ご自身の責任で閲覧してください!
イースターエッグ(英:Easter egg)とは、ゲームやウェブページ、プログラムや映画や本などの中に意図的に隠されたメッセージやジョーク、機能のことである。Minecraftにも、こうしたイースターエッグが数多く隠されている。
エイプリルフール[]
Minecraftでは毎年4月1日に、ジョークの機能が追加されたりジョークのバージョンが公開されたりしている。こうした機能・要素の中には、色付きガラスや石炭ブロック、ウマなど正式にゲームの要素に取り入れられていったものも存在する。
2010年(Minecraft 4D)[]
2010年には、Notchがエイプリルフールの為に「Minecraft 4D」を告知するジョーク動画を作ろうとしたが、引っ越しのせいで時間が無くなりできなかったと述べている[1][2]。
2011年(Minecraft Store)[]
2011年には、偽の「Minecraft Store」というウェブサイトが作成された。この為に導入されたブロックである鍵のかかったチェストを使用すると「このチェストを開けるにはMinecraft Storeで入手できる鍵が必要」という趣旨の画面が表示され、ここで「ストアへ移動」のボタンを押すことでこのウェブサイトへ移動することができる。
2012年(Mars Effect)[]
2012年には、Notchはエイプリルフールのジョークとして「Mars Effect.」と題した新作ゲームの偽ウェブサイトを作成した[3]。
“ |
|
„ |
— Notch |
「性懲りもなく」というのは、この直前にBethesdaの開発者らがMojangのゲームScrollsについて起こした訴訟に関するジョークである。
このゲームは後に0x10cと題して実際に開発中であることが公開されたが、次の年にはキャンセルされ再びリリースされることはなかった。
2013年(Minecraft 2.0)[]
2013年、Mojang Studiosは多くのジョークの要素を含んだ新バージョンのプレリリースを数々のYoutuberに送った。[4]。
2014年(村人のスキン変更)[]
2014年には、Mojang Studiosのブログに1つのジョーク記事が投稿された[5]。
“ |
|
„ |
— The Minecraft Team |
これにより、全プレイヤーのスキンが各種の村人のスキンに置き換わり、ランチャーの.jsonファイルを編集しない限り変更することができなくなってしまった。当時未使用だった無職の村人のスキンを含め、すべての職業の村人のスキンが使用された。
ゲーム内では村人の振る舞いは通常通りであったが、サウンドのみが特殊なものに変更された。すべての声がElement Animationの「T.E.A.V.S.R.P」のサウンド(Element Animationのリソースパックに収録)に置き換えられてしまった。また村人風の音楽がゲーム内に導入された。タイトル画面ではGame of Thronesのテーマの村人風アレンジが流れた。これは当時当該作の新シリーズが4月上旬に始まったことに関連している。 また、Jebも自分のTwitterアカウントが乗っ取られたと主張している[6]。
Grummは同日、Reddit上で村人のスキンをリリースした。基本のスキンも含めて7種類が存在していた。
次の日、T.E.A.V.S.R.P.の新曲付き完全版がElement Animationによってリリースされた。
その後すぐに、Element Animationはこの動画をリリースし、サウンドとスキンは元に戻った。
また、Pocket Editionの開発者の一人Johan Bernhardssonは、プレイヤーがゲーム内でバスケットボールをドリブルしている画像を投稿した[7]。
2015年(愛と抱擁のアップデート)[]
当時Java Edition 1.9の開発が行われていた2015年のエイプリルフールには、Java Edition 1.10に関するジョークバージョンとして15w14aがリリースされた。このアップデートは「愛と抱擁のアップデート」と称し、[8]すべてのパーティクルがハートに置き換わり、奈落でのダメージがなくなるなど愛や優しさをテーマとしたジョーク要素が様々に織り込まれていた。また、このバージョンではスーパーフラットのワールドに降った雪がQRコードの模様を形成し、これをスキャンすると「Minecraft 1.9: The Combat Update」と1.9の正式名称を見ることができた。
「家」という構造物に置き換わってしまったダンジョン
2016年(トレンディ・アップデート)[]
2016年のエイプリルフールには、1.RVアップデートという架空のアップデートに向けたプレリリースとして1.RV-Pre1がリリースされた。このアップデートの正式名称は「トレンディ・アップデート」であり、USB充電器ブロックや3Dメガネなどさまざまなハイテク風アイテムが追加された[9]。
2017年(Mine & Craftデジタルレジャーデバイス)[]
2017年のエイプリルフールには、Minecraftのウェブサイト上でゲームウォッチ(正式名称Game & Watch)を思い起こさせるような名前の新型ゲームコンソール「Mine & Craft Digital Leisure Device」が発表された[10]。
2018年(8ビットテクスチャ)[]
2018年のエイプリルフールには、MinecraftのジョークのテクスチャがJava Editionに追加された。このテクスチャはJava Edition 1.12およびそのマイナーアップデートを含む、Java Edition 17w43a~Java Edition 18w11aの範囲のスナップショットで利用できる。
このジョークのテクスチャでは8ビットの配色が使用されており、詳細な描写が大幅に省かれている[11]。またこれに関連した以下のスプラッシュテキストも追加された。
- Cleaner!
- Simplified!
- Perfected!amazing
- Art directed! (by robots)
- Machine learned textures!
- Not blurry!
- Not bubbly!
- Not cartoony!
- Photorealistic!
- Hand-painted!
このテクスチャは4月2日が来る前に元に戻されており[12]、コンピューターの日付を同年4月1日に戻してもテクスチャの変化は起こらない。
このテクスチャを使用した際のアイテム・ブロックの見た目については、カテゴリ:April Fools 2018を参照。 またこのテクスチャを含むリソースパックのアーカイブはこちら。
このテクスチャを使用した際のJava Edition 1.14以降の村の様子。
2019年(Minecraft 3D)[]
2019年には、「Minecraft 3D」と題したジョークのバージョンがリリースされた[13]。このアップデートには、1990年代のゲーム、特にwikipedia:DOOMに関するジョーク要素が多く盛り込まれていた。
2020年(究極の内容アップデート)[]
2020年には、ジョークのスナップショットJava Edition 20w14∞がリリースされた[14]。このスナップショットでは本と羽根ペンまたは記入済みの本をネザーポータルに投げ込むことで訪れることのできる21億4748万3467種類のディメンションが追加された。
2021年(Minecraft Plus!)[]
2021年のエイプリルフールにリリースされた「Minecraft Plus!」は、過去のWindowsのスクリーンセーバーをMinecraft風にパロディ化したスクリーンセーバーを集めたアプリケーションである[15]。
2022年(持てるブロックは一個だけアップデート)[]
2022年のエイプリルフールには、Java Edition 22w13oneBlockAtATimeというジョークのバージョンがリリースされた。このバージョンではプレイヤーのインベントリの物理的矛盾を突いた仕様となっており、インベントリが削除されているため、プレイヤーはブロックやアイテムを1つずつ手に持って運び、置き、投げなければならない。またプレイヤーはMobも手に持って運ぶことができるようになり、持ち上げた種類のMobによっては様々な特殊効果を得ることができる。
アイテムやMobを投げることで戦闘が可能なほか、一部のアイテムは投げて着弾した際に特殊な機能を発揮することがある。こうした使用を巧みに使用することで、クラフトやネザーポータルの作成、ひいてはエンドポータルの開通とエンディングへの到達も可能となっておりある種の縛りプレイを楽しむことができる。
2023年(投票アップデートと燃えるランチャー)[]
2023年のエイプリルフールでは、まずランチャーの画面上にランダムに炎が現れる現象が発生した。この炎はカーソルを翳すことで消火できた。また画面左の「点火・消火」ボタンからこの炎を止めたり再始動したりできた。画面上の炎が20個程度になると、古いものから消えてまた新しい炎が現れる。
さらにMojangは、「投票アップデート」のスナップショットであるJava Edition 23w13a or bというジョークのバージョンを数時間後にリリースした。
このアップデートはその名の通り「投票」をテーマとしたアップデートであり、プレイヤーは数分毎に次々と現れる「提議」に対して投票し可決することで、ゲーム内の様々な要素を変更することができた。
投票で変更できる要素は極めて多岐に渡り、新しいディメンションである月やエンティティ入りの瓶を使ったエンティティへの変身、すべてを黄金に変える力などの要素や、バイオーム色の変更のような細かいカスタマイズなどの興味深い要素を楽しむことができる。
年中行事関連[]
ハロウィーン[]
10月20日から11月3日までの期間、コウモリが光レベル6以下以上でスポーンするようになり出現率が上がる(通常は3以下)。
そして10月31日当日には、ゾンビ、ハスク、ドラウンド、スケルトン、ストレイ、ゾンビピグリン、ウィザースケルトンがくり抜かれたカボチャまたはジャック・オ・ランタンを頭にかぶった状態でスポーンすることがある。ドロップ増加のついた装備でこれらのMobを倒すと、頭に付けたブロックを落とす。この要素は2012年のハロウィーン(Java Edition 1.4.2)の導入以降毎年発生する。
また、スプラッシュテキストには必ず「OOoooOOOoooo! Spooky!」と表示される。
カボチャを被ったスパイダージョッキー。
ジャック・オ・ランタンを被ったウィザースケルトン。
クリスマス[]
12月24日~26日の間、チェスト、ラージチェスト、トラップチェストがクリスマスプレゼント風の装飾をされたテクスチャで表示される。この要素はJava Edition 1.4.2で2012年のクリスマスに向けて追加された。「skis.png」も同時に追加されたが、これはDinnerboneが囮として追加したものであり実際に実装されることはなかった[16]。この要素は2013年にニワトリに乗ったブタという要素(完全には実装される予定はなかった)とともに再追加、さらに2014年に「Merry X-mas!」というスプラッシュテキストとともに再追加されて以降毎年のクリスマスで発生するようになった。
ブロック・アイテム[]
ケーキ[]
1.14.2-pre2では、2019年5月17日に控えるMinecraftの10周年を記念してケーキの上に「10」の文字が誕生日ケーキの数字蝋燭のように出現し、スプラッシュテキストには「Turning 10 years old!(10歳になりました!)」と表示された[17]。これは5月20日になる前に元に戻され、バージョンを1.14.2-pre2にしデバイスの時刻を当時に戻しても再び見ることはできない。
モデル |
---|
一ホール |
一切れ減 |
二切れ減 |
三切れ減 |
何かの模様[]
「何か」の旗の模様は、紙とエンチャントされた金のリンゴからクラフトでき、これを旗に使用するとMojangの旧ロゴを旗に入れることができる。
Mobの模様[]
模様入りのブロックには、MinecraftのMobが模様として刻まれていることがある。砂岩にはクリーパー、赤い砂岩にはウィザー、ネザーレンガにはウィザースケルトン、磨かれたブラックストーンにはピグリンの鼻がそれぞれ描かれている。
ウィザーの絵画[]
2x2の絵画の種類の一つにはウィザーの召喚方法が描かれたものがあり、T字のソウルサンドの上にウィザースケルトンの頭を3つ配置すればよいことを知ることができる。
テクスチャ[]
一部のテクスチャファイルでは、ゲームの描画に使用されない部分に隠し要素が織り込まれていることがある。こうしたテクスチャの一部は、Client.jarを解凍することで見ることができる。
ガーディアン[]
テクスチャ・アップデート以前のガーディアンおよびエルダーガーディアンのテクスチャの不使用部分には、「jeb」の名前が刻まれていた。
防具立て[]
防具立てのテクスチャファイルの右下には、防具立てを実装したデベロッパーであるSeargeの名前が刻まれている。またテクスチャ・アップデート以降のテクスチャファイルには、テクスチャ・アップデートを担当したJappaの名前も刻まれている。
ゾンビピッグマン[]
テクスチャ・アップデート以前には、ゾンビピッグマン(現:ゾンビピグリン)のテクスチャに「THX XAPHOBIA」という文字が刻まれていた。これはNotchがテクスチャの作成に携わったXaPhobiaへの謝辞として書いたものである[18][19]。
クリーパー[]
最初に公開されたクリーパーのテクスチャ。豚のテストテクスチャに緑を追加して薄くしたものに、古い葉っぱのテクスチャが重なっている。使われることのなかった腕や長い脚のエリアが見られる。
透過部分に隠されたテクスチャ[]
テクスチャの中には不透明度を0にしたピクセルがあることがあり、これはほとんどの画像ビューアでは透明で表示されるため見えない。しかしこのピクセルの色情報は保存されているため、アルファチャンネル (ピクセルの透明度を処理する部分) を無効化することで見ることができる。ほとんどはテクスチャの作成時に何らかの影響により削除されずそのまま残っているものだと思われる。 この節に挙げているテクスチャは、アルファチャンネルを無効化し透明なピクセルを見えるようにしたものである。見えないテクスチャのほとんどは開発時に出来てしまったもの、もしくは既にあったテクスチャを改変した際に残ってしまったものである。
1.12.2[]
エンティティ[]
Mob[]
完全に透明なピクセルを持っているMobたち。1.19.2では、ヤマネコ以外はまだ残っていることが確認されている。
アレックス[]
アレックスはバージョン1.8で追加された。透明なピクセルには、MOjangの開発者であるJebにちなんだメガネをかけたアレックスや、スティーブの以前のテクスチャに似た未完の腕のテクスチャがある。
シルバーフィッシュ[]
The silverfish was added in Beta 1.8, but the texture already exists in Beta 1.7. Invisible pixels consist of a few different colored regions around the "hair" textures.
エンダーマイト[]
The snapshot texture of the endermite is seen underneath the new one.
コウモリ[]
An unused face texture can be seen and the spider head texture is seen under the wing. The spider texture was used as a template for the bat.
ヤマネコとネコ[]
The ocelot and the cat variants were added in version 1.2.1. The ocelot's hidden pixels contain an extra head texture, and all the cat textures feature an orange texture with black lines across it. After the 1.14 update, the ocelot texture no longer contains hidden pixels. Most of the new cat textures are edited from the old ones, as indicated by the similar hidden patterns. The textures also appear to have been cropped, since a large part of the old hidden texture is missing, with the exception of the red cat texture, which appears to be unchanged.
オオカミ[]
The wolf was added in Beta 1.4. All four wolf texture files feature similar hidden textures, which suggests, that they were created by modifying the same file. The most extreme is the collar texture, which originally contains only the collar, but there is an entire wolf texture hidden in transparency.
ブレイズ[]
The blaze has a hidden body texture.
マグマキューブ[]
A second pair of eyes are visible.
ウィザー[]
The Wither's Armor texture was based on creeper's charged armor. In the Wither textures, there is a copy of the main head under the smaller one. The light blue color is visible without removing transparency.
ガーディアン[]
It seems that a template texture was used for designing the guardians.
ヴェックス[]
The vex head is bigger and there seems to be leftover wing design.
ゾンビ[]
The zombie textures have a villager zombie head hidden in its texture.
Capes[]
Some cape textures have a secret on the underside where it is not very visible.
言語[]
Minecraftは100以上の様々な言語でローカライズされているが、利用できる言語の中には「海賊風英語」「LOLCAT」「シェークスピア風英語」「アングリッシュ」「上下逆英語」の5つのジョーク言語も含まれている。
またMinecraftで使用できる言語の中には、映画『スター・トレック』よりクリンゴン王国の「クリンゴン語」、映画『ロード・オブ・ザ・リング』よりエルフの言語「クウェンヤ」などの架空言語、ロジバンやエスペラント、トキポナなどの人工言語も含まれる。
特に「海賊風英語」には、レシピ本の検索欄に「excitedze」と入力すると使用言語が即座に海賊風英語に切り替わるという特殊仕様を持つ。「ExcitedZe」は旧Mojang StudiosのメンバーMaria Lemónのユーザーネームである[20]。
名前[]
Mobの名前[]
Mobに名札を用いるなどして特定の名前を付けると、そのMobの振る舞いや見た目に特殊な変化が起こる場合がある。名札の他に、/summon
からNBTタグを指定して召喚、/data
からNBTタグを編集、および金床で名前を付けたスポーンエッグからの召喚などでもMobの名前を編集することができる。
上下逆のMob[]
“ |
|
„ | |
— Dinnerbone |
1.6以降のJava Editionでは、すべてのMobは「Dinnerbone」または「Grumm」と名前を付けると逆さまに描画されるようになる。これはMobの描画のみに影響し、Mobの移動方向や挙動が変化するわけではない。
これはプレイヤーにも適用されるため、DinnerboneとGrummのアバターも同様に上下逆さまに描画される。これは「スキンの設定」から「マントの表示」を切り替えることで解除できる[21]。Bedrock Editionでは、Xbox Liveにログインしていない場合に限り自身にDinnerboneまたはGrummと命名すれば同様の効果を得られる。
虹色のヒツジ[]
ヒツジに「jeb_」と命名すると、毛の部分が虹色に変化するようになる。あくまでこれは描画にのみ影響しており、ドロップする羊毛の色はもともとの色に対応する。Bedrock Editionでは、毛を刈った後の残った毛の部分も虹色で描画される。
ウサギのトースト君[]
Ryan Holtzがウサギを開発していた頃、xyzen420という一人のプレイヤーがRyanに「僕の彼女が飼っていたトースト(Toast)というウサギが死んでしまったのですが、ウサギのテクスチャをトースト君に似せて作ってくれませんか」と頼んだ。これに由来し、ウサギにToastと名付けるとトースト君に似た黒い斑点のあるテクスチャで描画されるという要素が形見として追加された。一応、殺人ウサギに対してもこの名前を付けることが可能であり、通常通り攻撃してくる。
ジョニー[]
ヴィンディケーターに「Johnny」と名付けるかNBTタグJohnny
を1b
に設定すると、邪悪な村人とガストを除いたすべてのMobすべてを無差別に攻撃するようになる。元ネタは映画『シャイニング』のジョニーである。Zoglinも同様の振る舞いをする。
プレイヤー[]
deadmau5の耳[]
マントの追加に伴い、Notchはプレイヤーdeadmau5に耳を追加した。この耳は「虚栄の飾りであり、プレイヤーのスキンに追加で装着される」ものであり、deadmau5のスキンのテクスチャから描画される。
耳の部分のテクスチャを透明にしても彼のテクスチャの透明部分は黒色になってしまうので、deadmau5は耳を消すことができない。彼のネームタグは耳にかぶらないよう、数ピクセル分多角描画されるようにプログラムされている。 この耳は彼のUUIDではなくユーザー名に基づいて表示されているので、彼がユーザー名を変えてしまえば耳を外すことができる。
Notchのドロップ[]
ゲーム内でNotchが死亡すると、インベントリに持っていたものに加えてリンゴをドロップする仕様があった時期があった。ゲーム内の特定の時間では入手できないことがあった。[22]この仕様は後に削除された[23][24]。
スプラッシュテキスト[]
表示されないスプラッシュテキスト[]
assets
内のtext
フォルダには、タイトル画面に表示されるスプラッシュテキスト全てを保存しているsplashes.txt
というファイルがある。しかし、こうしたスプラッシュテキストの中に1つ、「This massage will never appear on the splash screen, isn’t that weird?(このメッセージは絶対にスプラッシュ画面に表示されないんだ。変だよね?)」というテキストが存在し、文字通りこのテキストはタイトル画面に表示されることはない。Legacy Console Editionではこのメッセージが表示されてしまうのだが、これがバグなのか意図された仕様なのかは不明である。
「けつばん(missingno)」[]
古いバージョンでは、META-INFフォルダを削除せずにsplashes.txtを削除した場合、タイトル画面のスプラッシュテキストには「missingno(けつばん)」と表示される。これはポケモン第一世代の作品で152体目以降のダミーのポケモンのデータ「けつばん」に由来しており、後に単語結合子(Minecraftの使用するGNI Unifontでは点線四角にZWNBSPと表示される)に置き換えられた。
この「けつばん」のスプラッシュテキストはJava Edition Alpha v1.0.12で追加され、当時まだsplashes.txtが存在しなかったためこのテキストはバニラのMinecraftでのみ見ることができた。
Alpha v1.0.12でのスプラッシュテキスト。
1.13.2での「けつばん」のスプラッシュテキスト。
19w12bでの「けつばん」のスプラッシュテキスト。
Notchの誕生日[]
Notchの誕生日である6月1日には、「Happy Birthday, Notch!」というテキストのみが表示された。
このスプラッシュテキストは、NotchがMojangを辞めたためJava Edition 1.8.5に削除された。
祝祭日のスプラッシュテキスト[]
「Happy New Year!」(元日)や「Merry Christmas!」(クリスマス)など、祝祭日には専用のスプラッシュテキストが表示される。
新型コロナウイルス[]
コロナ禍により、「Wash your hands!(手を洗おう!)」「Support elderly relatives and friends!(お年寄りの親戚や友達を守ろう!)」などのスプラッシュテキストが追加された。
Technobladeへの追悼[]
有名なMinecraftのYoutuberTechnobladeが、2022年6月30日に末期癌で亡くなったという訃報の後、その形見としてMojangはランチャーの背景にいたブタに彼のスキンが被っていた王冠を被せ、1.19.1には彼を追悼するスプラッシュテキストを追加した。王冠を被ったブタは、The Wild Updateで背景が変更されるまで見ることができた。
削除されたイースターエッグ[]
イースターエッグの中には、Minecraftから削除されてしまったものも存在する。
コマンドブロック[]
コマンドブロックには、「前回の実行結果」の部分に表示される形で様々なイースターエッグが仕込まれていた。
Searge[]
「Searge」を「/
」を前置せずにコマンドブロックに入力して実行すると、「#itzlipofutzli」と返ってくる。
Searge says[]
/help
コマンドをコマンドブロックで実行すると、「Searge says(Seargeはこう言っている):」から始まる様々なメッセージが返ってくるイースターエッグが存在していた。メッセージの一覧は以下の通り。
- "Yolo"(人生は一度きり You only live once)
- "/achievement take achievement.understandCommands @p"(最も近いプレイヤーに進捗「コマンドを理解する」を与える)
- "Ask for help on twitter"(質問はTwitterにお願いします。)
- "/deop @p"(最も近いプレイヤーから管理者権限を剥奪する。)
- "Scoreboard deleted, commands blocked"(スコアボードは削除され、コマンドはブロックされた。)
- "Contact helpdesk for help"(質問はヘルプデスクにお願いします。)
- "/testfornoob @p"(最も近いプレイヤーがコマンド初心者であるかどうか検査する)
- "/trigger warning"(スコアボード「警告」の値を1追加)
- "Oh my god, it's full of stats"(『2001年宇宙の旅』の台詞「Oh my God, It's Full of Stars」のパロディ)
- "/kill @p[name=!Searge]"(Searge以外の最も近いプレイヤーをキルする)
- "Have you tried turning it off and on again?"(再起動してみましたか?)
- "Sorry, no help today".(申し訳ありません、今日は質問は受け付けていません。)
この機能は1.13以降は失われ、通常通り/help
が機能するようになった。但し、「前回の実行結果」欄には一行しか欄が存在しないため/worldborder
のヘルプのみが表示される。
Java Editionのランチャー[]
Before the release of the Java Edition launcher version 2.1.497x以前のMinecraftランチャーでは、「プレイ」ボタンにカーソルを翳したまま数秒間放置しているとウィンドウの右下からランダムなMobが出現する仕様があった。約1⁄11の確率で肩をかしげるAA(¯\_(ツ)_/¯)が出現することもあった。これらをクリックするとMobの画像が白転、もう一度クリックすると元に戻る。
またctrl+b
を押すと経験値オーブのサウンドが鳴る使用も存在していた。
ランチャーの更新後、この機能は削除された。
Legacy Console Editionのチュートリアルワールド[]
Tower of Pimps[]
Legacy Console EditionのTU12~TU13のチュートリアルワールドでは、砂岩のピラミッドの最上段に黒曜石1つと金ブロック4つで出来た柱のような物体が生成された。これは「Tower of Pimps」である。これはAchievement HunterのGavin Freeによって動画Let's Play Minecraft Part 2 - On a Rail!内で作成されたものであり、同グループのLet's Play Minecraftシリーズのシンボルであった。
Stampylonghead[]
Legacy Console EditionのTU19、CU7、1.12のチュートリアルワールドでは、ワールドの北西にある島にStampyの家と彼のボート「S.S. Stumpy」があった[25]。
また、このボートはLegacy Console EditionのTU19、CU7のトレーラーにも出現した[26]。
他作品に関する言及[]
Portal[]
ケーキをクラフトした時の実績「The Lie(絵にかいた〇〇〇)」は、人気ゲームPortalのフレーズ「The cake is a lie」のパロディである。
Half-Life[]
トロッコで長距離を移動したときの実績「On A Rail(世界のトロッコから)」は、Half-Life第8話で主人公のゴードン・フリーマン海兵隊やエイリアンと戦いながら複雑な線路を進むシーンのパロディである。
スーパーマリオ64[]
Tommasoのツイートによれば、エリトラの挙動はスーパーマリオ64のはねぼうしに似ているという。
スターフォックス[]
激流のエンチャントを使用した際の実績「バレルロール!(Do a Barrel Roll!)」は、スターフォックス64、スターフォックスゼロのペッピー・ヘアの英語版セリフ「Do a Barrel Roll!」が元ネタである。なお、日本語本来でのセリフは「ローリングで弾くんだ!」である。
2001年宇宙の旅[]
Java Edition 1.13以前に存在した仕様である、/help
をコマンドブロックで実行すると帰ってくるジョークメッセージの一つ「Oh my god, it's full of stats」は2001年宇宙の旅のセリフのパロディーである。またクラッシュ時のジョークコメントにも同作からの引用 「I'm sorry, Dave.」「Quite honestly, I wouldn't worry myself about that.」が仕込まれている。
Age of Empires[]
エヴォーカーは青色のヒツジを見ると「wololo」と呪文を発して赤色に変える。これはリアルタイムストラテジーゲー厶Age of Empiresの神父が敵ユニットを変更する際に発する声が元ネタであり、使用されている音声は1999年「The Age of Kings」のものである[27][28]。
テラリア[]
ウィザーの召喚方法は、Jensによればテラリアにおけるボス召喚方法に着想を得たものである。
その他[]
Minceraft[]
タイトル画面のロゴが、0.01%の低確率で「Minecraft」ではなく「Minceraft」と表示されることがある。また、クラッシュログの最初の部分にも「You should try our sister game, Minceraft!(姉妹ゲームのMinceraftもプレイしてみてね!)」と表示されることがある。
また従来は通常のMinecraftのロゴを組み替えて表示されていたが、23w14aには専用のロゴが追加された。
"Someone is closing me!"[]
クラッシュ後、ランチャーのログの最後から2行目に「Someone is closing me!(誰かが近づいてきてる!)」と表示される。
エンチャントの文字[]
エンチャントテーブルのGUIに表示される文字はゲーム「Commander Keen」の銀河標準アルファベットが使用されているが、単語はランダムに並べ替えられておりエンチャントとの種類との相関はない。この言語はMinecraftの10周年時に、パズルとして公開された。
サウンド[]
レコード「11」[]
レコード「11」のoggファイルをスペクトグラムに変換すると、画像が生成される。この画像に関しては様々な説があるが、プレイヤーのデフォルトの顔とC418の署名であるという説が最も有力である。Cは16進数で12であるから、12418はC418と解釈できる。
洞窟の環境音「14」[]
環境音「14」をスペクトグラム化すると、クリーパーの画像が現れる。
真紅の森の環境音[]
そのサウンドの多くが、風船を用いて収録されている[29]。
殺人ウサギ[]
殺人ウサギは全プレイヤーに対して敵対的であるウサギの特殊形態であり、これはモンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイルよりカルバノグの殺人ウサギを元ネタとしたものである。これはJava Edition限定の要素であり、コマンドでのみ召喚できる。
Super Secret settings[]
スナップショット13w36a~Java Edition 1.7.2の期間、Dinnerboneによって設定画面に「Super Secret Settings」ボタンが追加される。これをクリックするとランダムでMinecraftのサウンドが流れるとともにシェーダーが変更される。この設定はグラッフィックカードOpenGL2.1に対応していないデバイスでは機能しない場合がある。この要素は1.9に向けたスナップショット15w31aで削除された。
クラッシュ画面[]
ゲームが致命的なエラーによりクラッシュした場合、クラッシュログには「Who set us up the TNT?(TNTを仕掛けたのは誰だ?)」「Hi. I'm Minecraft, and I'm crashaholic(やぁ、Minecraftだよ。クラッシュ中毒なんだ。)」などのジョークのメッセージが表示される。
.minecraft[]
デバッグプロファイル[]
/debug
によって作成したデバッグプロファイルには、クラッシュレポートと同様ジョークメッセージが表示される。
- Shiny numbers!
- Am I not running fast enough? :(
- I'm working as hard as I can!
- Will I ever be good enough for you? :(
- Speedy. Zooooom!
- Hello world
- 40% better than a crash report.
- Now with extra numbers
- Now with fewer numbers
- Now with the same numbers
- You should add flames to things, it makes them go faster!
- Do you feel the need for... optimization?
- *cracks redstone whip*
- Maybe if you treated it better then it'll have more motivation to work faster! Poor server.
アイテムおよびブロックのNBTタグ[]
/give
コマンドで存在しないブロックIDを「破壊可能」に設定したアイテムを与えると、「missingno(けつばん)」と表示される。これはポケモン第一世代の作品で152体目以降のダミーのポケモンのデータ「けつばん」に由来している。
鉄のツルハシに表示される「けつばん」のデータタグ。
スコットランド風のスティーブとスウェーデン風アレックス[]
BedrockおよびLegacy Console Editionでは、デフォルトのスキンパックおよびlegacy skin packには、スコットランド風のスティーブとスウェーデン風のアレックスのスキンがある。これは4J Studiosがスコットランドに、Mojangがスウェーデンに、それぞれ位置していることに由来しており、これらのスキンは『大乱闘スマッシュブラザーズ』でも使用できる。
アイテムのモデル[]
アイテムの中には、頭部スロットに設置すると特殊な表示のされ方をするものがある(/item replace
を用いて配置)。エンドロッドと望遠鏡は角、避雷針はシュノーケル、魚はマイク付きヘッドホン、フェンスゲートは眼鏡、リードはモノクルのように装着される。羽根や旗は略奪隊の大将のように後頭部に、骨は犬のように咥えているように見えるように表示される。
コマンドブロック[]
「常時実行」の文字列の翻訳キーは「advMode.mode.autoexec.bat」となっている。これは、システムのスタートアップでコマンドを実行するために使用されているディスクオペレーションシステムへの賛辞を込めたイースターエッグである。
脚注[]
- ↑ “Stupid move cutting into my April fools time. I was going to announce minecraft in 4D. Just prentend like i did or something.” – @notch、2010年3月31日
- ↑ 「Announcing the next step for minecraft.」(アーカイブ) – Notch Tumblr、2010年4月1日
- ↑ “Some information on my new game: http://marseffect.net” – @notch、2012年3月31日
- ↑ 「It’s finally coming – Minecraft 2.0!」(アーカイブ) – Dinnerbone Mojang.com、2013年4月1日
- ↑ 「Minecraft is Experiencing Some Problems」(アーカイブ) – Jens Bergensten Mojang.com、2014年4月1日
- ↑ “They got to my twitter account too :S” – @jeb_、2014年4月1日
- ↑ “The new controls work a lot better than the old one. Fun to play with one hand and in portrait. :)” – @jbernhardsson、2014年4月1日
- ↑ 「Minecraft snapshot 15w14a – The Love and Hugs Update」(アーカイブ) – Dinnerbone Mojang.com、2015年4月1日
- ↑ 「Minecraft 1.RV - The Trendy Update Pre-Release 1」(アーカイブ) – Jens Bergensten Mojang.com、2016年3月31日
- ↑ 「Introducing: The Mine & Craft Digital Leisure Device」 – Minecraft.net、2017年4月1日
- ↑ 「Java Edition Textures Finally Perfected」 – Minecraft.net、2018年4月1日
- ↑ “April fools! The new Minecraft textures have a few more colours than this ;) If you restart Minecraft: Java Edition then it should all go back to normal now!” – @Dinnerbone、2018年4月2日
- ↑ 「Minecraft 3D Rediscovered」 – Minecraft.net、2019年4月1日
- ↑ 「Every update imaginable coming to Minecraft」 – Minecraft.net、2020年4月1日
- ↑ 「Introducing Minecraft Plus」 – Minecraft.net、2021年4月1日
- ↑ “引っ掛かったな。” – @Dinnerbone
- ↑ https://resources.download.minecraft.net/8b/8b4ff4e0937149a16bc246116bb92d1f3c638e73
- ↑ https://twitter.com/notch/status/28832121068
- ↑ http://pokeaddicted.deviantart.com/art/Zombie-Pigmen-183701798
- ↑ https://twitter.com/MiaLem_n/status/850413607804391425
- ↑ https://youtube.com/watch?v=59sRgPP6POE&t=5m34s
- ↑ http://www.reddit.com/r/Minecraft/comments/s2oqp/i_am_erik_broes_aka_grum_developer_of_minecraft/c4aoo35
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=JgYFN1FRKYg&t=2173
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=JgYFN1FRKYg&t=2289
- ↑ not the S.S. Stampy, see: https://youtube.com/watch?v=2w4zzVPJ4WU&t=13m48s
- ↑ https://youtube.com/watch?v=eJj3zgI4v9A&t=1m15s
- ↑ https://youtube.com/watch?v=tWKG6Xhp0_I
- ↑ https://twitter.com/jeb_/status/781679411200491520
- ↑ https://youtu.be/BPJOs8nFMv0?t=44s
ヘルプ | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メニュー画面 |
| ||||||||||||||||
開発元 | |||||||||||||||||
ゲームのカスタマイズ | |||||||||||||||||
エディション |
| ||||||||||||||||
ゲーム |
| ||||||||||||||||
映画 |
| ||||||||||||||||
書籍 |
| ||||||||||||||||
その他メディア |
| ||||||||||||||||
イベント |
| ||||||||||||||||
公式商品 |
| ||||||||||||||||
その他 |