体力値 |
3 |
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防具 |
殺人ウサギのみ: |
攻撃力 |
殺人ウサギのみ: |
大きさ |
Java Editionでは: |
スポーン条件 |
凍った川[BE限定] |
使用可能アイテム |
ウサギ(英:Rabbit もしくは 英:Bunny)は、ほとんど害を与えない友好的Mobである。
スポーン[]
ウサギの毛色により、以下のバイオームにスポーンする。
- 金色:砂漠
- 白、白と黒:雪原、氷樹、雪のタイガ、林、雪の斜面、凍った海[BE限定]、凍った川[BE限定]、雪の砂浜[BE限定]
- 黒、茶色、ソルトアンドペッパー:花の森、タイガ、草地、マツの原生林[JE限定]、トウヒの原生林[JE限定]
通常は大人1匹、子ども1匹か2匹の2匹か3匹でまとまってスポーンする。Bedrock Editionでは、花の森では最大3匹の子供を伴ってスポーンする。
殺人ウサギ[Java Edition限定]は自然にスポーンはせず、スポーンさせるにはコマンドを使わなければならない。
ドロップ[]
ウサギは0~1個のウサギの皮、0~1個の生の兎肉をドロップする。ドロップ増加のエンチャントレベルが1上がるごとに最大ドロップ数が1個増え、最大で4個となる。炎にまかれて死んだ場合は、生の兎肉の代わりに焼き兎肉がドロップされる。
また、プレイヤーによって倒された場合、10%の確率でウサギの足をドロップする。ドロップ増加のエンチャントで確率が上がり、レベルごとに3%増加し、最大19%までの確率となる。
振る舞い[]
行動[]
ウサギは直接歩くことはなく、ジャンプしながらあたりを彷徨う。ニンジンやタンポポを手に持ったプレイヤーには近づき、他の Mob が気づかないほどの距離にいるプレイヤーの存在に気づく。他の友好的Mob と同じように、プレイヤーが攻撃した場合ウサギはパニックに陥り、あたりを適当に逃げまわる。野生のニンジンに近づく際に崖から飛び降りることがあるが、溶岩の中には飛び込もうとはしない。ウサギの周囲8ブロック以内にプレイヤーがいると避けるように逃げ、同様に4ブロック以内に敵対的Mob、10ブロック以内に野生のオオカミ、野良状態のネコ、キツネがいても逃げまわる。ただし、これにはスライム、マグマキューブ、ガストは含まれない。
妨害[]
ウサギは農地や村にいることもあり、このような場所では成長しきったニンジンを見つけ次第食い荒らす。勿論その作物からは何もドロップされない。ただし、食い荒らした作物を消失させるのではなく、成長段階を1下げるだけである。つまり、成長しきっていれば値が7から6となり、成長段階が0であれば完全になくなるということである。
野生のオオカミ、野良状態のネコおよびキツネはウサギを見つけ次第追い回して殺害しようとする。
繁殖[]
生まれてくるウサギの毛色はどちらかの両親と同じになる(確率はどちらも47.5%)。突然変異として、生まれたバイオームに適した毛色になることがあるが、確率は5%と極めて低い。子どものウサギは20分ほどで大人となる。ニンジンをあげることで成長を若干加速でき、1つごとに10%成長に必要な時間が減らされる。
Bedrock EditionとEducation Editionのみ子どものウサギは親に追従する。これはJava Editionでは親を追従するのを意図していないためである。[1]
殺人ウサギも、敵対Mobではあるが同じように繁殖することが可能である。
種類[]
ウサギには6種のスキンがあり、そのいずれかでスポーンする[2]。スキンには茶色の毛皮、黒い斑の毛皮、白い毛皮と赤い目(アルビノ)、白と黒の斑点の毛皮、ソルトアンドペッパー色の毛皮、金色(クリーム色)の毛皮がある。
バイオーム依存の突然変異による毛色は以下のとおりである:
- 雪系のバイオーム - 80%が白い毛皮、20%が白と黒の斑点の毛皮。
- 砂漠バイオーム - 100%が金色の毛皮。
- それ以外のバイオーム - 50%が茶色の毛皮、40%がソルトアンドペッパー色の毛皮、10%が黒い毛皮。
また、通常の形態とは別に、2つの形態が存在する。
殺人ウサギ[]
殺人ウサギ (英:Killer Bunny) は、ウサギの形態の一つで、全てのプレイヤーや Mob に対し敵対的である。その毛皮は雪原やタイガのものと同じ白色であるが、縦長の目をした通常のウサギと異なり、横長の目を持っている。自然にはスポーンしないため、出現させるには /summon
コマンドを用いる必要がある。詳細についてはデータ値を参照。
このウサギは非常に攻撃的で、半径16ブロック以内に入ったプレイヤーを見つけ次第、通常のウサギよりも素早く移動し、ジャンプとともに攻撃を仕掛けてくる。その行動パターンはクモと同じようなもの。一度接近すると、プレイヤーに対して突進攻撃を行い、莫大な量のダメージを与える。逆にプレイヤー側が殺人ウサギに攻撃すると、通常のウサギと同じく少しの間こちら側から逃げるが、すぐに戻ってはプレイヤーに突撃する。この Mob は棘の鎧のエンチャントが付与された防具は無効である。
周囲に他のプレイヤーがいなければ活発にそれを探し続けるが、特にオオカミを発見すると手懐けられているのにも関わらずに襲いかかる。これに出くわしたオオカミは、かわるがわるに殺人ウサギを攻撃するため激闘となるだろう。
難易度がピースフルでも、敵対的Mobでもあるのにも関わらずデスポーンしない。オオカミも野生やペットの有無に関わらず攻撃する。
Toast[]
「Toast」と名付けられたウサギ(名札かスポーンエッグの名前を変えることで名付け可能)は「Toast」に変化する。見た目は通常の白黒の斑点があるウサギと毛色は同じだが、模様が異なる。顔の周りに大きな白と黒の模様があり、下半身の毛色がほぼ黒いことが一番の違いである。それ以外に差異はない。こちらも殺人ウサギと同様に、/summon
を使って Toast をスポーンさせることができる。
このウサギのスキンは xyZenTV 氏のガールフレンドの行方不明のウサギのスキンである。Ryan Holtz が覚書として実装した[3]。
技術的情報[]
ウサギには Mob のいくつかのプロパティが含まれており、それと関連するエンティティデータを持っている。エンティティID は Rabbit
である。
- エンティティデータ
- すべてのMobに共通するタグ
- 繁殖できるMobの追加フィールド
- RabbitType: ウサギのスキンを設定する。この値によってはウサギは敵対的になる。0 = 茶色、 1 = ホワイト、 2 = ブラック、 3 = 白黒、 4 = ゴールド、 5 = ソルト&ペッパー、 99 = 殺人ウサギ
- MoreCarrotTicks: ウサギが植えられているニンジンを食べると40にセットされる。値は時間経過で減少する。
ウサギのスポーンに /summon
コマンドを用いる場合、NBT値の RabbitType にはどの種類を使うか決定する。例えば、殺人ウサギを召喚する場合は /summon Rabbit ~ ~ ~ {RabbitType:99
} となる。なお、/summon Rabbit ~ ~ ~ {RabbitType:99,Age:(負の数)}
で子どもの殺人ウサギが召喚できる。
種類 | ID |
---|---|
茶色 | 0 |
白 | 1 |
黒 | 2 |
白黒 | 3 |
金 | 4 |
ソルトアンドペッパー | 5 |
殺人ウサギ | 99 |
また、Toast に限ってはデータ値を持っていない。これは、名付けられた時にテクスチャが変わるだけのためであると思われる。
進捗[]
アイコン | 進捗 | ゲーム内での説明 | 前提条件 | 実際の条件(異なる場合) | 名前空間ID |
---|---|---|---|---|---|
「それ」は侵食する | スカルクカタリストの近くでMobを倒す | モンスターハンター | 以下の70種(72種[JE 1.21で追加予定])のMobのうちどれかスカルクカタリストの近くで倒す。
Mob一覧
| adventure/kill_mob_near_sculk_catalyst
| |
コウノトリの贈り物 | 動物を繁殖させる | 農業 | 以下の25(26[JE 1.20.5で追加予定])種のMobのいずれかを繁殖させる。 | husbandry/breed_an_animal
| |
二匹ずつ | すべての種類の動物を繁殖させる | コウノトリの贈り物 | 以下の24(25[JE 1.20.5で追加予定])種のMobのそれぞれを繁殖させる。他の飼育可能なMobは進捗からは無視される。
Mob一覧
| husbandry/bred_all_animals
|
歴史[]
Java Edition Classic | |||||
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2009年5月19日 | ウサギは、Survival Test の段階で既に候補として上がっていた。設定は、ランダムにスポーンして辺りを飛び回り、攻撃を受けるとさらに飛び回って出血をするというものだった。 | ||||
2009年5月20日 | ウサギに対する評価はそこまで良くなかったため、最終的には追加されなかった。 | ||||
Java Edition | |||||
1.8 | 2014年5月17日 | Ryan Holtz がスクリーンショットを公開した。 | |||
2014年6月5日 | ウサギがいつか Minecraft に追加されることが明かされた。 | ||||
2014年6月6日 | Twitter ユーザーの @xyZenTV 氏が、Ryan Holtz に Toast をゲームに追加してはどうかと問いかけた。 | ||||
その後 Ryan Holtz が提案を受け入れ、ウサギがウマやネコのように多様なスキンを持たせることを計画していることが明かされた。 | |||||
2014年6月30日 | Ryan Holtz が、Mob の経路探索やアニメーションなどを紹介する"動画"をアップロードした。 | ||||
彼は、ウサギがドロップするアイテムのプレビューを明かした。 | |||||
2014年7月1日 | Ryan Holtz が、ウサギの敵対種である「Killer Rabbit of Caerbannog」を明らかにした。 | ||||
14w27a | ウサギが追加された。 | ||||
14w28a | 殺人ウサギのスポーン確率が 1/1000 から 1/2500 まで減らされた。 | ||||
14w29a | 殺人ウサギがピースフルでスポーンしなくなった。 | ||||
14w31a | ウサギが効果音を出すようになり、尻尾を含むモデルに変更され、落下ダメージを受けるようになった。 | ||||
14w34a | 飼い慣らせなくなり、プレイヤーから逃げないようになった。 | ||||
敵対種のウサギに新しいテクスチャが追加され、名前が新たに与えられた (The Killer Bunny)。また、クリエイティブモードのプレイヤーを無視するようになった。 | |||||
殺人ウサギがコマンド以外でスポーンさせることができなくなった。 | |||||
1.8-pre1 | 殺人ウサギのテクスチャが変更され、血まみれでなくなった。 | ||||
1.8.1 | 1.8.1-pre1 | 金のニンジンやタンポポでもウサギを誘引できるようになった。 | |||
1.9 | 15w46a | ウサギが小さくなった。 | |||
ウサギの足のドロップ確率が、2.5%から10%に引き上げられた。 | |||||
すべての友好的Mobがスポーンするバイオームではスポーンしなくなった。 | |||||
攻撃を受けた際の移動速度が上昇するようになった。 | |||||
プレイヤーが8ブロック以内、敵対的Mob が4ブロック以内にいると、それから逃げるようになった。 | |||||
オオカミの感知範囲が16ブロックから10ブロックに減った。 | |||||
繁殖時にエサを欲しがらないようになった。 | |||||
体力値が10から3に減り、通常時の移動速度が上昇された。 | |||||
スキンがスポーンするバイオームに依存されるようになり、繁殖により産まれる子どものウサギは5%の確率で、そのバイオームに適したスキンになるようになった。 | |||||
作物を食べることは破壊的であるが(成長具合に関わらず作物を破壊するのに使用される)、MoreCarrotTicks が減少されて無視するようになった、 | |||||
15w47b | 殺人ウサギの攻撃時のサウンドが追加された。 | ||||
1.11 | 16w32a | ウサギのエンティティID が Rabbit から rabbit に変更された。 | |||
1.14 | 18w43a | ラヴェジャーが追加され、ウサギから逃げるようになった。 | |||
テクスチャが変更された。 | |||||
子供のウサギのテクスチャが変更された。 | |||||
18w44a | ラヴェジャーがウサギから逃げなくなった。[4] | ||||
1.18 | Experimental Snapshot 1 | 草地、林、雪の斜面にスポーンするようになった。 | |||
experimental snapshot 2 | 草地でより頻繁にスポーンするようになった。 | ||||
21w37a | 雪ブロックの上にスポーンするようになった。 | ||||
1.19.3 | 22w42a | それまで50%の確率でドロップしていた肉を、必ずドロップするようになった。[5] | |||
1.20 (Experimental) | 23w07a | サクラの林にスポーンするようになった。 | |||
Pocket Edition Alpha | |||||
v0.13.0 | build 1 | ウサギが追加された。Java Edition 1.9と同じ変更である。 | |||
子どものウサギが追加された。 | |||||
通常のMobの比重が100であるのに対し、ウサギの比重は20である。 | |||||
v0.15.0 | build 1 | ウサギに "Toast" という名前を付けると、テクスチャが特殊なものに変わるようになった。 | |||
Bedrock Edition | |||||
1.8.0 | beta 1.8.0.8 | ネコが追加された。ネコは、ウサギを襲って殺そうとする。 | |||
1.10.0 | beta 1.10.0.3 | ウサギのテクスチャが変更された。 | |||
白いウサギのテクスチャがアルビノのウサギのテクスチャに変更された。 | |||||
子どものウサギのテクスチャが変更された。 | |||||
1.13.0 | beta 1.13.0.1 | キツネが追加された。キツネは、ウサギを襲って殺そうとする。 | |||
Caves & Cliffs (experimental) | beta 1.16.220.50 | ウサギが林にスポーンするようになった。 | |||
Legacy Console Edition | |||||
TU31 | CU19 | 1.22 | Patch 3 | 1.0.1 | ウサギが追加された。 |
子どものウサギが追加された。 | |||||
New Nintendo 3DS Edition | |||||
0.1.0 | ウサギが追加された。 | ||||
子どものウサギが追加された。 |
問題点[]
「ウサギ」に関する問題点は、バグトラッカーにて管理されている。問題点の報告はそちらで行ってほしい。
トリビア[]
- Minecraft の殺人ウサギは、イギリスのコメディ映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」に登場する殺人ウサギをモチーフにしている。
- 殺人ウサギは @88bully 氏が提案した[6]。
- 殺人ウサギを Toast に改名した場合、テクスチャは変わるが敵対的な性格は変わらない。
- ウサギはスライムブロックの上ではジャンプしない。
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ MC-158608 – 「Works As Intended(意図通りの挙動)」として解決済み
- ↑ https://twitter.com/TheMogMiner/status/484302327822553088
- ↑ https://twitter.com/TheMogMiner/status/483935152133775360
- ↑ “FYI, I asked Josh to remove this feature again. Although funny, being scared of rabbits doesn't fit with the Beast's lore.” – @jeb_、2018年10月30日
- ↑ MC-96449 – 「Fixed(修正済み)」として解決済み
- ↑ https://twitter.com/TheMogMiner/status/475038423011835904