useful for preventing an encounter and an attack, although with the ability to teleport to you, this does not always work. The player could also try flooding the outside of his or her house with water so they cannot get in, though that means that the player needs a door to get in and out and stop flooding from the inside of his or her house. The player must also put blocks around his or her house in order to stop the flooding from spreading too far. This idea also stops creepers from blowing up the player's house, and mobs cannot get inside.
 
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日中に挑発すると、攻撃はせず、テレポートしてどこかに消えていく。
 
日中に挑発すると、攻撃はせず、テレポートしてどこかに消えていく。
   
爆発体勢の[[Creeper|クリーパー]]にエンダーマンが近づくと、爆発する直前にテレポートして避ける。これを逃げ出す時間稼ぎに出来なくもないが、あまり使い所がなさそうだ。
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爆発体勢の[[クリーパー]]にエンダーマンが近づくと、爆発する直前にテレポートして避ける。これを逃げ出す時間稼ぎに出来なくもないが、あまり使い所がなさそうだ。
   
松明ない状態でも、エンダーマンはパーティクルで存在を把握することができる。誤って見つめてしまうことを防ぐために、この特徴はお忘れ無く。
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松明ない状態でも、エンダーマンはパーティクルで存在を把握することができる。誤って見つめてしまうことを防ぐために、この特徴はお忘れ無く。
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When provoked during the day, Endermen will teleport away rather than attack the player.
 
 
If Endermen comes nearby an active [[Creeper]] it will teleport away for a moment right before the [[Creeper]] explodes, giving you a small amount of time to get away.
 
 
When exploring caves with few torches, a player can spot an enderman by its glowing eyes. A player can use this characteristic to avoid accidentally staring at an enderman.
 
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=== 戦闘 ===
 
=== 戦闘 ===
   
エンダーマンはダメージを、攻撃、[[Damage#Fall damage|落下ダメージ]]、[[Fire|炎]]、[[Lava|溶岩]]、[[Water|水]]、[[Splash Potions|ポーション]]から受ける。ム中のザコMobの中でも、1vs1に特化しており油断ならない相手だ。細心の注意を払うように。
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エンダーマンはダメージを、攻撃、[[Damage#Fall damage|落下ダメージ]]、[[炎]]、[[溶岩]]、[[水]]、[[スプラッシュポーション]]から受ける。モンスターの中でも、1vs1に特化しており油断ならない相手だ。細心の注意を払うように。
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Endermen are damaged by attacks, [[Health and Damage|falling]], [[fire]], [[lava]], [[water]], and [[Splash Potions|poison]]. These are one of the most dangerous mobs in the game, in a one on one fight, and they should be respected on that basis.
 
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壁を背にして戦うのが理想的な戦法。攻撃が命中すると、あなたの後ろにテレポートすることが多々ある (マルチプレイでは視界の範囲内にのみテレポートする)。打撃はとてもダメージが大きいので、可能な限り攻撃を受ける事態は避けたいので、モブと対峙する場面では剣と防具の更新はお忘れなきよう。スピーディに相手を倒したいなら、HPが高いため、倒すには2度着火させる必要があるが、火打石と打ち金を活用しよう。着火させることは難しかろうが、倒す助けには充分なるだろう。足を狙い、絶えず後退させるように何度も攻撃を仕掛ければ、相手の攻撃は当たらない。
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壁を背にして戦うのが理想的な戦法。攻撃が命中すると、あなたの後ろにテレポートすることが多々あるマルチプレイでは視界の範囲内にのみテレポートする。打撃はとてもダメージが大きいので、可能な限り攻撃を受ける事態は避けたいので、モブと対峙する場面では剣と防具の更新はお忘れなきよう。スピーディに相手を倒したいなら、HPが高いため、倒すには2度着火させる必要があるが、火打石と打ち金を活用しよう。着火させることは難しかろうが、倒す助けには充分なるだろう。足を狙い、絶えず後退させるように何度も攻撃を仕掛ければ、相手の攻撃は当たらない。
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Ideally you want your back against a wall. If you hit Endermen, they will often teleport behind you. (Only in multiplayer, the enderman will only Teleport somewhere inside a player's view.) Their melee attacks hit sufficiently hard, that you want to avoid being hit by them as much as possible. Get a sword and armor, made from the best material you've got. A flint and steel may also help, as although lighting them on fire is difficult, it will likely still help you kill them, if you can manage it. Focus on hitting their legs, and try to time your attacks so that the Enderman is continually knocked back, so that it will not be able to hit you. This will usually kill them fairly quickly.
 
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十字マークをエンダーマンの上に置き続けるようにすると、どちらかの攻撃が当たるまで数秒間は動かなくなるので、先制攻撃を仕掛ける事が可能である。初撃を当てるまで足元を見続けることも出来る。ただ一度当ててしまうと、通常通り敵対モードに入るだろう。
 
十字マークをエンダーマンの上に置き続けるようにすると、どちらかの攻撃が当たるまで数秒間は動かなくなるので、先制攻撃を仕掛ける事が可能である。初撃を当てるまで足元を見続けることも出来る。ただ一度当ててしまうと、通常通り敵対モードに入るだろう。
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You can perform preemptive strikes against Endermen by keeping your crosshair over them, which will cause them to stay still for several seconds, or until the Enderman is hit, whichever comes first. A player can also get in the first hit by looking only at the Enderman's legs until they attack - though once hit, the Enderman will become aggressive as normal.
 
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1ブロック以上の高所からの不意打ちも、エンダーマンを寄せ付けずに攻撃するのに効果的だし、脚を攻撃されている限り、エンダーマンはテレポートできないため、併せて脚をひたすら殴り続けよう。
 
1ブロック以上の高所からの不意打ちも、エンダーマンを寄せ付けずに攻撃するのに効果的だし、脚を攻撃されている限り、エンダーマンはテレポートできないため、併せて脚をひたすら殴り続けよう。
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A height advantage of at least one block or more will also help keep the Enderman at bay as you hit it.
 
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火の海や溶岩に飲み込まれたエンダーマンはテレポートしないし、プレイヤーに対して攻撃的になることもない事を利用して、バケツで焼き尽くすのもアリである。
 
火の海や溶岩に飲み込まれたエンダーマンはテレポートしないし、プレイヤーに対して攻撃的になることもない事を利用して、バケツで焼き尽くすのもアリである。
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Endermen that wander into fire or lava will not teleport away, nor will they become aggressive to the player.<!- according to code, this only happens when wet (from water blocks or rain) -> This can be used to weaken or kill them, though the second will require that they be set on fire twice (likely by placing fire with a flint and steel) due to their high hit points.
 
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矢、雪玉、卵は着弾の前にテレポートしてしまうのでほとんど命中することはない。「フレイム」のエンチャントされた弓から放たれた矢では、火打ち石なしでもエンダーマンに火を点けられるが、矢そのものによるダメージは与えられない。これは離れたところからエンダーマンを倒すのに重宝するかもしれない。
 
矢、雪玉、卵は着弾の前にテレポートしてしまうのでほとんど命中することはない。「フレイム」のエンチャントされた弓から放たれた矢では、火打ち石なしでもエンダーマンに火を点けられるが、矢そのものによるダメージは与えられない。これは離れたところからエンダーマンを倒すのに重宝するかもしれない。
   
 
ダメージを受けることが無いので、プレイヤーの射撃ではエンダーマンは敵対的にはならないが、プレイヤーを攻撃中に横からスケルトンで撃たれるなどすると、敵対的状態のすり替わりが行われ、ダメージを与えた相手に対して敵対的になる。
 
ダメージを受けることが無いので、プレイヤーの射撃ではエンダーマンは敵対的にはならないが、プレイヤーを攻撃中に横からスケルトンで撃たれるなどすると、敵対的状態のすり替わりが行われ、ダメージを与えた相手に対して敵対的になる。
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Arrows, snowballs, and eggs will usually not hit them due to the fact that they usually teleport away before impact. However, shooting an Enderman with a bow carrying the "Flame" enchantment will still light it on fire, even though it will take no direct damage from the arrow. This can be an effective method of holding off and killing Endermen from range.<br>
 
Because they do not get hurt, projectiles will not cause Endermen to become hostile. If a projectile does manage to somehow damage an Enderman, such as an accidental arrow hit from a skeleton while they are attacking the player, they will become hostile to the source of the damage.
 
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あまり活用する場面はないだろうが、釣竿をエンダーマンに当て、「引っ掛け」ることが出来る。しかし、釣糸がエンダーマンに命中後にテレポートした後も、倒すためのファクターとして活用できる。前に引き寄せると、エンダーマンが視界に映る距離に移動させられる。
 
あまり活用する場面はないだろうが、釣竿をエンダーマンに当て、「引っ掛け」ることが出来る。しかし、釣糸がエンダーマンに命中後にテレポートした後も、倒すためのファクターとして活用できる。前に引き寄せると、エンダーマンが視界に映る距離に移動させられる。
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Fishing lures will hit an Enderman and "snag" them on the end of the line. However, as the Enderman teleports away when the lure hits them (Possibly behind a wall or into caves) this is only sometimes useful as a tool for killing them. If you manage to pull it forward it will travel a remarkable distance.
 
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敵対しているエンダーマンは、プレイヤーの攻撃が命中すると、プレイヤーに襲い掛かってくるかもしれないが、その後テレポートして距離をとるかもしれないし、エンダーマンが攻撃してきた際、すぐにテレポートして距離をとるかもしれない。地下の狭い空間だと、繋がっていない別の洞窟や地表に逃げても、テレポートして戻ってくるかもしれないし、戻ってこないかもしれない。プレイヤーの背後にテレポートする場合があるので注意が必要である。とにかく、エンダーマンの痕跡は、「居た場所」に残されるパーティクルである。
 
敵対しているエンダーマンは、プレイヤーの攻撃が命中すると、プレイヤーに襲い掛かってくるかもしれないが、その後テレポートして距離をとるかもしれないし、エンダーマンが攻撃してきた際、すぐにテレポートして距離をとるかもしれない。地下の狭い空間だと、繋がっていない別の洞窟や地表に逃げても、テレポートして戻ってくるかもしれないし、戻ってこないかもしれない。プレイヤーの背後にテレポートする場合があるので注意が必要である。とにかく、エンダーマンの痕跡は、「居た場所」に残されるパーティクルである。
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Hostile Endermen will teleport away after a player hits them, though they may attack first. Similarly, Endermen may teleport away several seconds after attacking. When this happens in a small underground space, the Enderman may teleport into inaccessible caves or to the surface and may or may not teleport back. The Endermen may also teleport behind the player so caution is recommended. Endermen teleportation can be tracked by looking for the glowing teleportation trail they leave behind.
 
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エンダーマンの背の高さから、2ブロックの高さの天井にすることで、2x2のキャラは通れるがエンダーマンが通れない場所を作り出すことが出来るが、クリーパー、ゾンビといった基本的なザコmobは2x2のサイズなので、エンダーマン以外に対する方略もお忘れ無く。直近にいるなら攻撃は可能なので、届かない程度の深さに掘り進めよう。 (例えば、3×3の開けた場所に屋根を2ブロックの高さに作れば、反対側もしくは真ん中にいつでも退却できるようになる)
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エンダーマンの背の高さから、2ブロックの高さの天井にすることで、2x2のキャラは通れるがエンダーマンが通れない場所を作り出すことが出来るが、クリーパー、ゾンビといった基本的なモンスターは2x2のサイズなので、エンダーマン以外に対する方略もお忘れ無く。直近にいるなら攻撃は可能なので、届かない程度の深さに掘り進めよう。例えば、3×3の開けた場所に屋根を2ブロックの高さに作れば、反対側もしくは真ん中にいつでも退却できるようになる
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Because of the Endermen's extra height, you can make a roof 2 blocks high (and at least 2 deep) that allows you to walk through, but stops Endermen from walking through due to their height. However, other mobs will have easy access to you so make sure you have your back covered. Obviously they can still hit you if they're right next to you, so make it deep enough that they can't reach you. (For example, a 3&times;3 roof in an open area, as you can always retreat to the middle or far side.)
 
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「どうしても資材がない!」というなら、4ブロック高の足場を自分の足元に作り、その後エンダーマンを見つめるといい。エンダーマンは走ってきて接近戦の範囲まで近づくだろう。あなたは攻撃できるが、向こうはこちらを攻撃できない。16ブロック以内の近場にスケルトンがいないことを確認しよう。矢で撃たれた後に足場から落下し、エンダーマンに袋叩きにされるかもしれない。
 
「どうしても資材がない!」というなら、4ブロック高の足場を自分の足元に作り、その後エンダーマンを見つめるといい。エンダーマンは走ってきて接近戦の範囲まで近づくだろう。あなたは攻撃できるが、向こうはこちらを攻撃できない。16ブロック以内の近場にスケルトンがいないことを確認しよう。矢で撃たれた後に足場から落下し、エンダーマンに袋叩きにされるかもしれない。
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Another effective way of killing an Enderman is to make a 4-block high pillar underneath yourself, then look at an Enderman. The Enderman will run toward you and come into melee range. You will be in range to attack them, but they will not be in range to attack you. Make sure there are no skeletons nearby (within 16 blocks), as they will shoot you off your pillar and make you a vulnerable target.
 
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手を汚したくないなら一度殴った後、飼いイヌにリンチさせるといいかもしれない。4頭以上居れば上出来だ。<!--
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手を汚したくないなら一度殴った後、飼いイヌにリンチさせるといいかもしれない。4頭以上居れば上出来だ。
A very simple way to kill an Enderman is to attack their legs, as they do not teleport when their legs are attacked.
 
 
A quick, effective way to kill an Enderman is to quickly run towards one with or without a weapon (and without looking at its head), attack its legs once, and have four or more tamed wolves to finish it off.
 
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戦場が上空や渓谷の直近なら、殴り落とすのもベター。この手段は、相手を挑発しないというメリットもある。
 
戦場が上空や渓谷の直近なら、殴り落とすのもベター。この手段は、相手を挑発しないというメリットもある。
   
エンダーマンを挑発せずに[[Ender Pearl|エンダーパール]]を得るためには、頭上から砂利か砂を落として窒息させる必要があるが、落下死させる方法とは相性が悪い。
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エンダーマンを挑発せずに[[エンダーパール]]を得るためには、頭上から砂利か砂を落として窒息させる必要があるが、落下死させる方法とは相性が悪い。
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A quick and easy way to kill Endermen is to push them off the edge of a cliff. However, this is only useful for when you are near a long drop or on a map like skyblock. This tactic has the added bonus of not aggravating them.
 
   
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エンダーマンはトロッコに乗っている間は、弓矢で攻撃してもテレポートできな(赤く光り暫く消えたのち、テレポートを試みるが失敗する)。これは距離をとって倒す一つの方法にもなりえるかもしれない<ref>http://www.youtube.com/watch?v=WI6jWk_ozH8#t=12m00s</ref>。
One way to get [[Ender Pearl]]s without the Enderman becoming hostile toward you is to quickly trap the Enderman on a single square and drop gravel or sand on its head, crushing it.
 
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エンダーマンは落下中にはテレポートは出来ない。したがって、崖に誘導し、崖方向側に向かって攻撃をするといい。攻撃により後退するが、テレポートで逃げ去る前に続けて攻撃を行うタイミングが出来る。
エンダーマンはトロッコに乗っている間は、弓矢で攻撃してもテレポートできない (赤く光り暫く消えたのち、テレポートを試みるが失敗する)。これは距離をとって倒す一つの方法にもなりえるかもしれない<ref>http://www.youtube.com/watch?v=WI6jWk_ozH8#t=12m00s</ref>。
 
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また、SEにもしっかり気を配り、エンダーマンがどこにテレポートしたかを判別する策に活用出来る。後ろからの奇襲が一番怖いためだ。
Endermen also cannot teleport when riding a minecart, even hitting them with an arrow will not cause the Enderman to teleport away (Though they will flash red and disappear for a second, as if trying to teleport unsuccessfully.) This is one potential way to kill them at a distance.<ref>http://www.youtube.com/watch?v=WI6jWk_ozH8#t=12m00s</ref>
 
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[[アイアンゴーレム]]はエンダーマンを攻撃し、2撃で倒せるが、エンダーマンは死に際に1回、アイアンゴーレムに反撃を仕掛けるタイミングを得る。
 
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== サウンド ==
エンダーマンは落下中にはテレポートは出来ない。したがって、崖に誘導し、崖方向側に向かって攻撃をするといい。攻撃により後退するが、テレポートで逃げ去る前に続けて攻撃を行うタイミングが出来る。
 
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  +
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  +
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|subtitle=エンダーマンが喋る
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|subtitle=エンダーマンが死ぬ
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== 技術的情報 ==
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=== ID ===
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{{ID table
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|displayname=Enderman
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|spritetype=entity
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  +
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  +
|foot=1}}
  +
  +
=== エンティティデータ ===
  +
{{see also|Chunkフォーマット}}
  +
Mobの様々なプロパティを含むエンティティデータが関連付けられている。
  +
  +
{{/ED}}
  +
  +
== 実績 ==
  +
{{load achievements|Monster Hunter}}
  +
  +
== 進捗 ==
  +
{{load advancements|Adventure;Monster Hunter;Monsters Hunted}}
  +
  +
== 歴史 ==
  +
  +
{{History|beta}}
  +
{{History||unknown|当初、デザイン途中の頃[[Notch]]は「不気味さ」が足らず、プレイヤーが避けたいと思うような事態があれば、エンダーマンはかなり怖くなるのではないかと考えた。これによってNotchは「じろじろ見る」機能を実装するアイディアを得た。この機能では、クロスヘアをエンダーマンの顔に向けると、目が合うと攻撃が始まるという恐怖の瞬間が発生する。エンダーマンはテレポート能力を持っており、プレイヤーがエンダーマンを見つめると、その行動の結果に立ち向かわざるを得なくなる。<ref>[[wordofnotch:8208212863]]</ref>
  +
|[[wikipedia:en:Rooster Teeth Productions|Rooster Teeth Productions]]の[[wikipedia:en:Burnie Burns|Burnie Burns]]によれば、エンダーマンの弱点が水であるというのは彼の息子の提案によるものだという。群れとなったエンダーマンを倒す方法を考え出す必要がある、と[[Notch]]に言われたとき、彼の息子が提案したということだ<ref name="Rooster Teeth - Rooster Teeth Podcast #132">http://roosterteeth.com/podcast/episode.php?id=132 - Rooster Teeth Podcast #132 at 22:00-23:12</ref>。}}
  +
{{History||July 28, 2011|link=none|Notchはプレイヤーが直視しない限りエンダーマンは温厚なmobで、見つめた後で視線を外すと襲い掛かってくるだろうと述べた。<ref>{{tweet|notch|96612584727388160}}</ref><ref>{{tweet|notch|96690003601670145}}</ref><ref>{{tweet|notch|96690477541228544}}</ref><ref>{{tweet|notch|96690925354500096}}</ref>}}
  +
{{History||August 26, 2011|link=none|[[wikipedia:Penny Arcade Expo|PAX]]における[[Beta 1.8]]デモで、エンダーマンは仮ドロップアイテムとして[[ダイヤモンド]]をドロップした。}}
  +
{{History||1.8|snap=Pre-release|[[File:Enderman Revision 1.png|32px]] エンダーマンが公式に実装された。
  +
|[[岩盤]]を含むすべてのブロックを持ち上げることができた。
  +
|緑色の目を持ち、黒い煙を放っていた。また、仮サウンドとして[[ゾンビ]]のサウンドが用いられていた。}}
  +
{{History|||snap=Pre-release 2 ;)|[[File:Enderman.png|90px]] 目の色が紫色に変更された。
  +
|エンダーマンが煙ではなく[[パーティクル#パーティクルの種類|ポータルパーティクル]]を放つようになった。<!--was this added in the pure release?-->}}
  +
{{History|||snap=September 20, 2011|slink={{tweet|notch|116186387878920193}}|ブロック運搬能力が凶悪なため制限する必要があるとNotchが示唆した。}}
  +
{{History||?|すべてのブロックを持ち上げられなくなった。}}
  +
  +
{{History|java}}
  +
{{History||1.0.0|snap=Beta 1.9 Prerelease|このアップデート前は[[弓]]で倒すことが可能だった。[[矢]]・[[雪玉]]・[[卵]]・負の効果の[[スプラッシュポーション]]は当たる直前にテレポートするため命中しなくなった。
  +
|水に触れると、テレポートして[[Mob#中立的Mob|中立]]に戻るようになった。}}
  +
{{History|||snap=Beta 1.9 Prerelease 3|Notchは「エンダーマンがうっとうしくて最悪だから、簡単に倒せるように弱くしたよ。絶対修正する。」と述べた。<ref>{{tweet|notch|118903247212773376}}</ref> そのため、このアップデートでエンダーマンの体力は{{hp|40}}になった(以前は{{hp|20}})。}}
  +
{{History|||snap=Beta 1.9 Prerelease 4|エンダーマンが頻繁に出現する本拠地[[ジ・エンド]]が追加された。
  +
|日光で燃えなくなった。代わりに日中は近づくとテレポートで逃げるようになった。これにより、日中は倒せる距離に近づくことが非常に難しくなった。}}
  +
{{History|||snap=RC1|[[Java Edition Beta Sound Update]]以前、エンダーマンは仮サウンドとして[[ゾンビ]]のものを使用していた。その後、[[Beta 1.9]]でエンダーマン用のゾンビサウンドは削除された。2011年11月13日、エンダーマンに独自のサウンドが実装された。特徴的なのはプレイヤーが見つめている間に出す長いうめき声である。このサウンドはある人物の"Hi"と"What's up" という声を逆再生してひずませたものである。<ref>{{reddit|l3jgm/enderdragons_decrypt_w_rot13_via_notch|c2ph1f1}}</ref><ref>{{reddit|l3jgm/enderdragons_decrypt_w_rot13_via_notch|c2ph3nd}}</ref>}}
  +
{{History||1.3.1|snap=12w22a|エンダーマンの振る舞いが微修正された。プレイヤーの前で立ち止まるようになった。プレイヤーが剣を振ると、背後にテレポートするようになった。
  +
|激昂するとプレイヤーを追い回すようになった。}}
  +
{{History||1.4.2|snap=12w38a|短縮版サウンドではなく、正規の長さのサウンドが再生されるようになった。
  +
プレイヤーが見つめる (あるいはエンダーマンが口を開ける)と、倒されるか中立に戻るまで、[[wikipedia:Slender Man|Slenderman]]に基づく有名なホラーゲーム「Slender」に酷似した、ノイズのようなサウンドが再生される。}}
  +
{{History||1.7.2|snap=1.7-pre|[[クリエイティブ]]モードでプレイヤーが攻撃しても敵対しなくなった。}}
  +
{{History||1.8|snap=14w06a|AIがアップデートされ、経路探索を行えるようになった。
  +
|[[窒息]]を含むすべてのダメージを受けた時、テレポートするようになった。}}
  +
{{History|||snap=14w11a|歩く速度がわずかに速くなった。
  +
|テレポートの際に[[エンダーマイト]]がスポーンするようになった。スポーン確率は15%で、既にスポーンしているエンダーマイト1体ごとに-1%となる。この仕様は[[14w28a]]で取り消された。
  +
|エンダーマイトに対して自ら攻撃するようになった。}}
  +
{{History|||snap=14w17a|[[エンダーパール]]以外でスポーンしたエンダーマイトに敵対しなくなった。}}
  +
{{History|||snap=14w28a|エンダーマンからエンダーマイトがスポーンしなくなった。}}
  +
{{History||1.9|snap=15w31a|[[水]]に触れない限りプレイヤーに対して激昂し続けるようになった。
  +
|持ち運んでいたブロックを死亡時にドロップするようになった。
  +
|攻撃時のアニメーションが追加された。}}
  +
{{History||1.10|snap=16w20a|[[ネザー]]にスポーンするようになった。
  +
|[[ネザーラック]]を持ち上げるようになった。}}
  +
{{History||1.11|snap=16w32a|エンティティIDが <code>Enderman</code> から <code>enderman</code> に変更された。}}
  +
{{History|||snap=16w35a|スプラッシュ水入り瓶で{{hp|1}}のダメージを受けるようになった。}}
 
<!--
 
<!--
  +
{{History|upcoming java}}
Endermen cannot teleport while falling. Thus an effective way to kill them quickly is to draw them to the edge of a slope and attack them while facing the slope. The attack will knock them backwards, and followup attacks can be performed before the Enderman can teleport away.
 
  +
{{History||1.16|snap=20w06a|エンダーマンのサウンドの聞こえる範囲が狭くなった。
  +
|[[soul sand valley]]と[[warped forest]]でスポーンするようになった。}}
  +
{{History|||snap=February 6, 2020|slink=none|次回のスナップショットで追加される新ブロックを持ち上げられるようになる。<ref>{{bug|MC-170927}} comment</ref>}}
  +
{{History|||snap=20w07a|[[nylium]]・[[roots]]・[[fungi]]亜種を持ち上げられるようになった。
  +
|[[ネザーラック]]を持ち上げられなくなった。}}
 
-->
 
-->
   
  +
{{History|pocket alpha}}
また、SEにもしっかり気を配り、エンダーマンがどこにテレポートしたかを判別する策に活用出来る。後ろからの奇襲が一番怖いためだ。
 
  +
{{History||0.9.0|snap=build 1|[[File:Enderman BE.png|90px]] エンダーマンが追加された。}}
  +
{{History|||snap=build 2|サウンドが追加された。
  +
|投射物をテレポートで避けるようになった。}}
  +
{{History|||snap=build 8|攻撃力が[[Java Edition|Java版]]と同じになった。}}
  +
{{History||0.12.1|snap=build 10|[[水]]を避けるようになった。}}
  +
{{History||0.14.0|snap=build 1|持ち運んでいたブロックを死亡時にドロップするようになった。}}
  +
{{History||0.15.0|snap=build 1|[[ネザー]]にスポーンするようになった。
  +
|[[ネザーラック]]を持ち上げるようになった。}}
  +
{{History||0.16.2|[[Java Edition|Java]]と[[Legacy Console Edition|Console]]バージョンに合わせ、より素早くなった。}}
  +
  +
{{History|pocket}}
  +
{{History||1.0.0|snap=alpha 0.17.0.1|死亡時に[[エンダーパール]]をドロップするようになった。
  +
|[[ジ・エンド]]にスポーンするようになった。}}
   
  +
{{History|bedrock}}
[[Iron Golem|アイアンゴーレム]]はエンダーマンを攻撃し、2撃で倒せるが、エンダーマンは死に際に1回、アイアンゴーレムに反撃を仕掛けるタイミングを得る。
 
  +
{{History||1.2.0|snap=?|激昂中に体が震えなくなった。
  +
|持ち運んでいたブロックを死亡時にドロップするようになった。}}
 
<!--
 
<!--
  +
{{History|upcoming bedrock}}
Sound is also important to pay attention to, an attentive player with an appropriate sound system can hear where the Enderman teleported to, preventing sneak attacks from behind.
 
  +
{{History||1.16.0|snap=beta 1.16.0.51|[[soul sand valley]]と[[warped forest]]でスポーンするようになった。}}
 
  +
|[[nylium]]・[[roots]]・[[fungi]]亜種を持ち上げられるようになった。
Iron golems will attack Endermen, and will kill one in two hits. Endermen will hit the iron golem once before the iron golem kills it.
 
  +
|[[ネザーラック]]を持ち上げられなくなった。}}
 
-->
 
-->
== ビデオ ==
 
{{/video}}
 
   
  +
{{History|console}}
== 歴史 ==
 
  +
{{History||xbox=TU5|xbone=CU1|ps=1.0|wiiu=Patch 1|[[File:Enderman.png|90px]] エンダーマンが追加された。}}
{{History|beta}}
 
  +
{{History||xbox=TU14|ps=1.04|敵対すると口を開け、体を震わせるようになった。
{{History||unknown|当初、まだデザイン途中の頃は、[[Notch]]は「不気味さ」が充分ではなく、プレイヤーによりはっきりと恐れられ、避けたいと思う状況が充分ではないと考えていた。うなり声を上げるという仕様は、[[Notch]]がこういう理由で考え出したものだ。十字マークをエンダーマンの顔面に向けるとサスペンスにあふれた瞬間が訪れ、目をそらすと攻撃を仕掛けてくる。またテレポート能力があるので、プレイヤーがエンダーマンを凝視する時、その行動の結末に直面せねばならない…<ref>http://notch.tumblr.com/post/8208212863/the-psychology-of-the-reticle-and-the-feeling-of</ref>。
 
  +
|プレイヤーの前で立ち止まるようになった。プレイヤーが剣を振ると、背後にテレポートするようになった。}}
|[[wikipedia:Rooster Teeth Productions|Rooster Teeth Productions]]の[[wikipedia:Burnie Burns|Burnie Burns]]によれば、エンダーマンの弱点が水であるというのは彼の息子の提案によるものだという。群れとなったエンダーマンを倒す方法を考え出す必要がある、と[[Notch]]に言われたとき、彼の息子が提案したということだ<ref name="Rooster Teeth - Rooster Teeth Podcast #132">http://roosterteeth.com/podcast/episode.php?id=132 - Rooster Teeth Podcast #132 at 22:00-23:12</ref>。}}
 
  +
{{History||xbox=TU43|xbone=CU33|ps=1.36|wiiu=Patch 13|[[ネザー]]でスポーンするようになり、[[ネザーラック]]を持ち上げるようになった。}}
{{History||unknown|PAXでのBeta 1.8のデモで、エンダーマンは[[Ender Pearl|エンダーパール]]実装前の仮のものとしてダイヤモンドをドロップした。}}
 
  +
{{History||1.8pre1|エンダーマンが追加された。}}
 
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{{History|new 3ds}}
{{History||1.8|正式にBeta 1.8、[[Adventure Update]]第一弾にてエンダーマンが導入された<ref name="Screenshot">https://plus.google.com/116872576248355504859/posts/DrjzbDobiws - Notch's Google+ page</ref><ref name="Reddit Thread">http://www.reddit.com/r/Minecraft/comments/j09ma/notch_posts_images_of_new_mob/c282dzr - /r/Minecraft thread about the screenshot released by Notch</ref>。
 
  +
{{History||0.1.0|[[File:Enderman BE.png|90px]] エンダーマンが追加された。}}
|Beta 1.8<small>pre1</small>と<small>pre1</small>では、エンダーマンの目は緑色で黒い煙を放出していた。それは[[Portal|ネザーポータル]]の持つような紫のパーティクルに変更されている。
 
|エンダーマンが摘み上げるブロックに制限は無かった。Beta 1.8プレリリースでは、[[Bedrock|岩盤]]を含む'''すべての'''ブロックが対象となっていた。}}
 
{{History||1.9pre1|このアップデート前は、弓矢で倒すことが可能だった。その後、矢、雪玉、卵、スプラッシュポーションは直前にテレポートするために命中しなくなった。
 
|敵対するエンダーマンに水をかけると、遠くに逃げ去り中立に戻るようになった。}}
 
{{History||1.9pre3|Notchは「エンダーマンは嫌がらせをしてくるのでむかつく、故にとても御しやすくなるよう弱体化させた。これで直っただろう」<ref>https://twitter.com/notch/status/118903247212773376</ref>と述べた。このため、このアップデートでエンダーマンの体力は40 (ハート20個。以前はHP20、ハート10) になり、倒すのにダイヤモンドの剣で6回 (すべてがクリティカルヒットなら5回) 斬る必要があるように修正された。彼らのテレポートの習性と併せて、エンダーマンはより挑戦的になった。}}
 
{{History||1.9pre4|エンダーマンが頻繁に出現する本拠地、[[the End|エンド(The End)]]が追加された。
 
|エンダーマンは日光で燃えなくなった。代わりに日中は近づくとテレポートで逃げるようになった。この変更は倒せる距離に近づくことを非常に難しくした。}}
 
{{History||Sound Update|エンダーマンは[[Zombie|ゾンビ]]の効果音をダミーとして使っていた。2011年11月13日、エンダーマンは実際に独自の効果音の仕組みを得た。特徴的なのはプレイヤーが見つめている間に出す長いうめき声だ。このノイズは 'Hi' とか 'What's up' という、ある人物の声を逆再生して歪めたものだ<ref>http://www.reddit.com/r/Minecraft/comments/l3jgm/enderdragons_decrypt_w_rot13_via_notch/c2ph1f1</ref><ref>http://www.reddit.com/r/Minecraft/comments/l3jgm/enderdragons_decrypt_w_rot13_via_notch/c2ph3nd</ref>。}}
 
{{History|release}}
 
{{History||1.3.1|snap=12w22a|エンダーマンの挙動が少し修正された。今やプレイヤーの眼前で立ち止まるようになった。剣を振ると、プレイヤーの背後にテレポートする。}}
 
{{History||1.4.2|snap=12w38a|エンダーマンの音が変更された。見つめる (あるいは顎を開ける) と、倒されるか中立に戻るまで固定音が鳴り響くだろう。}}
 
{{History||1.10|snap=16w20a|ネザーでも{{frac|1|153}}の確率でスポーンするようになった。これによりエンダーマンは唯一全てのディメンションに自然スポーン出来る初めてのMobとなった。}}
 
{{History||1.11|snap=16w32a|エンダーマンのエンティティが <code>Enderman</code> から <code>enderman</code> に変更された。}}
 
{{History|||snap=16w35a|スプラッシュ水入り瓶でもハート半分のダメージを受けるようになった。}}
 
 
{{History|foot}}
 
{{History|foot}}
   
== バグ ==
+
== 問題点 ==
  +
* 垂直方向へのテレポート能力は限定されているようだ。
 
  +
{{issue list}}
* 雨のダメージはハーフブロック、ソウルサンド、階段の上では受けない。
 
* テクスチャーパックを切り替えていると、エンダーマンのテクスチャーに白が重なって明るくなる。これはenderman_eyes.pngの余白が原因だ。カスタムテクスチャーパックを作成する場合はエンダーマンの目に実際に使用されている6ピクセルのみを変更すべきだ。別の手段としてはminecraft.jarに含まれているオリジナルのpngファイルをテクスチャーパックに使用することだ。最新バージョンのMCPatcherを使用することでもこのバグを修正出来る。enderman_eyes.pngを透明にする (これを行っても透明度が少し上がるだけ) ことでも回避出来る。
 
* 敵対的なエンダーマンが他のMobに攻撃されて、攻撃したMobが倒さされた場合、エンダーマンはプレイヤーに対して中立にリセットされる。
 
* エンダーマンが燃えているブロック (木やネザーラックなど) を持ち上げて再度設置した場合、ブロックの火は消える、しかしエンダーマンに火が付く。
 
* 攻撃的なエンダーマンに攻撃されている間にゲームを終了して、ゲームを再度始めると、エンダーマンは中立に戻る。
 
* 中立状態で釣竿に引っ掛けると、引っ張っても中立のままになる。実際は釣り糸が命中するとテレポートして逃げ去るので、これはあまり使い道がなさそうだ。
 
* TNTを摘み上げると、TNTブロックのテクスチャーは反転する (TИT)。(これはSMPで他のプレイヤーがTNTを持っている場合に起きる)
 
* トロッコにエンダーマンが乗っているとき矢を放つと、テレポートして逃げ去り元のトロッコに戻ってくる。同時に、ダメージを受けたかのように赤くなるが、矢で倒されることはない<ref>http://www.youtube.com/watch?v=WI6jWk_ozH8</ref>。
 
* エンダーマンの口中を覗くと、地下の構造物を見ることが出来てしまう。これは廃鉱や洞窟を見つけるのに便利かもしれない。
 
<!--* When you shoot an Enderman with a bow enchanted with flame, the Enderman teleports, but it is on fire so it is an easy way to kill them from long range.-->
 
* SMPでは、目や頭を見つめても、エンダーマンは敵対的にはならない。上腕や胴体を見ると敵対的になる。
 
* エンダーマンが水中に捕らわれると、ダメージを受けるがテレポートして逃げ去ることは出来ない。このとき矢で射るとダメージを与えられず、弾かれてしまう。
 
* SMPでは、釣り糸で上方向におぼれた時、しばらく浮いているように見える。<!--Endermen seem to float for a while when drawn in upwards with a fishing rod.-->
 
* エンダーマンがサボテンや花を置いたとき、正しいブロックの上に置いたかの判定は行われない。そのため通常置けないような場所に植物があるという結果をもたらす。
 
* SSPでは、Modやクリエイティブモードで空を飛ぶと、エンダーマンの口を通してみることが出来る。口を通して水を見ると、その場所には空が見えるだろう。
 
* エンダーマンがクモの巣に捕らわれていると、雨のダメージを受けたりテレポートしたりはしない。
 
* 敵対的なエンダーマンが日光下に直接テレポートすると、あなたのことを忘れ去ってしまうだろう。
 
* 1.3.1以降では、エンダーマンをクリエイティブモードで5から6ブロックの距離から叩くと (サバイバルモードでなら見つめると攻撃的になるだろう)、敵対状態に入るが、プレイヤーを追いかけたりはしない。ブロックを摘み上げると中立になる。
 
* クリエイティブモードでは3ブロックの深さの穴にエンダーマンが入ると嵌ってしまう。攻撃的であってもテレポートして脱出したりはしないだろう。
 
* 1.4ではエンダーマンを挑発してうなり声が上がったあと、ゲームを一時停止してもうなり声はそれが終了するまで鳴り続ける。
 
* プレイヤーがエンダーマンを、つまみ上げることが出来ないブロックで囲まれた部分に捕らえると、土や草ブロックを摘み上げるだろう。
 
   
 
== トリビア ==
 
== トリビア ==
  +
* エンダーマンが攻撃状態にあるとき、凝視することで移動されたりどこかに行かれることを防ぐことが出来る (十字マークをエンダーマンに向けつづければ、相手の動きを停めることが出来る)。しかしながら、この状態で攻撃を仕掛ければ、エンダーマンはテレポートして去ってしまうかもしれない。
 
  +
* [[Notch]]は、エンダーマンはよく似た名前と外見を持つモンスター"[[wikipedia:Slender Man|Slenderman]]"を「(微妙に)参考にした」と公の場で主張している。ジ・エンドが後に登場したことを考えると、彼は前からこの名前を念頭に置いていたが、Redditのスレッドで名前を暴露された(言い当てられた)ことが原因で選択しなかった可能性がある<ref>{{reddit|j09ma/notch_posts_images_of_new_mob|c282dzr}}</ref>。[[Legacy Console Edition]]のハロウィンテクスチャパックでは、エンダーマンはスレンダーマンに似せて再スキン化されている。
* エンダーマンの凝視するアニメーションは、ゲームを一時停止したり看板を取り付ける (内容の文字列を入力する) 間も再生し続ける。
 
* エンダーマンは唯一三つの次元に自然スポーンするMobである。二つの次元にスポーンするMobには[[スケルトン]]や[[ゾンビピッグマン]]がある。
 
* エンダーマンの顔は、ブレイズやゾンビ、スケルトンと同様に、プレイヤーのそれのテクスチャーの色を変えたもののようである。
 
* エンダーマンの正確なサイズは0.6×0.6×2.9ブロックである。
 
* [[Notch]]はエンダーマンが "スレンダーマン"(前述) という[[wikipedia::ja:未確認動物|未確認動物]]を参考にして名前を付けたということは、公には「(subtle)」(微妙) と主張している。後のエンドの開発を考えると、Redditのトピック<!--thread-->での名前公表の際にその名前を選択しなかったことから、心のうちで既に名前を決めていた可能性がある<ref name="Reddit Thread" />。
 
 
* エンダーマンの音は逆再生などの加工した音に由来しているようだ。
 
* エンダーマンの音は逆再生などの加工した音に由来しているようだ。
 
** 音'idle1.ogg'は逆再生した "here"。
 
** 音'idle1.ogg'は逆再生した "here"。
** 音'idle2.ogg'は逆再生した "higher" ("hy-a") に似ている
+
** 音'idle2.ogg'は逆再生した "hey"。
** 音'idle3.ogg'はピッチを下げた "whats up?" か"this way!"。
+
** 音'idle3.ogg'はピッチを下げた "whats up?" か"this way!"。
 
** 音'idle4.ogg'はピッチを下げた "forever!"。
 
** 音'idle4.ogg'はピッチを下げた "forever!"。
** 音'idle5.ogg'は逆再生した "uh oh!" ("oh no")。
+
** 音'idle5.ogg'は逆再生した "uh oh!"
  +
*[[Dinnerbone]]によると、エンダーマンの集団を指す集合名詞は"a haunting of endermen"である。<ref>{{tweet|dinnerbone|443348580058021888|@nirufe @notch Let's call it a haunting. A haunting of endermen.|March 11, 2014}}</ref> さらに、[[Minecraft: Story Mode]]のエピソード3番目"The Last Place You Look"では、エンダーマンの集団の集合名詞が"a haunting of endermen"であるとプレイヤーが指定することで、他のキャラクターの文法を正す選択肢がある。
* テクスチャーでは、顎は頭蓋骨から分離している<ref>http://www.youtube.com/watch?v=2a0pbpqn_5g</ref>。テクスチャー切り替えなしに物理的に口を開けることが出来る最初のMobになった。彼らは攻撃するときだけ口を開ける。プレイヤーの視界からは、口を開ける時はエンダーマンの後頭部を見ていることになる。プレイヤーが一段高いブロックにいた場合は、エンダーマンの開いた口を見通せる。かれらは頭蓋骨をあごよりも高い位置に動かすことにより口を開ける。
 
  +
* テクスチャでは、顎は頭蓋骨から分離している<ref>http://www.youtube.com/watch?v=2a0pbpqn_5g</ref>。テクスチャ切り替えなしに物理的に口を開けることが出来る最初のMobになった。彼らは攻撃するときだけ口を開ける。プレイヤーの視界からは、口を開ける時はエンダーマンの後頭部を見ていることになる。プレイヤーが一段高いブロックにいた場合は、エンダーマンの開いた口を見通せる。かれらは頭蓋骨をあごよりも高い位置に動かすことにより口を開ける。
<!--既出:* If an Enderman is hit by a flaming arrow, it will be set on fire, but will not take damage from the arrow itself, nor will it become hostile.-->
 
  +
* [[モンスタースポナー]]を変更してエンダーマンをスポーンさせるようにした場合、内部のモデルの頭は枠から飛び出る。
<!--既出:* An effective, though difficult to achieve, way to gain lots of experience and enderpearls is to go [[the End]], make a 1x1x4 tower, stand on top of it, look at Endermen and have them teleport to you while you slaughter them. They cannot reach you because the tower is too tall. Another way is to create a 3x3 platform at 3 above the ground (leaving 2 blocks space for you to stand under) Endermen are 3 tall, and will not get under the platform while you can still hit them, but you are not in the risk of falling like with a tower.-->
 
  +
* エンダーマンの紫のパーティクルはプログラム中で固定なので、Modなしにはテクスチャを変更できない。
* 攻撃的な状態でも、彼らはまだブロックを持ち上げる、たまにプレイヤーに近づくために壁を破壊しているように見えることがある。
 
<!--別項へ:* In the Xbox 360 Edition you can't throw Ender Pearls -->
 
* 水や雨が有害にも関わらず、火の点いたエンダーマンを消火する。
 
* [[Monster Spawner|モンスタースポナー]]を変更してエンダーマンをスポーンさせるようにした場合、内部のモデルの頭は枠から飛び出る。
 
* エンダーマンの紫のパーティクルはプログラム中で固定なので、Modなしにはテクスチャーを変更できない。
 
* エンダーマンはカボチャを既存の雪ブロックや鉄ブロックの上に置くことで、[[Snow Golem|スノウゴーレム]]や[[Iron Golem|アイアンゴーレム]]を作製できる。
 
* Snapshot 12w38a以降、未使用だった stapre.ogg と scream.ogg がMod無しに再生されるようになった。stare.oggはエンダーマンが近くにいる場合にランダムに、scream.ogg はエンダーマンがプレイヤーを追いかけている際に再生される。
 
 
* 第三者視点の前側からの視点の場合、エンダーマンがプレイヤーの背後にいると、カーソルを上に合わせても敵対的にはならない。一人称視点ではエンダーマンに十字マークが合うような位置に向きを変えると、画面外であっても挑発したことになる。
 
* 第三者視点の前側からの視点の場合、エンダーマンがプレイヤーの背後にいると、カーソルを上に合わせても敵対的にはならない。一人称視点ではエンダーマンに十字マークが合うような位置に向きを変えると、画面外であっても挑発したことになる。
  +
* 火のついたエンダーマンはテレポートして水に入ろうとする。水に入ればダメージを受けるので自滅するかもしれない。
* エンダーマンが他のプレイヤーをターゲットにしている時、エンダーマンを挑発する場所に視線を合わせてもその後攻撃を受けたりはしない。しかし矢を射たなら、それまで攻撃していた対象を無視して、矢を射た相手を標的とするだろう。
 
* 面白いことに、着火しているエンダーマンは、テレポートして水に入ろうとするかもしれない。水に入ればダメージを受けるので、「自殺」するかもしれない。
 
* ジ・エンドでは、エンダーマンをエンダードラゴンに向かわせることが出来る。エンダードラゴンを矢で射ると、反撃しに向かってくる。そのときプレイヤーとエンダードラゴンの間にエンダーマンが来るよう誘導するのだ。エンダードラゴンがエンダーマンに接触するとき、ダメージが発生するので、エンダードラゴンを標的とするだろう。エンダーマンはダメージを与えているようには見えないが、それでもエンダードラゴンはエンダーマンを通り抜けることは出来ないので、充分役に立つだろう。複数のエンダーマンの背後に立ち、エンダーマンがブロックしてくれている間にエンダードラゴンを攻撃するのだ。
 
* 面白いことに、エンダーマンが雨に当たると、ランダムな方角に連続テレポートを行う。プレイヤーは雨降りの間、眼前のエンダーマンがダメージを受ける瞬間に素早くてレポートするのを目にするだろう。
 
 
* エンダーマンに使用される新しい音は、Slenderman自身に基づく有名なホラーゲーム「Slender」で使われているものによく似ている。音が鳴るタイミングも同様に似ている。
 
* エンダーマンに使用される新しい音は、Slenderman自身に基づく有名なホラーゲーム「Slender」で使われているものによく似ている。音が鳴るタイミングも同様に似ている。
 
** エンダーマンが顎を開く際、もしくは見つめた際にその音は再生される。
 
** エンダーマンが顎を開く際、もしくは見つめた際にその音は再生される。
 
** Slenderでは、Slendermanにプレイヤーが近づいた際にその音は再生される。
 
** Slenderでは、Slendermanにプレイヤーが近づいた際にその音は再生される。
  +
* [[スペクテイター]]モードに切り替えてエンダーマンの視点で見ると、色を反転させる[[シェーダー]]が追加される。ジ・エンドはエンダーマンには、白い空と白い柱、緑色の目をした白いエンダーマン、緑色の目をした白いエンダードラゴンがいる青い[[丸石]]([[エンドストーン]]は丸石の反転色の黄色バージョンである)の島に見えていることが示唆される。また、エンダーマンには丸石がエンドストーンに見えている。
* エンダーマンが日中プレイヤーに攻撃を仕掛ける直前に消え去ると、ずっと後まで効果音は再生され続ける。
 
  +
*エンダーマンの目のテクスチャは胴体とは別のテクスチャファイルにある。これにより目が光るようになっているため、2つのテクスチャを完全に並べてはならない。もしそうすると、エンダーマンに真っすぐ見上げさせた時、目が真っ白になってしまう。
* エンダーマンが4ブロック以上の高さの場所に捕らわれると、テレポートできなくなる。
 
  +
* エンダーマンのテレポート音は、プレイヤーが[[エンダーパール]]{{only|bedrock}}または[[コーラスフルーツ]]{{only|java}}を使用してテレポートした時にも再生される。
<!--既出:*Endermen have an obvious similarity to the Slenderman, due to the fact that they are very tall, can teleport, the static sound made by them is identical to the sound made when you are close to the Slenderman while playing Slender, and are dark in color.-->
 
  +
* エンダーマンは三つの次元に自然スポーンする唯一のMobである。二つの次元にスポーンするMobには[[スケルトン]]や[[ゾンビピグリン]]、[[ニワトリ]]{{only|je}}がいる。
* 水が弱点であるが、溶岩からはテレポートしないのでこちらの方が倒すのは容易である (でもエンダーパールも燃えてしまうだろうが)。
 
   
 
== ギャラリー ==
 
== ギャラリー ==
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=== Beta 1.8 Pre-Rlease版 ===
 
=== Beta 1.8 Pre-Rlease版 ===
 
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ファイル:Tierra ender 1.8.png|バージョン1.8で襲来したエンダーマン
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ファイル:Tierra ender 1.8.png|バージョン1.8で襲来したエンダーマン
ファイル:Cavern1.8.2 ender.png|バージョン1.8での光るエンダーマンの目
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ファイル:Cavern1.8.2 ender.png|バージョン1.8での光るエンダーマンの目
ファイル:EndermenRedditEnhanced.jpg|エンダーマンの公式画像 (自動レベル補正済み)
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ファイル:EndermenRedditEnhanced.jpg|エンダーマンの公式画像自動レベル補正済み)。
ファイル:endermenskin.png|9/3にNotchが出したエンダーマンのテクスチャーファイル
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ファイル:endermenskin.png|9/3にNotchが出したエンダーマンのテクスチャーファイル
ファイル:Enderman trailer.png|バージョン1.8の公式トレイラーの中でカメラを攻撃するエンダーマン
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ファイル:Enderman trailer.png|バージョン1.8の公式トレイラーの中でカメラを攻撃するエンダーマン
ファイル:Endermanheight.png|プレイヤーと比較したエンダーマンの背丈
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ファイル:Endermanheight.png|プレイヤーと比較したエンダーマンの背丈
 
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=== Beta 1.8以降 ===
 
=== Beta 1.8以降 ===
 
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ファイル:He be stealing my TNT.png|TNTを摘み上げたエンダーマン。"N"の字が反転している
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ファイル:He be stealing my TNT.png|TNTを摘み上げたエンダーマン。"N"の字が反転している
ファイル:Endermeninadesert.png|砂漠[[biome|バイオーム]]でのエンダーマンの群れ
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ファイル:Endermeninadesert.png|砂漠[[バイオーム]]でのエンダーマンの群れ
ファイル:Three Endermen.png|同時にエンダーマンが3以上見つかる、通常世界では珍しい光景
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ファイル:Three Endermen.png|同時にエンダーマンが3以上見つかる、通常世界では珍しい光景
ファイル:Endermans_Attack.png|エンダーマンの集団がプレイヤーを攻撃している
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ファイル:Endermans_Attack.png|エンダーマンの集団がプレイヤーを攻撃している
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=== 他のメディア ===
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==== [[Minecraft: Story Mode]] ====
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File:Enderman Story Mode.png|エンダーマンの群れ。<!--原文"A haunting of"はエンダーマン用の集合名詞とのこと。トリビアを参照-->
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File:Enderman Costume Story Mode.jpg|エンダーマンに変装したJesse。
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File:Enderman Water Story Mode.png|[[水]]でダメージを受けるエンダーマン。
 
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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{{デフォルトソート:えんたあまん}}
 
{{デフォルトソート:えんたあまん}}
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[[ko:엔더맨]]
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[[ru:Странник Края]]
 
[[ru:Странник Края]]
 
[[tr:Enderman]]
 
[[tr:Enderman]]
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[[uk:Мандрівник Краю]]
 
[[zh:末影人]]
 
[[zh:末影人]]

2021年9月21日 (火) 11:44時点における版

エンダーマン
Enderman
Enderman BE
体力値

40♥ × 20

振る舞い

中立的

攻撃力

イージー: 4.5♥♥♥
ノーマル: 7♥♥♥♥
ハード: 10.5♥ × 5.25

大きさ

通常:
高さ: 2.9 ブロック
幅: 0.6 ブロック
怒り:
高さ: 3.25 ブロック
幅: 0.6 ブロック

スポーン条件

オーバーワールド: 明るさレベル7以下
ネザー:
ネザーの荒地
歪んだ森
ソウルサンドの谷
エンド:明るさレベル7以下

この記事では、Minecraftの通常のMobについて説明しています。Minecraft Dungeonsの敵対的なMobについては「MCD:エンダーマン」をご覧ください。
Clock JE3
この記事は内容の更新を必要とします。 
この記事を更新して、最近のアップデートや新たな情報を反映してください。
Tom Stone Mojang avatar

足が長~くて、目が紫色で、宵闇よりも暗い色合いのMobだよ。にらめっこの相手には向いてないんじゃないかな。

普段はネザーとジ・エンドにいて、地上ではあまり見かけることはないよ。

このMobと目が遭って、そう易々と生き延びられるプレイヤーはいないんじゃないの。僕は勝ったけどね。

Tom Stone[1]

エンダーマン(英:Enderman)は、ジ・エンドから来た背が高い黒色の中立的Mobである。ブロックを持ち上げる能力とテレポート能力を持つ。

スポーン

Purpleenderman

オーバーワールドにスポーンしたエンダーマン。

エンダーマンは明るさレベル7以下で、少なくとも3ブロック分の空間が上にある固体ブロックの上にスポーンする。すべてのディメンションにスポーンする。

Java Edition

ジ・エンドでは通常4体の集団でスポーンする。オーバーワールドでは1-4体の集団でスポーンするが、スポーン確率は低い。ネザーでは4体の集団でスポーンするが、非常に稀である。

Java Editionでは、ソウルサンドの谷でのスポーン確率がより高くなる。ストライダーと並び歪んだ森でスポーンする可能性のあるMob2種のうちのひとつであり、非常に一般的なMobである。ネザーの荒地でスポーンすることはほとんどなく、真紅の森玄武岩の三角州ではスポーンしない。

Bedrock Edition

キノコ島キノコ島の海岸河川凍った川凍った海(旧)バイオームを除くオーバーワールドで一度に1-2体スポーンする。

真紅の森を除き、ネザーでは一度に1体がスポーンする。歪んだ森ではスポーン確率が上がる。

ジ・エンドでは4体の集団でスポーンする。

ドロップ

エンダーマンが死ぬと以下のアイテムを落とす。

振る舞い

Tom Stone Mojang avatar

このMobを攻撃したり(あっさり避けられるけど)、じろじろ見ただけでも(ありゃま)敵対するよ。うっかり見たってだけでも世界中テレポートしてストーカーみたいに追い回して襲ってくるだろうから、ちょっと忠告しておこう。「見ているところを見られないように」。忘れないよう、まぶたの裏にタトゥーを入れておくといいね。これは貸しにしとくよ。

Tom Stone[1]

エンダーマンは、プレイヤーやMobが攻撃したり、プレイヤーが64ブロック以内からエンダーマンの胴体や頭部を見つめたりして激昂させない限りは敵対しない。怒って敵対すると、口を開き、激しく体を震わせ、叫び声を上げる。見つめられて激昂すると、長い威嚇的な大声を上げる。プレイヤーが目を合わせ続けると、テレポートすることがあるが、逃げることはない。プレイヤーが視線を外すと襲いかかってくる。激昂しているエンダーマンが別のプレイヤーやMobに攻撃された場合、最初にターゲットしていた相手への攻撃をやめる。[2] エンダードラゴンからダメージを与えられると、報復しようとする。激昂したエンダーマンは4チャンク離れたところにいるプレイヤーやMobの場所までテレポートすることもある。

ジャンプせずにフルブロックを1つ上ることができる。

エンダーマンは、近接攻撃・スプラッシュ水入り瓶によってダメージを受け、水・雨(毎0.5秒1♥ダメージ)やスプラッシュ水入り瓶(1♥ダメージ)のいずれかによるダメージを受けるとテレポートする。雨に濡れない場所が見つかるまで繰り返しテレポートする。ただし、水の入っている大釜の中に立ってもダメージを受けない。窒息溶岩ウィザー効果といった別要因によるダメージを受けてもテレポートする。遠距離攻撃は、発射されたなどが当たる前にテレポートしてしまうためエンダーマンには無効となる。

一旦敵対すると追跡をあきらめることはなく、倒されるか水・雨・炎・日光(アンデッドMobのようにダメージを受けることはない)などの外部要因に気をとられるかしない限り、ずっと追いかけてくる。雨や明け方のような時間帯には、洞窟廃坑要塞といった地下にテレポートする可能性が高い。プレイヤーの近くにいるエンダーマン(中立または敵対)は、敵対的なMobが近くにいる時と同じように、プレイヤーが夜ベッドで眠るのを妨げる。プレイヤーが既にベッドで眠っている場合、ベッドの上にテレポートしてプレイヤーを倒すことは可能であるが、プレイヤーは眠ったままとなる。

透過ブロックを通してエンダーマンを見ても激昂させない。プレイヤーがくり抜かれたカボチャを頭に装備している場合や透明化の効果を受けている場合も激昂させない。プレイヤーがボートに乗っている場合、通常エンダーマンは激昂しないが、トロッコに乗っている場合、角度によっては激昂する可能性がある。くり抜かれたカボチャを装備していても攻撃すれば敵対する。エンダーマンを激昂させる視野角はかなり大きい。しかし通常はプレイヤーが地面やエンダーマンの足元を見ながら近づいても怒らない。

エンダーパール使用時に時折スポーンするエンダーマイトを攻撃する。64ブロックの距離からでもエンダーマイトを発見することができる。

Java Editionでは、エンダーマンが透明化の効果を受けていても両目が見えている。

テレポート

テレポート時、試行のたびにランダムな目的地が各軸に沿った32ブロック内で選択される(即ち現在位置を中心とした64×64×64の立方体)。その後、選択された目的地から下方向に(距離に関係なく、時には自身をデスポーンしながら)下が不透明な材料のブロックになるまで探索する。目的地が液体ではなく上に立つことのできる固体ブロックであれば、テレポートは成功となる。したがって、エンダーマンのテレポートが成功するには、目的地の上に非固体ブロックが最低3個必要である。エンダーマンは水没したブロックにテレポートすることはない。例外として、不透明な材料でできたブロックの上に置かれていないカーペットスイレンの葉・10層以上に積もったがある。というのも、これらの材料は実際には不透明である(動きを妨げる)にもかかわらず、不透明というフラグが立っていないためである。

エンダーマンは水などのダメージを受けると常にテレポートを試みる。大半の近接攻撃は成功するが、通常はその直後に攻撃者の数ブロック後ろにテレポートする。プレイヤーから直接攻撃を受けた場合、口を開けないことがある。Java Editionでは通常、ボートトロッコに乗っていない限り、投射物(負傷スプラッシュポーションを含む)が当たる前にテレポートするため、遠距離攻撃を受けることはない。しかし、再生のスプラッシュポーション・のスプラッシュポーションを含む正の効果を持つポーションの場合はテレポートせず、毒のポーションの場合もテレポートしない。スプラッシュ水入り瓶は効果範囲内であればエンダーマンに1♥ダメージを与える。Java Editionでは、テレポート可能範囲内に有効なブロックが無い場合、あるいは移動不可能な場合は、投射物でダメージを与えることができる。ただし、は弾かれてしまうためダメージを与えることができない。

ダメージを受けてテレポートする時、エンダーマンはテレポートを最大64回試行することができる。下に隠れ場所の無いスーパーフラットのワールドで雨が降ると、雨が止むか、覆いを発見するか、あるいは死ぬまで必死にマップ上をテレポートする。

トロッコボートに乗っている時エンダーマンはテレポートできない。雨や水に触れると繰り返しテレポートしようとするものの、戻ってきてしまう。Bedrock Editionではこのようにはならない。[3]

ダメージを受けない限り、エンダーマンはソウルサンドに乗っている間、昼間はテレポートしない。また、足に攻撃を受けた場合やオオカミに攻撃された場合も、オオカミは足に向かって攻撃するためテレポートしない。また、プレイヤー以外の他のMobと戦っている時はほとんどテレポートしない。

テレポート先でのみサウンドが鳴る。[4]

ブロックの移動

Enderman (holding Grass Block)Enderman (holding Sand)Enderman (holding Cactus)Enderman (holding TNT)Enderman (holding Dandelion)

特定のブロックを拾い上げたり、運んだり、置いたりする固有能力を持っている。エンダーマンを中心とした水平方向に4×4×3の範囲、垂直方向にエンダーマン自身と同じ高さにあるブロックを黙って[5]拾い上げる。完全に平らなエリアではブロックを拾うことができない。死ぬと所持しているブロックをアイテムとしてドロップするが、死亡時のアニメーションではブロックを手に持ったままである。[6]

エンダーマンは次のブロックを拾うことができる。

など

データパックminecraft:enderman_holdable ブロックタグを編集することでこのリストを変更できる。‌[Java Edition限定]

ブロックを運んでいる時、エンダーマンを中心とした水平方向に2×2×2の範囲、垂直方向にエンダーマン自身と同じ高さに黙って[7]ランダムに設置する(対象位置が空気であり、その下に空気ではないブロックがあり、所持しているブロックが対象位置に設置可能な場合)。

エンダーマンは壁を破ったり、フェンスの隣にブロックを設置して越えられるようにしたり、レッドストーンの回路を壊したり、ブロックの移動や設置によって各種ゴーレムを構築したりすることがある。また、TNTブロックを動力源の上に置いた場合、爆発を起こして自滅する可能性もある。これらの行動はいずれも意図的なものではなく、発生した場合は完全な偶然によるものである。

carriedBlockState NBTデータを使用して、任意のブロックを持ったエンダーマンを呼び出すことができる。例えば、プレイヤーの現在位置に ネザーラック を手に持つ、AIの無いエンダーマンを呼び出すには次のコマンドを使用する。

/summon minecraft:enderman ~ ~ ~ {NoAI:1,carriedBlockState:{Name:"netherrack"}}


サウンド

サウンド字幕分類説明名前空間ID字幕キー音量ピッチ減衰
距離
エンダーマンが喋る??entity.enderman.ambientsubtitles.entity.enderman.ambient??16
エンダーマンが死ぬ??entity.enderman.deathsubtitles.entity.enderman.death??16
エンダーマンがダメージを受ける??entity.enderman.hurtsubtitles.entity.enderman.hurt??16
エンダーマンが叫ぶ??entity.enderman.staresubtitles.entity.enderman.stare???
エンダーマンが怒る[8]??entity.enderman.screamsubtitles.entity.enderman.ambient[8]??16
エンダーマンがテレポートする??entity.enderman.teleportsubtitles.entity.enderman.teleport??16

技術的情報

ID

Java Edition:

名称名前空間ID翻訳キー
エンダーマンendermanentity.minecraft.enderman

Bedrock Edition:

名称名前空間ID数値ID 翻訳キー
エンダーマンenderman38entity.enderman.name

エンティティデータ

Mobの様々なプロパティを含むエンティティデータが関連付けられている。

  • エンティティデータ
    • すべてのMobに共通するタグ
    •  carried: エンダーマンが運んでいるブロックの ID。何も持っていなければ0を設定する。数字IDだけでなく、文字IDでも構わない。
    •  carriedData: エンダーマンが運んでいるブロックのメタデータ

実績

詳細は「実績」を参照
アイコン 実績 ゲーム内での説明 実際の条件(異なる場合) 得られるゲーマースコア トロフィーの種類(PS)
モンスター退治モンスターを攻撃して倒そう。敵対Mobか以下の中立Mobを倒す: エンダーマン、ピグリン、ゾンビ化ピグリン、クモ、洞窟グモ15Gブロンズ

進捗

詳細は「進捗」を参照
アイコン 進捗 ゲーム内での説明 前提条件 実際の条件(異なる場合) 名前空間ID
Advancement-plain-raw冒険冒険、探索、戦闘 任意のエンティティを倒すか、エンティティによって倒される。adventure/root
Advancement-plain-rawモンスターハンター敵対的なモンスターを倒す 冒険以下の34種(35種‌[JE 1.21で追加予定])のMobのうちどれかを倒す。 この中に含まれないMobを倒してもこの進捗の達成には反映されない。またチキンジョッキースケルトンホースマンに関しては乗っている側のエンティティのみがこの進捗の達成に反映される。adventure/kill_a_mob
Advancement-fancy-rawモンスター狩りの達人すべての種類の敵対的なモンスターを倒す モンスターハンター以下の34種のMobを全て倒す。 この中に含まれないMobはこの挑戦の達成には要求されない。またチキンジョッキースケルトンホースマンに関しては乗っている側のエンティティのみがこの挑戦の達成に反映される。adventure/kill_all_mobs

歴史

Java Edition Beta
?当初、デザイン途中の頃Notchは「不気味さ」が足らず、プレイヤーが避けたいと思うような事態があれば、エンダーマンはかなり怖くなるのではないかと考えた。これによってNotchは「じろじろ見る」機能を実装するアイディアを得た。この機能では、クロスヘアをエンダーマンの顔に向けると、目が合うと攻撃が始まるという恐怖の瞬間が発生する。エンダーマンはテレポート能力を持っており、プレイヤーがエンダーマンを見つめると、その行動の結果に立ち向かわざるを得なくなる。[9]
Rooster Teeth ProductionsBurnie Burnsによれば、エンダーマンの弱点が水であるというのは彼の息子の提案によるものだという。群れとなったエンダーマンを倒す方法を考え出す必要がある、とNotchに言われたとき、彼の息子が提案したということだ[10]
July 28, 2011Notchはプレイヤーが直視しない限りエンダーマンは温厚なmobで、見つめた後で視線を外すと襲い掛かってくるだろうと述べた。[11][12][13][14]
August 26, 2011PAXにおけるBeta 1.8デモで、エンダーマンは仮ドロップアイテムとしてダイヤモンドをドロップした。
1.8Pre-releaseEnderman Revision 1 エンダーマンが公式に実装された。
岩盤を含むすべてのブロックを持ち上げることができた。
緑色の目を持ち、黒い煙を放っていた。また、仮サウンドとしてゾンビのサウンドが用いられていた。
Pre-release 2 ;)Enderman 目の色が紫色に変更された。
エンダーマンが煙ではなくポータルパーティクルを放つようになった。
September 20, 2011ブロック運搬能力が凶悪なため制限する必要があるとNotchが示唆した。
?すべてのブロックを持ち上げられなくなった。
Java Edition
1.0.0Beta 1.9 Prereleaseこのアップデート前はで倒すことが可能だった。雪玉・負の効果のスプラッシュポーションは当たる直前にテレポートするため命中しなくなった。
水に触れると、テレポートして中立に戻るようになった。
Beta 1.9 Prerelease 3Notchは「エンダーマンがうっとうしくて最悪だから、簡単に倒せるように弱くしたよ。絶対修正する。」と述べた。[15] そのため、このアップデートでエンダーマンの体力は40♥ × 20になった(以前は20♥ × 10)。
Beta 1.9 Prerelease 4エンダーマンが頻繁に出現する本拠地ジ・エンドが追加された。
日光で燃えなくなった。代わりに日中は近づくとテレポートで逃げるようになった。これにより、日中は倒せる距離に近づくことが非常に難しくなった。
RC1Java Edition Beta Sound Update以前、エンダーマンは仮サウンドとしてゾンビのものを使用していた。その後、Beta 1.9でエンダーマン用のゾンビサウンドは削除された。2011年11月13日、エンダーマンに独自のサウンドが実装された。特徴的なのはプレイヤーが見つめている間に出す長いうめき声である。このサウンドはある人物の"Hi"と"What's up" という声を逆再生してひずませたものである。[16][17]
1.3.112w22aエンダーマンの振る舞いが微修正された。プレイヤーの前で立ち止まるようになった。プレイヤーが剣を振ると、背後にテレポートするようになった。
激昂するとプレイヤーを追い回すようになった。
1.4.212w38a短縮版サウンドではなく、正規の長さのサウンドが再生されるようになった。 プレイヤーが見つめる (あるいはエンダーマンが口を開ける)と、倒されるか中立に戻るまで、Slendermanに基づく有名なホラーゲーム「Slender」に酷似した、ノイズのようなサウンドが再生される。
1.7.21.7-preクリエイティブモードでプレイヤーが攻撃しても敵対しなくなった。
1.814w06aAIがアップデートされ、経路探索を行えるようになった。
窒息を含むすべてのダメージを受けた時、テレポートするようになった。
14w11a歩く速度がわずかに速くなった。
テレポートの際にエンダーマイトがスポーンするようになった。スポーン確率は15%で、既にスポーンしているエンダーマイト1体ごとに-1%となる。この仕様は14w28aで取り消された。
エンダーマイトに対して自ら攻撃するようになった。
14w17aエンダーパール以外でスポーンしたエンダーマイトに敵対しなくなった。
14w28aエンダーマンからエンダーマイトがスポーンしなくなった。
1.915w31aに触れない限りプレイヤーに対して激昂し続けるようになった。
持ち運んでいたブロックを死亡時にドロップするようになった。
攻撃時のアニメーションが追加された。
1.1016w20aネザーにスポーンするようになった。
ネザーラックを持ち上げるようになった。
1.1116w32aエンティティIDが Enderman から enderman に変更された。
16w35aスプラッシュ水入り瓶で1♥のダメージを受けるようになった。
Pocket Edition Alpha
0.9.0build 1Enderman BE エンダーマンが追加された。
build 2サウンドが追加された。
投射物をテレポートで避けるようになった。
build 8攻撃力がJava版と同じになった。
0.12.1build 10を避けるようになった。
0.14.0build 1持ち運んでいたブロックを死亡時にドロップするようになった。
0.15.0build 1ネザーにスポーンするようになった。
ネザーラックを持ち上げるようになった。
0.16.2JavaConsoleバージョンに合わせ、より素早くなった。
Pocket Edition
1.0.0alpha 0.17.0.1死亡時にエンダーパールをドロップするようになった。
ジ・エンドにスポーンするようになった。
Bedrock Edition
1.2.0?激昂中に体が震えなくなった。
持ち運んでいたブロックを死亡時にドロップするようになった。
Legacy Console Edition
TU5CU1 1.0 Patch 1Enderman エンダーマンが追加された。
TU14 1.04 敵対すると口を開け、体を震わせるようになった。
プレイヤーの前で立ち止まるようになった。プレイヤーが剣を振ると、背後にテレポートするようになった。
TU43CU33 1.36 Patch 13ネザーでスポーンするようになり、ネザーラックを持ち上げるようになった。
New Nintendo 3DS Edition
0.1.0Enderman BE エンダーマンが追加された。

問題点

「エンダーマン」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。

トリビア

  • Notchは、エンダーマンはよく似た名前と外見を持つモンスター"Slenderman"を「(微妙に)参考にした」と公の場で主張している。ジ・エンドが後に登場したことを考えると、彼は前からこの名前を念頭に置いていたが、Redditのスレッドで名前を暴露された(言い当てられた)ことが原因で選択しなかった可能性がある[18]Legacy Console Editionのハロウィンテクスチャパックでは、エンダーマンはスレンダーマンに似せて再スキン化されている。
  • エンダーマンの音は逆再生などの加工した音に由来しているようだ。
    • 音'idle1.ogg'は逆再生した "here"。
    • 音'idle2.ogg'は逆再生した "hey"。
    • 音'idle3.ogg'はピッチを下げた "whats up?" か"this way!"。
    • 音'idle4.ogg'はピッチを下げた "forever!"。
    • 音'idle5.ogg'は逆再生した "uh oh!"
  • Dinnerboneによると、エンダーマンの集団を指す集合名詞は"a haunting of endermen"である。[19] さらに、Minecraft: Story Modeのエピソード3番目"The Last Place You Look"では、エンダーマンの集団の集合名詞が"a haunting of endermen"であるとプレイヤーが指定することで、他のキャラクターの文法を正す選択肢がある。
  • テクスチャでは、顎は頭蓋骨から分離している[20]。テクスチャ切り替えなしに物理的に口を開けることが出来る最初のMobになった。彼らは攻撃するときだけ口を開ける。プレイヤーの視界からは、口を開ける時はエンダーマンの後頭部を見ていることになる。プレイヤーが一段高いブロックにいた場合は、エンダーマンの開いた口を見通せる。かれらは頭蓋骨をあごよりも高い位置に動かすことにより口を開ける。
  • モンスタースポナーを変更してエンダーマンをスポーンさせるようにした場合、内部のモデルの頭は枠から飛び出る。
  • エンダーマンの紫のパーティクルはプログラム中で固定なので、Modなしにはテクスチャを変更できない。
  • 第三者視点の前側からの視点の場合、エンダーマンがプレイヤーの背後にいると、カーソルを上に合わせても敵対的にはならない。一人称視点ではエンダーマンに十字マークが合うような位置に向きを変えると、画面外であっても挑発したことになる。
  • 火のついたエンダーマンはテレポートして水に入ろうとする。水に入ればダメージを受けるので自滅するかもしれない。
  • エンダーマンに使用される新しい音は、Slenderman自身に基づく有名なホラーゲーム「Slender」で使われているものによく似ている。音が鳴るタイミングも同様に似ている。
    • エンダーマンが顎を開く際、もしくは見つめた際にその音は再生される。
    • Slenderでは、Slendermanにプレイヤーが近づいた際にその音は再生される。
  • スペクテイターモードに切り替えてエンダーマンの視点で見ると、色を反転させるシェーダーが追加される。ジ・エンドはエンダーマンには、白い空と白い柱、緑色の目をした白いエンダーマン、緑色の目をした白いエンダードラゴンがいる青い丸石(エンドストーンは丸石の反転色の黄色バージョンである)の島に見えていることが示唆される。また、エンダーマンには丸石がエンドストーンに見えている。
  • エンダーマンの目のテクスチャは胴体とは別のテクスチャファイルにある。これにより目が光るようになっているため、2つのテクスチャを完全に並べてはならない。もしそうすると、エンダーマンに真っすぐ見上げさせた時、目が真っ白になってしまう。
  • エンダーマンのテレポート音は、プレイヤーがエンダーパール[Bedrock Edition限定]またはコーラスフルーツ[Java Edition限定]を使用してテレポートした時にも再生される。
  • エンダーマンは三つの次元に自然スポーンする唯一のMobである。二つの次元にスポーンするMobにはスケルトンゾンビピグリンニワトリ[Java Edition限定]がいる。

ギャラリー

Beta 1.8 Pre-Rlease版

Beta 1.8以降

他のメディア

Minecraft: Story Mode

脚注